友達以上恋人未満を続けたい男性の心理
恋人になってしまうと他の女性と遊べなくなる
「彼女ができたら他の子と出かけられないですよね?見つかったら修羅場になりそう」(26歳/男性/飲食店)
複数の女性をキープしておきたいと考える男性もいます。本能とまでは言えないかもしれませんが、一度に複数の女性と子孫を残せると考えて、そのような望みを持つようになるのだという説もあるようです。
したがって、一人の女性と恋人になるよりも、友達以上恋人未満の女性を複数キープしておいた方が都合がよいのです。もしかすると、ほかにもたくさん同じような状態の女性と関係を持っているのかもしれませんよ。
一緒にいすぎて告白するのが恥ずかしい
「告白って言っても、いまさらな感じがあって…。もう付き合ってるってことでよくないですか?」(32歳/男性/通信関係)
これは、友達以上恋人未満の相手に対して明確な好意を抱いているパターンです。この場合は、キープしておきたいとか都合の良いままにしておきたいといった感情はありません。むしろ本人も友達以上恋人未満ではなく、本当の恋人になりたいと考えています。
ところが、長く一緒にいて親しくなりすぎたので、いまさら告白するのが恥ずかしく感じられるのです。「突然真顔でどうしたの?」なんて言われそうで怖いのかもしれません。
このパターンでは、ちょっと後押しすれば恋人になれます。女性の方が、告白を待っていることをアピールするとよいでしょう。
慎重になっている
「すごく気が合うけど、実は猫を被ってるんじゃないかと考えると、怖くなって先に進めない」(24歳/男性/交通関係)
一口に友達以上恋人未満といっても、その実情は人によってさまざまです。もう何年も親しくしているというケースもあれば、まだ出会って一年くらいということもあるでしょう。
期間が短いと、どれほど二人の仲が親密でも、まだ相手には知らないところがたくさんあるはずです。そのため「もう少しじっくり見極めたい」と考えて、友達以上恋人未満を維持したがる男性も。
特に、過去の恋愛で辛い思いをした男性は、こういう風に慎重になりがちです。まだ完全には信頼されていないということですから、もう少し時間が経てば解決するパターンといえるでしょう。
相性を確認したい
「好きなだけじゃ結婚はできませんから、金遣いが荒くないかとか、困ったときにちゃんと問題に向き合えるかとか、そういうのが分かってからじゃないと付き合えません」(35歳/男性/保険関係)
これは先ほど紹介した「慎重になっている」に近いパターンといえます。ただこちらは、相手の本性を見極めたいというよりは、この先恋人や夫婦になってうまくやって行けるだろうかと、現実的な視点で女性を見定めようとしているのが特徴です。
結婚を前提に考えている男性ほど、このような理由で友達以上恋人未満の関係を続けたがります。やはり一度恋人になったらその先の関係になりたいので、その前の段階でしっかりと見極めておきたいのです。
そもそも異性として見てない
「友達以上恋人未満っていうか、自分は友達のつもりなんですよね。親友って言えばいいのかな?どっちにしても、相手を女性と考えたことないです」(22歳/男性/公務員)
女性のほうは友達以上恋人未満だと思っていても、男性から見るとそうではない可能性があります。純粋に友達だと思っているので、「私たちってどういう関係?」といわれると、男性は「友達でしょ」と即答せざるを得ません。
この場合は、ここから先の関係に発展させるのは結構難しいといえるでしょう。このままその相手のことは友達としておくか、女性として見てもらうための何らかの工夫をしなければなりません。