どうしてこうなるの?まな板な胸の原因とは?
女性ホルモンのバランスが乱れている
女性ホルモンの分泌量が胸の大きさを左右することは、現代医学ではすでに証明されているのだそう。女性ホルモンには2種類あり、ひとつは卵胞ホルモンのエストロゲン、もうひとつが黄体ホルモンのプロゲステロンです。
プロゲステロンは妊娠に備えて準備をする働きがメインのため、月経の2週間前ごろに優勢になります。このころに肌荒れやイライラに悩まされる女性が多いのは、プロゲステロンのせい。一方のエストロゲンは女性らしい体つきを作る、いわば美のホルモンです。
過度なダイエットや睡眠不足、ストレスによって女性ホルモンのバランスが乱れると、女らしい体を維持することができなくなり、結果的に貧乳になると言われています。
血行が悪い
女性のふっくらしたバストを作っているのは、乳腺の働きによるものです。胸のふくらみの部分を乳房と言いますが、この乳房は乳汁を分泌するための乳腺組織と、乳腺組織の間を埋める脂肪組織から成っています。
赤ちゃんにお乳を与えるのに欠かせない乳腺組織は、まるで枝葉のように分かれているのが特徴ですが、血液とリンパ液の流れが悪くなると、乳腺に十分な栄養を運べなくなるのだそう。この大きな要因は、血行が悪いことなのです。
また、血行の悪さは冷えも招きます。手足が冷たいといった悩みを訴える女性は多いですが、血行が悪いことが貧乳をも作り出していると知ったら、愕然とするのではないでしょうか。
思春期の発育が影響している
思春期に入ると、女の子の体は女性の体へと変貌を遂げるために活発に女性ホルモンを分泌し始めます。この思春期の女性ホルモンの分泌が、胸の大きさを決めると言っても過言ではないのだそう。これを聞いて「もっと早く知っておきたかった」と思う女性も少なくないでしょう。
思春期に過度なダイエットや激しい運動を恒常的に行うと、女性ホルモンの分泌は少なくなり、胸が大きくなりません。例えば、体操の女子選手は小さいころから重力に逆らう激しい運動をしていますが、彼女達が総じて貧乳なのも、そう言われると納得できますね。
ストレスが多い環境で思春期を過ごした
胸は思春期から大きくなり始め、少女から大人の女性へと体つきが変わっていきます。この時期に行う激しい運動や過度なダイエットが、女性ホルモンの分泌量を少なくしてしまうために、胸の成長が抑えられてしまうのだそう。
さらに、貧乳を作り出す別の原因として、思春期のストレスがあります。現代社会は、子供もストレスにさいなまれる時代。性格がもともと繊細で内気な女の子や、ストレスが多い環境で育つ子は、貧乳になる可能性が高いと言えそうですね。
性格はともかく、ストレスの多い環境は大人の責任が大きいでしょう。我が子を貧乳で悩ませたくなければ気を付けた方がよさそうです。
出典:
産経新聞『医師に聞いた!貧乳・巨乳になる理由』
https://www.sankei.com/article/20160613-ZBNFJHK7KNNR7AQQ5VFPOL67WI/
PMSラボ(大塚製薬)『女性ホルモンの働き』
https://www.otsuka.co.jp/pms-lab/basic/estrogen_progesterone.html
時事メディカル『乳房の構造とはたらき』
https://medical.jiji.com/medical/008-0002-12
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!