「人当たりがいい」の意味は何？特徴やメリット・デメリットを解説！

いい事ばかりに思える人当たりがいい人ですが、実は悪い事もあります。人当たりがいい点がデメリットになってしまうケースとは、いったいどのようなものなのでしょうか。メリットに続いて、デメリットについても見ていきましょう。

付け込まれてるかも…頼まれごとをされやすい

いつも笑顔を絶やさず、周囲の人たちに気配りできるがゆえに、そこに付け込んでくる人もいます。最も多いデメリットが、頼まれごとをされやすいこと。断ると角が立つと考えたり、相手との関係を悪くしたくないという思いから、ついつい引き受けてしまいがちです。

また、人当たりがいい人には、断るのが苦手という人も多くいます。それを知っていて、面倒な仕事を押し付けてくる人も少なくありません。

人を惹きつけ、チャンスを掴んだり助けてもらえるのはうらやましいメリットですが、人の良さに付け込む輩も引き付てしまうのがデメリット。こうなると、いい事ばかりではないと思えてきますね。

自分が原因…人を優先させてしまう

人当たりがいい人は、自分自身でデメリットを作り出すこともあります。特に、周りがよく見える気配り上手な点が災いするのが特徴です。

人当たりがいい人は、周囲の様子を的確に把握できるため、周りの人との共感能力にも優れています。人の気持ちがよくわかる共感能力から、人を優先させ、自分のことは後回しにしてしまうことがしばしばです。

結果的に自分自身がしんどくなり、ストレスを抱え込むことに。人を優先させる性格が自分に我慢やストレスを与えてしまうのは、大きなデメリットといえます。

女性のデメリットといえばこれ…八方美人と言われる

人当たりがいい女性は、しばしば八方美人と言われます。八方美人とは、誰からも悪く思われないように、要領よく人と付き合っていく人のこと。そのため、八方美人という言葉の裏には、要領のいい人という意味が込められているのは明らかです。

「あの人、人当たりはいいんだけどねえ」と言われるのと同様、「あの子は八方美人だから」と言われた場合は、ほぼ間違いなく悪い意味で用いられています。

女性の場合、笑顔が可愛いなどと男性社員から人気者になることも多いため、他の女子社員から「要領のいいヤツめ」と妬みを買ってしまいがち。女性であるがゆえのデメリットでしょう。

違うのに…腹黒いのではと思われることもある

男女共に人当たりがいい人に見られるデメリットに、腹黒いと思われることが挙げられます。その理由は、人当たりがいい人は周囲の状況をいつも把握し、先を読んで動くため、周囲から仕事が出来ると高く評価されることが多いからです。

その結果、人当たりがいい人が持つ能力の高さは無視し、高い評価を受けている点だけをクローズアップされ、やっかみを持たれることに。「人当たりはいいけれど、腹の中では何を考えているかわからないよ」などと言われることもよくあります。