男性はみんな、女性に頼られたい!
とはいえ、自分から言わないだけで、本当は「女性に頼られたい」「甘えてほしい」と思っている男性も多いのではないでしょうか。
あまり自己主張しない男性も、いざという時に頼りになったりするものです。恋人同士や夫婦になれば、彼氏や夫には「頼れる男」でいてほしいですよね。女性が強いと言われる時代だからこそ、男性への上手な頼り方について考えてみませんか?
男は頼られたい生き物?
よく冗談交じりに「男は単純な生き物だ」などと言われます。たしかに、褒めて伸びるタイプの男性は多い印象がありますし、何か役割を与えられることで、メキメキと責任感や自信を持つようになる男性も多いです。
デキる女性ほど、男性に頼らなくても生きていくことができてしまいます。でも、男性の中には密かに「女性から頼られたい」「役に立って自信をつけたい」と思っている人もたくさんおり、何でも一人でこなす女性にちょっと寂しさを感じていたりするのではないでしょうか。
頼られたいけど言えない男性も多い
「何でも頼って」「俺に任せて」と自らリーダーシップを発揮する男性ばかりではなく、一見おとなしそうな草食系男子でも、実は女性から頼られたいという気持ちを秘めている人はいます。
本当は頼られたいけれど、自分から手や口を出すのは差し出がましいと思う謙虚な男性や、実際は役に立たなかったらどうしようと不安に思う男性もいるでしょう。様々な理由で、自分から頼られようとまでしないのです。
そこで、女性から上手に甘えて男性の「頼られたい願望」を満たし、心を掴むようにするといいでしょう。
頼られたいと思う男性心理とは
頼られたいと思う気持ちの裏には、次のような心理が隠されていると考えられます。
いい男だと思われたいから
「頼られる男はいい男」という構図がほとんどの男性にあるようです。頼ってきた女性だけでなく、周りからもいい男と思われたいという密かな願望があるのでしょう。
周りからいい男と評価されるには、男として頼られ一役買うことが手っ取り早い方法です。頼られることで女性からはモテたり憧れの目で見られたり、男性からはうらやましがられたりすることを期待しているのですね。
男としてのプライドが刺激されるから
誰かに頼られるということは、それなりの存在として認められていることを示します。人から頼れる存在として認められると、男としてのプライドが刺激されるもの。
たいていの男性には、自分はいい男なんだ、頼られるべき存在なのだというプライドがあり、それを守りたいと無意識のうちに思っています。そんな願望が「頼られたい」という気持ちにつながり、プライドを刺激されることで快感を覚えるのでしょう。
人から求められることが嬉しいから
男としてどうこうではなく、誰かに必要とされたいと願う気持ちを、多くの人が持っているのではないでしょうか。女性だけでなく誰からも頼られたいのは、人から求められ期待されること自体に喜びを感じる気持ちがあるからでしょう。
人は誰でも少なからず承認欲求を持っています。男性の場合は特に、頼りにされることで承認欲求を満たそうとするのかもしれません。
自分に自信がつくから
人から頼られることで男としてのプライドがくすぐられるうえに、頼られた結果、自信を得ることもできます。頼られて自分が行動した結果、相手に喜ばれたという経験を持つ男性は、頼られることで得られる自信を知っているのです。
頼られ、相手のために何かをすることで、自分の自信にもつながるとわかっているため、人のためだけでなく自分のためにも頼られたいと思うのでしょう。
人の役に立ちたいから
自信や快感も得られますが、単に人のためを思う気持ちから、頼られたいと考える男性もいるでしょう。このような男性は、「役に立ちたい」「相手に喜ばれたい」と自分よりも人のことを思って行動します。
本当に人のために行動する男性は下心がないため、多くの人から頼られる存在となりそうですね。とはいえ人間ですから、自分が認められたい、モテたいという気持ちを持つことも、決して悪いことではないでしょう。
男性が女性に頼られたいと思う瞬間
そんな中、こんな場面ならぜひ頼られたいと思う瞬間をピックアップしてみました。男性に頼りたいと思っている人は、次のような場面なら快く頼らせてくれる可能性が高いです。男性の本音も含め見ていきましょう。
力仕事は基本的に頼られたい
「力仕事があるとチャンスだと思いますね。正直、自分は頭はあまりキレないので、力仕事では腕の見せ所と思っています。女性は無理せず、力が必要なところではどんどん頼ってほしいです」(29歳/男性/営業)
か弱い男性もいますので、全員がこう思っているわけではないかもしれません。でも、一般的に女性よりも筋力の強い男性は、力仕事こそ頼られたいと思っている人が多いようです。重い荷物や固くて開けられないふたがあったら、ぜひ男性を頼ってみましょう。
体調が悪い時は無理せず頼ってほしい
「頑張り屋さんな女性の部下が、体調が悪いのに無理して仕事をしていました。しんどそうだったので仕事を引き継いで帰らせましたが、もっと早く気付いてあげればよかったです。辛い時は無理せず頼ってほしいと思いますね」(27歳/男性/公務員)
このように、体調が悪い時は遠慮なく頼ってほしいとほとんどの男性が思っています。気付かず働かせてしまったら罪悪感を覚えるという声も。女性の体調不良に気付けない人も多いので、無理せず自分から頼るようにしましょう。
女性が精神的に弱っている時は支えたい
「何ができるかわからないけど、身近な女性が落ち込んでいたり悩んでいたりする時は、できるだけ支えたいと思っています。相談してもらってもいいし、一人で抱え込まず頼ってほしいです」(25歳/男性/教員)
体調の悪い時だけでなく、女性が精神的に弱っている時も頼られたい、支えたいと考える男性は多いようです。弱っている女性を放っておけないという気持ちが強いため、何らかの力になりたいと考えるのでしょう。
好きな女性からはいつでも頼られたい
「他の女性は本当に困っている時に頼ってきたら力になりたいとは思いますが、好きな女性は別。もうどんな時でも、ちょっとしたことでも頼られたいですね。やっぱり頼りにされると嬉しいし、男らしいところを見せたいですから」(30歳/男性/製造)
女性ならいつでも誰からも頼られたいと思う男性もいれば、このように、いつでも頼られたいのは好きな女性に限るという男性もいます。いつでも快く頼らせてくれる男性は、もしかしたら脈ありなのかもしれませんね。
男性心理を利用して上手に甘える方法【行動編】
男性に上手に甘えて快く頼らせてもらうには、この男性心理を踏まえた頼り方を心がけるといいでしょう。どうすれば男性が快く頼らせてくれるのか、具体的な方法を「行動編」と「言葉編」に分けて解説します。まずは行動編から見ていきましょう。
上目づかいで甘える
上目づかいなんて古い!と思う人もいるでしょう。でも、女性の上目づかいに弱い男性はいまだに多いのです。あまりにもわざとらしいのは、さすがに策略と気付かれてしまいます。そこで、遠慮がちに可愛くおねだりするように見つめてみましょう。
さりげない上目づかいで可愛く甘えられたら、男心がくすぐられ快く頼られてくれるはずです。
おねだりをする
ぶりっこが苦手な女性も多いですよね。でも、ツンツンした態度で頼ろうとするよりも、できるだけ可愛くおねだりする感じにした方がうまくいきます。
可愛く甘えるのが得意な女性はそのままで十分ですが、そうでない場合は、ちょっとふざけた感じで「ねえ~お願い~」と笑顔で頼んでみましょう。それも難しい場合は、遠慮がちに「お願いがあります」という感じで切り出すのもおすすめです。
相談を持ち掛ける
女性が悩んでいる時は力になってあげたい、と思っている男性が多いです。そこで、男性との距離を縮める方法として「相談」をうまく利用しましょう。何か悩み事を用意して、相談に乗ってほしいと持ち掛けるのです。
彼女持ちや既婚男性でも、他の女性の相談に乗るくらいはするという人が多く、その男心を狙った「相談女」なる腹黒い女性も存在するくらいです。略奪はおすすめできませんが、頼られたい男性には相談に乗ってもらうといいでしょう。
か弱いふりをする
本当はたくましくても、頼られたい男性の前ではか弱い女でいるという方法もアリです。自分よりも力の強い女性には気が引けるという男性も多いので、荷物を持ってもらったり、ふたを開けてもらったりするくらいのか弱さは演出してもいいでしょう。
一人で何でもできてしまう女性よりは、男性に頼りながら生きている女性の方が、男性としても近づきやすいもの。恋愛対象の男性の前では、強すぎる部分は隠した方が賢明なのです。
男性心理を利用して上手に甘える方法【言葉編】
「あなたしか頼れないの」
男性は、女性にとってナンバーワンかつオンリーワンでいたいと思っています。そのため、「あなただけ」というワードに弱いのです。
そこで、「あなたしか頼れないの」「こんなこと○○くんにしか頼めない」という感じで、あなただから頼っている、他の男性には頼らないというニュアンスを強調しましょう。
自分だけが頼られていると思うと、他の男性に対して優越感を覚えてプライドが刺激され、快く頼られてくれるはずです。
最高の笑顔で「ありがとう」
頼ってみて引き受けてくれた時や、その後の対応も重要です。やっぱり、何かをしてあげた時は、素直にお礼を言われた方が気持ちがいいものですよね。頼らせてくれた男性には、とびきりの笑顔で「ありがとう」としっかり伝えましょう。
女性から可愛い笑顔で「ありがとう」と言われれば、嫌な気になる男性はいないはずです。
「やっぱり○○くんって頼もしいね」と褒める
「ありがとう」に加え、男性を褒める言葉も効果的。「やっぱり○○くんって頼もしいね」と褒めることで、男性は自信を持てますし、また頼られたいと思うはずです。
特に意中の男性との距離を縮めたい場合は、その場限りで頼るのではなく、いつも頼りにしているというメッセージを伝え続けましょう。
「○○くんがいてくれてよかった」
さらに、男性がしてくれたことだけでなく、男性の存在そのものを認めるような言葉を伝えられたら、一気に距離が縮まるでしょう。「○○くんがいてくれてよかった」「○○くんのおかげでいつも助かっているよ」というような言葉がおすすめです。
自分は好意的に思われていると感じる言葉ですので、男性としてもこんな風に言ってくれる女性のことは放っておけないのではないでしょうか。
男性に甘えるときの注意点とは?
甘え方を間違えると、警戒されたり不快な気分にさせたりしてしまうこともあります。そうならないためにも、男性に甘える時には次のようなことを心がけておくといいでしょう。
ただのわがままにならないように
男性が頼られたいと思っているからといって、何を頼んでもいいというわけではありません。自分勝手なわがままを押し付けるだけでは、頼られたい気持ちも失せてしまいます。
あくまでも男性の都合や気持ちに配慮しながら、無理のない範囲で頼るようにしましょう。
素直な気持ちになって甘える
甘え下手な人は特に、素直になれず回りくどい言い方をしたりと、まっすぐに頼れないかもしれません。頼ろうと思うと照れてしまうのはわかりますが、できるだけ素直な気持ちになってストレートに甘えた方が男性は嬉しいものです。
相手に頼る際には、下手に出てお願いするのがマナーでもあります。面倒くさい女にならないよう「素直」を心がけましょう。
誰彼構わず甘えるのはNG
頼られたい男性は、「自分だから頼ってくれた」と思いたいものです。女性が誰に対しても甘えている八方美人な姿を見ると、ちょっとガッカリしてしまうでしょう。
特に意中の男性に甘える場合は、他の男性とは区別を付けたほうが効果的です。誰にでも頼ろうとしていると、男性は自分がいなくても…と思ってしまうため、気を付けましょう。
頼らせてもらったら必ずお礼を言う
男性に頼って引き受けてくれたら、お礼を伝えるのを忘れないことも大切です。男性だって頼られっぱなしではなくちゃんと感謝されたいと思っていますし、感謝されればまた頼られたいと思ってくれます。
良好な関係を築き、男性の頼られたい心を育てるためにも、お礼は欠かさず伝えましょう。
上手に甘えて男性の頼られたい心をくすぐろう
求められたりきっかけを与えられたりさえすれば、男性はきっとはりきって頼られてくれるはずです。頼りにされる経験は、男性の自信にもつながります。よりいい男になってもらうためにも、上手に頼って下さいね。
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