彼氏に甘えたいのに甘えられない…
彼氏に甘えられないままだと、「彼に甘えたい」という欲求を満たすことができません。欲求が満たされなければ、いずれは不満が生じてしまいます。欲求不満の状態が続けば、ストレスが蓄積する一方ですよね。
心身共に健康な状態で過ごすためには、当然ながらストレスを蓄積しないことが大切です。そのためには、まず本記事を読み進めながら、知識を得ることから始めてみましょう。彼氏に甘えられない女性にとってためになる知識を、数多くご紹介します!
彼氏に甘えられない女性の心理
甘え方を知らない
何事もやり方を知らなければ、上手に実行することができません。彼氏に甘える時においても、同じことが言えます。
実際のところ、彼氏に甘える方法を知らない女性はたくさんいるでしょう。そんな女性の心中では、「どうやって甘えたらいいのかわからない」という心理が働いているのです。彼氏への甘え方がわからないから甘えられないという理屈は、たしかに納得できますね。
自立した女性としてのプライドがある
世の中には彼氏にどっぷり依存している女性もいますが、彼氏から自立している女性もたくさんいます。彼氏に依存していない女性は、自分は自立した女性だというプライドを持っていることもしばしば。
プライドが邪魔をして、彼氏に甘えるという行為を許してくれません。「甘えるなんて自分の弱みを見せているみたいで嫌だ」という心理が働くため、なかなか彼氏に甘えられないのです。
彼氏に嫌悪感を抱かれたくない
女性なら誰でも「彼氏に嫌悪感を抱かれたくない」という思いを抱いていることでしょう。では、どのようなことをする時に、女性は「嫌悪感を抱かれるかも…」と感じやすいのでしょうか。甘え下手な女性の大半は、彼氏に甘える時に感じやすい傾向にあります。
このような女性は、常に「甘えると嫌われるかも…」という不安を感じているのでしょう。感じた不安をなかなか取り除けずに、甘えられないことも多々あるのです。
甘えるなど柄ではない
柄にもないことをする時は、少なからず勇気が入ります。ほんの少しの勇気さえも出せなくて、彼氏に甘えられない女性もいるようです。
例えば、いつも彼氏を甘やかす立場になってしまう女性の場合を考えてみてください。そんな女性は、甘える頻度も甘えるチャンスも少ないはずです。
甘える頻度が少ないほど、「いつも甘やかす側の私が甘えるなんて柄ではない」という心理が働きやすいのです。柄ではないと思い込んでしまうために、結局は甘えられないというのも、よくある話ですよね。
彼氏に甘えられない女性の本音
本当は甘えたいけどなんとなく言えない
「本当は彼氏に甘えたくて仕方ありません。でも、彼を目の前にすると、いつも強がってしまいます。強がるからか、なんとなく自分の気持ちを素直に言えないんですよね」(31歳/女性/アパレル)
時には彼氏が「甘えたいの?」と聞いてくることもあるかもしれません。そんな時に素直になれない女性は「そんなことないよ」と強がってしまうのです。強がってばかりいるせいで、彼氏に甘えられない甘え下手な女性になってしまうこともあるのでしょう。
自分でやらなきゃと思ってしまう
「長い間、ほとんど誰にも頼らずに生きてきました。自分でも強い自立心を持っていることは十分に自覚しています。だから思うように彼氏に甘えられなくて、どうしても自分でやらなきゃって思ってしまうんです」(26歳/女性/販売)
強い自立心を持っている女性は、このような本音を抱きやすい傾向にあります。強い自立心が育つ理由の一つとして、親の教育が考えられるでしょう。例えば、幼少期に親から「人には頼らず自分の力だけで生きていくべきだ」と教えられた場合を考えてみてください。
子どもは、親の教えに少なからず影響を受けながら人生を歩んでいくもの。ですので、親の教えが理由で強い自立心が育まれ、甘え下手になってしまうこともあるでしょう。
そもそも彼氏を信用していない
「もうかれこれ2年も付き合っているけど、いまだに彼氏を信用できていません。甘えたくても、不信感を抱き続けているので全く甘えられないんです」(32歳/女性/一般事務)
過去に誰かに裏切られたなどの経験をした女性の場合、いくら彼氏でも信用するのが困難になることもあります。自分が相手を信用できていない時点で、カップル間で確固たる信頼関係を築くことは難しいでしょう。
信用するどころか、むしろ相手に不信感を抱いているはずです。不信感が原因で、彼氏に甘えられないケースもあるのです。
甘えるのが怖い
「以前、元カレに甘えた時に拒絶されたんです。それからというもの、男性に甘えることが怖くなりました。心の中にある恐怖心が原因で、今の彼氏に甘えられないというのが本音ですね」(20歳/女性/大学生)
彼氏は、女性にとって甘えさせてくれる存在なはず。それなのに拒絶されたら、心に傷ができてしまいます。
一種のトラウマとも言えるでしょう。トラウマを植え付けられたら、怖くて甘えられないという心的状態に陥るのも無理はないかもしれません。
甘えられない彼女に対する彼氏の本音
頼られていない気がして寂しい
「彼女は、何事も自分一人の力でしようとするタイプです。彼女自身『甘えたくても甘えられない』と言っているのですが、頼られてない気がして寂しいです。俺ってそんなに頼りないのかな…と不安になるので、もっと頼ってほしいというのが本音ですね」(30歳/男性/会社員)
この男性のように、甘えられない彼女に対して寂しさを感じている人もいます。彼女に頼ってもらえる立ち位置にいるはずなのに頼ってもらえなかったら、寂しさを感じるのも当然のことでしょう。
自分は楽でいいけど彼女はそれでいいのか?と思う
「彼女が甘えてこないから、彼氏としては楽でもあるんですよね。実は甘やかすのが下手なので、たまに甘えられると、嬉しい反面いつも困惑します。とはいえ、甘えられない彼女本人はそれでいいのかな?って気になっちゃいます」(26歳/男性/営業職)
この男性のように、甘えられない彼女を心配している人もいるようです。彼女が甘えられない理由を話していなければ、なおさら彼女の思いが気になるところでしょう。
恥ずかしがり屋みたいで可愛い
「僕には甘え下手な彼女がいます。どうやら、恥ずかしくてうまく甘えられないようです。いかにも恥ずかしがり屋さんって感じで、ときどき見せる仕草や表情が可愛くて仕方ありません」(22歳/男性/飲食店勤務)
甘え下手な彼女がうまく甘えられない様子で恥ずかしがる姿は、男性の目にはとても可愛らしく映るようです。あまりに可愛らしくて、ますます彼女に惚れ込んでしまう男性もいるのではないでしょうか?
他人行儀な感じがする
「甘えられない彼女には、全く親近感が湧きません。彼女なのに、どことなく他人行儀な感じがしますね」(29歳/男性/音楽関係勤務)
大半の男性は、女性が甘えてくれると「心を許してくれた」と感じます。自分だけに心を許してくれたであろう女性に対して、親近感が湧いてくるのです。
逆に、彼女が甘えてくれない場合は、壁ができていると感じていることもしばしば。だからこそ、甘えられない彼女の様子を他人行儀のように感じてしまうのでしょう。
彼氏に甘えられない女性が考え方を変える方法
そんな人のために、この章では、甘えられない女性が考え方を変える方法を解説していきます。自分自身の考え方を変える方法を知りたい人は、ぜひ読んでみてください。
「甘える」ではなく「少し頼る」
「甘える=ベタベタする」というイメージを持っている人もいますよね。たしかに、彼氏にベタベタすることも甘え方の一つではありますが、それが全てではありません。実は「甘える」という言葉の中には、「相手の親切を受け入れる」という意味も込められています。
つまり、彼氏の親切を受け入れた上で少し頼ることも、一種の甘えなのです。特に彼氏にベタベタできそうにない人は、まず「少し頼る」という感覚を持ってみてはいかがでしょうか?
「甘える」よりも「少し頼る」という感覚でいる方が、甘えやすくなります。例えば、転びそうになった時に、彼氏に手を差し出された場合を考えてみてください。この場合、「甘えるのではなく少し頼るだけ」と考えると、彼氏の手を取りやすくなるでしょう。
指示してやらせるのではなくお願いしてやってもらう
時には甘えたいという気持ちから、「彼に○○してほしい」と感じることもあるでしょう。例えば、膝枕をしてもらったり、車で送り迎えをしてもらうなど。だからといって、「○○して!」と指示するのはおすすめできません。
なぜなら、「なんでそんなに上から目線なんだよ」と彼氏に不快感を抱かせてしまう恐れがあるからです。甘えられない人は、できる限り相手に不快感を与えないよう、指示するのではなくお願いしてみてください。
「お願い」という形にすると、「可愛い彼女の頼みだから」と快く引き受けてもらえるはず。お願いの仕方が可愛ければ、なおさら頼られていることに喜んでくれるでしょう。
「○○しようか?」と言われたら素直に受け入れる
甘え下手な女性は、彼氏からの提案を断りがちです。つい遠慮したり、思わず強がってしまうからです。
例えば、デートで疲れてきた頃合いに「カフェで休憩しようか?」と提案された場面を想像してみてください。このような場面では、甘えられない女性の心中で「余計な時間を取らせたら申し訳ない」などの心理が働くことがあります。その結果、「大丈夫だよ」と断ってしまうというのもよくある話ですよね。
せっかく提案してくれたことを断ると、彼氏を落ち込ませてしまう恐れがあります。こちらが提案を断らなければ、彼氏が落ち込むことは滅多にありません。ですので、彼氏に落ち込んでほしくない人は、「○○しようか?」と言われたら素直に受け入れましょう。
彼女に甘えられると男性は喜ぶことを理解する
先述したように、甘えられない女性の中には「彼氏に嫌悪感を抱かれるかも?」と考えてしまう人もいます。この考え方が原因で甘えられなくなっているのだとしたら、考え方を変える必要があるでしょう。そのために、理解すべきことがあります。
それは、大好きな彼女に甘えられたら、たいていの男性はとても喜ぶ、ということです。「彼は必ず喜んでくれる」と考えて、実際に行動してみましょう。そうすれば、今以上に甘えられるようになりますよ。
ただし、彼氏が忙しい時は「あとでね」と保留されることもあるでしょうし、彼女に限らず人から甘えられることが苦手な性分の男性もいます。彼氏の様子を見ながら実行に移すことも大事です。
甘えられない人向け!難易度低めのかわいい甘え方
そこで最後に、難易度が低めのかわいい甘え方をご紹介していきます。彼氏に甘えられない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一緒にいるときにくっついてみる
かわいい甘え方として、一緒にいる時に彼氏にくっついてみる、という方法がまず挙げられるでしょう。彼氏にくっつくと「もしかして甘えたいのかな?」と察してくれることがあります。気心の知れた彼氏なら、甘え下手な彼女のために、甘えやすくしてくれそうです。
言葉ではなく行動で甘えたい気持ちを伝えている様子を、かわいいと感じてもらえるでしょう。
寂しいときは「寂しい」と素直に言う
甘えられない女性は、彼氏に素直な気持ちを言えないことも多々あります。例えば、予定がなかなか合わなくて、二人で会えない日々が続いている時を想像してみてください。そんな時は「会えなくて寂しい」と感じるのではないでしょうか?
もし寂しさを素直に伝えなければ、彼氏は「会えなくても寂しくないのかな?」と感じてしまいます。彼女と会えない上に、彼女の気持ちもわからなくて、彼氏の寂しさが倍増する恐れも。
そこで甘えられない人向けの甘え方として、自分の気持ちを素直に伝えるのがおすすめです。彼氏の寂しさを倍増させないためにも、寂しい時は「寂しい」と素直に言ってみてください。そうすることで、「素直な彼女がかわいい」と感じてくれるはずです。
スキンシップを取ってみる
自らスキンシップを取ってみるというのも、難易度が低めのかわいい甘え方の一つです。とは言っても、「スキンシップを取るなんて彼氏に嫌悪感を抱かれるかも」と不安に感じる人もいるでしょう。
実際のところ、大半の男性は、大好きな彼女からのスキンシップに嫌悪感を抱きません。むしろ「上手に甘えられないのに、スキンシップを取ってくれた」と喜んでくれます。ぜひ少し勇気を出して、ハグやキスをしてみてください。
些細な事をお願いする
先ほど「彼氏にお願いしてやってもらおう」と提案しましたが、そうは言っても「何をお願いしたらいいのかわからない」という人もいるでしょう。そんな人は、まず些細な事からお願いしてみてください。例えば、ペットボトルのフタを開けてもらうとか、デートで行く場所を考えてもらうなどです。
お願いする時に上目遣いをするというのも重要なポイントなので、もしできそうならやってみましょう。上目遣いをしながら「○○してほしいなー」とお願いすれば、かわいさが倍増しますよ。
彼氏に甘えられない自分を甘え上手に
このように感じているなら、まず甘えられない原因となっている自分の考え方を変えましょう。その上で、今回ご紹介したかわいい甘え方を実践してみてください。可能な範囲で一つずつ実践することによって、甘え上手な自分にまた一歩近付けますよ。
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