人見知りになってしまう原因は?
実際に人見知りな人に、思い当たる原因を聞いてみました。あなたと同じケースの人がいるかもしれません。原因を知ることで、克服へ繋がる鍵を見つけることもできるはずですよ。
過去にいじめられたことがある
「高校生の時にいじめにあったせいで、人と話す時に緊張するようになった。環境を変えても、『気に入られなければいけない』と頭のどこかで考えてしまう」(26歳/男性/土木作業)
「職場のいじめが完全なトラウマになってしまった。人の目を見られないし、心を許すことができなくなってしまった。そのせいか、転職したあとも孤立している」(27歳/女性/介護士)
いじめは、メンタルに大きなダメージを残します。ダメージだけではなく、教訓も残すのです。「嫌われてはいけない」「気に入られないといじめられる」という教訓です。強迫観念にも近く、人と話す時に大きな緊張となってのしかかるのでしょう。
普段から人とのコミュニケーションが少ない
「もともと一人で静かに過ごす方が好き。グループの中に積極的に入ることもないまま来たら、いざという時グループの中へどうやって入ればいいのか、人とどんな風に話せばいいのかわからなくなっていた」(28歳/男性/飲食業)
「普段の生活で、人と話すことが少ない。限られた友人とは話せるけど、初対面やよく知らない人とは、どんな風にコミュニケーションをとればいいのかわからない」(32歳/女性/主婦)
内向的な性格の人には、よくある心理なのかもしれません。自分の時間を大切にしていたり、環境的に人と話す機会が少なかったりで、コミュニケーションの取り方を忘れてしまいます。
そうなると、いざ人と話そうとしても、どんな風に接することが正解かわからなくなってしまうようです。
プライドが傷つくような恥をかいた
「みんながいる前でバカにされたことが響いてる。穴に入りたいレベルの恥で、人前で堂々と意見をすることが怖くなってしまった」(27歳/男性/公務員)
「学生のころ、自信満々で挑んだスピーチを笑われたことが原因だと思う。自信をなくしたし、張り切っていた分とてつもなく恥ずかしかった」(30歳/女性/事務員)
自信をもって挑んだことを、バカにされたり笑われたりすると、自尊心が傷つきますよね。自尊心が傷つくと自信を失い、屈辱的な気分に支配されやすくなってしまうのです。そうすると、人前で堂々とすることができなくなり、どんどん内向的な性格になってしまいます。
自分を受け入れてくれる人がいなかった
「いじめではないけど、無条件で人から受け入れてもらった記憶がない。親でさえ、自分を正面からみていないと感じていたし、そうすると人に期待しなくなって、話すことが億劫になってしまった」(29歳/男性/公務員)
「素の自分を受け入れてくれる人がいない。あまり話したことがない人の前だと、どんなキャラを作ればいいかわからなくて、無駄に緊張しちゃう」(25歳/女性/フリーター)
人から受け入れてもらえない時には、同時に愛情が感じられないという人もいます。ありのままの自分自身を受け入れてもらえないので、愛され、受け入れてもらえる条件を探してしまうのです。
また、条件付きでなければ自分には価値がない、といった考えにも発展するので、人との接し方にも慎重になるのでしょう。
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