「忍耐力」の意味と強い人の特徴とは？鍛える方法はコレ【診断付き】

周りから見た時の印象も、気になるところですよね。忍耐力が強いというだけでも、美徳であり、非を打つべき点もないように思えます。しかし、必ずしもいい印象を与えるというわけでもなさそうです。

忍耐力がある人を見ていると、逆にどんどん自信をなくしてしまう…。そのように、人の捉え方はまちまちなのです。ここで一度、忍耐力がある人に対して、どんな思いを抱えるのか、具体例を挙げていきましょう。

どっしりと構えている感じがかっこいい

「イレギュラーなことがあっても、すぐさま対応してくれる安定さがかっこいい。露骨に動揺したりしないから、なんとかなる気がしてくる」(28歳/男性/会社員)

「無理難題ばっかり押し付けてくる上司に、みんなが不満を持つ中で、忍耐力がある先輩にはだいぶ救われてる。どっしり構えた感じが「大丈夫」って言ってるみたいで、自分も乗り切ろうと思える」(26歳/女性/OL)

何をするにしても、思い通りにいかない予定外のアクシデントはあるものです。そんな時でも忍耐力がある人は、狼狽えたりしないで、適応できてしまうでしょう。アクシデントに対する不安を持つ人がいる中で、堂々とした姿は安心感を与えてくれるようですね。

ちょっと関わりにくいかも

「忍耐強いこと自体は素晴らしいことなんだろうけど、自分が短気なせいか、ちょっと関わるのがいやかも」(29歳/男性/飲食業)

「彼氏の愚痴話を聞いてるうちに、「私が耐えればいいだけ」みたいな話になると、ちょっと面倒な子だなって思う。深入りしたくないかな」(25歳/女性/フリーター)

忍耐力があること自体は、とても慎み深く、美徳と言えるべき点でしょう。しかし、誰もが同じ観点でみているわけではありません。我慢が苦手な人や、そういった美徳を理解できない人は、関わるのが面倒そうと思ってしまうこともあるようですね。

一緒にいると視野が広がる

「白か黒かの極端な答えしかない自分には、忍耐力がある人って新鮮に感じる。いろんな方向から物を考えてるのがよくわかる」(28歳/男性/公務員)

「忍耐力がある人って、物事をポジティブに考えられると思う。自分は真逆だから、落ち込みそうになると、色々なアドバイスをもらって気持ちを切り替えられる」(24歳/女性/飲食業)

多方面から物事を見ることができ、柔軟性のある思考で物を考えることができる、忍耐力がある人。視野が狭い人からすれば、それは貴重な意見や参考になることも。一緒にいると、いい意味での刺激になるのかもしれませんね。

自分が惨めになって卑屈な気分になる…

「イヤな顔するわけでもなく、じっと耐えて頑張る同僚を見ていると、すごいなと思う反面、自分がダメな人間に思えてきてしまう」(26歳/男性/不動産業)

「サボったりしてるわけではないけど、先輩みたいな忍耐力はないから、なんとなくサボってる印象になってる気がする。真面目な人に対する不真面目な人、みたいな立ち位置」(25歳/女性/フリーター)

忍耐力がある人は、「頑張り屋」という評価を受けることが多いもの。それに対して、サボっているわけではなくても、サボっている気分になってしまう人がいます。あまりにも忍耐力が強い人の評価が高いため、引け目を感じて、劣等感を感じてしまうのでしょう。