「忍耐力」の意味と強い人の特徴とは？鍛える方法はコレ【診断付き】

忍耐力がある人を見ていると、大抵の人は感心するでしょう。我慢強いということが、美徳と思われるからです。その忍耐力の強さのおかげで、自分がまた一つ成長することもできますし、周囲の人を救ったりすることもあるはず。

それらは、忍耐力が強い人にとっての長所と言えるものばかりでしょう。ですが、忍耐力が強いことの全てが長所とは言えないのです。短所だってありますし、意外にも、その短所は自覚をしていないことが多いもの。

それでは、忍耐力が強い人の長所と短所を、それぞれご紹介していきましょう。

長所：一生懸命努力できる

第一に、忍耐力が強い人は努力家で、簡単に投げ出したりはしません。物事を最後までやりとげることも、折れない精神も、紛れもなく長所と言えます。

やり遂げなければいけないことに対して、一生懸命努力をして、きちんと責任を果たすでしょう。その努力は、どんな場面でも見られるはずです。自分がやらなくてはいけないと感じていることは、全て当たり前のように努力をするでしょう。

もしも「もう無理だ」と思ったとしても、一息つくなどして気持ちを落ち着ければ、気持ちを切り替えて努力し直すことができるはずです。

短所：色々なことを抱え込んでしまう

忍耐力が強い人は、色々なことを抱え込んでしまうという側面も持っています。そもそも、耐えること自体がストレスを生みやすいもの。その抱えたストレスを誰かに打ち明けず、一人で悶々とすることで自分を追い込んでいってしまいます。

一人で抱え込む癖がついてしまうと、壁にぶつかった時にも、誰かに相談しようという発想が持てなくなるでしょう。「自分が我慢すれば済むこと」と考え、無理をしていることにも気づけません。

本人は一生懸命頑張っているつもりでも、自分を追い込むという点から、良い事は言えないかもしれません。

長所：人から一目置かれる

忍耐力があることは、一つの美徳でもあるので、人間性の評価が大きく上がるでしょう。目立ったことをしていなくても、人からの評価が高ければ、自然と信頼も厚くなっていき、人から一目置かれるようにもなるはず。

人から一目置かれるということは、知らずのうちに頼りにされているということでもあります。必ずやり遂げる責任感や強い意志に周りは信頼と安心を持っているので、大切な仕事だって自然と任せてもらえるようになるでしょう。

短所：人の甘えを見過ごすことになる

責任感も強く、やるべきことはやるために忍耐力を持った人のメンタルは、基本的にはまっすぐなもの。サボるという概念もなければ、誰かに投げるということもありません。そんな性格につけこんで、忍耐力がある人に仕事を押し付ける人もいるようです。

言い方を変えれば、いいように使われているということ。だからといって、忍耐力がある人も、頼まれ事を意味もなく断ったりはしないでしょう。なので、「断るわけがない」と思わせてしまうことにもなります。

お互いでよしとしたこととは言っても、負荷もストレスも責任も、他人の分まで背負わされやすいのは、お人好しな短所なのかもしれませんね。