変わった仕事＆珍しいバイト一覧！世間に知られていない特殊な仕事！

「知っている職業の数は？」と聞かれたら、いくつくらい思い浮かべることができますか。私たちの周りには多くの仕事が存在しますが、その中には、世の中にはあまり知られていない特殊な仕事がたくさんあります。

「そんな仕事があるの？」「これで十分な収入になるの？」など、初めて知る人には目からウロコの仕事もあるでしょう。また、変わった仕事や珍しい仕事の中には、資格が必要で責任重大なものも。

今回は、そんな変わった仕事や珍しい仕事をご紹介していきます。それぞれの仕事の特徴や、変わった仕事をするメリット・デメリットも見ていきましょう。

世の中には、世間であまり知られていない変わった仕事や珍しい仕事がたくさんあります。それでは、変わった仕事、珍しい仕事の数々をご紹介していきましょう。

ひよこ鑑定士

ひよこ鑑定士は、ひよこの雄と雌を見分けるという変わった仕事です。ひよこは雄と雌で育て方が異なるため、生まれてすぐ鑑別が必要になります。生き物の中には雄と雌を見分けるのが難しいものがあり、ひよこもその一種なのです。

年収500万～600万円にもなるというひよこ鑑定士。速さと正確さが求められる仕事であり、技術を必要とするため養成所で学び試験を受けなければなりません。その養成所は国内に1か所しかなく、入るにも制限があります。さらに、資格を取るための試験が難しいので簡単になれるものではないのです。

ゴルフボールダイバー

ゴルフをする人ならご存じのように、ゴルフ場ではボールが池に落ちてしまうことも。池に落ちてしまったゴルフボールを、わざわざ拾いに行くプレイヤーはほとんどいないでしょう。

そんなゴルフボールを池に入って拾うのが、ゴルフボールダイバーの仕事。1個あたり数百円のゴルフボールを売ってお金にします。変わった仕事ではありますが、ゴルフ場も認めているものです。

特殊清掃員

特殊清掃員は、犯罪や事故のあった現場を清掃するという仕事です。犯罪、事故、自殺と聞くと身構えてしまう人も多いでしょう。

遺体は時間が経つと腐敗臭がしますし、中には血痕や排泄物が周辺に付着していることも。現場を見ただけで尻込みすることもありますし、臭いで気分が悪くなることもあるのだそう。

そんな大変な仕事なので、以前はやる人が少なく、珍しい職種のひとつに挙げられていました。需要はあっても担い手が少なかったため、月給50～60万円ということも。しかし、最近では特殊清掃員の業者が増え、月給25～35万円ほどに下がっています。

遺品整理士

特殊清掃員は人が亡くなった現場の清掃が主な仕事ですが、遺品整理士は故人が使っていた部屋を片づける仕事です。家族が亡くなったあとその部屋の片づけに困ったり、故人が1人暮らしだったため片付ける親族がいないということもあるでしょう。

そんなとき、部屋の片づけをするのが遺品整理士です。遺品の中から不用品と必要品を分別して、不用品を処理したり家具などの搬出を行います。

遺品はその人の生きた証です。不用品であっても大切に扱い、家族と相談しながら処分したり換金したりします。年収は400万～800万円と幅があるものの、高年収といえますね。

ロボットに話しかける仕事

ロボットが普及している現代では、ロボットに話しかけるのも大切な仕事です。飲食店や携帯電話ショップなどにいるロボットを見たことがある人は多いのではありませんか。

ロボットにはAIが搭載されており、人間が話しかけることで多くの言葉を学習します。「ロボットに話しかける仕事」と聞くと変わった印象がありますが、要するに会話することでAIを育てる仕事ということ。

最初のうちは会話にならないこともありますし、ひたすらロボットに話しかけるのは辛い人もいるでしょう。

変わった仕事、珍しい仕事の続きです。あまり知られていない特殊な仕事も、私たちの生活には重要な存在です。

朗読ガール

朗読ガールは、本を読む仕事です。子供への絵本の読み聞かせをイメージする人が多いと思いますが、それとはまったく異なります。また、「朗読ガールというからには女性が多いの？」と思う人もいるでしょう。その予想は正解です。

女性が本を読むことが求められるのは、官能小説を読む変わった仕事もあるからです。自分で読むよりも、女性の声で読み上げられた方が楽しめるという人もいます。そこに朗読ガールの需要があるということですね。

他には、アニメキャラの声で朗読するなど変わった依頼も。朗読ガールは時給3,000円にもなることがあり、高時給を目指せます。

モーニングコールをする仕事

モーニングコールをするという、変わった仕事もあります。サービスを提供する会社に登録して、お客さんを割り振ってもらうシステムであることが多いです。

お客さんの希望する時刻に電話をかけるため、自宅でも外出先でもできる仕事という点がメリットでしょう。1回いくらという形の出来高制と時給制のものがありますが、会社によって異なります。

お客さんが希望する時刻にモーニングコールをかける仕事なので、早朝のことも。そのため、早起きが苦手な人は向かないでしょう。電話は非通知や専用アプリを使うことが多いので、自分の電話番号を相手に知られる心配はありません。

LEGO投資家

ブロックのおもちゃで有名な「LEGO（レゴ）」で投資をするという変わった仕事も。LEGOはカラフルなブロックで様々なものを作ることができるもの。子供のおもちゃという印象ですが、大人になっても熱中し続けているマニアも存在します。

期間限定で売り出された商品は、発売当時の価格より高値で売れることも。株と同じように、買った値段よりも高く売ることで儲けをだすのがLEGO投資家なのです。

しかし、価値が上がるまでには何年もかかることがあるため、すぐに収益を出すのは難しいそう。とはいえ、発売当時の10倍以上の価格にまで跳ね上がった商品もあります。寝かせればそれだけ価値が上がるものもあるので、今のうちに検討してみてはいかがでしょうか。

口臭を嗅ぐ仕事

変わった仕事の中には、「口臭を嗅ぐ」という仕事もあります。ガムや洗口剤などの開発では、口臭予防効果が出ているかどうかを確かめることも重要です。そのため、使用前後で実際に口臭を嗅いで評価をする仕事があるのです。

仕事とはいえ、何度も他人の口臭を嗅ぐことになります。中にはかなりキツイ臭いもあるでしょう。臭いに敏感でありながら、精神的にもタフでないと続けられない仕事ですね。

YouTuber

近年注目されている変わった仕事が、YouTuber（ユーチューバー）です。以前はあまり知られていない仕事でしたが、職業としてYouTuberをしている人もいるほど、今では人気の高い仕事です。

小学生のなりたい職業ランキングで上位にランクインするほどですが、中高年の人にとっては「普通の仕事」ではなく「変わった仕事」に入るでしょう。

YouTuberは動画サイト「YouTube」に自分が作成した動画を投稿し、誰かが見ることで広告収入を得るという職業。仕事として成立させるには、相当数の再生回数が必要となります。自分の得意分野を生かしてYouTuberとして活躍する人も多いですよ。

変わった仕事や珍しい仕事の中には、長期で行うものだけでなく、短期でできるバイトもあります。バイトなのでWワークや副業としてもおすすめです。副業OKな会社なら、こちらの変わったバイトをやってみるのはいかがでしょうか。

イベントで着ぐるみを着るバイト

イベントで着ぐるみを着るという変わったバイトがあります。ショッピングセンターやイベント会場などで着ぐるみを着た人を見たことがある人は多いのではありませんか。

着ぐるみを着るだけでなく、ダンスを求められることも。その場合は、日当が1万円前後と高くなることが多いです。

顔を見せなくてもいいので、知り合いに見られる心配はありません。しかし、暑い時期は体力的にキツイことや、身長制限があるのがデメリットでしょう。

リスニングスタッフ

話を聞くという変わった仕事は、「リスニングスタッフ」や「愚痴聞きバイト」と呼ばれます。ストレス社会の中では、様々なことにストレスを感じやすくなります。愚痴でも言わないとやってられない！なんていう人もいるのではありませんか。

とはいえ、愚痴をいつも身近な人に話すわけにはいかないでしょう。聞く方もストレスが溜まり、人間関係の悪化につながりかねないからです。そんなとき愚痴を聞いてくれるのが、リスニングスタッフです。

電話で愚痴を聞く場合が多いので、全国どこからでもできるのが魅力ですね。10分600円程度が報酬の相場のようですが、指名されるようになれば安定した副収入につながるでしょう。

謝罪代行

誰かの代わりに謝るのが、謝罪代行の仕事です。トラブルが生じたときに、謝りに行くのは緊張しますよね。謝り方次第ではますます怒らせてしまうことも。

また、人に謝ったり怒られたりするのは精神的に辛いことでしょう。そんな謝罪を代行するという変わった仕事です。「謝罪のプロ」になるわけですから、相手の話を聞くのが上手な人でないと務まらないでしょう。

仕事上の謝罪だけでなく、浮気相手に成り代わって謝罪するという変わったパターンもあります。1回数万円という高単価が魅力です。

並び屋

学生の中でも知られているのが、並び屋という仕事。新商品が発売されたり人気のチケットが販売されるときに、お店に並んでいる人を見たことがある人は多いでしょう。

どうしても欲しいけど仕事があるから並べない、家の都合で朝早く並べないという人の代わりに行列に並ぶのが、並び屋です。

時給は1,000円以上が相場です。人気の高い商品は深夜から並ばないと手に入らないものもありますが、その場合は手当てがつくこともあるようです。

結婚式の代理出席

依頼者の結婚式に出席するという変わった仕事があるのをご存じでしょうか。結婚式をできるだけ華やかにしたいとか、相手の参列者に人数を合わせたいなど、様々なニーズがあるのでしょう。

何らかの事情で参列者が少なくなりそうな場合に、それを埋めるのが代理出席の仕事です。依頼人とは実際には知り合いではないのですが、友人や同僚として参列します。

報酬は1回5,000円から2万円位が相場です。女性は衣装やヘアセットも考慮する必要がありますが、結婚式のおいしい料理を味わって報酬がもらえるということで人気のバイトです。

変わったバイトや珍しいバイトを紹介してきましたが、あまり世間では知られていないようなバイトがたくさんあることがわかりますね。特殊なバイトなら、短期でも十分稼ぐことができるでしょう。

それでは、変わったバイト、珍しいバイトの続きをご紹介します。

墓参り代行

墓参り代行は、その名の通り、依頼人に代わって墓参りに行くという仕事です。行きたくても遠方に住んでいるのでなかなか行けない、病気療養中なので墓参りができないという人の依頼で墓参りを行います。報酬の相場は1回あたり1万円前後となっています。

ただ行って手を合わせるだけではありません。墓石を磨いたり、掃除をするところまでセットになっていることがほとんどです。事情があって直接行くことができなくても、ご先祖様のためにお墓を綺麗にしておきたいという人が利用することが多いでしょう。

ハンドキャリー

ハンドキャリーとは、いわば「運び屋」です。緊急で必要な部品や医療サンプルなどを最短で現地に運ぶのが、ハンドキャリーの仕事。

国際宅配便では仕分けや通関などに時間がかかるため、緊急の場合はハンドキャリーに依頼する方が速く現地に届けることができるのです。海外に行くのですから、もちろんパスポートは必須です。

日本企業が多く工場を展開しているアジア圏だけでなく、ヨーロッパまで行くことも。飛行機代や宿泊費はクライアントの負担なので、タダで海外に行くことができる珍しい仕事です。報酬は1回で2～3万円が相場です。

覆面調査

「ミステリーショッパー」とも呼ばれる覆面調査の仕事は、外食費の節約としてもおすすめです。客のふりをしてお店の評価をするのが覆面調査の仕事。あからさまに調査員っぽくなく、普通のお客さんのように見えるので、店側は普段の様子を評価されるのです。

飲食店の覆面調査が多く、メニューを指定されることもあれば、自由に注文していい場合もあります。来店時間などを細かく指定されることがあるので、注意事項をよく読んでから申し込みましょう。

一旦は自費でお店に全額支払いをしなければなりませんが、アンケートに回答してお店の評価をすると、後日ポイントなどで還元されます。総額の30％くらいが還元されるものから、100％還元というものまであるので、お得に外食ができますね。

製作代行

あまり知られていない珍しいバイトに、製作代行というものがあります。プラモデル、ジグソーパズル、折り鶴など、様々なものの製作を代行する仕事です。

「プラモデルやジグソーパズルは自分で作るから楽しいんじゃないの？」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。しかし、中には好きだけど忙しくて作ることができない人も。そういった人の代わりに製作するという変わったバイトが製作代行です。

プラモデル製作の報酬は、1体あたり2万円になることも。ジグソーパズルは1ピース1円が相場で、ピース数が多いほど報酬が上がります。製作代行は高単価のことが多いものの、完成度が高くなければいけません。

お遍路巡りの代行

依頼者に代わってお遍路を巡るという変わったバイトもあります。お遍路とは、空海が開山した四国八十八ヶ所を巡ること。現代では、修行のためというよりも願いを叶えるためにお遍路をする人が増えています。

お遍路の道のりは、1番の徳島県霊山寺から88番の香川県大窪寺まで約1,220kmあり、歩きだと1～2か月かかることも。時間と体力がなければ、なかなかできないことです。

そのため、「忙しくて行けないから代わりにお願いしたい」「病気療養中の自分の代理として巡ってほしい」など、代行に依頼する人がいるのです。報酬は20万円前後ですが、歩いて巡るには体力作りが必須ですね。

変わった仕事や珍しい仕事に就くメリットは何でしょうか。あまり知られていない仕事だからこそのメリットがたくさんあるようです。メリットを知れば、ますます興味がわく人もいるでしょう。

年収が500万円を超える仕事が多い

変わった仕事や珍しい仕事は、年収が500万円を超えることが多いです。先ほどお伝えした「ひよこ鑑定士」も高年収ですね。その仕事ができる人材が少数で限られていることも、年収が高くなる理由のひとつです。

そして、年収が高い仕事には、精神的、身体的にキツイ面があることも。特殊清掃員や遺品整理士はそういったことから、年収が高くなるのです。

珍しい仕事はライバルが少ないことも

珍しい仕事のメリットのひとつに、ライバルが少ないことがあります。世間ではあまり知られていない仕事ということは、やろうとする人が少ないということ。

先ほど、変わった仕事やバイト、珍しい仕事やバイトをご紹介しました。聞いたことのある仕事もあれば、初めて知ったという仕事もあったのではありませんか。多くの人が知らないような仕事は、給料や条件がよくてもライバルが少ないことがあるのです。

時給や日給が高いことが多い

変わったバイトや珍しいバイトは、他のバイトと比べて時給や日給が高いことが多いです。バイトの時給は800円～1,000円前後が多い中、変わったバイトでは時給3,000円のものも。

時給が高いため、長時間働けばかなりの収入になるでしょう。変わったバイトを隙間時間に少しだけやって、お小遣い稼ぎをすることも可能かもしれません。

また、代行バイトのように「1件あたりいくら」という形式の場合、時給に換算すると高くなることもあります。実力が認められれば、1件あたりの報酬が高くなることがあるのもメリットのひとつです。

副業として仕事ができるものも

変わった仕事やバイトは、本業をしながら副業としてできるものもあります。空いた時間や休日を上手く使って働くことができるのです。

副業として行うなら、代行の仕事が向いているでしょう。謝罪代行や並び屋、プラモデル製作代行などは、休日にもできるものですね。

また、朝の隙間時間を使ってモーニングコールの仕事をしている人も。本業に支障がなく、勤め先で副業を禁止していないのなら、変わった仕事やバイトを副業にしてみてはいかがでしょうか。

変わった仕事でしかできない経験がある

変わった仕事や珍しい仕事でしか経験できないことがたくさんあります。例えば遺品整理士は、人の死だけでなく、その人の生きた証に接することができます。普通の仕事ではなかなか経験できないことですね。

代行の仕事は、その時々で依頼者が異なるので、人と接する機会が増えます。謝罪代行は精神的にキツイ部分はありますが、貴重な経験になるはず。その後の人生に役立つこともあるでしょう。

リスニングスタッフは、全く知らない人の話を聞くため、人生観が変わることも。また、将来カウンセラーになりたい人にとって、リスニングスタッフの仕事はとてもいい経験になるはずです。

自慢できるような変わった仕事もある

ここまでで紹介した変わった仕事や珍しい仕事の中には、初めて知ったという仕事もあったのではありませんか。あまり知られていない珍しい仕事に就くと、人に自慢できる場合もありますね。

例えば、ハンドキャリーの仕事は、タダで海外に行けて報酬が出るというもの。変わった仕事の中でも、「うらやましい」「すごい」と思われることが多いです。

また、プラモデルやジグソーパズルの製作代行は、得意でないとできません。報酬をもらえるだけの出来栄えに仕上げられるのは、自慢できることですね。

変わった仕事や珍しい仕事のメリットを紹介しましたが、いいことがたくさんありそうですね。しかし、何事もメリットがあればデメリットもあるもの。ここでは、変わった仕事や珍しい仕事のデメリットをご紹介します。

採用条件が厳しい場合が多い

変わった仕事や珍しい仕事は、採用条件が厳しい場合が多いです。年齢や身長のような、努力ではどうすることもできないものが条件になることも。また、珍しい仕事というだけあって、採用人数が少ないことは覚悟しておいた方がいいでしょう。

また、その仕事に就くために養成所で学ぶことや、資格が必須になることもあります。例えばひよこ鑑定士は、養成所に入る条件が厳しく、資格取得も難関といわれています。

先ほどメリットのところで、ライバルが少ないとお伝えしました。条件が厳しいためにライバルが少ない、とも言えるでしょう。逆に、採用条件をクリアできれば、変わった仕事で活躍する道を開くことができるでしょう。

責任重大な仕事のため失敗が許されない

変わった仕事やバイトの一覧を見ていただくとわかるように、責任重大な仕事が多いという特徴があります。失敗が許されないような重大な責任を担うものも多いです。

例えば、モーニングコールの仕事を「簡単そう」と思う人もいるでしょう。しかし、依頼者の指定した時刻に必ず電話をしなければならないという責任が生じます。その時刻にモーニングコールができなければ、依頼者は仕事に遅刻してしまうかもしれません。

また、ハンドキャリーは緊急で必要なものを持つことになるため、速さと正確さが命です。配達するものを落としたり壊したりしてはならないため、責任重大ですね。変わった仕事といっても決して楽なものではなく、責任をもってやらなければならないということです。

精神力が求められる仕事も

精神力が求められることも、変わった仕事や珍しい仕事のデメリットのひとつです。先ほどお伝えしたように、重大な責任を負っているというプレッシャーだけではありません。

謝罪代行は、誰かの代わりに人に謝る仕事。感情的に当たられることや、罵倒されることだってあるでしょう。そのような状況でも「仕事だから」と割り切れるような精神力が必要です。

遺品整理士や特殊清掃員も、人の死と接するため精神的にキツイことも。精神的に耐えられる、割り切ることができる人でないと向かない仕事もあるのです。

周りに理解されないことがある

変わった仕事や珍しい仕事は、周りに理解されないことがあります。ちゃんとした仕事であっても、あまり知られていない仕事は「何それ？」と思われてしまうことも。

ゴルフボールダイバーはゴルフ場も認めている仕事ですし、ゴルフをする人なら理解できるものですね。しかし、ゴルフを全くやらない人からは、「ボールを拾って売る仕事なんて本当にあるの？」と思われてしまうのです。

変わった仕事なので特殊なものも多く、理解してもらえるように説明する力も必要です。特に結婚相手やその親族には理解してほしいですね。

すぐに収入につながらないことも

変わった仕事や珍しい仕事の中には、すぐに収入につながらないものもあります。資格取得や実務経験が求められるからです。また、LEGO投資家のように、ある程度期間をおかなければ収入に結びつかないものもあります。

とはいえ、世間一般によく知られている仕事でも、ほとんどは最初から年収が高いわけではありません。実績や経験に基づいて昇給していくことが多いのではありませんか。

先ほどもお伝えしたように、変わった仕事には責任重大なものも多く、その責任を担うことが大切です。すぐに収入につながらなくても、「この仕事がしたい！」という思いがあれば挑戦してみてください。

変わった仕事や珍しい仕事に興味のある人もいるでしょう。もしも興味があってやってみたいと思うのなら、準備や心構えが必要です。ここでは、変わった仕事や珍しい仕事に興味がある人がすべきことをご紹介します。

まずは変わったバイトをしてみる

珍しい仕事に興味があるのなら、まずは変わったバイトをしてみてください。変わったバイトをしてみると、自分には一般的な仕事が合っているのか、変わった仕事のほうが合っているのかが見えてくるでしょう。

「一般的な仕事って？」と思う人もいるかもしれませんね。ここでは、世の中の誰もが知っているような仕事だと思ってください。

変わったバイトをしてみて、「こういう仕事が楽しい」「やりがいがある」と思うなら、そちらの道に進めばいいのです。興味のある仕事があれば、バイトから挑戦してみてはいかがでしょうか。

飛び込む前に採用条件を確認する

珍しい仕事に就きたい場合は、勢いで飛び込まないで採用条件を確認しましょう。先ほどデメリットのところでもお伝えしたように、変わった仕事や珍しい仕事の中には、採用条件が厳しいものもあります。

やりたい仕事があっても、条件を満たさなければ採用されません。年齢制限がある仕事なら、その年齢までに採用されないと諦めなければならないことに。必要な資格を取るにも、年齢や学歴などが条件になることもあります。

条件を満たしていないことを後で知ってはガッカリしてしまいます。そうならないように、興味がある段階で条件を調べてみてくださいね。

変わった仕事を本業にするか副業にするか

変わった仕事は、本業としてだけでなく、副業としてできるものもあります。たとえば代行の仕事は、それを本業にして生活している人もいますし、本業は別にあって副業としてやっている人もいます。

その仕事だけで生活できるかどうか、現在本業がある人はそれを辞めてもいいかどうかをよく検討してみてください。先ほどお伝えしたように、変わった仕事は副業としてやりやすいものが多いので、本業にする目処が立つまでは、副業に留めておくのもアリでしょう。

安定収入を得られるまでの期間を知っておく

どのような仕事でも、どれくらいで安定した収入になるのか気になるところですね。一般企業に応募するなら求人情報を見ればある程度の予想はつきますが、変わった仕事や珍しい仕事はそうはいかないものも多いです。

先ほど、仕事とバイトの一覧の中で、年収や時給、報酬の相場をそれぞれお伝えしました。「1件当たり〇万円」「時給〇〇～〇〇円」というのが多いのがおわかりいただけたでしょう。

そのような形態で報酬が支払われる仕事の場合、どれだけ多くの件数をこなすかが高収入の鍵です。時給が上がる条件や期間を知っておかないと、いつ安定した収入になるのかがわかりません。副業にするか本業にするかで必要な収入は異なりますが、知っておいた方が安心ですね。

体力的・精神的に大丈夫そうか見極める

変わった仕事や珍しい仕事の中には、体力的・精神的にキツイものもあります。特殊清掃員は腐敗した遺体を見たり、部屋についた血痕をふき取ることがあるので、精神的にキツいでしょう。

また、お遍路巡りは体力勝負です。1,220kmを歩いて巡るだけの気力と体力がある人でないと務まりませんね。

変わった仕事に興味があるなら、まずはその仕事の内容を詳しく調べてみてください。そうすれば、どの程度の体力が必要なのかや、精神的にキツイかどうかの想像がつきやすいでしょう。

代行の仕事は登録会社に登録する

先ほど、変わった仕事や珍しいバイトとして、代行の仕事をいくつかご紹介しました。代行の仕事を個人でやっている人もいますが、ほとんどの人は登録会社に登録しています。

登録しておけば仕事を回してもらえるので、件数をこなすこともできるでしょう。個人でやるよりも収入の目安をつけやすいですし、それに登録会社を通していれば、万が一依頼者とトラブルになっても安心ですね。

ハンドキャリーの仕事は、企業からハンドキャリーを行う業者に依頼が来るため、やってみたい人はまず業者を探してみましょう。他には、「便利屋さん」という名目で代行業をしているところも。様々な代行をやっているので、興味のある人もいるのではないでしょうか。