前髪のすき方をレクチャーします！美容院に行く時間が無い女子必見

「前髪が伸びてきて気になるけれど、まだ美容院に行くほどではない…」というようなとき、「自分で前髪を切ってしまおう！」と思ったことはありませんか？実際に自分で前髪を切ってみて失敗してしまったことがある人は、また失敗してしまいそうで切る勇気が持てないかもしれませんね。

ですが、前髪の量を少なくし、減らすくらいなら自分でできる方法があります。上手なすき方をマスターすれば、伸びて気になる前髪をすっきり可愛く仕上げることも可能です。

そこでこの記事では、美容院に行く時間がない女子に向けて、前髪の上手なすき方を徹底レクチャー！失敗しないすき方のコツやシースルーバングにする方法もお伝えします。

美容院に行く時間がない場合は、自分で前髪を切るのも一案です。とはいえ、切り方やすき方が分からないと、短くなりすぎてしまったりパッツン前髪になってしまったりして失敗してしまうことも…。

前髪の上手なすき方をマスターできたら、髪が伸びて気になってきたときでも美容院に行くことなくすっきりさせることができます。コツさえつかめば失敗することなく前髪を切ることができるので、まずはすき方のコツから見ていきましょう！

すき方のコツ１：前髪をしっかり乾かす

すき方のコツの1つ目は、切る前に前髪をしっかり乾かすことです。髪の毛は濡れている状態だと重くなり、乾いている状態に比べて長めになります。そのため、前髪が濡れている状態で切ってしまうと、乾いたときに軽くなって想像していたよりも短くなってしまうのです。

切りすぎによる失敗を防ぎ、前髪を理想の長さに仕上げるためにも、切る前には髪の毛をしっかり乾かすようにしましょう。

すき方のコツ２：前髪をまっすぐにブローする

前髪にうねりや癖がある場合は、まっすぐにブローしておくことも上手なすき方のコツになります。前髪がまっすぐに整っていないと上手にすくことができないため、根元から下方向へ垂直に下ろすようにうねりや癖を丁寧に伸ばしていきましょう。

髪の毛のうねりや癖が強い場合は、ブローするだけでは下方向に上手く伸ばせないこともあるかもしれません。そのようなときは、ストレートアイロンを使うのがおすすめです。やけどに十分気をつけて前髪を整えてくださいね。

すき方のコツ３：前髪は二等辺三角形に取る

すき方のコツの3つ目は、前髪の取り方です。丁寧なブローで前髪のうねりや癖が取れたら、コームを使って切りたい前髪を分けていきます。このときに分ける前髪の範囲は、つむじを頂点として二等辺三角形になるように取るのがポイントです。

二等辺三角形の頂点の位置がつむじに近ければ近いほど取る前髪の量が多くなるため、厚めの前髪になります。好みに合わせて前髪の量を調整してくださいね。

すき方のコツ４：切りたい前髪以外はピンで留める

前髪を切るときは、サイドの髪まで一緒に切ってしまわないように気をつけなければなりません。切りたい前髪以外はきちんと留めるというのがすき方のコツの4つ目です。切りたい前髪だけを残して、サイドの髪はピンで留めるようにしましょう。

前髪とサイドの髪を分けるときは、前髪の幅を狭くしてできるだけサイドの髪を残しておくのがおすすめです。こうすることで、万が一失敗してしまったときでも美容院での修正がやりやすくなります。

すき方のコツ５：前髪の中心からすいていく

ここまでは前髪を切る前の準備についての説明でしたが、ここからは具体的なすき方についての説明をしていきます。

前髪を切るときはすきばさみを使いますが、刃の向きは髪の毛に平行になるように縦にするのが上手なすき方のコツです。前髪の中心にすきばさみを縦に入れ、眉間の上からバランスを見ながら少しずつ切っていきましょう。

すき方のコツ６：両サイドと自然につなげる

すき方のコツの6つ目は、両サイドとのつなげ方です。前髪の中心をすき終わったら、すき具合を合わせるように両サイドに向かって同じようなすき方で切っていきます。中心よりも髪の毛の量が少なくなりすぎるとバランスが悪くなってしまうので、すき具合を確認しながら慎重に切り進めてください。

前髪をすくのが終わったら、ピンで留めていたサイドの髪を下ろします。それから、前髪が両サイドの髪の毛と自然につながるように毛先を調整していきましょう。長い毛や飛び出ている毛を切ったら完成です。

前髪をすくときにはすきばさみを使いますが、そのほかにもあると便利なアイテムがいくつかあります。上手なすき方をマスターするためには、これらのアイテムを要所要所で活用するのがポイントです。

アイテム１：すきばさみ

髪の毛を切るときになくてはならないアイテムがすきばさみです。髪の毛をバランス良く減らすことができるので、カットの技術がない一般の人でも上手に髪の毛を少なくすることができます。

すきばさみによってすき方の程度が違ってくるので、仕上がりの好みに合わせて選ぶようにするといいでしょう。

アイテム２：ヘアクリップ

前髪とサイドの髪を分けるときに使うピンは、ヘアクリップがおすすめです。ダッカールクリップと呼ばれるクリップは、髪の毛を挟むのが簡単なうえホールド力も高いので、不器用な人でも問題なく使うことができるでしょう。

ヘアクリップなしで前髪を切ってしまうと、切ってはいけない髪の毛まで切ってしまう恐れがあるため、面倒でもしっかりブロッキングをしてから切るようにしてくださいね。

アイテム３：コーム

前髪をまっすぐに整えるときに必要なアイテムがコームです。コームの持ち手が尖っているタイプのものだと、その部分で髪の毛を分けるブロッキングができるので便利です。

コームには目の粗いものと細かいものがありますが、前髪のようにヘアスタイルの印象を大きく左右する繊細な場所に使う場合は、目の細かいコームがおすすめ。地肌を傷つけない優しい肌当たりのものを選ぶようにしましょう。

アイテム４：カットクロス

自分で髪の毛を切るときは、髪の毛が飛び散ったり服に付いてしまったりするのがストレスですよね。そんなときにおすすめなのがカットクロスです。

美容院に行くと着せてくれるカバーがカットクロスと呼ばれるものですが、このアイテムがあることで切った髪の毛の掃除が楽になり、服に髪の毛が付くのを防ぐことができます。

アイテム５：ドライヤー

すき方のコツでも触れたように、前髪を上手にすくためには髪の毛のうねりや癖をしっかり取ることが大事です。そのために必要なアイテムがドライヤーになります。

スプレーで髪の毛を根元から湿らせたら、下方向に伸ばすようにブローしながらドライヤーでしっかり熱を当てていきましょう。サラサラのストレートにすることで切りやすくなり、失敗を防ぐことができます。

アイテム６：ヘアカッター

すき方のコツを駆使しても前髪を上手く切ることができず、パッツン前髪になってしまう人もいるでしょう。そんな人には、すきばさみではなくヘアカッターがおすすめです。

ヘアカッターはコーム状のカッターで、髪の毛をとかすようなイメージでバランス良くすくことができるお助けアイテム。すきばさみでは切りすぎて失敗してしまう…という人は、ヘアカッターを使ってみましょう。

前髪のすき方について一通りご紹介してきましたがいかがでしたか？上手なすき方をマスターすれば、伸びてきた前髪を自分で思い通りにカットすることができるようになります。

すき方の基本が分かったところで、つぎは応用編として前髪をシースルーバングにする方法もお伝えします。前髪のすき方と一緒に人気が高いシースルーバングの作り方もマスターすれば、簡単に好みの前髪を作ることができるようになりますよ。

コツ１：前髪を薄く取りそれ以外は留める

前髪をシースルーバングにするコツは、とにかく前髪を薄く取ることです。前髪のすき間から額が透けて見えるくらい、通常の前髪よりも少なく前髪を取ります。そして、シースルーバングにする前髪を取ったら、それ以外はヘアクリップなどでしっかり留めておきましょう。

コツ２：前髪を持ち上げてそのまますく

シースルーバングを作るときは、取った前髪を持ち上げて毛先に束感が出るようにすいていきます。あまりにすきすぎてしまうと、シースルーバングならではのキュートさが半減してしまうので、束感と透け感のバランスを見ながら慎重に切るようにしてくださいね。

コツ３：長さは長めに残しておく

シースルーバングを作るときは、前髪の毛先を内側にカールさせるのが一般的です。そのため、ワンカールしたときに前髪が短くなりすぎないように長めに残しておく必要があります。目にかかるくらいの長さか、下まぶたにかかるくらいの長さが目安です。

「前髪が厚くて重い…」という人はシースルーバングにするのがおすすめですが、「似合うかどうか分からないし切るのは不安…」という人もいるでしょう。そのような人のために、前髪を切らずにシースルーバングにする方法をご紹介したいと思います。

コツ１：前髪を2つに分ける

シースルーバングは前髪を薄く下ろすのが基本のスタイルなので、前髪を内側と外側の2つに分けることからスタートです。まずは、シースルーバングにしたい内側の髪の毛とそれ以外の外側の髪の毛を上下に分けます。前髪の内側を薄く残したら、その外側の髪の毛を手で取ってサイドに持っていきましょう。

コツ２：サイドはねじりながら留める

外側の前髪をサイドに持ってきたら、その後ろ側の髪の毛と合わせるようにしてねじり編みをしていきます。眉毛の眉尻あたりまで毛束をねじったら、地肌に沿ってピンで留めましょう。このとき、ねじり方は三つ編みや編み込みでも可愛く仕上がるのでおすすめです。

コツ３：ねじり編みの部分をほぐす

ねじり編みが終わったら、ねじった部分の毛束から髪の毛を引き出すようにしてほぐしましょう。バランスを見ながらほぐしていくことで、こなれ感が出てキュートな雰囲気になります。

内側の髪の毛がシースルーバングになるので、髪の毛を切らなくても気分次第でアレンジできますね。

今回は、前髪を切るときに必要なアイテムや切る前の準備など、前髪のすき方についてレクチャーしてきましたがいかがでしたか？失敗してしまうことが不安な前髪カットですが、このすき方なら自分でも上手に前髪を切れそうだと思った人も少なくないのでは？

基本的な前髪のすき方はもちろん、人気のシースルーバングや切らずにできるシースルーバングの作り方もマスターして、美容院に行かなくても可愛くイメチェンできたらいいですね！