「ついてない」には原因がある？落ち込む前にやるべき対処法とは

仕事で失敗ばかりしてしまったり、恋愛もうまくいかなかったり、嫌なことが続くと「最近ついてないな…」と憂鬱になってしまいますよね。

あまりにもいいことがないと「運気が下がってるのかな？」「もしかして呪われてるんじゃ…」と不安に思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、ついていないのには、それなりの原因があるかもしれません。原因を知って上手に対処することで、意外とすんなり上手くいくようになることも…。一度きりの人生、せっかくなら楽しい日々を過ごしたいですよね。

そこで今回は、「ついてない」と感じる原因や、ついていない時の対処法などについて紹介していきます。

いいことが起きない日々が続くと、つい「ついてない」と決めつけがち。しかし、自分ではついていないと思っていても、他人から見れば全くそうではないこともあります。

では、「ついてない」と感じる原因は何なのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

落ち込むことで負のスパイラルにはまる

人生にはいいこともあれば、悪いこともありますよね。時には深く傷ついて落ち込むこともあるでしょう。それは仕方のないことですが、気分が落ち込むことで全てをマイナスに考えてしまい、負のスパイラルにはまる場合があります。

そうなると、少しの失敗に対しても敏感になり、ついていないように感じてしまうのです。時には、誰かと肩がぶつかっただけでも「今日はついてない」と思う場合もあるでしょう。

また、物事を何でもマイナスに考えてしまうと、マイナスなことを引き寄せてしまう可能性が高くなります。「自分はついてない」と決め付けてしまうことで、自らついていない運気にしてしまっている場合もあるでしょう。

悪い記憶の方が印象に残る

ショックな出来事があると、立ち直るまでに時間がかかりますよね。簡単に立ち直ることができたらいいのですが、傷が大きいほど記憶に残り、忘れられないものです。そうなると、いいことがあっても悪い記憶の方が目立ち、ついていないように感じてしまいます。

この場合は、いいこともたくさん起きているのに、悪い記憶に支配されて気付けていない可能性が高いでしょう。小さな幸せを見過ごしてしまい、悪いことばかりを思い出してしまうので、ついていないように感じるのです。

目先のことにとらわれすぎている

人生において失敗を経験することは、とても大切です。失敗を経験することによって学習し、同じ過ちを繰り返さないようになります。

これは、より充実した人生を送るためには欠かせないのですが、目先の幸せしか見えていないと、失敗して傷ついたことばかりを考えてしまい、ついていないように感じるのです。

また、目先のことばかりにとらわれていると、後先を考えずに行動しがちに。そうなると、失敗する可能性も高くなるので、悪循環になってますますついていないように感じることもあるでしょう。

「ついてない」と思い込んでいる

例えば、食事をしようとレストランに行って行列ができていた時、「並ばないといけないのか。ついてないな」と思うか、「並ぶほど人気店なんだ！楽しみだな」と思うかで、気分は大きく変わりますよね。

実は自分の考え方次第で、ついているかついていないかは変わってくるのです。自分でついていないと決め付けてしまっていると、どんな些細なことでもついていないように感じてしまいます。

そのため、幸せな出来事を見過ごしてしまっていることが多く、「ついてない」と公言することで、他人から欲深く思われてしまうこともあるでしょう。

運気を良い方向に導くためには、まず「ついてない」と感じる原因を自分自身で見つける必要があります。

一体何がついていない原因を作っているのか、その確認方法を知っておきましょう。

大きな変化がなかったかどうか

転職や結婚など、人生の転機ともいえるような大きな環境の変化はありませんでしたか？

大きな変化があると、今までの生活スタイルを変えなくてはならないので、慣れるまでに時間がかかります。そのため、まだ新しい生活スタイルに馴染めていないことから、ついていないと感じている場合もあるでしょう。

また、あまりにもついていない日が多く、どこにいても心休まることがないのであれば、新しい生活スタイルが自分に合っていない場合もあります。引っ越し先の部屋との相性が悪く、健康面に影響が出てしまう人などもいるので、最近大きな変化がなかったか見つめ直してみましょう。

ついている時とついていない時の違い

人生はついていないことばかりではありませんよね。ついている経験があったからこそ、いいことがないと「ついてない」と感じてしまうのです。

ここで一度、幸せを感じたり、ついていると感じた日を思い浮かべてみましょう。もしかすると、ついている日と比べて今はマイナス思考になっているのかもしれません。マイナス思考になっていると、マイナスな運気を引き寄せて、負のスパイラルにはまってしまい悪循環です。

自分の周囲にいる人に影響されていないかい

友達や職場の同僚など、自分の身近にマイナス思考な人はいませんか？

マイナス思考な人と一緒に過ごしていると、自分自身もついていないような気持ちになり、気分が憂鬱になりがちです。

また、マイナス思考な人と一緒にいることで、自分にもマイナスな運気が寄ってきてしまいます。特に大きな変化などはないのに、なぜかついていないと感じるようになったのであれば、一度交友関係を見直してみましょう。

もし、身近にマイナス思考な人がいるのであれば、少し距離を置いてみるか、自分がポジティブな思考を持ち、周囲も一緒にポジティブな方向に導いてあげるのも良いかもしれませんね。

自分の環境を見直してみる

部屋が汚かったり、身だしなみに気を使っていなかったりすると、良い運気は流れてきません。仕事が忙しくて、いつの間にか部屋が散らかってしまっている人もいるのではないでしょうか。

部屋を散らかしたままにしていると、どこに何があるのかわからなくなってしまうだけでなく、悪い運気を滞らせてしまうことなります。そうなると、どんどんついていないことが巡ってきて、健康面にまで影響を及ぼす可能性もでてくるので注意しましょう。

ついていない日々が続くと、毎日が辛いですよね。しかし、辛いからといって暗い顔で過ごしているとネガティブなことが寄ってきてしまいます。

では、「ついてない」と感じた時にはどのように行動すれば良いのでしょうか？詳しい対処法を見ていきましょう。

ゆっくり休む時間をつくる

仕事が忙し過ぎたり、予定を詰め込み過ぎてしまうと、時間だけでなく心にも余裕がなくなってしまいます。そうなると、物事を冷静に考えられなくなって思いつくままに行動してしまい、普段ならしないような失敗をしてしまいしかねません。

また、しっかり休息の時間をとっていないと、健康面への影響も大きいです。健康面に影響が出てきてしまうと、身体が万全の状態でないことから頭が上手く回らなかったりするなど、様々なことに悪影響を及ぼします。

ゆっくり休む時間を作り、心身ともにリフレッシュさせることで自然とポジティブな思考になり、ついていない運気を振り払うことができるでしょう。

何もしないことも大切！

長い人生ですから、ついている時もあればついていない時もあります。時には立て続けに不運なことが起きる時もあるでしょう。

というのは、日々の気分に浮き沈みがあるように、人生の運気にも浮き沈みがあるからです。ついていないからといって焦って行動すると、失敗して更についていないと思うハメになることも…。

何をしても「ついてない」と感じるのであれば、何もせずにただ時が流れていくのを待つのも良い対処法です。そもそも行動しなければ失敗することがないので、ついていないと感じることもありません。

また、何もせずにゆっくり過ごすことで心に余裕ができ、今まで見過ごしていた小さな幸せに気付くことも出来るでしょう。

周りに愚痴を言いすぎない

ついていないことが続くと、イライラして愚痴りたくなる時もありますよね。ストレスを溜め込まないために、時には愚痴ることも必要ですが、愚痴ばかり言っていると、周囲から不快に思われてしまいます。

また、ついていない原因は自分自身の行動にある場合も多いです。自分自身を見つめ直さずに愚痴ばかり言っていると、「反省しない人」と思われてしまい、困った時に周囲から助けてもらえなくなってしまいます。そうならないためにも、周囲に愚痴を言い過ぎないようにしましょう。

ポジティブな人に相談する

ついていないと感じた時には、自分自身がポジティブになることが一番大切かもしれません。ついていない時は、何かとネガティブに考えがちですよね。しかし、ネガティブな考えをしていると、自分自身でネガティブな運気を引き寄せ、負のスパイラルにはまってしまいます。

そんなときは、自分一人で解決しようとせず、なるべくポジティブな人に相談するようにしましょう。ポジティブな人に相談すると、ポジティブな意見や考え方を教えてくれるので、自分自身も前向きな考え方になりやすいです。

自分自身がポジティブになることで、多少ついていないことがあっても「そんな時もある」と前向きに考えることができるでしょう。

ついていないことが続くと、憂鬱な気分になってしまいますよね。しかし、気持ちの持ち方一つで、人生の運気は大きく変わるのです。

では、ついていない時はどのような気持ちを持てばよいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

「仕方ない」と肩の力を抜く

ついていないことが続くと、不安な感情が強くなりがちです。しかし、不安な感情は視野を狭めるため、目の前の幸せを見過ごしやすくなります。

人生に失敗はつきものです。失敗を経験してこそ学べるものもたくさんあるでしょう。

失敗が続いたからといって、身構えてしまうのではなく「そういう時もある」「仕方ない」と、時には肩の力を抜いて考えることも大切です。

また、仕方ないと諦めることで、焦る気持ちが無くなり、物事を冷静に考えることができる場合もあるでしょう。誰にでも、ついている時もあればついていない時もある、ということを理解しておくことが大切かもしれませんね。

何も考えないことも重要

一度「ついてない」と思い込んでしまうと、何かにつけて「ついてない」と思ってしまったり、物事に慎重になりすぎて空回りする場合もあります。慎重に考えて行動するよりも、何も考えずに直感で行動した方が意外と上手くいく場合もあるのです。

また、物事を深く考えすぎないことで、たとえ失敗したとしても「まぁ仕方ないか」と気持ちの切り替えもしやすくなるでしょう。

感謝の気持ちを忘れないようにする

人生の成功者は、どんな些細なことにも感謝をすると言われています。何事も当たり前だと思ってはいけません。自分の周りにある全ての物事に感謝するようにしましょう。

例えば、通勤で電車に乗る時も、電車を動かしている人がいるから電車に乗れているのです。「しんどいな」と思いながら電車に乗るのではなく、「今日も電車を動かしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持つようにしましょう。

自分の身の回りにある全てのことに感謝することで、自分自身も周囲から感謝される人間になります。そうすると、自分が困った時に周囲の人が助けてくれるので、自然と「ついてない」とは思わなくなるでしょう。

小さな幸せを大切にする

どんな些細なことでも、小さな幸せを見つけて大切にすることも良い対処法です。ついていないと感じている時は、ついていないことにとらわわれすぎて、意外と身近にある幸せを見過ごしている場合があります。

しかし、それではいつまでたってもマイナスな考え方からは抜け出せません。小さな幸せを大切にすることで、自然とハッピーオーラが出るようになり、幸せな運気が巡ってくるのです。

ショックの大きい出来事が起きると、小さな幸せを幸せと感じられなくなる場合もあるかもしれません。しかし、小さな幸せを見つけて大切にすることこそ、傷口を癒す一番の近道なのです。

仕事でミスが目立ち上司に怒られた挙句、恋人と喧嘩したりして、「今日は一日ついてない…」と思ってしまう日もありますよね。寝て忘れることができれば良いのですが、そんな日は気分が沈んでなかなか寝付くことができなかったりもするでしょう。

しかし、次の日に持ち越さないためには、その日のうちに気持ちをリセットしておくことが大切です。

では、ついていない日はどのように過ごせば良いのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

美味しいものを食べる

メンタルを回復させるためには、美味しいものを食べるのがとても効果的と言われています。自分の好きなもの、美味しいと感じるものを食べることで、幸せを感じるホルモンが分泌されて、ストレス解消に繋がるのです。

ただし、自分自身がリラックスした状態で食べることが大切。例えば、職場の上司など、自分が気を遣う相手と食べると多少なりともストレスを感じて、幸せのホルモンがあまり分泌されなくなってしまいます。

誰かと食事をすると気を遣ってしまうのであれば、一人で食事を楽しむのも良いでしょう。リラックスした状態で美味しいものを味わうことで、幸せホルモンが分泌され気持ちを切り替えやすくなります。

家でお香を焚く

お香はリラックス効果が高いので、ついていない日の疲れを癒すのにとても効果的です。また、煙で部屋中に香りが広がるので、空気の清浄効果も高いと言われています。そのため、ついていない運気を滞らせないためにも、お香を焚くのはおすすめです。

よりリラックスするために部屋のライトを少し暗くしてみたり、ゆったりした音楽を流してみるのも良いでしょう。心の疲れをしっかり癒してあげることで、深い眠りにつくことができ、次の日にとても目覚めの良い朝を迎えることができますよ。

部屋の模様替えをする

気持ちの切り替えがなかなか難しい人は、部屋の模様替えをして気分転換してみるのも良いでしょう。部屋の模様替えは、配置を考えたりすることで嫌なことを考えすぎない対策にもなりますし、悪い気を滞らせないようにするためにもとても効果的です。

また、家具を動かしたりすることで体力を使うので、ぐっすり眠ることができるでしょう。模様替えのついでに使ってないものを断捨離して、部屋をスッキリさせるのも良いかもしれませんね。

自分へのご褒美を与える

ついていない日はどうしても気分が落ち込みがち。モチベーションを上げるためには、自分へご褒美を与えてあげることも大切です。

だからといって、辛いことがあるたびにご褒美を与えてしまうのは良くありませんが、何をしても気分が上がらなかったり、ひどく落ち込んでしまうのであれば、自分を甘やかしてみるのも良いでしょう。

自分へご褒美を与えることで幸せを感じ、「また頑張ろう」と気持ちを切り替えやすくなります。

また、ご褒美を与えて幸せを感じることで、ついていない日からついている日へと自分自身で変えていくことができるのです。

思い通りにいかないことが続くと「ついてないな…」と思いがちですよね。しかし、ついていないと感じるのは一時的な感情にすぎません。

「今日は失敗続きでついてない」と感じる日であっても、実はその失敗が将来的に役立つこともあるでしょう。長い目で見れば、むしろついている場合もあるかもしれません。

一度ついていないと思ってしまうと、何かにつけてついていないと思いがちです。そして、ついていないと思い込むことで、本当についていないことを引き寄せてしまっている場合もあるでしょう。

「ついてない」と感じないためには、まず自分自身がポジティブな考え方をすることが大切です。ポジティブに考えることで、自然と幸せなことが寄ってくるはずですよ。