富山県民の県民性 ≪特徴・性格編≫
では、富山県は一体どのような県民性なのでしょうか。ここでは、富山県民の県民性の特徴と性格をまとめました。さっそくご覧ください。
勤勉で努力家
富山県民の県民性で、最大の特徴と言っても過言ではないのが、勤勉で努力家なところです。この県民性は、富山県の持ち家率の高さにも表れています。「家を持つ」という目標が、この県民性を作り上げたと言ってもいいかもしれません。
古くから富山県では、「持ち家を持っていないと一人前とはみなさない」という考え方があるため、家を購入するにあたってマンションを購入する人はほとんどいません。大多数の人が一軒家を、それもかなり大きな家を買うのが特徴です。
一軒家を買うにはかなりのお金が必要な上に、大きな家でないと一人前と認めてもらえない富山県。子供のころから、「家を買ってこそ一人前だぞ」と言われて育ちます。そのため、富山県民は「勤勉であり、努力をするのは当たり前」と考えている人が大半です。
典型的な雪国気質
富山県は日本でも有数の豪雪地帯です。したがって、富山県民は典型的な雪国気質をしています。
「雪国気質」とは、夏が短く、冬が長いという厳しい条件下の雪国で暮らす人たち特有の気質のこと。雪がもたらす厳しい自然条件の中、逆境に耐え忍んで暮らしてきた人たちだけが持つ気質です。
こうした雪国気質の人たちは、何事にも粘り強く、不平不満を言わずに取り組むのが特徴で、富山県民は典型的な雪国気質を持っています。
さらに、コツコツと努力するところは、日本人全体に共通する国民性でもあるため、富山県民が勤勉で努力家なのも納得ですね。
男性には珍しい現実主義
日本では、「男性は結婚して家庭を持ってこそ一人前」という考え方をすることがよくあります。そのうえ、富山県では「一軒家を持ってこそ一人前」となるわけですから、男性は大変ですね。
こうした考え方をする富山県民の男性は、子供のころから「大人になったら家を買う」ことが目標となります。そのためには仕事を最優先し、とにかくお金を稼ぎ、さらに浪費することなく貯蓄に回すのが特徴です。
無駄なことには一切お金を使わない倹約家であり、ギャンブルで一攫千金など考えもしません。
世の中にギャンブル好きな男性は多く、一攫千金を夢見る人もたくさんいます。けれど、富山県民男性にとってはあり得ないこと。男性には珍しい現実主義者です。
女性は辛抱強い
すでにご紹介したように、富山県は家を持つことが一人前の証となるため、持ち家率が非常に高いのが特徴です。また、大きな家を持とうとするので、どうしても夫の稼ぎだけでは住宅ローンの返済が苦しくなります。
富山県民の女性は、住宅ローンの返済だけでなく、毎日の生活に必要なお金を稼ぐため、仕事をしている人が大半です。さらに、仕事だけでなく、家事や育児もこなす過酷な生活を送っています。
けれど、富山県民女性は子供のころから、家計を支えるために働き、家事と育児をこなす母親の姿を見て育ってきました。はたからは非常に辛抱強い女性に見えますが、富山県民女性にとってはごく当たり前のことなのでしょう。
出典:日本経済新聞『都道府県別持ち家比率 富山2位、「一人前」意識高く』
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61544720V10C20A7LB0000/
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