感受性が強くなってしまう原因
そこで次に、感受性が強くなってしまう原因をご紹介します。感受性が強い人はいくつあてはまっているか、チェックしてみましょう。
遺伝や育ってきた環境
人は育ってきた環境に大きく影響されるものです。したがって感受性の強さも、両親からの遺伝や影響によるものが大きいと言えます。たとえば、小さいころから芸術作品に多く触れる機会を与えられた人は、感受性が強くなる傾向があるでしょう。
また、両親が不仲であったり、逆に過保護すぎる場合も、感受性が強くなると考えられます。なぜなら、子どもにとって親は絶対的な存在で、その両親が不仲だと、自分はいつ捨てられてもおかしくないと感じながら生活しなければならないからです。
過保護な場合も、親の期待に応えなければ、言うことを聞かなければ捨てられるという認識を持ちやすくなります。そうすると人の気持ちに敏感になり、親や周囲の人の顔色をうかがいながら生活するクセがついてしまうのです。
自己肯定感が低い
感受性の強い人は、他人の感情に敏感なため、他者のことを優先し、自分のことは後回しにしてしまう傾向があります。これは、自分を大切にしていないのと同じです。そのため、自己肯定感が育っていきません。
例え褒められたり成功したとしても、人の顔色をうかがって行動した結果であれば、自分でつかみ取った成功という実感は得にくいのです。
また、両親の関係が良好でない家庭で育った場合は、「自分には価値がない」「努力して認めてもらえないと存在してはいけない」という価値観を持ちやすい傾向があります。
人間関係にトラウマがある
感受性が強くなる原因に、人間関係でなにかしらのトラブルを経験した過去があることがあげられます。
例えば、幼少期のイジメ。まだ成熟していない時期に自分の居場所を失うことで、トラウマになってしまいます。また、恋人の浮気、信頼していた人からの裏切りなども原因にあげられるでしょう。
これらのことを経験したことのある人は、大事な人を失わないように、また自己防衛のために、他人の顔色をうかがうようになっていくのです。
小さいころから映画やドラマが好きだった
もともと感受性の強い性質を持っていて、小さいころから映画やドラマなどが好きでよくみていた結果、それに影響され感受性が強くなっていくこともあります。
幼い頃からたくさんの作品に触れ、登場人物から様々な人間の感情を感じ、感受性が磨かれていったのでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!