セックスが気持ち悪いと思うのはヘン?
また、セックスに対してマイナスイメージを持っていると、自分がおかしいのか…と悩む人もいるでしょう。しかし、セックスに対してマイナスイメージを持つのは、ある意味では当然のことかもしれません。慣れないものを提示されたら、苦手意識を抱いてしまうのも無理はないでしょう。
まずは「セックスが気持ち悪い」と思う自分を認めることが大切です。自分を認めてあげることで、気持ち悪いと感じる状況を変えていけるでしょう。
セックスが気持ち悪い…悩む男女の声
これから紹介する男女の声を読みながら、同じような悩みを持つ人がいることを知れば「自分だけじゃない」と安心できます。また、同じ悩みを分かち合うことで、前向きな気持ちも生まれることでしょう。
①昔からどうしてもセックスが苦手
「昔からどうしてもセックスが苦手。恋人とキスしたり抱き合ったりするのはいいけど、グロテスクなものを自分に近づけて欲しくない!」(女性/27歳/会社員)
セックスに対する苦手意識を昔から持っているという人は多いようです。同じ印象をずっと持ち続けることで、セックスに対して悪いイメージが根付いてしまったのでしょう。こうなると、年を重ねてもなかなか苦手意識を拭い去ることができなくなってしまうのです。
また、セックス嫌いを克服しようとしても、問題が積み重なればさらに苦手意識は強くなっていきます。早くから対処しないことで、問題解決がさらに難しくなることも多いのです。
②キスやハグはOKだけどセックスは無理…
「キスはハグはできるのに、セックスだけはどうしても気持ち悪いと思ってしまう。彼女のことが大切だから受け入れてあげたいのに…」(男性/33歳/会社員)
キスやハグはできるけど、セックスだけは無理と感じている人もいます。簡単なスキンシップであれば好んでできても、それ以上の行為になると途端に身も心もすくんでしまう。こんな状況が続けば、恋人に対しても申し訳なくなってしまいますよね。
また、拒否し続けることで恋人を傷つける恐れもあるでしょう。だからこそ、意識して状況を変えていく必要があるのです。
③女性の性器がどうしても気持ち悪い…
「女性の性器がどうしても気持ち悪い…。見慣れないものだから、苦手意識を持ってしまうんだと思う」(男性/24歳/製造業)
他人の性器は、普段はそう簡単に見られるものではありません。セックスの時だけ見ることができるものだからこそ、苦手意識を持ってしまう人は多いでしょう。誰しも見慣れないものには抵抗を感じやすいものです。
中には、視界に入れることすら受け付けないという人もいます。この場合、克服はより難しく感じるでしょう。
④トラウマがあって生理的に難しい
「セックスは生理的に受け付けないし、恋人の愛の言葉も信じられない。過去にひどい仕打ちを受けた経験があるので、したくないと強く思ってしまいます」(女性/30歳/事務職)過去にトラウマになるほどの経験をしていると、それが原因でセックスに対して苦手意識を抱くようになることがあります。生理的に受け付けなくなるだけでなく、恋人の愛の言葉さえ信じられなくなる人もいるでしょう。
また、トラウマを解消できずにいると、新しいパートナーが出来てもその傷を引きずることになります。何か心や意識が変わるきっかけがないと、克服は難しいでしょう。
セックスが気持ち悪い理由・原因は?
ここからは、セックスを気持ち悪いと感じる理由や原因について紹介します。
気持ち悪いという感情には、何かしらの理由や原因が存在するもの。それを明らかにすることで、自分がどう対処していけば良いかも分かりますよ。
1.汚いイメージがある
セックスが気持ち悪い原因としてまず考えられるのは、「セックスに対して汚いイメージを持っている」ということです。前戯や挿入行為だけでなく、精子や愛液に対して苦手意識を持っている場合も、汚いと感じてしまうでしょう。
他にも、キスや体毛に対して苦手意識を持っている人も多いです。相手の体に受け入れられないところがあると、それに対して「汚い」「気持ち悪い」という印象を強く持ってしまうのでしょう。
2.セックスにトラウマがある
先ほどもお伝えしたとおり、過去にセックスで嫌な体験をしていると、それがトラウマになることがあります。無意識のうちに苦手意識を持つ原因になってしまうことも多く、セックスを迫られるたびに頭の中に嫌な出来事が思い浮かんでしまうでしょう。
例えば、過去にパートナーに裏切られたり、セックスを無理強いされたなどの体験があれば、それがトラウマとなって心を蝕みます。自分では克服したつもりでも、無意識のうちに傷として残ってしまっている場合もあるでしょう。
3.性器の見た目に慣れていない
セックス自体に問題があるわけではなく、相手の性器に対して苦手意識を持っている場合も、気持ち悪いと感じてしまうことがあります。例えば、オナニーは抵抗なくできる、暗ければセックスに応じられるという人には、この理由が当てはまるでしょう。
確かに、他人の性器は見慣れないものです。時にグロテスクなものに見えるため、苦手意識を持っている人も多いでしょう。見る機会が少ないものだからこそ、慣れない恐怖から「気持ち悪い」と感じてしまうのです。
しかし、性器に慣れれば問題が解決されるわけではありません。なかなか見られない、そして見るに堪えないものだからこそ、工夫や対処が解決の鍵となります。
4.パートナーを信用できない
性行為に嫌悪感や苦手意識を持ってしまう原因が、セックス自体にあるとは限りません。時には、その原因がパートナーであることも。例えば、パートナーに浮気をされたことなどがある場合は、不信感や不安感から苦手意識をもってしまいやすいのです。
パートナーを信頼できないことにより、関わり合いを持ちたくないと拒否してしまうのでしょう。誰だって、信頼や信用できない相手との行為は願い下げだと思うものです。
5.セックスに慣れていない
人によってセックスの経験値は異なるものですが、慣れていないことが原因で気持ち悪さを感じてしまうこともあります。
例えば、セックス経験が少ないとあれば、自信のなさから苦手意識を持ちやすいでしょう。これによって「気持ち悪い」「嫌だ」という認識が強まり、「セックス=汚いもの・嫌なもの」に思えてしまうのです。
セックスの腕に自信がない場合も同様です。パートナーから不満をぶつけられるという恐怖も重なることから、ついつい逃げ腰になってしまうことがあるでしょう。
しかし、セックスに慣れていないからと避けてばかりでは、状況を変えることはできません。だからこそ、意識を変えて経験を積むべく行為を重ねていきましょう!
6.セックスが気持ちいいと感じない
本来セックスはとても気持ちの良い行為です。愛するパートナーと心身共に結ばれる素晴らしいものでもあり、将来を約束しあった同士が子供を望んでいる時にもセックスをします。このように肉体的にも精神的にも想いを通わせている2人が共に快感に浸れる唯一無二の行いと言えるでしょう。
しかしセックスを気持ち良いと思えない場合は「なんのためにするんだろう」という疑問が浮かびます。特に子作りのためにしているセックスではない場合はこうした考えが顕著に現われるでしょう。
そうした思いが最終的に、子供を望んでいないのにわざわざ裸で抱き合う意味がわからない、お互いを触り合うなんて理解できないというところまで至ると、セックスを気持ち悪いという考えに至るのかもしれません。
7.性的指向が違うせいかも
性癖は人の数だけあるといっても過言ではありません。そのため、自分が理想と思い描いていたセックスと実際のセックスが大きく異なることも考えられるのです。その事実を知った瞬間にセックスへの壁を大きく感じ、苦手意識を抱いてしまう可能性があるでしょう。
そうなるとセックスで性的興奮を抱けなかったり性欲の解消ができなかったりします。そして次第に「セックスなんて気持ち悪い」という考えに至ると言えます。
セックスをすることのメリットって?
セックスには次のようなメリットがあると理解することで、気持ち悪いという苦手意識を変えていけますよ。
①好きな人との愛情確認ができる
一つめのメリットは、セックスをすることにより、好きな人の愛情を確認できることです。「愛されている」「同じ気持ちを共有している」と実感できるので、身も心も満足できるでしょう。
それだけでなく、気持ち良い体験をすることで、セックスに対して好印象を持てるようにもなります。セックスに対して意欲的な気持ちを持つことができれば、「気持ち悪い」と感じることも少なくなっていきますよ。
②ストレスを解消できる
セックスは体を動かす行為なので、少なからず良い運動をすることになります。気持ち良さを感じられる行為ですから、自身の中に溜まっているストレスを解消することもできるでしょう。
また、恋人から愛されているという実感は、自分に幸福感をもたらすものです。「身も心も満たされるので自信が持てる」という人もいます。愛されている自信が持てれば、嫌なことがあってもすぐに持ち直せるでしょう。
③自分の体に自信が持てる
パートナーに愛されているという実感は、自分の自信に繋がっていきます。また、自分の体にコンプレックスを持つ人でも、パートナーに愛されることで自分の体について自信が湧いてくるでしょう。「こんな体でもいいんだ」と前向きに捉えることができるようになります。
自分の体に自信が持てないと、セックスに対して嫌悪感や抵抗感を強く抱くでしょう。そうした気持ちから抜け出したいなら、恋人から求められたら思い切って応えてみるといいですね。世の中にはコンプレックスを気にしない人も多いので、勇気を出してみましょう。
セックスが気持ち悪いという考えは、なかなか拭えるものではありません。しかし、セックスを重ねることで自信がつき、克服できるケースもありますよ。
④心地よい眠りにつくことができる
心地よい眠りにつくことができるのも、セックスのメリットの一つです。
セックスでオーガズムを迎えると、体内に「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。オキシトシンには、別名ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」の働きを抑制する効果があるため、分泌されることで心が穏やかになり、心地よい眠りにつくことができるのです。
また、適度な運動量があるセックスだからこそ、終わった時には心地よい疲労感に見舞われます。その疲労感も、眠りを促す一つの要素だと言えるでしょう。
出典:ダイヤモンド・オンライン『セックスと睡眠の意外な関係』
https://diamond.jp/articles/-/124689
セックスが気持ち悪いと思ったら・9つの対処法
セックスに対して「気持ち悪い」という気持ちがあると、どうしてもセックスを避けてしまいがちになりますよね。
しかし、恋人と付き合う以上は、セックスは避けては通れぬ道。いつまでも避けられるものではありません。だからこそ、セックスが気持ち悪いと思ってしまう自分を変えていきましょう!
①オナニーで性行為に慣れる
セックスに対して気持ち悪いという感情を抱いている人は、まずはオナニーで性行為そのものに慣れてみましょう。自分の性器に慣れることができれば、パートナーの性器にも触れやすくなるでしょう。
ただし、オナニーでは限度もあります。一人で行う行為と二人で行う行為とでは、内容がそもそも違うからです。そのため、オナニーに慣れたら、意を決してセックスに挑戦してみましょう。徐々に自分を慣れさせることで、気持ち悪いと感じる自分を変えていけるはずです。
また、オナニーに慣れてきたら方法を変えてみるのもおすすめです。よりセックスに似せた内容にすることで、気持ち悪いという感情を克服していけるでしょう。
②セックスに対するイメージを変える
「セックスが気持ち悪い」と思ってしまうのは、自分がそう思い込んでいるだけという可能性もあります。長いあいだ同じ考えに囚われすぎて、意識を変えることに抵抗を感じているのです。そのため、セックスが気持ち悪いというイメージを意識して変えていきましょう。
例えば、セックスに対してプラスのイメージを抱くよう、18禁の恋愛小説や女性向け漫画を読んでみることをおすすめします。こうしたものを読むことで、パートナーに愛されることの喜びや幸せを想像できるでしょう。
また、パートナーと積極的にスキンシップを取っていくことも大切です。触れ合うことに慣れておけば、セックスに対する苦手意識も変わっていきますよ。
③信頼できる人に相談する
自分だけではなかなか意識を変えられないという場合は、信頼できる人に相談するのもおすすめです。例えば、親や兄弟姉妹、友達など、信頼できる人に相談することで心も軽くなるでしょう。気持ちを吐き出すことで、考えを整理することができますよ。
また、相手からアドバイスを貰えることも。「自分はこうだった」「同じ気持ちを抱えていた」という体験談を聞けたら、役立つ情報を入手できるかもしれません。ただ相談するだけに終わったとしても、「してよかった」と思えるでしょう。
ただし、セックスの話はとてもデリケートなものです。人によっては話自体に嫌悪感を抱いてしまうこともあるので、セックスの話をしてもいいかどうか、話す前に許可を取るようにしましょう。
④パートナーに「セックスが気持ち悪い」と打ち明ける
セックスが気持ち悪いという感情を抱えていても、それを打ち明けないままではパートナーに理解されません。勇気を出して、パートナーに正直な気持ちを伝えてみることも大切です。
黙ったままでいると、パートナーに「理由もわからずにセックスを拒否されている」という印象を持たれてしまうことに繋がります。あなたの気持ちを誤解されてしまい、関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。二人の良い未来を願うなら、はっきりと伝えるべきです。
ただし、こうしたデリケートな話は、言い方や場所を選ぶ必要があります。ストレートに「気持ち悪い」と伝えてしまうとパートナーを傷つけかねないので、「セックスが苦手なんだ」という程度に留めておくのがおすすめです。
また、スキンシップを楽しんでいる中で言うと水を差してしまうので、話すタイミングも見極めましょう。
⑤「気持ち悪い」と思っている自分を認める
セックスに対する印象は、人それぞれ違います。プラスの印象を抱いていることが必ずしも正解とは言えないからこそ、「気持ち悪い」と思っている自分を認めてあげましょう。
セックスを気持ち悪いと感じてしまう自分が嫌だという気持ちにとらわれていると、その気持ちを改善できないことに苛立ったり、落ち込んでしまいやすくなります。そのせいでパートナーに八つ当たりをしてしまった…なんてことになれば、元も子もありませんよね。
無理に改善しようとせず、まずは「気持ち悪いと思ってしまうのは仕方のないことだ」「当たり前の感情なんだ」と考え、肩の力を抜きましょう。誰にだって苦手なものはあります。だからこそ、「そんな自分でもいい」と受け入れてあげることが大切です。
自分の気持ちを認めることで、「前向きに頑張ろう」と思えるようになるはずですよ。
⑥軽い内容の性行為を重ねていく
ある程度セックスへの苦手意識を克服できたら、軽い内容の性行為を重ねていきましょう。
例えば、最初はキスをして上半身に触れるだけにしておき、それに慣れてきたら下半身を触り合うなど、少しずつ進めていくのです。そのように軽い行為から始めることで、徐々にセックスに慣れていくことができます。
いきなりセックスをしようとしても、苦手意識を持っているうちは難しいもの。かえって気まずい思いをすることにもなりかねませんので、ぜひ「軽めの触れ合いから徐々に進めていくこと」を意識してみてください。
その際は、事前に「軽い内容に留めたい」ということをパートナーに伝えておくことも忘れずに。先に伝えておかないと、気分が盛り上がった時に水を差してしまうことになりますよ。
⑦パートナーとしっかりした信頼関係を築く
自分の中の苦手意識を克服するためにも、パートナーとはしっかりとした信頼関係を築いておきましょう。先述したように、セックスに対する苦手意識は、パートナーへの不信感や警戒心から生まれることがあるからです。
特に、過去に恋人の裏切りを受けたり、手酷い行為をされたりといった経験があると、新しいパートナーに対しても苦手意識が生まれます。これによってさらに「気持ち悪い」と感じてしまうこともあるので、信頼関係を築いてその苦手意識を取り払っておきましょう。
心から信頼できると心身ともに理解することで、セックスに対する恐怖や不安も取り除かれます。基礎となる部分をしっかり築き、安心できる関係を作りましょう!
⑧部屋を暗くするなど工夫してみる
相手の性器に対して苦手意識を抱いているなら、部屋を暗くするなどの工夫もおすすめです。こうしたちょっとの工夫でも、「気持ち悪い」と感じにくくなりますよ。セックスに対する恥じらいも緩和されるので、より集中できるでしょう。
また、部屋を暗くすることで「見られている」という意識も薄まります。これによってコンプレックスを気にしなくなるので、より苦手意識も和らぐでしょう。他にも、見ないよう目元を隠すのもおすすめですよ。
セックスが苦手だからと逃げているばかりでは、気持ち悪いという気持ちを克服できません。まずは自分にできる方法から始め、徐々に行為に慣れていきましょう!
⑨性癖が原因なら別れも検討する
性癖は人の数だけ存在すると紹介しました。どれだけ性格に惚れ込んだ相手であってもセックスの相性が悪いことは充分にあり得る上、それが別れの原因となることも珍しくはありません。そのためあまりにもセックスが気持ち悪いと思うのであれば別れることも検討しましょう。
パートナーと将来を考えていたなら苦渋の決断かもしれませんが、今後もセックスの度に気持ち悪いと思い続けるのも辛いはず。性欲は人間の三大欲求ですが、そのうちの1つが永遠に満たされないまま日々を過ごしていかなければならないのは更につらいことです。
そうであれば別れを選択し身体の相性が良い人を見つけるのもNGな考えでは無いと言えるでしょう。セックスに対する考えがガラリと変わる可能性も期待できますよ。
パートナーがセックスを気持ち悪いと感じているケース
ここからは、立場を変えて「パートナーがセックスを気持ち悪いと感じている時の対処法」について紹介します。次のようなことを心がけるだけでも、パートナーの苦手意識を変えることができるでしょう。
1.セックス以外のスキンシップをとる
パートナーがセックス嫌いなのに、無理矢理自分の意見を押し通そうとすると、あなた自身が嫌われてしまう可能性があります。そのため、セックス以外のスキンシップから始めてみましょう。徐々に行為に慣れてもらうことで、セックスに対する苦手意識が薄れていくかもしれません。
また、気持ちに寄り添ってあげることで、パートナーも「恋人の気持ちに応えよう」と頑張ってくれるようになるでしょう。自ら苦手意識を克服すべく行動してくれるようになるので、まずはセックス以外のスキンシップから始めることが大切です。
逆に、セックスできないからとそっぽを向いてしまっては、体目当てだと勘違いされかねません。関係をギクシャクさせないためにも、できるだけパートナーに寄り添ってあげましょう。
2.無理にセックスするのは絶対NG
パートナーの中に「セックスが気持ち悪い」という感情があるのにもかかわらず無理にセックスしてしまうと、セックスに対する嫌悪感を加速させることになります。最悪の場合、トラウマを植え付けることにもなりかねないので、絶対に無理強いしてはいけません。
パートナーが素直に「セックスが気持ち悪い」と話してくれるなら、受け入れてあげましょう。馬鹿にしたり相手にしなかったりすると、余計にパートナーを傷つけてしまいます。二人の関係が悪くなる恐れがあるので、くれぐれも注意しましょう。
3.何よりも焦らないこと
好きな人とセックスできないという事実は、意外にも人の心をむしばむものです。「早くセックスしたい」「気持ちよくなりたい」と、自分の心がはやるのを感じるでしょう。しかし、ここで焦ってしまうと、関係が悪化する恐れがあります。
そのため、何よりも焦らないことを頭に入れておきましょう。自分本位な考えになりそうな時ほど、冷静さを取り戻すことです。パートナーに寄り添う姿勢を見せてこそ、相手からも愛情を向けられます。
また、「セックスが気持ち悪い」という考えは、自分が焦ったからといってそう簡単に克服してもらえるものではありません。だからこそ、焦らずに相手のペースに合わせてあげましょう。
4.「気持ち悪い」と感じる原因を取り除いてあげる
人によって「セックスが気持ち悪い」と感じる理由や原因はそれぞれですが、パートナーの理由や原因がはっきりしているなら、それを取り除いてあげることも大切です。恋人自ら取り除いてあげることで、さらに愛情を深くしてくれるでしょう。
また、「気持ち悪い」という感情を取り除いてあげると、パートナーがどんなことを苦手としているのかも理解できます。無意識に傷つけてしまうといったことを防げるようになるので、理由や原因が分かっているなら取り除いてあげましょう。
ただし、「セックスが気持ち悪い」と感じる理由や原因は、他者がどうにかできる問題でない場合も多いです。その場合には、パートナーがサポートしてあげましょう。
5.まずはしっかりした信頼関係を築くことも大切
相手の「セックスが気持ち悪い」と思う理由や原因を取り除いてあげる、軽くしてあげるためには、まずはしっかりした信頼関係を築くことが大切です。しっかりした信頼関係を築くことで、恋人も心を開いてくれやすくなります。
また、何が原因かも教えてくれるでしょう。逆に信頼関係が成り立ってないと、その理由さえ誤魔化される可能性が高いです。理由が分からないままセックスできない期間が長引いてしまうことになり、お互いにストレスを感じるでしょう。
だからこそ、まずは基礎となる信頼関係をしっかり築くべきです。何か問題が起きたときでもすぐに解決できるよう、セックス以外のことにも目を向けてみましょう。
セックス以外も!皆が苦手なモノ|番外編
人は誰しも「苦手だな…」と思っているものが少なからずあるものです。それらについて理解を深めておくことで、より相手に寄り添った対処ができるようになります。
1.キスが苦手
セックスは平気でも、キスが苦手という人も多いです。キスは相手の唇に触れたり、舌をからませたりする行為のため、「汚い」というイメージを持ってしまうのでしょう。また、相手の口が臭いといった経験をすると、キスをすることに抵抗を感じやすくなります。
また、キスを生理的に受け付けないという人もいます。例え愛しい相手であっても、受け入れられない行為もあります。もし恋人がキスを嫌がるようなら、苦手意識を持っているのだと理解してあげましょう。
キスが苦手な人は、多くの場合、理由や原因が明確に分かっています。それらを取り除いてあげることで、キスを受け入れてくれるようになるでしょう。
2.握手が苦手
世の中には、人と握手を交わすことを苦手とする人もいます。握手は信頼関係を結ぶうえで欠かせない行為といえますが、嫌な体験をすれば苦手意識を持ってしまうでしょう。例えば、握手した時に相手の汗を感じたり嫌な臭いを嗅いでしまったりすれば、苦手意識を持つのも無理はありません。
また、握手も人の肌や体温を感じる行為といえます。こうした行為に対して抵抗感や苦手意識を持っていると、緊張から嫌な汗をかくことも多いでしょう。体が変に硬直してしまい、信頼を結ぶ場なのにギクシャクすることも…。
もし相手が握手が苦手というなら、無理に握手を求めないことも大切です。誰にでも苦手なものがあるので、理解を示してあげましょう。
3.恋愛そのものが苦手
世の中には、恋愛そのものが苦手という人も存在します。こうした人は、過去にトラウマを負っていたり、恋愛に良いイメージを抱いていなかったりと、理由はさまざまです。何かしらの原因から、恋愛に対して前向きな気持ちを持てません。
そのため、恋愛から遠ざかるような態度や発言が多いです。例えば、「恋人は要らない」「自分一人だけで充分」と、人と関係を持たないような言動が見られます。こうした人は心が傷ついている可能性が高いので、そっと寄り添ってあげることが大切です。
恋愛そのものが苦手な人に「好きになって」「克服して」と無理強いしても逆効果といえます。だからこそ、傷を癒すようそっと寄り添ってあげましょう。
4.子供が苦手
結婚を望む人の全てが、子供が好きというわけではありませんよね。世の中には子供を苦手とする人もいますし、結婚しても欲しくないと思っている人も多いです。子供が苦手な理由は人それぞれですから、こちらも理解を示してあげましょう。
ただし、自分が子供を望んでいる場合には、恋人としっかり向き合うことが大切です。互いの価値観や将来設計が一致していなければ、お互いに不幸せになる可能性があります。そのため、子供を望むならはっきりとした意思表示が必要です。
また、恋人が子供嫌いな場合には、その原因を尋ねてみましょう。原因を聞いた上で相手に寄り添うことで、子供嫌いを克服してもらえる場合があります。
5.狭いところや怖いものが苦手
世の中には、「○○恐怖症」という症状を抱える人が多く存在します。例えば、狭いところや暗いところが苦手という「閉所恐怖症」「暗所恐怖症」などが代表的ですが、普通に過ごしているだけでは、相手の恐怖症に気づいてあげることができません。
また、こうした恐怖症を抱えている人は、その場面に陥ることでパニックになることも多いです。自分を見失うほどに取り乱すこともあるので、その場に居合わせた場合には落ち着かせてあげるよう心がけましょう。
他にも、こうした恐怖症はそれぞれで克服が難しいとされています。本人が努力して克服しようとしているなら、理解を示してあげることも大切ですよ。
セックスが気持ち悪い理由や原因を取り除こう
だからこそ、一番近い存在ともいえる自分自身がそれを認めてあげることが大切です。自分で受け入れてあげることで、苦手意識の克服へと少しずつ近づくことができます。自分の気持ちを否定してばかりでは、状況も変わらないでしょう。
また、パートナーが「セックスが気持ち悪い」というなら、それに寄り添ってあげることも大切です。いつ自分も同じ気持ちになるか分からないからこそ、理解を示してあげてくださいね。
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