「男性不信」の意味とは?
この記事では、そんな「男性不信」の状態に陥っている女性の特徴や克服方法を詳しく解説していきます。男性が怖い・トラウマがある・信じられない…そんな辛い気持ちの女性は、ぜひ最後までご覧ください。
女性のホンネ!男性不信になった理由は?
痴漢にあって怖くなった
「高校生の頃、優しそうな見た目のサラリーマンに痴漢されて以来、ずっと男性が怖いです。優しそうな人だったので尚更ショックでした…」(21歳/女性/大学生)
痴漢という犯罪行為は、身体だけではなく女性の心にも大きな傷を作ります。周囲に相談できず、一人で苦しみを背負ってしまう女性も多いのです。逃げたくても逃げられない、声をあげられない…性犯罪で恐怖を味わった女性が男性不信になるケースは非常に多いのです。
何度も浮気されたから
「昔から付き合う彼氏に浮気されるのが多くて。昔は「男運悪いな」で済んでいたのですが、結婚の約束までした彼氏に浮気されてから男性を信用できなくなりました」(29歳/女性/歯科受付)
浮気という行為も、女性の心を深く傷つけます。彼氏を責めるのではなく「自分が悪いのではないか」「あの時あんな事言わなければ」と自分を責めてしまう女性もいます。信用している彼氏に何度も裏切られ心の傷が深くなってしまい、新しい恋を始める事が怖くなってしまうんですね。
過去の失恋がトラウマで…
「高校生の頃、大好きだったクラスメイトにラブレターを出して告白したら、そのラブレターをクラス全員の前で朗読されて…その頃から気付けば男性を遠ざけてしまっています」(26歳/男性/事務員)
過去の辛い失恋も、男性不信になってしまう理由としては充分です。先ほど紹介した浮気もそうですが、告白の返事にひどい言葉を言われたり告白をバカにされたり、そんな辛い失恋の経験がトラウマになってしまっている女性は、新しい恋に踏み出したくても、心が無意識のうちにブレーキをかけてしまっている状態なのかもしれません。
元カレからDVを受けて
「いつもニコニコしている彼氏が、ある日を境に暴力を振るってくるようになりました。彼氏の友達には当然信じてもらえず。もう男なんて信じません」(24歳/女性/SE)
恋人同士のDVも立派な犯罪行為です!恋人からの暴力は肉体だけでなく精神的にもとても辛く、一生心の傷が癒えない場合もあります。男性不信の女性の中には、男性と話すたび過去のDVの経験がフラッシュバックしてしまう方もいます。
幼少期のイジメ
「小学生の頃、男子生徒にイジメられていました。女子生徒はかばってくれたけど、そのせいで昔から男性が嫌いです」(33歳/女性/営業職)
小学校や中学校では、男子生徒が女子生徒をイジメるというパターンも珍しくありません。好きだからイジメたくなる・背が低いから・発育が良いから・目立つ子だから…など、理由は些細な場合が多いのですが、イジメられている女の子からすれば、そんな事は分かりませんよね。
幼いころに「男=怖い」という考え方が完成してしまい、大人になっても克服できない…そんな女性もいるのです。
男性不信になっている女性の心理状況
できるだけ男性とは関わりたくない
男性不信の女性にとって、「男性と関わりたくない」という心理になるのは当たり前のことです。学校や職場では最低限の会話で済まし、出来るだけ男性との接点を減らしてる女性もいるでしょう。また、男性の少ない職場で働いたり、女子高・女子大に進学する女性も多いでしょう。
関わらなければ傷つくことはありませんから、一種の自己防衛とも言えるでしょう。
男性はみんな信用できない
浮気や過去の失恋から、「信用できない」という気持ちになってしまう女性も多いです。この場合の「信用」とは、ビジネスや人としての「信用」は出来るけれど、恋愛においては「信用出来ない」という女性も多いでしょう。
職場や学校では男性と普通に会話できる女性でも、プライベートな関係になると、一気に信用出来なくなるのです。
男性が怖い
とてもシンプルな心理ですが、男性不信の女性にとって、この心理状況に陥るパターンが一番多いのではないでしょうか。「男性に裏切られる怖さ」「過去の経験がフラッシュバックする怖さ」「男性と関わることで傷つくかもしれないという怖さ」…。複雑な心境なのではないでしょうか。
しかし男性が怖いからといって、男性を全く無視して生活していくのは無理がありますよね。男性不信の女性は、日々この「恐怖」と戦っているのです。
いつかは裏切られると思っている
男性不信の女性の中には、恋人がいる女性もいます。しかし、「いつかは裏切られる」という気持ちを常に抱えてしまっているパターンもあるのです。男性にいつ裏切られてもいいように、彼氏のことをあえて信用せずに付き合っているんですね。
常に「いつかは裏切られる」と予防線を張っていれば、いざ裏切られた時も傷が浅く済む、という考えの男性不信の女性は多いです。
男性不信の女性の特徴とは?《前編》
また、男性不信の女性にとって、同性からの追及もツライもの。もし周囲に男性不信の女性がいても、無理に話を聞きだすのはやめてあげてくださいね。
男性と積極的に会話をしようとしない
男性不信の女性は、当たり前ですが男性とは積極的に会話はしません。挨拶や業務時の会話など、最低限の会話はしますが、プライベートな話や、日常会話は避けてしまいます。また、飲み会や食事会でも男性とは一定の距離を置き、女性とばかり会話しているパターンが多いでしょう。
しかし中には、男性の事は好きだけれど「恥ずかしくて避けてしまう」「緊張して会話出来ない」「男性より女性が好き」という女性もいますので、男性と会話をしない=男性不信と決めつけてしまうのは早いでしょう。
男性と話すときに目を見て話さない
男性が話しかけてもうつむいたまま、目を合わさず会話してしまう…など、恐怖心から男性と目を合わすことが出来ない男性不信の女性も多いです。この場合は、あえて目を合わさない女性と、目を合わすことが出来ない女性、2パターンがあります。
前者タイプはいざという時は目を合わすことは出来る方が多いですが、後者は頑張っても目を合わすことが出来ません。目を合わすようにと周囲の人間が注意しないようにしましょう。
恋愛話が嫌い
そもそも恋愛に興味がなかったり、人前で恋愛話をしたがらない女性もいますが、女子会などで周囲が恋愛話をしていても、まったく輪に入ってこなかったり、恋愛話を避けるのも、分かりやすい特徴といえますね。そもそも男性不信の女性は、新しい恋愛に踏み出す事に躊躇してしまう場合が多いので、恋愛話をしたくても出来ないのです。
恋愛話を避けている女性がいたら、変に勘繰らず、そっとしておくのが良さそうです。
男友達がいない
男性不信の女性は、男友達を作りたがりません。そもそも、男性に恐怖心を抱いていたり、嫌悪感を抱いているのですから当たり前ですよね。また、男友達がいても、一定の距離感を保っている男性不信の女性も多いでしょう。
男性不信の女性の特徴とは?《後編》
恋愛においてネガティブ思考
男性不信の女性は、基本的に恋愛においてネガティブ思考になってしまいがちです。過去の失敗やトラウマから、「私なんて…」「どうせ恋愛なんて出来ないんだ」という気持ちになってしまい、恋愛の嫌な面ばかりが頭の中に出てきてしまうのです。
また、男性に優しくされたり好意を伝えられたとしても、「何か裏があるのでは」と考えてしまうのも特徴です。
男性に対してキツく当たる
わざと男性にキツく当たったり、嫌われるような素振りを見せるのも、男性不信の女性の特徴です。男性から嫌われてしまえば、男性が寄ってくることが無いため、そのような態度・素振りを取ってしまうのです。
そのような女性は、男性と女性と接する時の態度が明らかに違います。女性の前ではニコニコと笑顔で話していても、男性の前になると態度が豹変する場合が多いでしょう。
ガードが固すぎる
男性にガードが固い女性は、男性不信以外にもいますよね。しかし、男性不信の女性は、ガードが固いというよりも「拒絶」のような反応をしてしまいます。例えば、男性に連絡先を聞かれるとします。ガードが固い女性であっても、男性が本気で好意を持っていると分かれば、連絡先を交換する場合が多いと思います。
しかし、男性不信の女性は、いくら誠実さを見せられても、好意を伝えられたとしても、男性に連絡先を教えることはしないでしょう。
自分の感情を抑えがち
男性不信の女性、特に男性に恐怖心を抱いている女性は、自分の感情を抑えがちです。ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情も抑えてしまうのが特徴です。「どうせ言っても伝わらない」「自分の意見なんて通らない」と感じているのです。男性の支配下に長く置かれていた女性は、特に自分の感情を殺し、無理をしてしまう事もあります。
男ウケを全く狙っていない外見
男性に好かれたいと思っている女性は、当たり前ですが男性にウケが良い服装や髪形をしますよね。しかし、男性不信の女性は男性に好かれたいと思っていないので、常にパンツスタイルやノーメイクなど、男ウケを狙うことはしません。また、派手な髪色や奇抜なファッションの女性も多いでしょう。
男性不信になる原因について
男性に対してのトラウマがある
男性不信の女性が抱えているトラウマの原因は、男性に暴力を振るわれた、浮気をされた、ひどい事を言われた、性犯罪に遭った…など実に様々なものがあります。トラウマを乗り越え、新しい恋愛を始めることが出来る女性もいますが、中には男性が怖くなってしまう女性もいます。
男性不信の女性の多くが男性に対して何らかのトラウマがある場合は多いでしょう。
男性に対してネガティブな印象を抱いているから
男性不信の女性は、男性に対してネガティブな印象を抱いている女性がとても多くいます。上辺では仲良くしていても、「どうせ男は…」と、男性を一くくりにして考えてしまうんですね。男性に対してネガティブな印象を抱く原因は、先ほど述べたトラウマと似ていて、過去に男性に嫌なことをされたから…というものが多いでしょう。
また中には、父親が原因の事もあります。父親というのは、女性にとって初めて触れる「男性」です。その父親が高圧的・暴力的な性格だと、男性=嫌な存在と、幼いころから刷り込まれてしまうのです。
他人に心を開けないから
男性不信の女性の中には、男性だけでなく女性にも心を開けない所謂「人間不信」な人も多いでしょう。人間不信の女性は、基本的に誰とも積極的に仲良くしようとせず、自分の殻にこもってしまう傾向があります。
人間不信の女性は、基本的には自分に自信がない女性が多いです。自信がない故、他人の目が気になってしまうのです。一見、一匹狼の女性と見分けがつきにくいかもしれませんが、一匹狼の女性はあっけらかんとして、サバサバとしています。その点、人間不信の女性は、どこかビクビクしているような雰囲気があります。
男性に過度に期待してしまうから
男性に過度な期待をしてしまい、裏切られたことで男性不信に陥ってしまうという女性もいます。このパターンの女性は、男性が嫌いなのではなく好きだからこそ期待してしまうんですね。何度も「この人こそ!」という期待を裏切られ、その結果男性不信になってしまうのです。
男性不信の症状を克服するための方法
恋愛映画やドラマなどを見る
まずは、恋愛映画やドラマを見て「恋愛」について良いイメージを植え付けてみましょう。その際視聴する映画・ドラマはハッピーエンドのもの限定で観るようにしましょう!その映画・ドラマを観ている最中は、ヒロインの立場になって想像してみることも大切です。
素敵な恋愛話をたくさん吸収することで、自分の中でポジティブな感情が生まれたら大成功ですよ!映画・ドラマが苦手、という方は、恋愛ソングでも良いでしょう。自分がワクワクする作品を見つけてみましょう。
信用できる男性で慣れる訓練を
職場にいる優しそうな男性上司、女友達の男友達など、信用できる男性を一人でも作ってみましょう。男友達を作って男性に慣れることで、男性不信がマシになる場合があります。もし男友達を作るのが怖いなら、日常生活の些細な事でも良いので男性に触れる機会を増やしてみましょう。
例えば「コンビニやスーパーでは男性店員に接客してもらい目を合わせてみる」「男性美容師に髪を切ってもらう」「職場の男性と日常会話を交わしてみる」など、小さな成功体験を積んでいくのも効果があります。
必要以上に恐れない
男性不信の女性の中には男性を必要以上に恐れてしまっている女性も多いです。恐怖心を常に抱いていると、男性が好意や優しい思いやりの心を持っている事にも気付けません。確かに、男性不信の原因になったような悪い男性がいるのも事実ですが、優しくて誠実な男性がいるのも事実なのです。「男性だって同じ人間」と考えてみましょう。
そのためには、何より自分に自信を持つことが重要です。まずは自分と男性は対等の立場だという考えを持ち、恐れを捨ててみましょう。
まずは挨拶から始めるのも◎
男性と日常会話をするのはちょっと…。という女性は、「おはようございます」「お疲れ様でした」と、何気ない挨拶でも交わしてみましょう。その際のコツは、顔をあげ、出来るだけ男性の目を見ながら言う事。目を合わせられない場合は、眉間付近を見つめるようにすれば緊張せずに済みますよ。
挨拶は自分がされても嫌な気持ちはされませんよね。毎日挨拶を交わす仲になれれば、大成功と言えるでしょう。
無理は禁物!時間をかけて距離を縮める
男性不信を改善するために、焦って男性との距離を縮める必要はありません。ガツガツ男性と接してしまうと、悪い男性も引き寄せてしまう可能性があるので危険です。まずは男性不信の自分を認め、ゆっくりゆっくり男性との距離を縮めていくことを意識しましょう。
男性と距離を縮めていく中でどうしても辛くなったら、無理は禁物です。また離れて心を休めてあげましょう。男性不信をすぐに治す必要はありません。極端な話、10年後、20年後にでも改善出来ていれば良いのです。一日一歩前進する気持ちで、自分のペースで改善していきましょう。
男性不信は無理せず自分のペースで克服していこう!
また周囲の人間は、男性不信の女性に対して強引に男性とくっつけようとしたり、男性不信に陥った原因を根掘り葉掘り聞くのは厳禁です。見守りながら、いざという時は相談に乗ってあげられるようにサポートしてあげてくださいね。
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