「男顔」に関する専門家の意見やアドバイス
いわゆる「男顔」の人にはカジュアルなスタイルが似合う
顔立ちに合ったファッションを意識することで、自分の魅力が際立つはず。いわゆる「男顔」の人は、顔タイプ診断によると「クールカジュアル」に分類され、カジュアルなスタイルが似合うとされているようです。『顔タイプ診断®で見つかる本当に似合う服』(岡田実子)には、以下のような記述があります。
「クールカジュアル
【印象】
クール、ボーイッシュ、格好良い、フレッシュ、凛々しい、アーティスティック
【このタイプの有名人】
剛力彩芽さん、冨永愛さん、りょうさん、木下優樹菜さん、渡辺佳子さん
子供×直接の特徴がわかりやすく出ていて、実年齢よりも若く見られやすいタイプです。
パーツや輪郭に直線を多くふくむので、クールな印象になります。顔に肉感がなく、表情があまり動かない印象や、ボーイッシュな印象になることがあります。
(中略)
ファッションのポイント
カジュアルベースでどこかに遊びをプラス
【トップス】
襟元や袖のどこかに直線のあるデザインで、カジュアル系のテイストが似合います。たとえばライダースジャケットにボーダーTシャツなど、シンプルな中にクールさを含んだカジュアルな服を選びましょう。メンズライクなシャツも素敵に着こなせます。あえてオーバーサイズのゆるっとしたボリューム感のあるものを着るのもおすすめです。アウターはGジャン、MA-1、ライダース、ミリタリージャケットなど、辛口アイテムが◎。トレンチコート、チェスターコート、テーラードジャケットなども似合います。フリルの多い服はNG。
【ボトムス】
すっきりしたIラインシルエットのワンピースやデニムタイトスカートが得意。ギャザーが多く、広がるフレアシルエットは曲線が多すぎるため似合いづらいです。
パンツはショートパンツ、ワイドパンツ、ボーイフレンドデニム、スキニーパンツなどがおすすめです。デニムは特に似合います。
【柄】
ストライプやボーダーなどの直線的なものが似合います。星も得意です。花柄の場合は、あまり大きくない小花柄や線的な花柄ならOK。
【靴やバッグ、帽子】
スニーカーやポインテッドトゥのぺんたこ靴、エンジニアブーツや乗馬ブーツなどボリューム感のある靴は特に得意。バッグはシンプルでクールなものが基本で、レザーやステッチ入り、スタッズ付きなど、少しカジュアル感があるとさらに◎。帽子はキャップなど、ボーイッシュなものが似合います。
【アクセサリー】
小さめ~普通の直線のあるデザイン、主張しすぎないシンプルなものが似合います。モチーフが大ぶりで曲線が強いものは負けてしまうので、丸みのあるデザインを取り入れるなら小さめを選んで。可愛らしすぎるものは苦手です。時計はスクエアフェイスが相性◎ですが、サークルフェイスでもボーイッシュなテイストのものならOK。
ヘアスタイルのポイント
【長さ】
ショート~セミロングの短めの長さがおすすめ。ロングヘアよりも肩前後の長さのほうが魅力を発揮できます。前髪をつくるのは似合いますが、斜めに流すのが◎。大人っぽくしたい場合は前髪をなくすのもよいでしょう。
【シルエット】
直線を感じるスタイルが似合います。パーマはかけすぎると違和感がでるので、かける場合はナチュラルなウェーブか、少し内巻き程度がおすすめ。毛先が外ハネのスタイルは得意です。個性を加えたいなら、さりげなくアシンメトリーにした前髪も似合います。一方で、ゴージャスな大人っぽい巻き髪はあまり似合いません。」
このように、いわゆる「男顔」の女性には、シンプルでカジュアルなスタイルが似合うとされているようです。自分らしさを引き立てたければ、甘さや派手さを盛り込むよりも、ナチュラルな雰囲気を意識するといいでしょう。
「男顔=男っぽい性格」ではない
顔のつくりで人を判断してしまうことはありませんか?「目は心の鏡」ということわざもありますが、見た目だけでその人を知ったつもりになるのは短絡的かもしれません。『「外見・しぐさ」で相手の心理を見抜く~他人の考えがわかる実践技術!~』(心理学者・富田隆)には、以下のような記述があります。
「顔相による性格判断というものがある。
たとえば、『目が大きい人は明るく社交的な性格』『口の大きな人はエネルギッシュで生活力旺盛』『眉が濃いと意志が強い』といったもので、顔を見れば、その人の性格や運勢までわかるとされる。
もちろん、長い歴史によってつくられた統計学的なものをベースにしているだろうから、一面では当たっていることもあるだろう。
しかしそれがすべてではないことに注意したい。顔の外見的特徴とその人の性格の関連性というのは、さまざまな科学的研究によって否定されている。科学的根拠はないのだ。
口が小さくてもエネルギッシュな人は大勢いるし、眉が濃くても意志の弱い人だっている。もし顔相を参考にしたいという人は『そうとも限らない』ということを大前提にしておかないと、かえって相手のパーソナリティーを見誤ってしまうことになる。
初対面の相手の顔を見て、たとえば『目が小さく一重まぶただから控えめで慎重な性格』といった顔相判断に単純に当てはめてしまうと、相手の本当の性格を見誤り、不快な思いをさせることだって起きかねないだろう。
情報はときに余計な先入観となって、相手を見る目もくもらせてしまう。
初対面のとき、まず見るべきなのは目や鼻の大小や形ではなく、これまでふれたように、本人の外見から読みとることのできるさまざまなサインや、表情の変化なのだ。」
このように、相手の人物像をつかむには、顔立ちではなく、表情の変化や仕草などに注目する必要があるようです。「男顔」や「女顔」といった容姿の印象で性格を決めつけてはならないでしょう。
<参考文献>
『顔タイプ診断®で見つかる本当に似合う服』(岡田実子)
『「外見・しぐさ」で相手の心理を見抜く~他人の考えがわかる実践技術!~』(心理学者・富田隆)
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