なぜか寂しい…主婦ならではの理由とは?
それがいざ、結婚して主婦になった途端、「主婦ってなんだか寂しい…」「こんなに寂しいなら、独身時代の方が良かったのでは…」という気持ちが湧いてくるのです。結婚して家族もいるのに、なぜ主婦は寂しいと感じてしまうのでしょうか。
今回は、寂しいと感じやすい主婦の特徴やその理由について考え、それをもとに主婦が寂しいと感じた時の対処法を探っていきましょう。主婦になって寂しいと感じている人はぜひチェックしてくださいね。
【主婦の本音】寂しいと感じる事はありますか?
どんなときに主婦は寂しいと感じるのか、そもそも主婦は寂しいと感じているのか、主婦の本音を探っていきましょう。
最近なぜか寂しすぎて病みそう…
「結婚したものの、独身時代の友人とも時間が合わないし、自宅周辺には友人もいない。夫は激務で、最近寂しすぎて病みそう」(27歳/女性/専業主婦)
結婚して憧れの専業主婦になったものの、夢描いていた楽しいセレブ妻生活を送れる人はごくわずかです。ほとんどは、夫の収入を切り詰めて生活を送るのですから、自由になるお金はあまりありません。
遊びに行くこともままならない、独身時代ほどオシャレに気をつかえないのですから、理想とは程遠い専業主婦生活が始まるのです。また、相手にしてくれる友人もわずかだと、寂しい気持ちが増すのは当然のことだと言えるでしょう。
寂しい気持ちを埋めてくれる何かを探さなくてはなりませんね。
充実してるし幸せだから寂しくはないかな
「知らない土地に引っ越してきたけど、幸い好きな仕事で毎日が充実しているし、主人ともコミュニケーションがとれているため、寂しいとはまったく思わない」(34歳/女性/webデザイナー)
好きな仕事に没頭したり、好きな趣味に没頭したりすると、寂しい気持ちになることはありません。逆に、好きなことがあると、没頭できる1人の時間こそが快適に感じるのではないでしょうか。
あなたは今、充実した結婚生活を送っていると感じますか?感じていない人は、まず、好きなものを見つけてみることをおすすめします。
寂しいときもあるけど、夫に理解があるから大丈夫!
「寂しいときがあるのは事実だけど、夫と会話も多いし、休日も一緒に出掛けるためつらくはない。やっぱり結婚した相手で寂しいかどうかが決まると思う」(28歳/女性/飲食店パート)
結婚生活は、当然パートナーである夫と始めるものです。親戚や友人、近所付き合いも大切ですが、夫婦関係が充実していないと寂しい気持ちはぬぐえません。逆に、夫と仲良くコミュニケーションを取れているなら、友人がいなくても寂しい気持ちにはならないのです。
寂しい気持ちの根本的な理由を考えてみると、いかに夫婦関係を良くすることが大切かが分かりますね。友人関係を見直す前に、夫婦関係に問題はないか、今一度考えてみましょう。
主婦生活は社会から取り残されているようで寂しい
「結婚を機に退職。憧れの専業主婦になったものの、好きなことを好きなだけできるほどの資金があるはずもなく、ただ退屈に毎日が過ぎる…。なんだか社会から取り残されているようで寂しい」(24歳/女性/専業主婦)
ママ友と豪華ランチに行って、オシャレカフェに行って、おうちパーティーして、綺麗な洋服を着て…。そんな生活を送れるなら、主婦生活が寂しいと感じることなどないはずです。
しかし、ほとんどの主婦は生活費を切り詰めて節約していますので、子供でもいない限り、時間を持て余す場合がほとんどだと言えるでしょう。
そんな退屈な毎日を送っていると、次第に社会から取り残されているように感じ始め、主婦生活は寂しいと感じてしまうようになるのです。
寂しいと感じやすい主婦の特徴≪前編≫
自分に当てはまる特徴はないか、比較しながらチェックしてくださいね。
結婚前はバリバリ働いていた
主婦になる前は仕事をしていたという人は、その頃のことを思い出してください。男性に劣ることなく仕事に打ち込み、収入も平均以上ではありませんでしたか?
そうだった人は、主婦生活を退屈だと感じてしまう女性である可能性が高いと言えるでしょう。
周囲からの評価も高く、仕事にやりがいを感じていたのに、結婚のために退職せざるを得なかった場合、周囲から目に見えて評価されにくい主婦業は退屈に感じるものです。また、自尊心を感じる場面が圧倒的に減るため、焦りを感じたり、寂しいと感じたりすることが多くなるのでしょう。
積極的にボランティア活動をする、趣味に没頭するなど、熱中できるものを見つけると、寂しい気持ちが落ち着くかもしれません。
目に見える成果で達成感を覚える
仕事は、目に見えて成果を感じることができます。営業ならノルマ達成すれば評価されますし、商品開発なら商品の売れ行きで成果を感じることができるでしょう。
また、上司や同僚からの評価も見えやすく、仕事を頑張れば頑張るほど、上手くやればやるほど、褒めてもらえることも多くなります。
しかし、主婦業はどうでしょうか。毎日同じ時間に起きて、炊事、洗濯、掃除、片付けなどをこなしますが、特に評価されることはありません。毎日家族のサポートをするのですから、立派な仕事であり、存在感もあるはずですが、当の本人は物足りなく感じてしまうのでしょう。
「料理が美味しい」「いつもありがとう」そんな言葉をかけてもらえる環境であれば、寂しい気持ちは紛れるかもしれません。
1人の時間が苦手
1人でいる方が自由にできると考える人、大勢いた方が絶対楽しいはずだと考える人、どちらの考え方も間違ってはいません。しかし、1人でいる方が好きな人は大勢でいるとストレスが溜まりますし、大勢いた方が良いと考える人が1人でいるのは苦痛なのは間違いないと言えるでしょう。
寂しいと感じやすい主婦は、1人の時間が苦手だという人が圧倒的に多いです。このタイプの人は、1人の時間を楽しめるよう努力してみることから始めてください。
1人でできる趣味はたくさんあります。また、勉強や練習などは、むしろ1人の方が集中できると言えるでしょう。1人の時間を楽しめる趣味を普段から探しておいてください。
尽くすのではなく尽くされたい
主婦は、基本的に家族のサポートをすることがメインの仕事と言えます。家の掃除や片付け、食事の用意、公的な手続き、買い物など、仕事や学業以外のほとんどを担当するのです。尽くしたいタイプの女性にとって主婦業は、とても楽しいやりがいのある仕事になるでしょう。
しかし、逆に尽くされたいタイプの女性にとって、主婦業は苦痛に感じることも多く、上手くサポートできないときがあろうものなら、主婦業をやめたいと感じてしまうこともあるはずです。
また、尽くされたいのに、パートナーや家族は仕事や学業に専念するため、あまり尽くされることはありません。こうなると「主婦業なんて寂しいだけだ」と悲観してしまうようになるでしょう。
寂しいと感じやすい主婦の特徴≪後編≫
アクティブで積極的な性格
仕事を持つ主婦もそうですが、専業主婦である場合は特に、自由に使えるお金はほとんどありません。
趣味が読書というインドア派であればまだ良いのですが、旅行が好き、アウトドアが好き、ショッピングが好き、ゴルフやテニスが好きというアクティブ派であった場合、費用がかなりかさみます。
アクティブ派の主婦が寂しい気持ちを埋めようとしても、費用がネックになって諦めなければならないことばかりだと言えるでしょう。費用が気になるなら、ボランティア活動でも良いですし、スポーツジムに入会するのではなく自宅周辺をジョギングするなどしても良いのです。
できるだけお金のかからないもので、アクティブに動けるものがないか探してみてください。
主婦業に魅力を感じない
主婦業のメインは家事だと言えるでしょう。それなのに、料理や掃除が苦手だとしたら、あなたは主婦業に対してどう思うでしょうか。
「料理を好きになろう」「掃除や片付けの本を読んで勉強しよう」と思っても、家事が不得意で嫌いな場合、その努力は苦痛にしか感じません。
女性だからと言って主婦業ができるとは限りませんし、主婦業ができない女性は人としてダメだというわけではありませんので、このタイプの女性はパートナーに家事の協力を求めるようにした方が良いと言えるでしょう。
ただし、専業主婦が家事の協力を求めても理解を得られない場合も多いので、その場合は、短時間パートでも良いので、仕事を見つけるようにしてみてください。
ストレス解消法がない
どんな立場にいても、ストレスは溜まってしまうものです。そもそもストレスがない生活を送るのは無理な話なので、溜まったストレスを解消できる方法を見つけておかなくてはならないと言えるでしょう。
世の中にはさまざまな性格の人がいて、それと同じようにストレス解消法もさまざまあります。運動をしたい人、音楽を聴きたい人、美味しいものを食べたい人、おしゃべりしたい人、どれも間違いではありません。自分がリラックスできる、楽しいと思えるものを普段から見つけておきましょう。
主婦でいることを寂しいと思った時でも、好きなものがあれば乗り越えられるはずです。寂しい気持ちを忘れられるくらい大好きなものを見つけてくださいね。
大家族で育った
子供の頃に大人数の家庭で育った人は、夫婦二人だけの生活になかなか慣れない場合も多いようです。
家に帰ればいつも誰かがいた、犬や猫などのペットもたくさんいた、そんなにぎやかな環境で育ったのに、夫婦二人だけの生活になり、さらに日中はパートナーが仕事で家にはいないとなると、寂しい気持ちになってしまうのも無理はありません。
このタイプの主婦の人は、子供がいれば良いですが、大人だけの生活だと物足りなく感じてしまうのです。今すぐにでも家族を増やしたいと思うなら、まずはペットを飼ってみることを検討しても良いかもしれません。
主婦が寂しいと感じる理由とは?≪前編≫
社会との繋がりが弱い
学校生活や社会人生活を送っていると、嫌というほど人とのコミュニケーションが増えます。特に職場だと、上司や部下、先輩や後輩、顧客や取引先など、気を使う相手がたくさんいることでしょう。
煩わしい人間関係で悩まされることも珍しくありませんが、社会との繋がりは強いので、自分の役割や存在意義を感じることができるのです。しかし、主婦業はどうでしょうか。夫婦だけの家庭だと、繋がりは夫や親戚だけになってしまい、社会との繋がりを感じにくくなってしまうことも珍しくないでしょう。
社会からの孤立感をどんどん深めてしまい、寂しい気持ちが増してしまうので、主婦なりの社会との繋がり方について考えるようにしてください。
夫の仕事が忙しくて2人の時間がない
結婚は、夫と2人でするものです。夫とのコミュニケーションがとれていたら、寂しい気持ちでつらくなることはないでしょう。しかし、夫の仕事が激務で、ほぼ2人の時間が取れないとなるとどうでしょうか。夫婦なのにお互いの状況を確認することもできずに、すれちがってしまうことも考えられるはずです。
この場合、1週間に1度だけ時間を合わせて休みを取る、朝食だけは一緒にとるなど、2人の時間を作る努力や家庭内ルールを相談して決めるようにしてみてください。
激務の夫を持つ主婦はとても多いですが、夫のことを尊敬し、常に感謝の心を伝えているものです。寂しいからと言って夫に当たることなく、相談しながら解決法を見出すようにしてくださいね。
夫の転勤で来た見知らぬ土地に知り合いがいない
結婚後も住み慣れた街で過ごせるとは限りません。結婚後は仕事を含めた事情を考慮しながら住居を探すことになります。また、転勤族だと、見知らぬ土地を転々とすることも多いと言えるでしょう。
その場合、その土地の風習や常識、地理などを覚えるのに時間がかかってしまいます。やっと馴染んだ頃にまた転勤することも多く、絆の深いママ友と長い付き合いができずに終わることも珍しくありません。
家族の事情で転居するのは仕方のないことです。知り合いがいなくても寂しい気持ちにならないよう、趣味を見つけるなどしておきましょう。
働いている友達から取り残されている気がする
周囲の友人が同じような専業主婦だったら、あなたは寂しい気持ちになるでしょうか。また、あなたが専業主婦ではなく、周囲の友人同様、働いている主婦だったらどうでしょうか。
寂しい気持ちになってしまうときは、大抵「自分だけ違う」と感じるときなのです。周囲の友人は働いているのに、自分だけ時間を持て余してしまって「寂しい」と不安になってしまうのですね。
働きながら主婦をすることに自信はないけど、寂しい気持ちをどうにかしたいというのなら、何か「しなければならないもの」を見つけるしかありません。
練習が必要な趣味を始める、勉強など目標に向かって努力する、ボランティア活動をするなど、何でも良いので、自分にできそうなものを検討していきましょう。
主婦が寂しいと感じる理由とは?≪後編≫
引き続き、主婦が寂しいと感じる理由を探っていきましょう。
ママ友や主婦友がなかなかできない
大昔、男性は狩りに出かけ、女性は集団で家や子供を守っていました。その時の名残で、女性は集団でいることや、会話でコミュニケーションを取ることが好きな傾向にあるとよく言われます。
主婦であっても、ママ友や主婦友がいて、悩みを相談したりする相手がいた場合は、寂しいと感じることは少ないと言えるでしょう。
コミュニケーションが苦手で、1人でいる方が楽だと考える女性も多いですが、その場合、仕事でもしない限り人と関わることがほとんどありません。人との関わりが面倒だと思っている人でも、全然関わりがないと寂しいものです。
たくさんいなくても良いですが、1人か2人、信頼できる友人を見つけたいところですね。
主婦が自由に使えるお金は限られている
「暇だから趣味を始めよう」「暇だし誰か誘ってランチでも行こう」と考えても、主婦が自由に使えるお金は限られていることが多いです。毎日暇で寂しいからと言って、毎日誰かをランチに誘うことは難しいのではないでしょう。
少しでも自分に収入があれば、洋服やバッグ、美容院にネイル、趣味などを楽しむことができるのに、自分に収入がないがゆえに夫に対して気を使ってしまいます。
また、多少の収入があったとしても、夫の収入次第では、自分の稼ぎをそのまま生活費に入れてしまわなければならないこともあり得ます。そうなると、暇ができたからと言ってお金を自由に使うことはできません。主婦になると、自由だった独身時代と同じようにはいかないのですね。
友人が独身生活を謳歌している
あなたの周囲の友人は、独身者が多いですか?主婦が多いですか?周囲の友人に独身者が多く、自由にお金を使っていたらどう感じるでしょうか。
「海外旅行へ行ってきたの」「ホテルで高級ランチを食べた」「このブランドのワンピース、手に入って嬉しい」など、独身生活を謳歌していたら、うらやましいと思うのも無理はありません。
独身だと、自由に使えるお金があり、自由を楽しむ時間もたっぷりあります。家族にペースを合わせる必要もありません。
独身者にしか味わえない楽しさを存分に味わっている姿を見ていると、「うらやましい」「結婚して本当に正解だったのかな…」と寂しい気持ちになってしまうのです。
夫が家事育児に理解がなく寂しい
家事や育児は、目に見える形で評価されるものではありません。それどころか、夫が「自分は稼いでやってるんだから、妻が家事育児を引き受けるのは当たり前のこと」という態度だと、寂しい気持ちになってしまいませんか?
せめて「いつもありがとう」「今日の夕飯美味しいね」など、単純な言葉で良いので言ってもらえると頑張れるものですが、褒められることは滅多にないのに、ダメ出しだけは必ずされるという場合は、とても寂しい気持ちになってしまうでしょう。
夫というパートナーが、主婦である妻の存在を理解してくれれば、寂しい気持ちをおさえることができるはずです。夫婦でもっと会話を増やして、コミュニケーションを円滑にしておくことをおすすめします。
主婦が寂しいと感じた時の対処法≪前編≫
寂しい気持ちを抱えている主婦のために、主婦でいることが寂しいと感じた時に役立つ対処法を紹介していきましょう。
習い事を始めてみる
あなたがこれまでの人生の中でやり残したことは何でしょうか。「○○に興味があったけど、何もせずにそのまますぎてしまった」という経験はありませんか?
ゴルフを始めたかったけど、1人でスクールに通う勇気が出なかった、株に興味が湧いた時期があるが、勉強することなくそのままになっている、料理下手なので料理教室で基礎から習いたかったけど、体験授業のみで終わったなど、やりたかったけどしないまま過ぎてしまったことは誰しもあるはずです。
今、寂しい気持ちを抱えているのなら、良いきっかけですので、習い事を始めてみましょう。興味のあることに挑戦しながら、寂しい気持ちが解消されるのですから、一石二鳥でもあるのですね。
パートタイムで短時間だけ働く
主婦業をしながら正社員として働く人もいますが、保育施設や祖父母などの助けがあってこそ実現する話でもあります。
実際は、家事や育児を一身に担っている主婦にとって、仕事を掛け持ちするのは大変なことですね。その場合は、無理せずパート労働者として短時間だけ勤務することを検討してみてください。
人間関係のストレスなどにさらされることもあり得ますが、社会との繋がりができて、自分の存在価値を感じられるはずです。また、家計が楽になるため、自分のために使えるお金も少しは捻出できるかもしれません。
社会から取り残されて寂しい思いをしている、自由に使えるお金が無くて寂しい気持ちになっている主婦には、とてもおすすめの対処法でもあるのです。
子どもがいるなら子育てサークルなどに入る
1人で慣れない子育てに奮闘していると、時折不安になったりするものです。そんなとき、ママ友や主婦友がいれば、悩みを共有することもできますね。
子供がいるなら、子育てサークルや子供向けの教室などに参加してみましょう。必ず良い出会いがあるという保証はありませんが、家に引きこもるよりは、発見や出会いが期待できるはずです。
周囲に主婦の友人がいない、慣れない土地で寂しいと悩んでいる人にとって、とてもおすすめの対処法だと言えるでしょう。
役所の子育て支援課や市区町村の子育て支援センターのほかに、住んでいる地域限定で発行される情報誌などを参考にしながら、情報を集めてみてください。
ウォーキングなど軽い運動をする
寂しい気持ちを紛らわせる方法は人との交流だけではありません。逆に、人との交流がストレスになるという人は、1人でもできる対処法を探していきましょう。
例えば、軽めの運動はとてもおすすめです。運動をすると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやエンドルフィンという神経伝達物質が分泌されることが分かっています。また、運動をすることで適度な疲労感がもたらされ、良質な睡眠にもつながりますので、心の安定のためにもとても良い影響があると言えるでしょう。
いきなり激しい運動をする必要はありません。ウォーキングやストレッチなど、運動が苦手な人でもすぐに始められる簡単なものから始めてください。
とにかく外出する
家に引きこもり状態なのに、今の寂しい気持ちをどうにかしたいと言っても難しいかもしれません。寂しい気持ちを紛らわせたいなら、とにかく外出するようにしてください。
散歩するだけでも周辺地域のことが分かりますし、条件の良い求人ポスターや地域のイベントのチラシを見つけるかもしれません。とにかく家にこもっていては分からないこと、知らないことがあり、外出することによって情報を得られる可能性は間違いなく広がります。
新しい発見や新しい情報に出会いたいなら、とにかく外出するようにしてください。新しい発見や情報があれば、ワクワクしますよね。寂しい気持ちはどこかへ行ってしまうでしょう。
出典:医療法人社団 平成医会『運動がメンタルヘルスに与える影響』
https://heisei-ikai.or.jp/column/exercise-mental-health/
主婦が寂しいと感じた時の対処法≪後編≫
夢や目標を描く
自分の存在価値や自分の人生のあり方が分からない状態では、寂しい気持ちや不安な気持ちはぬぐえません。あなたの夢や目標は何ですか?夢や目標に向かって努力していると、どんなに寂しくてもどんなに辛くても頑張れるはずです。
「海外旅行で困らないだけの英語力をつける」「半年後までに6キロダイエットする」「自宅で絵画教室をする」など、夢や目標を持つようにしてください。
夢や目標ができると、将来への希望が増し、今がどんな状況でも寂しい気持ちになることはありません。自分に自信をつけたい人、周囲に認めてもらいたい人は、ぜひ夢や目標を描いてみてくださいね。
オシャレに興味を持つ
髪を振り乱し、ヨレた服を着て、化粧も適当にしている、見るからに生活に追われて身なりを構えない人を見たことがないでしょうか。自分を大切にしないのに、また自分のことを好きになれないのに、寂しい気持ちをぬぐうことなどできないのです。
あなたに似合う髪型、似合うメイク、似合う洋服を知っているでしょうか。まず、自分のことに興味を持ち、自分らしさを追求することから始めましょう。あなたに魅力が増したら、友人もできやすくなりますし、何より夫もあなたのことを見直してくれるはずです。
自分の魅力を出してくれるオシャレを追求してみてください。自分に自信がついたら寂しい気持ちも無くなりますよ。
今の自分の生活に感謝する
「夫の収入がもっと多ければ…」「仕事を続けていれば良かった」「こんな知らない土地に引っ越したくなかった」などと言っては、今の生活に不満を漏らしていませんか?これでは寂しい気持ちを助長させるだけです。もっと視点を変えていきましょう。
「決して裕福ではないが、人並みの生活ができるのは幸せ」「仕事は残念ながら継続できなかったが、せっかくだから新しい人生を楽しもう」「知らない土地で不安はあるが、新しい出会いが待っているはず!」と思うとどうでしょうか。
さっきまでの寂しい気持ちはどこかに行ってしまっていませんか?寂しい気持ちは、自分の考え方次第でどうにでもなるものです。1度きりの人生ですから、主婦生活をエンジョイできるように工夫してください。
他人と比較しない
独身だった頃は「主婦のようなお気軽な生活をしてみたい」と思い、いざ主婦になると「自由を謳歌している独身の友人がうらやましい」と思ってしまう人がとても多いです。
これは「他者との比較」の心理から来るものであり、そこに自分の意思は存在しません。他人と比較することで、自分を卑下したり、相手をうらやんだりしても何も始まらないのです。
今の自分の環境で、素敵だと思うことを見つけてください。今の自分と自分の環境を受け入れれば、もう他人と比較する必要はありません。そうなると、自分の意思で行動できるようになるため「主婦でいることが寂しい」とは思わなくなるのです。
子供を持つことを真剣に検討してみる
夫婦2人だけの生活をしていると、例えば専業主婦の場合、時間を持て余してしまいます。また働いているとしても、ある程度時間に余裕があることが多いはずですね。
時間を持て余してどうしたら良いのか分からなかったり、寂しいと感じる場合は、子供を持つことを真剣に検討してみるのもアリだと言えるでしょう。子供を持つと怒涛の育児が始まるため、家事に育児に仕事にと、とても忙しくなります。寂しい気持ちなど感じる暇もないほど忙しいため、生活にハリが出るのですね。
子供を持つことだけが幸せではありませんが、生活にハリがなくて寂しいと思っている人は、選択肢の1つとして考えておくのもおすすめです。
寂しい気持ちを癒すためにペットを飼う
子供を持たないという選択をする夫婦もいますし、事情があって子供を持てない夫婦がいるのも現実です。その場合は、ペットを飼うことを検討してみるのもいいでしょう。
犬や猫が定番ですが、彼らは飼い主をおぼえ、飼い主に確実になついてくれます。自分を必要としてくれるため、寂しい気持ちが湧くことはありません。また、犬や猫が難しい家庭でも、ウサギやハムスターなら飼いやすいです。家を空けることが多い夫婦なら、熱帯魚などでも十分、心を癒してくれるでしょう。
自分のライフスタイルに合わせて、どんなペットなら楽しく末長くお世話できそうか、夫婦で相談してみてくださいね。
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