半勃ちになってしまう原因とは? ≪後編≫
ここからは、心理的な要因も含めて解説していきます。
更年期障害
更年期障害は女性がなりやすいものだと思っている方もいるかもしれませんね。ですが、男性も中年期以降に身体面や心理面で変化が出てくることがあるのです。
更年期障害の原因は、ホルモンの分泌量が低下することです。ホルモンの分泌量の低下に伴い、男性ホルモンの一種である「テストステロン」も減少してしまいます。さらに、更年期障害の一環として性欲の不振やイライラも重なり、半勃ちになりやすくなってしまうのです。
出典:NHK健康チャンネル(NHK)『男性の更年期障害とは?症状(イライラや不眠など)・セルフチック・診断方法』
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_439.html
肥満
肥満と勃起は一見関係がなさそうに見えるかもしれません。ですが、肥満の人というのは、筋肉が少ない場合が多いのです。
筋肉が少ない場合、勃起を起こすための「平滑筋」という筋肉も衰えている可能性があります。平滑筋は勃起に深く関わっている筋肉です。その筋肉が衰えることで半勃ちになってしまうことがあります。
さらに肥満の人は、脂肪によって血流の流れが阻害されていることもあるでしょう。前述してきたように、血液の流れが悪いと勃起をするのに十分な血液がペニスの先にまで届かないため、半勃ちになることがあります。
筋力の衰えを感じていたり、運動不足であると自覚しているのなら、日頃から適度な運動や筋トレを心がけたほうが良いでしょう。
出典:厚生労働省『参考Ⅲ 勃起障害のメカニズムと病態生理等』
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/dl/s0930-7d3.pdf
セックスに不安がある
身体的な原因が思い当たらない場合は、心理的な原因で半勃ちになってしまっているのかもしれません。普段はとても健康で、質の良い睡眠や安定した生活習慣を送っている方でも、いざ女性とのセックスとなったときに、半勃ちになってしまう方はいらっしゃいます。
その際の原因として主に挙げられるのが、セックスに対しての不安です。過去にセックス中に失敗をしてしまったり、セックスで嫌な思いをしたことがあるなどのマイナスなイメージが拭いきれないため、セックスをするとなった際に無意識に委縮してしまっているのです。
また、経験不足というのもセックスへの不安として挙げられます。自分から積極的に恋愛をしにいけない奥手な男性は、下手だと思われたらどうしようという不安がプレッシャーとなし、半勃ちになってしまうことがあります。
コンプレックスがある
「彼女を満足させられるかわからない」「他の人と比べられたら…」といったコンプレックスを抱えていたり、ペニスの太さや長さを気にしている男性は多いことでしょう。
身長と同じように、遺伝などの影響もあって、理想のサイズを目指しても栄養を取れば成長するものではありません。太さや長さも一人一人の個性として違うものですが、それでも他の人と比べてしまいがちですよね。
彼女に笑われたらどうしようなどの不安が募ることで十分に勃起できずに半勃ちとなってしまうのです。
女性が苦手
そもそも女性に興味がなかったり、過去の思い出から女性が嫌いになってしまったという男性もいます。
この場合は、女性そのものに対しての苦手意識が強いため、セックスをしたいという気持ちが湧かないこともあるでしょう。そのため、肉体関係を持ちたいといった勃起しようとする気持ちも薄く、半勃ちとなってしまうことがあります。
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