近年増加中の「友情結婚」について知ろう!
そこで今回は、なぜ友情結婚が必要とされるのか、そもそも「友情結婚」とは何なのかを知りたい人のために、詳しく解説します!
「友情結婚」とは?
友情結婚とは恋愛感情がない結婚のことです。キスやセックスなどのスキンシップも、目的がない限りしない場合が多いです。それではなぜ結婚するのかというと、何かしらの目的があったり、利害が一致するという理由で友情結婚を選択するようです。
もちろん夫婦になるわけですから、相手は誰でもいいというわけではありません。そこで、安心して一緒に生活できて、精神的に支え合える相手を探すわけです。友情結婚を選択する人は、様々な事情を抱えているので、目的や利害が一致すれば良きパートナーになれるのかもしれませんね。
「友情結婚」と「偽装結婚」の違い
しばしば友情結婚と混同されやすいのが「偽装結婚」です。恋愛感情がないという点では同じように感じるかもしれませんが、全く別物です。
偽装結婚とは、お金目的であったり、結婚によってもたらされる利益などを享受するためだけに結婚することです。もちろんそこに愛情はありませんし、犯罪目的で結婚することも多いようです。
一方、友情結婚とは、基本的には生活の質を向上させるためにするものです。未婚だと生きにくいと感じている人達や、結婚することで安心して生活したいと願う人達が友情結婚を選択します。
友情結婚するのはどんな人?
LGBTの人
「LGBT」とは「Lesbian レズビアン(女性同性愛者)」「Gay ゲイ(男性同性愛者)」「Bisexual バイセクシャル(両性愛者)」「Transgender トランスジェンダー(性別越境者)」の総称です。
現在の日本では同性同士での結婚が認められていません。同性のパートナーがいたとしても結婚できないことや、その他の様々な要因によって、LGBTの人達にとって友情結婚という選択は、生活の質を向上させるために非常に有効な手段と言えるでしょう。
また、カミングアウトしたくない人がカモフラージュのために友情結婚を選択する場合もあるようです。
ノンセクシャル
ノンセクシャルとは、他者に対して性的な欲求を抱かないセクシャリティを持つ人のことです。略して「ノンセク」と呼ばれることもあります。
ノンセクシャルの人は性的な欲求がないだけで、恋愛感情や結婚願望を持つ人は多いです。しかし、恋愛感情はあっても、パートナーが求める結婚生活が送れないことはノンセクシャルの人の多くが抱える悩みでもあります。
アセクシャル
アセクシャルとは、他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない人のことを指します。エイセクシャルと呼ばれることもあります。
アセクシャルだからと言って感情がないわけではなく、友達や家族には愛情を感じます。恋愛感情がないだけで、結婚願望がある人もいるのです。
生きていく上での生涯のパートナーが欲しいと感じる人は少なからずいますが、その価値観や感情がなかなか理解されにくいのが現状です。
シングルマザー
シングルマザーは、未婚で子供を産む選択をしたり、離婚して子どもを育てることになったりと、様々な理由がありますが、何かしら悩みや問題を抱えている人が多いです。
経済的な問題、父親がいないことによる不安、子どもとの時間を作れない、ひとりで子育てをするプレッシャーなど、実生活における苦労から精神的な問題まで悩みは多岐に渡ります。
様々な理由から結婚や再婚を踏みとどまる人が多いのですが、友情結婚という選択をするシングルマザーも増えてきているようです。
出典:
東京レインボープライド2021『LGBTとは』
https://tokyorainbowpride.com/lgbt/
LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」『ノンセクシュアルとは?【性的関係のない恋愛?】』
https://jobrainbow.jp/magazine/nonsexual
友情結婚する理由とは?
異性は好きではないが家庭は作りたい
レズビアンやゲイの人が友情結婚する時に多いのが、こちらの理由です。異性に対して恋愛感情は持てなくても、家庭を作りたい願望はあるので、友情結婚を選ぶのでしょう。
同性のパートナーがいたとしても、現在の日本では夫婦関係になることはできません。パートナーという形で一緒にいることはできますが、「家庭を作る」ということにおいては思い描いている形にはならない可能性が高いでしょう。
周囲へのカモフラージュのために家庭を作りたい人もいれば、子どもが欲しいという理由の人もいます。子どもが欲しい場合にはセックスを伴うことになりますが、「子供を作るために協力してもらう」ということで合意するようです。
世間体が気になるから
世間体を気にして友情結婚を選ぶ人もいます。周囲の人がどんどん結婚していき、自分だけ未婚であることが嫌な人もいれば、結婚していないことで、周囲に「何か問題がある人」だと思われたくない人もおり、様々です。
世間体を理由に結婚すると聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、「生活を共にするパートナー」だと考えて相手を探せばうまくいくケースが多いです。なぜなら、愛情がない分、経済的な側面や価値観などが合うかどうかを、感情に左右されずに合理的に考えられるからです。
親を安心させるため
友情結婚を選ぶ人の中で、結構多いのが「親を安心させたい」という理由です。近年晩婚化が進んでいることに伴い、親もどんどん高齢化しているので、「早く結婚して親の心配事を減らしてあげたい」「親が生きているうちに孫の顔を見せたい」など、親孝行したい思いが強いようです。
こちらの場合は友情結婚といっても、一緒にいるうちに愛情が芽生えることも多くあり、恋愛結婚した夫婦と変わりない生活を送っている夫婦も多いです。中には子供を持つ夫婦もいるようですよ。
結婚はしたくないが老後が心配
結婚願望自体はないものの、老後のことを考えると不安になり、友情結婚を選ぶ人もいます。結婚したくない理由としては、「結婚に良いイメージがない」「自由に恋愛したい」「趣味にお金をかけたい」などが挙げられます。
しかし、老後のことを考えると、一人でいるのが心配だったり、経済的に支え合える人がいた方が安心なのではないかなどと思い、友情結婚を視野に入れるようです。きっかけは様々ですが、両親の老いていく姿を見たり、孤独死などのニュースを見たりして結婚を考える人が多いでしょう。
セックスは好きではないが結婚はしたいため
「セックスをしたくないけど結婚はしたい」という人もいます。前述したアセクシャル、ノンセクシャルの人の主な友情結婚の理由もこちらです。他にも、宗教上の理由や、過去のトラウマによってセックスをしたくない人などもいるようです。
夫婦生活において、セックスはコミュニケーションのひとつだと考える人は多いですし、子どもが欲しい夫婦にとっては欠かせないものとなります。
セックスをしたくないという気持ちを相手に理解してもらえないことも多く、恋愛、結婚においては苦労しますが、友情結婚なら同じ思いを持って結婚するので、安心して結婚生活を送ることができますよね。
家を継がなければならないため
近年は結婚願望がない人が増えてきています。「草食系」と呼ばれる恋愛への関心が低い若者が増えたことや、女性が経済的に自立できる時代になったことが影響しているのかもしれません。「自由に恋愛をしたい」という考えの人もいるでしょう。
しかし、本人に結婚する気がなくても、何か家業をやっていたり、由緒正しい家柄であったりする場合は、家を継ぐために結婚するケースもあります。本人の意思によることもありますし、親の強い希望で結婚することもあるでしょう。
この場合は友情結婚でもセックスを伴う場合も多く、恋愛結婚と同じような結婚生活になることもありますが、子づくりのためだけにセックスをすることもあるので、結婚の前に双方の意見をしっかり擦り合わせることが大切です。
出典:Cross Marketing『未婚若者の4割に結婚願望なし!恋愛は面倒という声多数』
https://www.cross-m.co.jp/report/life/ma20180724/
友情結婚がうまくいく秘訣
ルールを明確にしておく
まずはルールを明確にしておくことが大切です。生活を共にするパートナーになるわけですから、ルールは必要です。友情結婚の場合は、恋愛感情がない分ことさら大切になってきます。
友情結婚における基本的なルールとしては、「金銭面でのルール」「家事の分担や生活上のルール」「子づくりに関するルール」などがありますが、夫婦によって変わってくるので、2人でしっかり話し合ってから決めましょう。
どちらかが一方的に決めたり、どちらかだけ有利になるようなルールを作るのは、絶対にやめましょう。
お互いの価値観を理解する
友情結婚の場合はお互いの価値観を理解することも大切です。生活を共にしていくので、相手の価値観をきちんと理解していた方が、円滑な夫婦生活を送ることができます。
価値観があまりにも違う場合は、友情結婚であっても結婚すること自体に無理があるかもしれませんが、そうでなければ、お互いに歩み寄る努力をしましょう。仮に価値観を理解できなくても、相手のことを受け入れてあげる姿勢が大切です。
また、価値観は違って当然だということも覚えておきましょう。自分と全く同じ価値観の人はほとんどいません。違うことを知っておけば、相手を受け入れることや、2人の価値観を作っていくこともスムーズにいきますよ。
話し合いはこまめにする
恋愛結婚においてもそうですが、友情結婚の場合も2人で話し合いをこまめにすることをおすすめします。言葉にして自分の考えや思いを話したり、相手の話を聞くことは、コミュニケーションとして非常に効果があります。
「夫婦なのだから、言われなくても察してほしい」という言葉を耳にしますが、夫婦といえども他人なので、相手の気持ちを察することは結構難しいのです。前述した価値観の違いによって、相手の考えていることが想像にも及ばないことだったりもするでしょう。
夫婦生活が長くなればなるほど、「察してくれるだろう」「わかってくれているだろう」という気持ちになりますが、年数に関係なくこまめに話し合いをすることが大切ですよ。
「自分たちは家族だ」と意識する
結婚するということは、一つの家庭を作るということです。友情結婚の場合、「自分たちは家族だ」という意識がなければ、ただのルームメイトのようになってしまうこともあります。恋愛感情がなくても結婚することができる友情結婚ですが、結婚するからには、責任感を持ちましょう。
最初はぎくしゃくするかもしれませんが、お互いに思いやりを持って歩み寄れば、だんだんと打ち解けることができるでしょう。もちろん相手を知ろうとする姿勢や、自己開示していくことも大切ですね。
家族だという意識を持って生活していれば、絆も深まりますし、いざという時に助け合うことができます。そうすることにより、お互いにとって最高のパートナーになれますよ。
お互い感謝の気持ちを忘れない
感謝の気持ちを忘れないことは、友情結婚の場合だけではなく、人間関係を円滑にするために欠かせません。人は一人では生きていけません。必ず誰かの助けを借りたり、誰かに支えられたりして生きているのです。
友情結婚した場合、パートナーを頼ることは増えるでしょう。しかし、恋愛結婚の場合もそうですが、結婚生活が長くなると感謝の気持ちは減っていき、「やってもらって当たり前」「そばにいて当たり前」という感覚になってしまいがちです。
感謝の気持ちを忘れないコツは、「ありがとう」「お疲れさま」などと言葉に出して日頃から伝えることです。まず自分からそういった言動をすると、相手からも返ってくるようになり、良い相乗効果が生まれますよ。
友情結婚した夫婦が離婚する理由やきっかけ
一緒に暮らすのが耐えられない
生活の質を高めるために友情結婚したものの、恋愛感情がない相手と一緒に生活することに耐えられなくなるケースがあります。
そもそも結婚のきっかけが恋愛感情ではないので、お互いに歩み寄る努力をしなければ、心は離れていくばかり。しばらくは我慢や努力が必要になりますが、それに耐えられない人は離婚という決断をすることになります。
自分が思い描いていた結婚生活と違う、他人が家にいることで落ち着かない、など理由は様々ですが、お互いに思いやりを持てば防げる場合もあるので、覚えておきましょう。
お互いの気持ちを尊重できていない
結婚生活とは共同生活でもあるので、お互いの気持ちや価値観を尊重できなければ、関係は破綻するでしょう。友情結婚の場合は特に大事なポイントです。
どちらかが我慢ばかり強いられたり、お互い頑なに妥協しないなど、相手を受け入れる姿勢がなければどんどん溝が開いてしまいます。相手はどんな人生を送りたいと思っているのか、またどのようなことが嫌で何が好きなのかなど、相手の気持ちを尊重してあげましょう。
もし、自分の気持ちや好きなことを否定されたら悲しい気持ちになりますよね。夫婦になると、人生において目指す方向はだいたい同じになりますが、それぞれの気持ちを大切にしつつ、一緒に人生を歩んでいけたらいいですよね。
金銭感覚が大幅に違った
結婚生活を続けるにあたって、金銭感覚は大きなキーポイントになります。完全に一致することは難しいですが、ある程度同じでなければ一緒に生活していけないでしょう。
今まで自分一人のためだけに使えたお金を、結婚後は二人のために使うことになります。つまり、二人分のお金をどのように使うか、管理はどうするかなどを考えなくてはなりません。金銭感覚が大幅に違うと、相手への不満が増え、喧嘩も増えてしまうでしょう。
もし大幅に違ったとしても、徐々にお互いの感覚を擦り合わせていけるなら、良い夫婦生活が送れる可能性が高くなりますよ。
他に好きな人ができた
とても残念なことですが、友情結婚の場合、他に好きな人ができたという理由で離婚するケースも少なくありません。恋愛感情やセックスを伴わない結婚生活のメリットはたくさんありますが、その分、他に愛する人が現れた時に破綻しやすいのも事実です。
恋愛結婚においても、同じ理由で離婚するケースは多いですが、友情結婚の場合は少し事情が変わってくるので、結婚する前に婚外恋愛のルールを決めておくとトラブルになりにくいかもしれません。
思い描いていた結婚生活ではなかった
恋愛結婚は「好きな人と生涯を共にしたい」という気持ちで結婚しますが、友情結婚は「よりよい生活をするために結婚という手段を選ぶ」という気持ちで結婚します。つまり、それぞれに明確な理想の生活があるのです。
理想の生活を思い描いているだけに、それが叶わなかった時に不満が生じやすく、離婚の一因になってしまうでしょう。友情結婚する際は、理想を相手に押し付けたり、期待しすぎたりするのはNGです。
理想の生活を実現したいのなら、時間をかけて相手と築いていくことが大切。そうすれば、パートナーと共に、理想の結婚生活を送ることができますよ。
絶対に許せないことをされてしまった
人には誰しも絶対に許せないことがあります。稀に、パートナーに許せないことをされても許せる人もいますが、たいていの場合は許せず離婚を考える人が多いです。
お互いに許せないことをしないためには、しっかりと相手を知ることや、思いやりの心を持つことが大切。また、喧嘩した時や不満がある時には、その場の感情で行動しないようにしましょう。
感情のままに行動してしまうと、わざと相手を傷つけることを言ったり、してはいけないことをしてしまったりするものです。話をする時は一旦冷静になってからすることをおすすめします。
友情結婚する時の注意点
子どものことは事前に話し合っておく
友情結婚において、子どもが欲しいかどうかは非常に重要なこと。なぜなら、結婚生活でセックスをするかしないかということに繋がるからです。
子どもを作るかどうかは、どちらか片方だけの意見で決めることはできません。子どもを産んだら、二人で協力して育てていかなくてはならないので、お互いが納得するまで話し合うべきでしょう。
この問題を曖昧にしておくと、後々離婚問題に繋がる場合もあるので、要注意ですよ。
家族にはきちんと話して理解を得ておく
話しにくい内容ですが、家族には理解を得ておく方が何かと安心です。友情結婚は、親世代にとっては理解しづらいかもしれませんが、粘り強く何度も話し合いましょう。
反対を押し切って友情結婚したり、勝手に結婚したりすると、トラブルが起こった時に頼れなくなってしまうかもしれません。また、話す時は、理由を明確にしてわかりやすいよう事前にまとめておきましょう。
はっきりわかりやすく話すことができれば、信頼感がアップし、理解を得やすくなりますよ。
家族以外にカミングアウトするか決めておく
家族以外に友情結婚のことをカミングアウトするかどうか、結婚前に二人で決めておきましょう。もちろんお互いが納得していなければトラブルの原因になるので、時間がかかったとしても、よく話し合ってくださいね。
もしちゃんと決めておかなかった場合、どちらかが周囲に言ってしまった時にトラブルになるため気を付けましょう。
友情結婚でも「夫婦」であることは忘れずに!
友情結婚でも夫婦であることには変わりません。夫婦によって価値観やルールは違うと思いますが、生涯を共にするパートナーです。恋愛感情はないとしても、家族としての愛情は持てるよう努力するべきでしょう。
また、お互いの利害が一致したからといって、結婚を急ぐのも危険です。友情結婚は恋愛感情がない分、信頼感や思いやりが大切になります。嬉しいことは分かち合い、つらいことは一緒に乗り越えられる人かどうか、見極める時間が必要でしょう。
友情結婚したい人におすすめの出会い方
マッチングサービスを利用する
近年、マッチングサービスを使って恋人と出会う人が増えていて、一般的な出会いとして定着しつつあります。友情結婚をする場合も、恋愛マッチングサービスを利用する人が多いです。
マッチングサービスのメリットは、普段出会えないような人と出会えること、たくさんの人と出会えることなどたくさんありますが、友情結婚の相手を探す場合は、自分が求める条件でマッチングできることと、身近な人に知られなくてすむことが最大のメリットでしょう。
ただ、中には悪徳業者もいて、サクラなどが存在する場合もあるようです。大手の優良なサービスを選ぶと安心ですよ。
友人に紹介してもらう
身近な友人が事情を知っている場合、紹介してもらうのも一つの方法です。友人からの紹介なら身元もはっきりしていますし、ある程度信頼できるでしょう。ただし、友人の紹介となると人数が限られるので、自分と目的が合致する人がなかなかいないというデメリットがあります。
友情結婚の場合は、友人の紹介だけを頼りにするのではなく、あくまでもサブ的な手段として考えた方が良さそうです。「紹介してもらえればラッキー」くらいに思っておきましょう。
結婚相談所
結婚相談所とは、結婚したい人が相手を探す場所です。入会すると、出会い、交際、成婚などのサポートが受けられます。結婚相談所の最大のメリットは、結婚したい人同士で出会えること。
入会金や月会費など、決して安くはない費用がかかるので、結婚に対する本気度は高い人ばかりでしょう。結婚相談所は大きく分けて仲介型、データマッチング型、ネット検索型の3つのタイプがあります。会社によってタイプが違ったり、3つのタイプ全てを利用できたりするようです。
近年は友情結婚に特化した結婚相談所もできているので、そういった場所なら、より相談しやすいかもしれません。
オフ会
オフ会の「オフ」とは「オフライン」のことで、ネット上でやり取りをしている人達が、実際に顔を合わせて会うことを指します。SNSや掲示板、オンラインゲームなどで出会った人達が集うことが多いです。
SNS上やネットの掲示板などでも友情結婚のコミュニティがあるので、希望すればオフ会に参加することは可能でしょう。顔も知らない他人同士が会うので、犯罪や詐欺などに巻き込まれることもあるので、参加する際はしっかり注意してくださいね。
【体験談】友情結婚のエピソードをご紹介!
セックスが嫌いだけど結婚したくて…
「結婚したらセックスしなくてはいけないのなら、もう独身でいいかな…と思っていました。でも、周りの友達が次々結婚していき、幸せそうな姿を見ると、結婚願望が湧いてきました。
そんな時、ネットで友情結婚のことを知って、結婚相談所に登録。トントン拍子に話が進んでいき、半年後には婚約しました!こんな私でも受け入れてくれる人がいて、結婚後も良きパートナーとして一緒にいられてとても幸せです!」(32歳/女性/医療関係)
こちらの女性は、セックスがしたくないことが結婚への足かせになっていましたが、友情結婚を知ったことで、結婚を考えるようになったようです。良きパートナーに恵まれてとても幸せそうですね。
老後が心配で女友達と意気投合!
「仕事は順調だし、結構モテる方だから、自由に恋愛していたくて結婚なんて全然考えていなかったのですが、突然父が倒れてしまって…。
幸い命に別状はありませんでしたが、急に老後のことが心配になってきました。結婚も視野に入れましたが、いまいち乗り気になれず、1年が経った頃、ばったり昔の女友達と再会したんです。
飲みながら話していると、なんと女友達も状況や考えが全く同じだったんです!そして自分から友情結婚を提案して、来月入籍予定です」(30歳/男性/営業職)
老後が心配になって友情結婚を考える人は多いです。出会いの機会がない方は、結婚相談所やマッチングサービスなどでも相手を探しやすいのでおすすめですよ。
子どもは絶対欲しいけどシングルマザーは嫌だった
「子どもは欲しいけど、結婚願望がなかったんです。でもシングルマザーになりたいわけではない…。そのことを友人に相談したら、友情結婚のことを教えてくれました。帰ってから早速調べまくって、マッチングアプリに登録。
けっこう苦戦しましたが、二年後に無事結婚できました。ところが、なかなか子どもを授かることができなくて、ギスギスした雰囲気に…。結局、結婚して五年経った時に出産することができて、関係も修復できました」(40歳/女性/専業主婦)
恋愛感情がない分、目的が達成されなかった時に関係が破綻しやすいのが、友情結婚のデメリットです。関係が破綻しないためには、日ごろからお互い思いやりを持つことが大切でしょう。
恋愛には興味がないけど跡取りが必要で…
「代々伝統ある家業をしているので、長男である私が継ぐことになっていました。継ぐのは全く問題なかったのですが、僕は恋愛に全く興味が持てなくて…。友情結婚をしようと思って、結婚相談所で相手を探すことに。
相手も無事見つかり、結婚してほっと一安心だったのですが、出会ってすぐ結婚したためか、徐々に価値観の違いが気になるようになってきたのです。喧嘩ばかりの日々が続き、結局離婚する結果になってしまいました」(31歳/男性/自営業)
やはりお互いの価値観や考えをある程度知ってから結婚しないと、このようなことが起こってしまいます。せっかく結婚するなら離婚はしたくありませんよね。
世間体を気にしてレズビアンの友達とゲイの自分で
「僕はゲイです。世の中には、親や周りにカミングアウトしている人もいますが、僕は絶対に知られたくありません。その話をレズビアンの友達に話したところ、彼女もカミングアウトしたくないとのこと。
ちょうど親から結婚を急かされていたのもあり、カモフラージュで結婚するのはどうかと提案してみると、彼女もすんなり受け入れてくれました。
夫婦として支え合いながらも、お互い別のパートナーがいて恋愛も楽しんでいます。親を安心させることもできたし、良いことづくめです!」(45歳/男性/グラフィックデザイナー)
こちらの男性のように、お互いに人生を豊かにできた上に、親にも安心してもらえるのはとても素敵なことですよね。
うまくいくと思って友情結婚したのに即離婚
「友情結婚のことを知ってから、絶対に友情結婚すると意気込んでいました。私は根っからの恋愛体質で、一人の人を愛し続けるのは無理です。でも、結婚してないとなんとなく友達に負けた気がするし、既婚者の方が信頼感があるかなと思って。
友情結婚なら経済的にも安定するし、外で恋愛し放題だし最高じゃん!って思って、年収が高い男性と結婚しました。それなのに、結婚後三か月で離婚を言い渡されてしまいました。理由は『好き放題したいために利用されたくない』とのことでした…」(28歳/女性/事務)
こちらの女性のように、相手を思いやることなく、自分の得になることばかり考えている人は、結局離婚することになってしまうので要注意です。
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