仕事を辞めて遠距離の彼と結婚するデメリット
続いて解説していくのは、仕事を辞めて遠距離恋愛の彼氏と結婚するデメリットです。
先ほど紹介したメリットを読んで、「彼からのプロポーズを受けるのも良いかもしれない…」と感じた人も多いでしょう。しかし、結婚はこれからの人生を決める重要なターニングポイントです。メリットだけでなく、デメリットも理解した上で決断することが大切だと言えます。
では、今の職場を退職して遠距離恋愛の彼と結婚したら、具体的にどんなデメリットに見舞われるのでしょうか?よくあるデメリットをまとめてみたので、早速見ていきましょう。
新しい職場を探さなければならない
結婚後に専業主婦となる場合は関係ありませんが、そうではない場合は、新しい職場を探さなければなりません。
新しい土地で転職活動をするのは、土地によっては想像以上に大変なものとなるでしょう。地方への引っ越しならば、そもそも自分が望む職場がない可能性もあります。通勤に時間を取られ、今まで以上に大変なワークライフになることもあるでしょう。
また、結婚して子どもを生みたい場合は、産休や育児休暇等を踏まえた上で、職場探しをする必要があります。将来を見据えて転職活動をしなくてはならないため、思っていたよりも困難を極める可能性が高いでしょう。
近くに家族や友達がいない
遠距離恋愛の彼のプロポーズを受けて引っ越しするということは、今まで近くにいた家族や友達と気軽に会えなくなることを意味します。頻繁に会える関係だったのに、距離によっては1年に1度しか会えなくなる可能性もあるでしょう。
家族や友達との交流があまり盛んではない場合や、一人で楽しめるような趣味がある場合は、そんな環境でも問題ないかもしれません。しかしそうではないなら、高い確率でホームシックのような気持ちになる恐れがあります。
お互いへの理解が乏しいまま結婚してしまうかも
遠距離恋愛のデメリットのひとつが、会う頻度が少ないため、お互いへの理解が乏しい場合があるという点です。つまり遠距離恋愛の彼氏と無事に結婚できたとしても、結婚後に「なんか違うかも…」「こんな人だと思わなかった」などと相手に対して不満が生まれる恐れがあります。
特に遠距離恋愛は相手に会いたいという気持ちが強い分、会えない間は相手を美化しがちな傾向にあります。恋人に久々に会えた時は、お互いに気合が入るため、自分を良く見せようとすることも多いでしょう。
しかし一緒に暮らすようになれば、相手を美化したり気合を入れたりすることは減っていきます。場合によっては「結婚生活は無理…」と感じて、早々に離婚する羽目になることもあるでしょう。
離婚する時に仕事を辞めたことを後悔する可能性が高い
遠距離恋愛から結婚する場合に限らず言えることですが、どんなに幸せな状態で結婚したとしても、その後に関係が壊れる可能性は十分に考えられます。
そうなった時、遠距離恋愛の彼氏に合わせて退職して引っ越ししてきた場合は、近距離恋愛の結婚と比べると、失うものが多いのが事実でしょう。特に仕事を辞めたくなかったのに退職した場合、離婚することになったら「仕事を辞めなきゃよかった」と後悔する可能性が高いと言えます。
したがって遠距離恋愛の彼氏と結婚する際は、よく相手のことを知った上で結婚を決めることが大切です。離婚する可能性を少しでも減らしてからでないと、たくさんのものを失うリスクがあるのです。