口を隠す癖を治す方法

口は、自分の表情を相手に伝える重要なパーツです。本来であれば、口を隠さずに相手に思いっきり笑顔を見せて会話を楽しみたいを思っている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな悩みを抱えている人に向けて、口を隠す癖を治す方法をご紹介していきます。まずは意識してみることから始めてみてくださいね。
自分に自信を持つ
ネガティブな気持ちになっている時ほど口を隠す癖が出てしまうため、自分に自信を持つことはとても大切です。
まずは、自分の長所を思い浮かべてみてください。どんな小さなことでもよいので、紙に書き出してみましょう。すぐに出てこない人は、短所を長所に置き換えてみることで、今まで気付かなかった自分の魅力を発見できるかもしれません。
長所を知ることが自己肯定感につながり、物事を前向きに捉えられるようになるでしょう。
別の場所に手をもっていく
意識するだけで簡単に治せる方法は、別の場所に手をもっていくことです。自分で口を隠していることに気付いた時、そっと手を机の上に持ってきて両手を組むなどといった意識をしてみましょう。
無意識に口を隠してしまうのは仕方のないことですから、気付いた時に手を別の場所へ動かす習慣をつけてみてください。そうすることで、手で口を隠す癖が自然と治っていくでしょう。
自分を客観的に見る
口を隠す癖を治すには、自分自身を客観的に見る感覚を持つとよいでしょう。状況にもよりますが、口を隠す行動は相手にとって失礼に当たる場合もあります。そのため、他人から自分がどう見えているのかを改めて確認すると「こんな態度をとっていたんだ」と驚くかもしれません。
自分のことを、スマホやビデオで撮られているような状況をイメージしてみてください。難しければ、デスクの前に鏡を置いて自分の表情や仕草をチェックしてみましょう。口を隠す自分の姿に気付くことで、「癖を治さないと」という意識が働くようになりますよ。
周囲の目を気にしない
口を隠す癖のある人の多くは、相手から自分を見られることへの恐怖心を持っています。そのため、「周囲の人はそれほど他人のことを見ていない」と自分自身に思い込ませることが大切です。
例えば、ヒソヒソ話をしている人を見ただけで、「自分の噂話をしているのかな」と不安になったことはありませんか?周囲からの評価を気にしすぎて、「嫌われたくない」と常に考えていては疲れてしまいます。周囲の人は、それほどあなたのことを見てはいませんよ。
周囲からどう思われるかではなく、「周囲に自分のことをどう思わせたいか」と発想を転換することで、気持ちがとても楽になりますし、自分に自信を持つことにもつながるでしょう。
深呼吸する
口を隠すことは、不安を感じた時に出やすい行動です。ゆっくり深呼吸することによって、不安やストレスを軽減させる効果が期待できます。
深呼吸は、いつでもどこでもできる簡単なリラックス法です。人前に立つ時や緊張しやすい大事な場面では、深呼吸を数回繰り返してみてください。体中の緊張がじわじわと解けて、落ち着いた気分を取り戻すことができるでしょう。
好きなことに時間を費やす
口を隠す癖が出やすい人は、自分の気持ちが周囲へ向いてしまっている証拠です。そのため、仕事や趣味など、目の前にある好きなことに集中してしまえば、周囲のことを気にする時間も少なくなります。
趣味の料理に没頭したり、スポーツで思いっきり身体を動かしてみてください。楽しい時間を作ることで、ネガティブな気分も自然と消えていくでしょう。