笑い方の種類でわかる心理&性格《続き》
口元に手を当てて笑う
口元に手を当てて笑う人は、品性を大切にするタイプでしょう。特に、上品で清楚な女性に多く見られます。
また、「本当の自分を見せたくない」「素を見られたらどう思われるだろう」と心の中で心配して、笑顔を隠してしまう女性に多いとも言えそうです。この恥ずかしいという気持ちは、「私の見せたい面だけを相手に見てほしい」という見栄からきているとも考えられます。
単純に、口元に自信がないというパターンもありますが、どちらの場合でも、信頼を深めると笑い方が変わる可能性が高いでしょう。
叫ぶように騒がしく笑う
まるで舞台の上にでもいるかのように、叫ぶように騒がしく笑う人は、自分が存在していることを周りに分かってほしいタイプかもしれません。
インパクトの強いこの笑い方は、自身をアピールしたがる自己中心的な人に多く見られる笑い方です。同時に、自分への共感が欲しい、寂しがり屋で構ってもらいたいと思う人に多く見られる笑い方でもあるといえるでしょう。
しかし、耳をつんざくような声で周りの気を引いても、周りは驚いて振り返るだけです。驚かされた人は迷惑に思うことが多いので、少しボリュームを下げて笑うといいでしょう。
手を叩いて笑う
手を叩いて笑う人は、周りの雰囲気に流されやすいタイプだと言えるでしょう。
おかしさを表現するために手を叩いて、さらに場を盛り上げようとするこのタイプは、周りからもムードメーカーとしてパーティなどに引っ張りだこにされることが多いです。トークが盛り上がることも多く、情報交換も積極的に行います。
しかし、「周りから盛り上げることを求められている」と感じてしまい、そんなに楽しくない話に対しても、バカウケする人を演じてしまいがちです。その結果、振り回されてしまうことに繋がるので、自分がつらくならない程度にわきまえるといいでしょう。
不思議な擬音で笑う
不思議な擬音を発して笑う人は、緊張しやすい、猜疑心が強い、自己肯定感が低いタイプに多いようです。他人とのコミュニケーションが苦手な人や、心を許すまでの関係に至っていない相手と会話をしている人に見られる傾向です。
「面白いけど笑ってもいいのだろうか?」「笑うところは合っているのだろうか?」「自分の笑い顔が嫌いだ」などと心の中で葛藤しているときに、思わず「フヒヒ」「ブフフ」といった擬音で噴き出してしまいがちです。
そんな心境に理解を示してくれる人や「けっこう面白い人かも」ととらえてくれる人は意外と多いので、怖がらないでどんどん笑ってしまいましょう。