騎乗位のコツ 騎乗位での上手い腰の動き方 やり方は主に2パターン
騎乗位の腰の動かし方&コツ[初級編](1)/ゆっくり上下にピストン運動
騎乗位ビギナーの方に「騎乗位の動き方は?」と尋ねた場合、まず真っ先に思い浮かべるのが、腰を上下にピストン運動させる動きではないでしょうか。そのイメージ通り、最もスタンダードな動かし方が腰の上下動かもしれません。
まず男性の股間部分にまたがるようにしてペニスの先端を膣に挿れた後、膝から下の脚をベッドに付けるようにして寝かせて、男性の上にぺたんと腰を下ろして全挿入させます。そのまま膝を支点にして腰を上下させていきましょう。騎乗位に慣れるまでは上げる・下げる・上げる・下げる…を、ゆっくり行うのがいいかもしれません。
膝から下部で体を支えるためバランスが取りやすく、この体勢だと上下動の振り幅はさほど大きくないため、初心者でも比較的簡単に動かせるでしょう。
騎乗位の腰の動かし方&コツ[初級編](2)/上半身を寝かせてピストン運動
先ほどの「ゆっくり上下にピストン運動」の体勢から、上半身を寝かせるようにして男性の体に寄り添わせ、お尻だけ上下にピストン運動させるという動かし方も、ビギナー向けでしょう。お尻はあまり大振りする必要はなく、あくまで動かせる範囲の上下運動でいいかもしれません。
お尻だけ上下させればいいので簡単なうえに、お腹や胸を男性に密着させることもできるので、お互いに体温を感じられます。キスもしやすいため、愛情を感じさせやすい体勢と言えるかもしれません。騎乗位中にお腹を見られたくないという方にもうってつけなのではないでしょうか。
また、騎乗位は基本的に女性が動いてリードする体位ではありますが、こちらの体勢の場合は男性も上下に腰を動かせるため、まだ騎乗位に不慣れなときは、自分は動かず男性に動いてもらうこともできるのがメリットでしょう。
騎乗位の腰の動かし方&コツ[中級編](1)/腰を前後に高速スライド運動
騎乗位の動かし方は、腰を上下にピストン運動させるだけではなく、腰を前後にスライド運動させる方法もあります。
膝から下の脚をベッドに寝かせ、男性の体に対して水平になるように腰を前後させます。コツは自分の腰を男性の股間部分に密着させるのではなく、少し浮かせて前後運動することでしょう。股間と股間を密着させたまま前後運動すると、骨同士がぶつかり合うような形でゴリゴリという痛みがともなう可能性があるため、注意したほうがいいかもしれません。
最初はゆっくり前後させ、慣れてきたら徐々にペースアップし、高速でスライド運動させるといいのではないでしょうか。
騎乗位の腰の動かし方&コツ[中級編](2)/M字開脚で高速ピストン運動
初級編の「ゆっくり上下にピストン運動」では、膝から下の脚をベッドに寝かせる体勢を紹介しましたが、その発展形が「M字開脚で高速ピストン運動」となります。
足の裏をベッドに付け、膝を立ててM字開脚の状態で腰を上下させる動かし方で、膝から下を寝かせた状態よりも上下動の振り幅が大きいのがポイントです。ただし腰を上げすぎると、ペニスが抜けてしまう可能性もあるので注意が必要。ちなみに、手は男性の腹部や胸部あたりに置かせてもらうといいでしょう。
男性からすると、女性がよりダイナミックに上下に動いてくれるため肉体的快感が増し、挿入部位が見えやすいため視覚的快感も増すというメリットがあるのではないでしょうか。また、女性の積極性を感じられるため、大胆にリードしてもらっているという感覚も味わえるかもしれません。
女性からすると深い挿入感が味わえ、ペニスが膣内のより奥に突き刺さるように当たるため、気持ちよさが増すというメリットがあるでしょう。
騎乗位の腰の動かし方&コツ[上級編]/円を描くように高速グラインド運動
中級編の「腰を前後に高速スライド運動」では、膝から下の脚を寝かせ、少し腰を浮かせた状態で、男性の体に対して水平になるように腰を前後させることを紹介しましたが、その発展形が「円を描くように高速グラインド運動」です。
「腰を前後に高速スライド運動」と同じ体勢で腰を時計回り、もしくは反時計回りで円を描くように動かすというやり方です。騎乗位に不慣れな方では上手く動かせないため、上級者向けと言えるでしょう。サンバなどの情熱的なダンスを踊る際の、腰の回転をイメージするのがコツのため、リズム感も必要となる動かし方かもしれません。
余談ですが、グラインドすることで膣内の自分の気持ちいい箇所にペニスを当てやすく、また回転運動でクリトリスが擦れるため、女性側がイキやすい動き方とも言えるかもしれません。