結婚生活に疲れた、もう限界…
この人とはやっていけないかもというマイナスな考え方が積りに積もって、最終的には離婚を考えてしまう人も少なくはありません。それほど結婚生活における夫婦間のストレスは、疲れを生じさせてしまいます。
もう限界と感じる前に、「夫婦間のストレス」の原因と解消方法について探ってみましょう。
妻が「結婚生活に疲れた」と感じる瞬間は?
夫が家事を手伝ってくれない
「我が家は共働き夫婦なのに、夫は全く家事を手伝ってくれません。私はあなたの家政婦じゃないのにってイライラしてしまいます。仕事してる方がストレス溜まりません…。結婚生活に疲れました。」(27歳/女性/医療関係)
専業主婦家庭でも1人で家事をすることに対し、大変さを感じてしまうもの。共働き家庭であれば、さらに仕事と家事をすることで妻に負担はかかってしまいます。しかし、男性側は家事は「女性が行うもの」という認識が強く、家事の協力体制が整わない家庭が多いため、妻は結婚生活に疲れを感じてしまうことが。
夫が育児を手伝ってくれない
「夫は仕事が忙しいと言って、育児を全く手伝ってくれません。確かに私は専業主婦だけど、子どもは私だけの子じゃないのに、まるで私一人だけの子どものよう…。夫は「お前に任せてるから」って一任してきます。いやいや…あなたも育児をしてよ…。夫婦としても結婚生活も、疲れてきました。」(35歳/女性/専業主婦)
子どもをすべて妻に丸投げする男性も少なくはありません。子どもは2人の子どもという認識が薄い男性ほど、子どもへ時間を使うのではなく、自分自身に時間を使いがちです。それでは妻が結婚生活に疲れを感じてしまうのも致し方がありません。
夫の俺様っぷりに嫌気がさして
「うちの夫はモラハラ夫で、俺様っぷりがひどすぎます。何を言っても自分が正しいと思っているので、俺様な態度にはもううんざり。夫は自分に尽くす妻を求めているんだろうけど、あんな態度じゃ尽くすに尽くせません。夫婦で共働きだし、結婚生活には疲れ切ってるから、離婚を考えています。」(36歳/女性/公務員)
モラハラな夫に悩まされているという妻も多いものです。結婚生活において、モラハラ夫と暮らすのは精神的に苦痛を強いられることに間違いありません。モラハラを治すのは時間がかかるため、しびれを切らして離婚に踏み込む方も少なくはないです。
夫が話を聞いてくれない
「仕事に疲れているのは重々承知なんです。でも、だからといって私の話を全く聞いてくれないって…夫婦でいる意味があるのかな?って思ってしまって。疲れてるから寝る!ってすぐ眠ってたら夫婦のコミュニケーションなんて取れないし、ストレスがたまる一方で、専業主婦になってまで結婚生活を送っていくメリットが見いだせません。」(26歳/女性/専業主婦)
夫が話を聞いてくれないという状況は、妻として結婚生活に対して疲れを感じやすいものです。なぜなら、女性は自分の話を聞いてほしいと感じている人が多いから。コミュニケーションの欠落によって、夫婦関係に溝ができてしまうのです。
夫婦喧嘩ばかりで疲れた
「口を開けば夫婦喧嘩に発展してしまう私たち。一緒に暮らすまでは仲良かったと思うんだけど、一緒に生活するとお互いの嫌なところばかりが目に付いて、すぐ喧嘩に…。結婚生活ってもっと甘いものだと思ってたのに、全く違ってうんざりしてます。疲れてしまいました。」(29歳/女性/金融関係)
結婚生活において夫婦喧嘩ほど、無駄な労力はありません。つまり、夫婦喧嘩をすればするほど夫婦間のストレスは構築されていってしまうのです。疲れないためにも、何か言葉を発する前に、物事を考えて言う癖をつけるなど工夫が必要です。
結婚生活に疲れた…妻の叫び
続いては、そんな妻たちの結婚生活に疲れた叫びについて、ご紹介していきます。
よその奥さんが羨ましい…
「SNSでよその夫婦の幸せそうな写真やツイートを見ると、よその奥さんがとても羨ましくなります。うちは全く旅行にも行けないし、毎日、家政婦のように夫に使われている自分が惨めになります。結婚生活ってこんなものなの…?って毎日、自分たち夫婦に疑問しか感じず、疲れがたまっていく一方です。」(24歳/女性/専業主婦)
よその家庭と自分の家庭の落差によって、余計に結婚生活に疲れを感じてしまう人も少なくありません。隣の芝が青く見える状態です。まずは自分たちの結婚生活を充実させるまではSNSを控えて、夫と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
周りの夫婦のように上手くいかない自分たちが辛い…
「周りの夫婦は幸せそうに見えるのに、私たち夫婦は夫婦喧嘩ばっかりで、毎日が辛くてたまらないです。口を開けば喧嘩になってしまうから、なかなか会話もなくて、一緒に居る意味が分からなくなってしまいました。一緒に眠ることもなくなって、結婚した意味って何?と毎日考えるほど結婚生活に疲れてます…。」(31歳/女性/パート主婦)
周りの夫婦のようにうまくいかないと焦ってしまう気持ちもあるはず。それが悪循環して、悪い方向へと突き進んでしまうことも。まずは、自分たちの改善しないといけないポイントを見つけ、向き合っていくことが大事。周りと比較してしまう夫婦ほど、2人の関係を見直しましょう!
何を言っても変わらない生活に嫌気が差す…
「共働きだというのに、家事も手伝ってくれない、育児も手伝ってくれない、私が話すことも適当にあしらわれる、こんな結婚生活に嫌気しか差しません。仕事で疲れているのは分かっていても、夫婦として向き合ってもくれようとしない夫との結婚生活にどのような価値を見出せばよいのでしょうか。何を言っても改善しようとはしてくれない夫と、夫婦としてこれらかも結婚生活を送るのが億劫です。」(28歳/女性/医療関係)
何を言っても向き合えない夫婦もいますよね。改善しようとしない背景には、きっと何とかしてくれるはずという向こうの甘えがあるからです。改善させるには、危機感を持たせることも必要です。
夫が「結婚生活に疲れた」と感じる瞬間は?
仕事で疲れてるのに…
「家事を手伝ってあげたくても、帰宅する時間が遅くどうしても妻に頼らざるを得ない状態です。せめてもの気持ちで話を聞こうと心掛けてはいるものの、仕事で疲れていることを完全に忘れているのか、俺への愚痴の嵐。申し訳ない気持ちになるのと同時に、ここまで責められると夫婦として結婚生活を送っていくことに疲れしかありません。」(37歳/男性/建築関係)
仕事で疲れている場合、話を聞きたくても聞けない、聞いてあげるけれど聞く内容が疲れるということで、妻に嫌気をさしてしまう夫もいます。今話して良いタイミングなのかどうかを見計らって、会話をする必要があるといえるでしょう。
休みの日になると迷惑そうにされる
「仕事の休みの日くらいのんびりさせて欲しいのだけど、家にいるだけで迷惑そうな素振りをされます。『あなたがいると部屋が汚れる』『こんなに髪の毛が落ちてる』『掃除の邪魔』そんなことばかり言われ続けると、妻に対して嫌な気持ちしか感じないし、女性として見ようと思っても見れないです。疲れるだけですよね…こんな結婚生活。」(26歳/男性/営業職)
休日に妻から蔑ろにされる夫は少なくありません。しかし、夫の立場になってみたらどうでしょうか。傷つきますよね。いくら夫婦とはいえ、相手の気持ちを考えた言動を心掛けないことには、ご主人を傷つける一方ですよ。
何かあるとすぐ機嫌が悪くなる妻
「うちの妻は何かあるとすぐに機嫌が悪くなるんですよね。話すと口調が荒くなって、すぐ僕に当たってきます。何かあればすぐ僕のせい。機嫌が悪くなるのは自分の問題なのに、何もかも僕のせいで正直気分が悪いです。結婚生活ってこんなに疲れるものなのか、夫婦ってこんなものか…疑問しかありません。」(29歳/男性/営業職)
自分の感情をコントロールできない人は意外と多いものです。そのため、夫婦間であっても、次第に嫌気がさしてきてしまうことも。女性の場合、ホルモンバランスの影響で情緒不安定になりやすいので、自分の気持ちをコントロールできるように心がける必要がありそうです。
二人の子供なのに俺の意見なんて無視
「妻にとって俺の意見なんかあってもないようなもの。俺の意見なんて無視して、子どものことも全部自分が決めようとします。何か意見を言っても、『あなたの意見は聞いてない』と言って無視するのはいかがなものかと。こんな妻と夫婦でいることに、結婚生活を続けることに、最近迷いを生じています。」(38歳/男性/公務員)
子育てに不参加な夫もいますが、子育てに参加しようとしている夫にあえて相談しないという妻もいます。どうせ聞いても無駄だと思わず、2人して協力する姿勢を作ることが大事なことでしょう。
顔を合わせるたびに夫婦喧嘩に
「結婚前は喧嘩なんてしなかったのに、今では顔を合わせると夫婦喧嘩ばかり。子どもにも悪影響しかないこの状況に、結婚生活を終わらせようか迷っています。夫婦としてこのままで良いのか…。」(48歳/男性/医療関係)
顔を合わせるたびに夫婦喧嘩をしてしまうのは、夫婦間でも非常にストレスになることでしょう。喧嘩をしてしまう理由について、今一度把握して、回避できるようにしてみてはいかがでしょうか。
結婚生活に疲れた…旦那の叫び
妻のご機嫌取りをしないといけない状況がしんどい
「うちの妻はすぐ機嫌が悪くなるので、妻と話すときは細心の注意を払うし、自分の行動にを気を遣わないといけません。機嫌が悪いと料理も作らない、掃除もしない、俺のことを責めてくるという感じで、一緒にいて安らぐことがありません。結婚生活は墓場というけれど、墓場以上に地獄です」(42歳/男性/公務員)
機嫌が悪いと顔に出てしまうのは、妻だけではなく、夫側でもあることです。どちらの場合であっても、夫婦生活は他人同士の結びつきであるため、自分の気分で行動するのは極力控えなければいけないのではないでしょうか。
人のことばかり責めてくるけれど自分だって
「あれをしてくれない、これをしてくれないと妻が言いますが、自分だって大して色々してくれていないのに、自分のことを棚に上げてるのはどうかと思っています。全部責められるとこっちも疲れてきます。結婚しなければよかったとさえ、思う。」(29歳/男性/飲食関係)
これは男女問わず言えることですが、自分のことを棚に上げてしまう人はどうしても一定数います。そのため、妻が夫を責める場合も、逆も、自分のことを振り返って自分に非はないのかを把握する必要があります。
夫婦のことなのに親まで持ち込むとかありえない
「夫婦喧嘩になると妻はすぐ、親に報告します。いやいや、夫婦のことは2人で解決しようよって思うんですけど、夫婦喧嘩したらあっちの親とこっちの親に筒抜け。親まで持ち込んでくる妻に対して、嫌な気持ちになります。結婚生活ってこんなに疲れるものですか…。」(24歳/男性/建築関係)
夫婦のことに関して親に介入されることをよく思わない人は多いものです。しかし、親に助けを求めてしまう人もいるのではないでしょうか。まずは、解決できそうなことは2人で話し合い、親にはどうにもならない時に助けを呼ぶようにしてみては?
夫婦が結婚生活に疲れてしまう原因とは?
では、夫婦が結婚生活に疲れてしまう根本的な原因とはどのようなものなのでしょうか。続いては夫婦が結婚生活に疲れてしまう原因をご紹介していきます。
お互い気を遣う余裕がない
共働き家庭であったり、子どものいる家庭であると、各々で疲れが溜まっていることによって「お互いを気遣う余裕がない」という状況に陥りやすいものです。つまり、夫婦が結婚生活に疲れてしまうのは、相手への思いやりにかけてしまうということ。
相手のことを考えられない状況であるため、些細なことで喧嘩をしてしまったり、すれ違いが起こりやすくなってしまうのです。
夫婦間のコミュニケーション不足
夫婦間のコミュニケーション不足は「夫婦の溝」を生んでしまいがちです。つまり、夫婦間でコミュニケーションが不足することで、お互いに不満がたまってしまったり、相手に対して思っていることを伝えられなかったり、ストレスに繋がりやすくなるということです。
夫婦間でコミュニケーションが不足すればするほど、すれ違いや相手との距離感がつかめなくなり、上手くいくこともいかなくなります。
夫婦喧嘩をそのままにしている
夫婦喧嘩を繰り返す夫婦はストレスが非常に溜まりやすいものです。そんな夫婦のストレスの原因として「夫婦喧嘩をそのままにしている」ということがあげられます。
夫婦喧嘩をした際、向き合わずにそのまま放置しておけば何度でも同じことで喧嘩になる可能性はぐっと高まります。少しでも喧嘩になったら、お互いに向き合うクセを付ける必要があるでしょう。ストレスは1つずつ潰していく必要があります。
妻だから、夫だから「○○すべき」と考えている
妻だから、夫だからと相手を型にはめていることはありませんか?妻だから家事をしなければいけない、夫だからするのは当たり前、といった固定観念は取っ払う必要があります。こういった考えに囚われることで、夫婦の関係は悪化してしまうことがあります。
夫婦が結婚生活に疲れてしまわないためにも、お互いを型に当てはめず、やってもらって当たり前という感覚もなくしていくようにしたいところです。
結婚生活に疲れてしまった…離婚すべき?
確かに離婚をしてしまえば、ストレスの溜まった結婚生活から解放されることでしょう。しかし、離婚には様々な障壁があります。まずは、離婚するのではなく、改善を心掛けることが大事です。
離婚の前に歩み寄れないかを考える
離婚は結婚をするよりも労力がかかりますし、結婚後の生活の地盤が立てられるのか確証がない限り、女性の場合は困窮してしまう可能性もあるでしょう。そのため、離婚をすぐに考えるのではなく、歩み寄れないかを考えていくことが必要です。
話し合いの場を設け、改善できないか2人で考えてみましょう。少しでも歩み寄れる兆しがあるのであれば、夫婦関係を修復できる可能性はあります。
悪かった点を見直してみる
結婚生活を送ることに疲れて離婚を考える時、本当に相手だけに非があるのでしょうか。あなた自身にも悪かった点はありませんか?まずは、相手を責めて離婚を選択するのではなく、自分の悪かった点も見直してみましょう。
自分の悪かった点を1つでも見つけることで、相手だけを責める結婚生活ではなく、客観的に2人を天秤にかけて見ることができます。そうすることで、2人の関係に修復できる点があるかどうかが見つかってくることがありますよ。
離婚は何をしても解決しないときの最終手段にする
離婚は簡単に出来るものではなく、いろんな障壁があります。結婚後のことを考えると、本当に離婚するのが正しいのか、悩んでいる人もいるはずです。
離婚をしてしまうと、ほぼ100%、二度と夫婦としてやり直すことは出来なくなってきます。結婚生活に疲れたからと離婚を選択する前に、夫婦関係を修復できる要素が何一つないと確認してから、離婚を線t買うするようにしましょう。
離婚を後悔してしまったときには、もう何もかも遅いのです。
結婚生活に疲れた夫婦のストレス解消法
些細なことでもお互いに感謝を伝える
結婚生活に疲れてしまった時こそ、些細なことでもお互いに感謝を伝えてみましょう。実は夫婦間のストレスは「ありがとう」という感謝の言葉が1つあるだけで、軽減していくことを知っていましたか?
妻に家事育児を任せっきりになっている男性は奥さんに「今日も家事と育児をしてくれてありがとう」と伝えてみるだけで、奥さんの気持ちも少しは晴れてきます。仕事で疲れた旦那さんに「今日もお仕事頑張ってくれてありがとう」と伝えるだけで、旦那さんとの会話に繋がるようになります。
最初は難しくても、何かしてくれるたびに「ありがとう」を伝えてみてください。2人の夫婦関係が変わってくるはずです。
気分転換に美味しいものを2人で食べに行ってみる
夫婦間のストレスが溜まって疲れてしまったら、気分転換に2人で美味しいものを食べに行ってみてはいかがでしょうか。人は美味しいものを食べるときに幸せを感じるものです。
夫婦で昔を思い出しながら、ちょっとしたデートをしてみることで、気分転換にもなりますし、外で食事をすることで面と向かって会話する時間もできます。
2人の関係を見直すためにも、気分転換に外に一緒に出てみてください。定期的に一緒に出掛ける日を設けてみるだけで、2人の距離が前とは変わってくるはずです。
夫婦の溜まってる不満をぶちまけてみる
夫婦間のストレスで疲れているとき、お互いに不満が溜まっていることが多いです。しかし、案外、相手がどのようなことでストレスを感じているかなんて、ストレスを与えている本人は気が付いていないことも。
そういう時は、お互いに思っていることを話してみましょう。相手は指摘されて初めて、自分が悪いことをしていたのかと把握することがあります。把握することで、変わってくれることも多いもの。
ただし、冷静に会話ができないのであれば、毎月お互いに思っていることを手紙で渡すようにしてみてはいかがでしょうか。
結婚生活に疲れたら、一旦リフレッシュをしよう
夫婦とは他人同士の結びつきですから、上手くいかないこともあります。そのため、結婚生活に疲れてしまう夫婦は多いです。しかし、夫婦間のストレスを把握し、自分たちを見つめ返す時間を設けることも、時に必要なことではないでしょうか。
結婚生活に疲れてしまったら、離婚を選ぶ前に、まずは一旦、リフレッシュをしてみることにしましょう。リフレッシュをして、お互いを新たに見つめ返すことで、結婚生活を再構築していくことは不可能ではありません。
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