【やんわり編】相手の女性に察してもらうエッチの誘い方
この【やんわり編】では、『女子SPA!』をはじめとしたさまざまなメディアで恋愛コラムを執筆し、「恋愛コラムニスト」兼「恋愛カウンセラー」の堺屋大地さんに解説していただきます。
やんわりエッチ・セックスの誘い方(1)/「今日はもう少し一緒にいたいな」
「ゴハンや飲みで2軒ぐらいまわってから、『今日はもう少し一緒にいたいな』のセリフを言いましょう。ポイントは女性側の終電が近づいている時間帯に言うこと。『もう少し』と言えど、最終の電車の迫っている時点であれば、察しのいい女性は『朝まで一緒にいたいということ』だと気付いてくれると思います」(堺屋氏)
この方法のメリットやコツはどのようなものなのでしょうか?
「【やんわり編】共通のメリットとも言えますが、比較的に下心を匂わせないで誘うことができる点でしょう。あからさまにエッチ目的だという雰囲気が出ないため、例え女性が『明日も早いし今日はもう帰ろうかな』と断ってきても、気まずい空気にはなりにくいはず。断られてしまったら、終電が近づいていることに今気づいたようなフリをして、『あ、もうこんな時間か。そうだね、今日は帰ろう』と返せば大丈夫です」(堺屋氏)
しかし、女性側が「うん、いいよ」と言ってくれても、奥手な男性や経験の少ない男性の場合、その後どのように進めていけばいいかわからないかも……。
「女性が『いいよ』と言ってくれたら、すぐに手を繋ぎましょう。この段階で、手繋ぎを拒否される可能性は低いですから、臆さずに手を繋いでください。そして、『じゃあ、まったりできるところに行こうか』と提案して、近くのホテルか自宅に歩いていきましょう。ですので、ホテルか自宅に連れていくことから逆算して、2軒目のお店はホテルか自宅が近いエリアにしておくのがコツかもしれません。このタイミングで女性を長い時間歩かせるのは得策ではないため、5分以内で到着できるようにしておくのがいいのではないでしょうか」(堺屋氏)
やんわりエッチ・セックスの誘い方(2)/「ウチにお土産でもらったお酒があるから一緒にあけよう」
「飲みデート中に、そのお店をもうそろそろ出ようかというタイミングで、『ウチにお土産でもらったお酒があるから一緒にあけよう』と伝えれば、自然な流れで自宅に連れていくことができるでしょう。『自宅+お酒』というシチュエーションを提案すれば、大人の女性ならばエッチする展開になることは察してくれると思います。例えば、『地元の○○県で幻の銘柄って言われてる日本酒をもらったんだ』とか、『フランス旅行に行ってきた友達が買ってきてくれたレアなワインなんだ』といった『プレミア感』があるお酒だと、なおよしです」(堺屋氏)
確かに、お土産でもらったお酒に「プレミア感」があれば、女性側に「そのお酒を飲んでみたいから自宅についていく」というエクスキューズ(口実)を与えられそうです。
「ですからこの誘い方を使いたい場合は、親や友達にお土産を頼むときはお酒を指定しておいて、自宅に『プレミア感』のあるお酒を各種取り揃えておくといいでしょう。飲みデート中にその相手の女性が日本酒好きなのか、焼酎好きなのか、ビール好きなのか、ワイン好きなのかをリサーチしておいて、その子が好きなジャンルのお酒で誘うと成功率が上がると思います。だからどのパターンでも対応できるように、ストックしておくのがコツかもしれませんね。ちなみに、お土産で高価なお酒をおねだりするのは気が引けるという場合は、その代金を渡しておいて買ってきてもらうようにするといいのではないでしょうか」(堺屋氏)
もし断られてしまったときは、どのように振舞うのがスマートなのでしょうか?
「しつこく粘るのは大人の男として恥ずかしいですから、『じゃあ、そのお酒はあけずにとっておくね。また何かの機会があったらぜひ』と潔く引くのが得策です。もしかすると、相手の女性は明日の仕事が早いとか、体調がすぐれないといった理由で断っていることもあるでしょうからね。もし、その女性と次のデートをセッティングできた場合は、さりげなくそのお酒の話をもう一度してみてください。そこで『こないだ言ってたやつだよね? 飲んでみたいな』といったリアクションであれば、もう一度、『じゃあ、これからウチでそのお酒を一緒にあけよう』とリトライしてみてもいいのではないでしょうか」(堺屋氏)
やんわりエッチ・セックスの誘い方(3)/「どこかで映画でも観ながらまったりしようよ」
「『お土産でもらったお酒』は飲むのがあまり好きじゃない女性には使えませんので、その場合はこの『どこかで映画でも観ながらまったりしようよ』がおすすめです。自宅に誘ってDVD・ブルーレイや動画配信サービスで観るという流れでもいいですし、最近はラブホテルでも映画チャンネルやDVD貸し出しで、映画が観られるところが増えていますので、どちらのパターンでも対応可能です。映画を観られる環境がないホテルもありますが、タブレットPCなどを持参しておけば、自分が契約している動画配信サービスで観られるので問題ないでしょう」(堺屋氏)
お酒と同様に、映画というエクスキューズがあると女性も誘いに応じやすそうです。そのセリフを言うためのコツは?
「デート中に『好きな映画トーク』をしておくと、『どこかで映画でも観ながらまったりしようよ』と切り出しても唐突感はなくなるでしょう。また、その『好きな映画トーク』の流れを受けて、作品名を具体的に提案したほうが成功率は上がるかもしれません。例えば、『あの監督の最新作だった○○○○は、劇場公開中に観そびれちゃったんだけど、もう配信開始してるから観ようよ』とか、『エピソード9の公開前に、エピソード7と8を一緒に復習しておこうよ』のような感じですね」(堺屋氏)
堺屋さんいわく、「まったり」というフレーズを言っておくのもポイントだそうです。
「『まったり映画を観る』と聞くと、女性側もソファやベッドなどに腰かけて密着しながら映画を観るシチュエーションを思い浮かべやすいので、暗黙の了解でエッチを了承してくれる可能性が高いでしょう」(堺屋氏)
ただし、【やんわり編】で紹介した3つの方法には、共通する注意点が……。
「自宅やホテルで二人きりになれたからといって、確実にエッチOKというわけではないということは覚えておきたいところです。オブラートに包んだセリフは、察しのいい女性ならば『エッチしたい』という意思表示であることに気付いてくれますが、その意図に気付かない女性もいます。特にホテルではなく自宅に連れて行った場合は、『エッチするつもりなんてなかった』という女性も少なくないでしょう。ですから女性が拒否したり、不安そうな表情を見せたりした場合は、強引にエッチする展開に持ち込むことはせず、その日は紳士的に潔くあきらめましょう」(堺屋氏)
【ストレート編】男らしく意思表示するエッチの誘い方
この【ストレート編】も、「恋愛コラムニスト」兼「恋愛カウンセラー」の堺屋大地さんに解説していただきます。
ストレートにエッチを誘う方法(1)/「ホテル行こう」
「いくらストレートに誘うといっても、『セックスしよう』、『エッチしよう』というデリカシーに欠けるセリフでは、女性がドン引きしてしまう可能性もあるでしょう。そこでおすすめなのが、この『ホテル行こう』と提案する方法です。この場合もある意味、『ホテルに行く=エッチする』と女性に察してもらう必要がありますが、間違いなくストレートな誘い方と言えるでしょう」(堺屋氏)
確かに「ホテル行こう」と誘ってホテルなどに一緒に入ったのであれば、女性側も「エッチOK」という認識でいてくれると思って問題なさそうです。
「ただし、この誘い方のデメリットは、『セックスしよう』、『エッチしよう』よりはマシですが、それでも女性に引かれてしまう可能性があること。また、断られてしまった場合、次のデートを取り付けるのが難しくなるということでしょう。ですから、これが最後のデートになってもかまわないという覚悟のうえで、切り出す必要があるのではないでしょうか」(堺屋氏)
では、比較的に断られないようにするためのコツは?
「『ホテル行こう』のセリフの前に、『ちょっと疲れたなぁ、どこかで休憩する?』、『今日は暑かったからけっこう汗かいちゃったね』といったセリフを前置きとして言っておくと、スムーズな流れで切り出せるでしょう。見え見えのエクスキューズではありますが、ホテルに行くための理由を作っておくと、女性も同意しやすくなるかもしれません」(堺屋氏)
ストレートにエッチを誘う方法(2)/「もっとキスしたいな。二人きりになれる場所に行こう」
「『ホテルに行こう』という言葉が、さすがにストレートすぎてちょっと言い出せないという方におすすめなのが、この『もっとキスしたいな。二人きりになれる場所に行こう』というセリフでしょう。例えばデート中に、夜景スポットやイルミネーションスポットなどに連れていき、そこでキスをしておきます。もしくは、ゴハンや飲みを済ませたお店を出たときに、ちょっとしたタイミングを見計らってキスをしましょう。そのキスを布石として、『もっとキスしたい』というエクスキューズでホテルや自宅に誘うのです」(堺屋氏)
キスを前提として「二人きりになれる場所」に誘うことは、大人の女性であればエッチする展開になることは想定してくれそうです。
「もちろん『エッチしよう』と誘っているわけではないので、女性側が『エッチするつもりなんてなかった』と言い出す可能性がゼロとは言えません。ですが『セックス』、『エッチ』、『ホテル』といったフレーズを出さずに、ストレートに誘うとしたらこの言葉が最適だと思います。前段階でキスまでしておく必要はありますが、その女性とエッチすることを目標にしているのであれば、キスは受け入れてもらわないと話にならないのは、言うまでもないでしょう」(堺屋氏)
堺屋氏いわく、OKしてもらえるか断られるか、ある程度予測できるポイントがあるそうです。
「キスをしたときに、ディープキスまでできるかどうかです。こちらから舌を入れて、相手の女性も舌を動かすなどして応じてくれれば、その後の『もっとキスしたいな。二人きりになれる場所に行こう』の言葉で、ホテルや自宅についてきてくれる可能性は高いでしょう。けれどキスをしたとき、その女性がかたくなに口を開こうとしなかったり、舌を動かしてくれなかったりした場合は、心を許してくれていない証拠なのかもしれません。ディープキスに応じてくれなくても、ホテルや自宅についてきてくれるケースがないとは言いませんが、確率はかなり低いでしょう。ですから、キスしたときにディープキスまでできなかった場合は、その日のエッチはあきらめて、紳士的に解散するのがベターのように思います」(堺屋氏)
ストレートにエッチを誘う方法(3)/「本気で恋愛するならカラダの相性って絶対大事でしょ」
「『本気で恋愛するならカラダの相性って絶対大事でしょ』と言って、相手の女性が同意してくれたら、あとは手を繋いでホテルや自宅に入っていけばOK。これ以上、言葉を重ねる必要はないでしょう。女性からすると、セックスしたいという男性の言動にどうしても下心が見えてしまい、それで受け入れられないという場合も多いと思います。きちんと告白して正式に恋人同士になっていない限り、不純な気持ちを見透かされてしまうのは仕方ないことかもしれません。ですがこの言葉は、ストレートにセックスに誘導するものでありながら、自分の真剣さも伝えられるわけです」(堺屋氏)
「本気で恋愛するならカラダの相性って絶対大事でしょ」という言葉には、「あなたとセックスしてみて相性が良ければきちんと付き合いたい」といったニュアンスが含まれており、女性側に期待感を持たせられるのでしょう。
「つまり、自分の気持ちをストレートに伝えることで、交際前の遊びのエッチに抵抗感が強い女性の気持ちも、動かすことができる可能性があるわけです。ですから、チャラチャラした言い方や適当感のあるフランクな言い方はせずに、真剣な表情で男らしく伝えるのがポイントでしょう。もちろんセックスをしてみて、相性がよかったのに告白もせず、放置したりするのは男として最低です。ですから、カラダの相性が悪くなかったなら、きちんと自分から告白して、男としての責任を取るのが大前提ということは忘れないでください」(堺屋氏)
ただこの言葉自体が、「ただセックスしたいだけ」という欲求を隠すためのウソだと、思われてしまうこともあるのでは?
「ウソだと疑われてしまった場合は、『きれいごとじゃなくてちゃんと真剣に考えてるからこそ、エッチの相性が重要なんじゃない?』などと、もう一度説得してみてください。そこで真剣さが伝われば、ホテルや自宅についてきてくれるでしょう。ですが二度目も拒否されてしまった場合は、もうそれ以上は粘らずに、男らしく身を引くのがベターだと思います。三回以上粘ると、ウソっぽさが増して余計に下心アリアリだと思われかねませんからね」(堺屋氏)
【テクニック編】非日常演出で意外性のあるエッチの誘い方
現在30代のT.Nさんは某有名私立大出身のビジネスパーソンで、いわゆるハイスペック男子。ですが、非イケメン・ぽっちゃり体型で学生時代は非モテキャラだったという人物です。そんなT.Nさん、非モテ時代のコンプレックスをバネにして独自のメソッドを構築し、数々の美女と一夜を共にしてきたとのことで、今回は匿名を条件にオリジナルのエッチの誘い方を教えていただきました。
T.Nさんのエッチの誘い方は1つですが、かなり綿密に練り込まれたテクニックのため、順を追って詳しく解説していただきたいと思います。
エッチの誘い方(上級テクニック)STEP1/デートの最初にいきなり「今日、ホテル行こう」と誘う
「デートの最初の段階で、いきなり『今日、エッチしたいからホテルに行こう』とはっきり伝えるんです。当然、そんな誘われ方しても、女性は『いや、ムリだから!』と断ってきますよね。でも最初に断られるのは想定内。この時点でOKをもらうことが目的ではなくて、相手の女性に『今日のゴールを明確に伝えておくこと』が目的なんです」(T.N氏)
デート序盤で「今日、エッチしたいからホテルに行こう」と宣言すると、言われた女性は動揺するそうですが、T.Nさん曰く、「それも想定内」だとか。あえて動揺を誘うことで、その日のデートに「非日常感」のエッセンスを加えることができるそうです。
エッチの誘い方(上級テクニック)STEP2/断られた後、「あなたが魅力的だから」とフォローする
「『今日、エッチしたいからホテルに行こう』と伝えて、そのまま何もフォローをしないでいると、ドン引きしてしまう女性もいるでしょう。ドン引きされてしまっては、すぐに帰られてしまう可能性もゼロではないですし、帰らないにしても気まずい空気のままになってしまいますよね。ですから、宣言した後のフォローはとても重要になってきます」(T.N氏)
序盤で「今日、エッチしたいからホテルに行こう」と言うのは、あくまで綿密なプランの初手であり、やはりただ闇雲にデリカシーのない発言をするわけではないようです。
「女性から『ムリだから!』と断られたら、『魅力的な人に対して男なら誰だってそういう気持ちになる。エッチしたい気満々の下心ミエミエの行動を見透かされるのも嫌だったから、最初にはっきり伝えたんだ』と言うんです。こう伝えることで、どこにでもいるヤリモク(ヤルことが目的)の最低男とは違うんだ、というアピールになります。そして『セックスしたいから言った』のではなくて、『あなたが魅力的だからつい言ってしまった』ということも伝えられます」(T.N氏)
いきなり「ホテルに行こう」とヤリモク男のような発言をして虚をつき、そのすぐ後に「あなたが魅力的だから」と伝えることで、最悪のイメージを逆手に取るという作戦ということのようです。むしろ、「エッチしたい気満々の下心ミエミエの行動を見透かされるのも嫌」というスタンスは、男らしさの演出にもなっているのではないでしょうか。
「さらに、『もちろん誰にでも言ってるわけじゃない。むしろ普段はこんなこと決して言わないんだけど』と付け加えてもいいかもしれませんね。『特別な女』として扱われることを嬉しく思う女性は多いですから、ドン引きどころから、女性のテンションを上げられる可能性もあります」(T.N氏)
エッチの誘い方(上級テクニック)STEP3/「今日、3回、ホテルに誘う」と回数制限を宣言する
「いきなりの『ホテルに行こう』からの『あなたが魅力的だから』というフォローだけでも、『この人は今までの男と何か違うわ』と思わせることができますが、僕のテクニックの神髄はむしろ次のセリフにあるんです。フォローを入れた後に、『今日、3回、ホテルに誘うね。今誘ったのが1回目だから、残りはあと2回。もし全て断られたら、ホテルに行くことは完全にすっぱりあきらめるから、その後は残りの二人の時間を全力で楽しむよ』と伝えるんです」(T.N氏)
回数制限の宣言は、「エンドレスにエッチに誘うことはない」という明示になるため、女性に安心感も与えられそうです。
「もちろん『安心感』もありますが、僕の狙いはむしろ女性に『限定感』を与えること。あと残り2回しか誘わないというリミットは、最終的に女性側に、『OKしないと後悔するかも』と思わせられることもあるんです」(T.N氏)
女性に選択権を委ね、女性の気持ちに配慮しながらも、この一連の会話でデートの主導権は男性側に移るのかもしれません。
「回数制限の宣言の後は、しばらくはエッチ関連の話題は一切出しません。ひたすら女性の話に耳を傾け、その子の感情に寄り添うように同意してあげます。自分の話やアドバイスなどもせず、当然、自分の自慢話も一切挟まず、『聞き上手の紳士』に徹するのがポイントです」(T.N氏)
エッチの誘い方(上級テクニック)STEP4/「2回目のお誘い。今からホテル行こうよ」と誘う
「2回目のお誘いは、カフェでお茶したり、レストランで食事をしたりした後にします。
1軒目のお店を出る前後のタイミング、出会ってから1時間後ぐらいになると思いますが、そのタイミングで『じゃ、2回目のお誘いなんだけど、いまからホテル行こうよ』と唐突に誘います。ポイントは忘れた頃に突然切り出すことと、『2回目のお誘い』ときちんと明示すること。そのサプライズ感が非日常的なデートだという空気感を醸成します」(T.N氏)
1軒目のお店で女性側が好意を抱いてくれている場合、この2回目の誘いで早くもホテルに行ける場合があるそうですが、2回目が断られるのも想定内だそうです。
「たいていは2回目のお誘いも、『いやいや、絶対ムリだから!』と断られるケースが多いです。ただ、2回目も断られても焦る必要はありません。『そっか、わかった! じゃあ今日は、あと1回しかチャンスないな』と伝えます。ちなみにここでも、『あと1回』という数字をきちんと述べて、『次が最後』という『限定感』を煽る演出をしておくのが重要ですね」(T.N氏)
エッチの誘い方(上級テクニック)STEP5/3回目は手を握りながら、無言の「YES」を引き出す
「いよいよ最終段階です。2回目が断られてから2軒目のお店に行き、そこでもまた1、2時間じ~~~~っくりと、女性の話を聞いてあげます。そして3回目のお誘い。1回目、2回目のお誘いはいきなり切り出していましたが、3回目はスタンスを変えます。まず『ちょっと手を握ってもいい?』と断りを入れてから、手を握る。そして、『今から、今日最後のお誘いをするね。今からホテルに誘うけど、君が絶対にムリ!! と思っているなら、この手を離して。もし断られたら約束通り、もう一切エッチに誘わない。それは約束する』と伝えます」(T.N氏)
手を繋いで、「NO」であれば手を離してと伝えることに、大きなポイントがありそうです。
「その後、手を繋いだまま『今からホテル行こう』と伝えます。ここで女性が『うん』、『いいよ』などと明言することはあまりありません。でも、それでも大丈夫なんです。そう、相手が手を離さないでいれば、それは『NO』ではないということ……つまり、『YES』ということですからね。重要なのは最後の誘いのときに、女性側に『言わせない』ということ。女性の立場からすると『うん』、『いいよ』というセックスを了承する言葉は非常に言いづらいでしょうし、それを言わせるのは紳士ではありません。ですから手を繋いで、『手を離さなければYES』であるという声を出さずに意思表示する方法を与えてあげるのが、ポイントなんですね。ですから手を離す素振りがなければ、そのまま手を繋いでホテルに入っていけばいいというわけです」(T.N氏)
手を繋ぐことで、「無言の意思表示」ができるようにするというテクニックなんですね。
「これが3回目の最後のお誘いという『限定感』のおかげで、女性に『ここで手を離してNOの意思表示をしちゃっていいのかな?』と、思わせることもできているはず。多少トリッキーで強引なテクニックですが、実はこういう強引さを求めている女性は少なくありません。『手を離せばNO』という拒否する方法はしっかり伝えてありますが、女性側からすれば、『ちょっと流れで仕方なく……なんとなくホテルについてっちゃった』という言い訳ができる状況を、作ってあげるのが大切なんです」(T.N氏)
確かに女性の立場からすると、「ノリノリで積極的にホテルについて来た」と思われることを避けたいでしょうから、なし崩し的にホテルに行ってしまったという、「口実」や「逃げ道」を用意してあげることもテクニックの一つなのでしょう。
「いきなりホテルに誘うという『非日常感』演出のテクニック。最後のお誘いだという『限定感』を煽るテクニック。無言のままでも『YES』の意思表示ができるようにするテクニック。『ちょっと流れで仕方なく……』という言い訳ができる状況を用意してあげるテクニック。これらのテクニックが複合的に合わさっているんです」(T.N氏)
一つ一つのテクニックの積み重ねで、ホテルに行くことができるというわけですね。
エッチの誘い方(上級テクニック)STEP6/失敗しても次回デートに繋げられるように楽しませる
「もしこれらのテクニックを駆使しても女性の返事が『NO』だったら、そこは潔くあきらめましょう。そこでデートを放り出して帰ってしまうのは論外ですし、デートを続行しても不機嫌な態度や拗ねている態度を見せるのもいけません。紳士ならば気持ちを切り替えて、宣言通りにその後は残りの二人の時間を全力で楽しむこと! それ以降はエッチへの未練も執着も見せずに、相手の女性をきちんと楽しませることができれば、次のデートのチャンスもあるかもしれませんしね」(T.N氏)
「ホテルに行こう」と誘っていた男性ともう一度デートしてくれるという場合は、その次のデートで女性のほうはある程度、「ホテル行き」を意識している可能性も高そうです。つまり、この一連のテクニックが失敗したとしても、3回断られた後に紳士的にデートを続行して楽しませてあげられれば、その次のデートでホテルに行けることもあるのかもしれません!
女性の合意と紳士性を忘れずに、自分に適したエッチの誘い方を!
自身の性格や恋愛スキル、また相手の女性の性格や二人の関係性などを考慮して、ぜひ自分に適したエッチの誘い方を試してみてください。
ですが、エッチは「女性の合意」が絶対に必要であることは、忘れないようにしてください。エッチ後に女性が後悔したり嫌な思いをしたりしないように、相手の気持ちに寄り添って最大限に気遣うことが、紳士として必要な心掛けなのではないでしょうか。
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