彼氏の気持ちがわからない…冷めたの？本音を確かめる方法まとめ

「好き」や「愛している」と言わない男性の心理

男性、とりわけ日本の男性は「好き」という気持ちを言葉にしない傾向にあります。付き合っていることが当たり前になってくると、デートもマンネリ化して、不安になる場合もあるでしょう。『恋愛で２度と失敗しないために知っておきたい男の本音37 男の本音シリーズ』（田端裕司）には、以下のような記述があります。

「Q　最近、彼が私のことを本当に好きかどうかわからなくなります。付き合い始めたときはスキンシップもたくさんあって、愛を感じられたのですが、最近は、めっきり少なくなりました。何より、言葉がありません。だから、不安になります。男性は『愛している』と言えないものですか？

A　男は保証が苦手なのです。
女性は言葉が欲しい生き物。私も何人かの女性とお付き合いして、結婚に至りましたが、言葉を欲しがらない女性はいませんでした。

何人かの男性にインタビューしてみましたが、セックスの最中はともかく、それ意外のシチュエーションで、言葉を言っている男性はほぼいなかったです。

理由はいろんなところに求めてみましたが、結論から言えば、保証したくないんですね。逆に言えば、保証してしまえば、その女性から逃げられなくなるというか。自由でいたいんですね。

さらに、女性は保証を求めているから、言葉が欲しくなるんです。男性は、言葉を言ってしまうと保証しないといけなくなるから、言わない。でも、愛してないわけじゃないから、態度や行動でわかってよって、という話です。

だから、女性が男性の自分への愛を確認する方法としては、男性の自分への愛を確認する方法としては、男性の行動をよく観察することがベストです。世の中には、彼女に『好き』とか『愛している』とか言いながら、浮気している男はたくさんいるからです。

つまり、男性の言葉は信用できないんですね。
しかし、行動では嘘はつけません。彼の愛に疑問を持ったら、彼の行動をじっくり観察してみるといいですよ。」

言葉で保証が欲しい女性と、言葉で保証したくない男性との間には、どうにも埋められない溝があるようです。「愛されている」という実感が欲しいのであれば、言葉を求めるのではなく、彼氏の行動を観察したほうがいいのかもしれません。

自分から連絡しない彼氏の心理

デートや食事のお誘いなど、何をするにしても連絡はいつも自分からだと、不安を抱いてしまうもの。彼氏はなぜ自分から連絡してくれないのでしょうか。『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』（DJあおい）には、以下のような記述があります。

「以前、Twitterで、
『付き合いたての彼氏がいて、自分から連絡しないと連絡をとってくれません。友達の頃のほうが、頻繁に連絡していたし楽しかったです』
といった悩みをいただいたことがありました。

友達という関係は対等な関係ですからね。
どちらが優位とか、そういう上下の意識はあまりないものなんですよね。
ですからどちらからともなく気軽に連絡ができる関係なんです。
でもこれがいざ恋愛関係になると、愛し愛されの関係になるわけですから、愛したいのか、愛されたいのか、という意識の違いが連絡の頻度に表れるわけですね。

恋愛において男性は女性より優位な立場になりたがるものですから、愛されることを望むケースがマジョリティ（多数派）なんです。
自分から連絡をするということは、”愛したい”という意識の表れでして。
自分から連絡しないということは、”愛するより愛されたい”という意識の表れなんです。

ですのでね、自分から連絡しない男性というのは、愛されることで優位な立場になりたいという”男のプライドから生じた欲求”が原因で素直になれていない状態なわけです。

愛されたいという欲求が強すぎるから、素直に愛することを躊躇してしまうわけですね。その心理が連絡する頻度に直結しているわけです。

女性からしたら若干めんどくさい欲求ですけどね。でもその欲求は彼をコントロールする手綱にもなり得るものなんですよ。
上手に愛してあげてくださいね。」

このように、「恋愛において優位な立場でありたい」というプライドが邪魔をして、自分から連絡することをためらう男性が多いようです。つまらないマウントではありますが、素直になれない彼氏をかわいいと感じるくらいの余裕を持ちたいところです。

＜参考文献＞
『恋愛で２度と失敗しないために知っておきたい男の本音37 男の本音シリーズ』（田端裕司）
『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』（DJあおい）