セックスして好きになる事に関する専門家の意見やアドバイス
身体だけの関係が続くとは限らない
ワンナイトの関係であっても、継続的なセフレの関係であっても、セックスした相手のことを好きになってしまうリスクはあります。
また、その場合、好きになってしまった方はとても辛い思いをしてしまうかもしれません。
『もっとセックスしたいあなたに』(大泉りか)にはこの件について、以下のように書かれていました。
「もしも、『からだだけの関係がいい』と合意してセフレとして付き合い始めたとしても、その気持ちがずっと変わらないという保証はありません。
彼女があなたに恋をして好きになり、セフレではなく恋人として付き合いたい、という思いを持つことだってあり得ますし、反対にあなたのほうが彼女に恋人になって欲しいと思うこともあるかもしれません。
その場合、好きになってしまったほうは、とても苦しい思いをすることになります。最初から何もなければ、苦しまなくて済むものの、中途半端に時間やセックスを与えてもらえることで、期待してしまうからです。
もちろん、普通の恋人関係であっても、様々な悩みや、心が揺れることはありますが、こと、恋した 相手がセフレである場合には、『セックスはしているのだから、なにかあの人にとって、足りないところを直せば恋人になれる』と希望を持ったり『セック スまでしているのに、なんで付き合ってもらえないの?』と失望したりと、心が揺れる幅も広く、また、相手にきちんとした恋人がいる上で、自分はセフレという身分の場合は、『なぜ、あの人は恋人になれているのに、自分は......』という嫉妬と悔しさに苦しむことになります。
その結果、病んでしまったり、ストーカーになってしまうリスクもあります。」
この記事を読んでいる女性の中には、こうした感情を抱いたことのある人も多いのではないでしょうか。
セックスをして好きになってしまう可能性が高いと自分自身で理解している人は、踏みとどまる勇気も必要と言えるでしょう。
ただ触れあいたいだけ
女性とセックスする事を本能的に求めるのが男性だとするなら、女性はなぜ好きでもない人とセックスするのでしょうか。
その答えは『女も知らない女のカラダ』(対馬ルリ子)という書籍に書いてありました。
「援助交際など、好きでもない男性と次々とセック スをする女の子たちももちろんいます。
けれども彼 女たちの本音を聞くと、『別にセックスがしたいわけ じゃない。相手にギュッと抱きしめられると気持ちがいいから』といった答えが返ってきたりします。
スキンシップ欲を満たしたい、というのが本当の ところなのかもしれません。」
女性がセックスをOKするのは、快感を求めたいからではないという事がお解り頂けるでしょう。
もちろん、気持ち良くなりたいからセックスをしたいと思う女性もいますが、全員がそのように思っている訳ではありません。だからこそ女性は「誰とでもセックスできる訳ではない」のです。
男性にとって都合の良い女性にならない
一度セックスして好きになってしまった男性に構ってもらいたくて、自分の予定をキャンセルしてでも相手の都合に合わせてしまったり、体を求められたら断り切れずに応じてしまったりする女性もいるでしょう。
しかしそれは、セフレの始まりになりかねません。
都合の良い男女関係にならない心構えについて、『男を夢中にさせる恋愛のルール』(沖川東横)には、以下のような記述があります。
「彼が体の関係を求めてきた場合も、まだあなたに心の準備ができていないならば、勇気を持ってもう少し待ってほしいと伝えるべきなのです。
受け入れられること、無理なことのボーダーラインを自分自身しっかりと決めておくことは大切です。歩み寄ることが難しいことを求められたら、ムリをして合わせる必要はないのです。
断られたことで彼が離れていってしまったならば、あなたのことをそれくらいにしか思っていなかったといえるかもしれません。」
お付き合いをしている関係でも、友達以上恋人未満の関係でも、体を求められた時、自分がまだ早いと感じたら、流されずに断る勇気を持ちましょう。そして、断る時には相手を思いやる言葉を忘れないようにしましょう。
<参考文献>
『もっとセックスしたいあなたに』(大泉りか)
『女も知らない女のカラダ』(対馬ルリ子)
『男を夢中にさせる恋愛のルール』(沖川東横)
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