頑張っても報われないと感じた時の対処法
これまで当たり前に働かせていた自分の思考の癖を、自分で変えていくのは簡単なことではありません。しかし、それこそが「報われない」と感じてしまう一番の原因かもしれません。次にあげる項目を日常から意識して、自分改革に取り組んでみてはいかがでしょうか。
自分を褒める努力をする
まずは、周りの人を気にせず、自分としっかり向き合いましょう。報われないと感じてしまうのは、評価が足りないと思っているからですが、それならば自分で自分をこれ以上ないほど褒めてあげればいいのです。頑張ったり努力したりするのは自分のためです。そのように見方を変えれば、報われないと思わなくなり、自然と自分を褒めてあげたくなりますよ。
他人の評価に依存するのをやめる
頑張ったら他人からの評価が欲しいと思うのは、自分がやったことに対して、精神的なご褒美を求めてしまうことから起きる感情です。裏を返せば、そこには、他人の評価の具合を見て、自分がどれだけ頑張ったのかを再確認したいという心理があります。
ですから、基準を「他人の評価」に合わせないことが重要です。自分がどれだけ頑張ったのかは、自分が一番よくわかっているはずです、他人の評価に依存しなければ、頑張っても報われないという気持ちにはならないでしょう。
報われなかったことを書きだしてみる
頑張っても報われないと思ったことを書き出してみてるのも有効です。たとえば、勉強を頑張ったのに良い点数が取れなかったとか、一生懸命働いたのにボーナスが思っていたより少なかった、などです。
書き出した内容を見ながら、報われなかった原因を改めて考え直してみましょう。おそらく「自分が原因」か「他人のせい」のどちらかになっているはずです。自分が原因だった場合、努力が足りなかったのか、努力の方向が間違っていたのかなど、問題点をどんどん細かくして分析していきます。
他人が原因だった場合は、まず、自分に下された評価が本当に不当なものなのかどうかを分析する必要があります。自分が勝手に期待を膨らませていただけで、よく考えたら意外と妥当な評価をもらっているかもしれません。明らかに評価が不当なら、他人のどこに原因があるのか、問題点を細かくして分析していきましょう。
ここまでできれば、報われないという思考自体が損な考え方だと気づくでしょう。なぜなら、問題点を分析する過程で、さまざまな気づきを得ているはずだからです。「報われない」とガッカリしていても得るものは何もありません。報われなかったことを書きだして分析することで、失望や苛立ちを前向きな力に転換することができるのです。
多くを求めない
褒められたい、注目されたい、評価されたいと思ってしまうということは、自分で自分を褒めたり評価するだけでは足りなくて、他人からも賛辞や評価がほしいということですよね。では、なぜそのように「報われたい」と思ってしまうのでしょうか。それは、自分の中にちょっぴり、頑張ったけれど自信の無い部分があるからなのです。
最後までやり切った、満足いくまで頑張ったと思えるなら、それだけで十分納得がいくはずです。ですから、報われるために頑張るのではなく、自分のために納得いくまで頑張ることに目を向けましょう。
頑張ることをやめてみる
一度、「頑張る」ことをやめてみるのもおすすめの対処法です。怠けるという意味ではなく、ちょっと力を抜くことで、今まで一生懸命になり過ぎて見えていなかった自分以外のことを見る余裕が出るのです。
むしろ、「最近力が入ってなくていい感じじゃない?」と良い評判を聞けるようになるかもしれません。そうすれば、報われないという思いからも解放されるのではないでしょうか。
「頑張っても報われないもの」と考える
最初から頑張っても報われないものと考えて、「自分は自分」と割り切ってしまいましょう。とても難しいことですが、そのためには周りを見過ぎないことが大切です。他人は結果だけを見て良いか悪いかの評価を下しているに過ぎません。そのことを肝に銘じて、報われなくても自分のために頑張ることができる強い心を持つことが大事です。
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