DV男の特徴とは？対処法と「隠れDV男」診断チェックも紹介！

普段とても優しい彼氏が、何かの拍子に暴言を吐いたり暴力をふるったりする特徴があるなら要注意。女性を悩ます「DV男」である可能性が高いです。しかし、そのような男性のほとんどは「隠れDV男」ですから、事前に見抜くことは難しいもの。

そこで今回は、女性を苦しめる隠れDV男の特徴について詳しく解説していきましょう。また、DV男の対処法などにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

「DV男」とは？

DV男とは、一体どんな男性のことを指すのでしょう？普段から誰の前でも暴力的な男性ならすぐにDV男とわかりますが、ここでいうDV男は隠れDV的特徴をもった男性です。そのため女性は、付き合ってから初めてその事実を知ることとなるでしょう。

つまりDV男は、女性が自分の彼女になった途端にその恐ろしい姿を現すのです。しかも、ゆがんだ愛情で女性を支配したがり、そんな愛し方は間違っているということ自体に気づいていません。

ですから、女性から「別れたい」と言われると自分を否定されたと感じ、DV行為がさらにエスカレートすることもあります。そうならないためにも、事前にDV男かどうかをチェックすることは大切です。

肉体的暴力だけがDVではない

最近では彼氏、彼女間で行われる「デートDV」が問題になってきています。恋人とのデート中にDVらしき言動をされたときには注意が必要です。

DVと聞くと、肉体的に暴力を振るわれることだと想像する人が多いのではないでしょうか？しかし、DVの実態は肉体的暴力だけではないことを知っておきましょう。

その他のDVには、精神的DV、社会的DV、性的DV、経済的DVがあります。詳しくは後の項目で解説していますので、参考にしてくださいね。

男女間の格差が引き金になることも

男性との格差が、女性が卑劣なDV行為を受ける引き金になることもあります。男女間の格差とは、経済力の格差や学歴の差などのことで、DV男が経済力や学歴の高さを理由に優位に立とうとするのは、根底に男尊女卑の思想が隠れているからだと考えられています。自分より経済力も学歴も低い彼女が自分と同等でいることが許せず、そのためにDV行為を働くのです。

彼女との格差を根拠にしたDV行為には、「経済力がある俺のほうが偉いんだ」「最終学歴が低いくせに俺に逆らうな」という傲慢な心理が隠されています。女性を見下すような考え方からDV行為に至るのでしょう。

つまりDV男は、女性を見下し人間の価値を学歴や経済力だけでしか判断できない、悲しい男性なのです。

人権を侵害する重大な問題

DVを受けた女性は、「私が彼氏の気に入らないことをしたから」「私が彼氏を大切にしなかったから」と自分を責める傾向にあります。勇気を出して周囲に相談しても、「やられる側にも理由がある」「イヤなのになぜ逃げないの？」といった言葉を投げかけられるケースもあるため、逃げ場を見失ってしまうことも。

すると、周囲からなかなか理解されないDV被害者の心はどんどん荒んでいき、八方ふさがりになり、逃げる気力すら失ってしまうのです。

理由はどうあれ、暴力は決して許されることではありません。DVの当事者でなくても、DVは人権を侵害する重大な問題だと認識することが必要です。

DV女も存在する

DVをするのは男性だと思われがちですが、実は「DV女」も存在しています。男性とちがってあまり注目されないのは、被害者である男性が周囲に被害を訴えないケースが多いからでしょう。プライドが高く世間体を重んじる傾向が強い男性ならではの心理かもしれません。

DV女の特徴は、独占欲が強くワガママであるということ。彼氏が自分の思い通りにならないときに、イライラしてDVを働きます。また、最近では経済力が高い女性が増えたため、自分より収入が低い彼氏に威圧的な態度をとるDV女もいます。

女性のワガママを聞いてあげることのできる広い心の彼氏でいたい気持ちもわかりますが、程度を超えたワガママならDVを疑ったほうが良いでしょう。DVは、男性の心すら蝕んでいきます。甘く見たり我慢したりする必要はまったくありません。

DV男と関わりを持たないためには、どんな特徴をもった男がDV男なのかを見極めることが大切です。DV男に共通する言動には、一見「私を愛しているからそうするんだ」と感じてしまうものもあるので、慎重に見極めましょう。

どんなに優しい彼氏でも、これからご紹介する特徴に当てはまったら要注意です。DV男に共通する性格上の特徴についてみていきます。

特徴１：相手を束縛したがる

DV男は嫉妬深い性格であることが多く、彼女を過剰に束縛したがるという特徴を持っています。「彼氏である自分は彼女の行動を知る権利がある」と思い込んでいるからでしょう。

束縛されると、それだけ愛してくれていると感じて心地良い気分になる女性もいるでしょうが、DV男の束縛は段々と常軌を逸したものに変化していくので注意しましょう。

仕事中に緊急性がないメールを送ってきたり、電話をかけてきたりするなら要注意。さらに、それに対して彼女からの返事がないことに怒りをあらわにするようなら、間違いなくDV男でしょう。

特徴２：マザコン

DV男の特徴として「マザコン」も挙げられます。マザコンは、母親を尊敬する気持ちとは違います。子どもの頃からどんなワガママもすべて母親に許してもらっていたために、母親を絶対的な存在として崇めているのです。

そのためDV男は、彼女も母親と同じように自分のすべてを許してくれるものと勘違いする傾向があります。とはいえ、実際のところ彼女は母親ではないので、すべてを許してくれるはずもありませんね。

特徴３：寂しがり屋

彼氏が寂しがり屋で、なおかつ「かまってちゃん」的な特徴があるなら、DV男の可能性が大きいでしょう。

寂しさは誰にでもあるものです。DV男の場合は、「自分の寂しさを彼女が満たしてくれて当たり前だ」と思っているのが厄介なところです。しかも、自分から「寂しい」と訴えることはなく、「彼女なら察しろ」とまで思っています。

彼女といえども、彼氏のご機嫌をうかがってばかりはいられませんよね。しかしDV男は、そんな自分の気持ちを察してくれない彼女に腹を立て、DV行為を始めるのです。

特徴４：被害者意識が強い

相手の言動に敏感で、ちょっとしたことで被害者意識を強く持つのも、DV男の特徴です。例えば、彼女が自分の間違いを指摘したり笑ったりしようものなら、バカにされたと思い込み怒りを爆発させます。

DV男は、気が弱いわりにプライドだけは高いという特徴ももっています。そのため、自分を下に見るような言動をとる彼女に内心ビクビクしながらも「自分の方が上だ」と知らしめようとするのです。このように、彼女を絶対的に支配しようとするのがDV男の特徴です。

特徴５：自分のことは棚上げ

彼女の言動に対してはとても厳しい態度をとるくせに、自分の至らない点は棚上げするのがDV男の特徴です。

DV男は、基本的に彼女に対して「自分の物なのだから何を言ってもOK」と思っています。ですから、彼女を傷つけるような言葉を平気で投げかけたり、平気で暴力を振ったりできるのです。

彼女を自分の所有物のように思っているので、彼女の浮気は許せず、動向を逐一チェックしたがります。その反面、自分の行動に関しては秘密主義を貫くということも。典型的な「自分に甘く他人に厳しいタイプ」の人間だと言えるでしょう。

彼氏がDV男かどうかを見極めるためには、彼氏の行動の特徴に注目してください。

一見真面目に会社勤めをする普通の男性の中にも、DV男は潜んでいます。もしもあなたの彼氏に、これからご紹介する特徴があるのなら要注意。さっそく、DV男に共通する行動の特徴についてみていきましょう。

特徴１：ケンカをしても謝らない

DV男には、ケンカをしても絶対に謝らないという特徴があります。なぜなら、自分が正しくて相手が間違っていると思い込んでいるからです。

ケンカとまではいかなくても、ちょっとした意見の食い違いなどでも決して譲ることはないでしょう。そのうえ、自分が悪いのに、相手が謝るまで不機嫌な態度をとり続けたりして、圧力をかけてくることもあります。

彼氏と言い争いになって、気まずい雰囲気に耐えられずその場を収めるためについ謝ってしまうと、その展開が当たり前になってしまうので注意しましよう。

特徴２：相手によって態度を変える

DV男は、相手によって態度をコロコロ変えます。自分が優位な立場に立っているときには横柄に振る舞い、逆に自分のほうが格下だと思ったときには、その場では従順に振る舞って後でさんざん文句を言う、といったセコい特徴を持っています。

DV男が相手によって態度を変える原因は、ズバリ、自分に自信がもてないためです。それでも彼女の前では自分を大きく見せたくて、そのようなみみっちい態度に出てしまうのです。つまり、DV男は大人になりきれずに育ってしまった子どもなのです。

特徴３：外面が良い

DV男の多くは、学校や会社など、自分の普段の居場所では「良い人」を演じています。この「外面の良さ」もDV男の特徴です。これは、裏の顔を封印して自分の居場所で居心地よく過ごすためです。

妻や子供に対してDV行為を行なっている男が、職場ではいい人だと思われていたりします。プライベートと職場とでは人物像が正反対というのは、DV男に関してよくある事例です。

つまり、他人の前では必要以上に良い人物を演じ、その分、彼女の前や家庭では傍若無人にふるまってバランスをとるのが、DV男の特徴だと理解しましょう。ですから、外面が良すぎる男性を信じる前に、疑いの目で見ることも必要です。

特徴４：車の運転が乱暴

車の運転には性格が良く出るといいますね。彼氏の運転がいつも乱暴なら、DV男の要素を持っている可能性があるので注意しましょう。

DVとは無縁の男性なら、大切な彼女を乗せているときほど安全運転を心がけるものです。ですから、乱暴に運転する男性は、少なくとも彼女を大切に思ってはいないともいえます。運転中に追い抜かされたり速度が遅い車の後ろについたりしたときに、暴言や舌打ちが多いのなら要注意。身を守るためにも、同乗するのは避けたほうが良いでしょう。

最近では、あおり運転も問題になっています。場合によっては最悪な事故を起こす可能性もあるので、なおのこと注意したいですね。

特徴５：別れるなら殺すと脅す

別れ話を切り出すと「殺す」「死ぬ」などと言って脅すのも、DV男によくある特徴です。自分に自信がないため、彼女を威嚇することで別れを防ごうとするのですが、これでは相手の気持ちを無視した恐怖による支配でしかありません。

DV男にとっては、これは嫌がらせではなく彼女をつなぎ留める手段であり、彼女が自分を嫌うことに納得ができない気持ちのあらわれです。むしろ、好きだからDV行為を働いている、といっても良いでしょう。とはいえ、DV男の歪んだ愛情に流されてはいけません。

デートの度にDV男の気分を損ねないようにしなければならないなんて、心身ともに疲れてしまいますよね。暴力を振るわれないためにも、事前にDV男の心理を理解しておきましょう。

突然理不尽な暴力を振るうDV男に心身を壊されてしまうことのないよう、いち早くその心理を理解する必要があります。DV男が暴力的になる心理について、詳しく解説していきましょう。

支配欲をコントロールできない

DVとは無縁の男性でも、支配欲を持っている人はいます。特に、愛する彼女に対しては「自分だけのものにしたい」という気持ちが強く働くのでしょう。

とはいえ、普通の男性は支配欲をコントロールすることができるため、DVには至りません。DV男は支配欲をコントロールできないため、暴力的な行為を働いてしまうのです。デートDVの多くは、支配欲のコントロール不足から起こるといっても良いでしょう。

好きだという気持ちを上手く表現することができず、暴力で彼女を振り向かせることしかできないDV男。擁護するわけでは決してありませんが、ある意味、DV男も苦しんでいるのです。

自分は特別だと思っている

DV男は、自分は特別な存在だと思い込んでいます。そのため、少しでも気に入らないことがあればDV行為を働いて、自分の存在を知らしめようとする特徴を持っています。

簡単にいえば、DV男は彼女のことを自分の奴隷だと思っています。そこには、「何事においても彼氏を優先するのが彼女の務めだ」という自分勝手な心理があるのです。

まるで、自分が神だといわんばかりの心理が働くのは、子どもの頃から甘やかされて育ったことが原因になっていることも。彼氏が極度なマザコンだと感じているなら、注意しましょう。

愛情表現だと思っている

自分の気持ちを素直に表現するのが苦手なDV男は、当然ながら愛情表現も下手です。中でももともと口下手なDV男性は、言葉で伝えられないぶん暴力的になるので注意しましょう。

口で伝えられないなら優しい態度で表せばいいものを、DV男の場合は、「言葉で言わなくても彼女なら察しろ」という自分勝手な心理が発動して、暴力的な手段をとってしまうのです。愛する人への愛情表現がどんなものなのか知らないために、DVという行為に出てしまうのですね。

男尊女卑の思考が強い

男尊女卑の思考を強く持っていることも、DV男の特徴です。これは、父親が絶対的な存在の家庭や、父親が母親にDVをしていた家庭で育ったDV男性に多くみられる特徴かもしれません。

父に従う母を見て育っため、女性は男性に尽くすもの、従順であるものだと思い込んでしまいます。そのため、彼女が自己主張したり反対意見を言ったりすると、「女のくせに俺に反抗している」と感じ逆上してしまうのでしょう。

男性も女性も同等であるべき今の時代に、時代錯誤もはなはだしいですね。しかし、そういった男尊女卑の家庭環境がDV男を作り出す原因にもなっています。

暴力を軽く考えている

暴力は振るわれたほうと振るったほうでは、その認識が違う場合があります。DV男は、自分が暴力をふるっても、それほど大変なことをしたという意識を持っていません。

DV行為には、彼女に対する支配欲が関係しています。どんなことがあっても暴力はあってはならないことなのに、「彼女なんだから彼氏に尽くすのが仕事」「そうできない彼女が悪い」などと自分勝手な解釈をして暴力を振るうのがDV男なのです。

また、DV被害を受けた女性の中には「今日はたまたま機嫌が悪かったんだろう」と彼氏の暴力を容認してしまう人も。機嫌がどうであれ、暴力は許されません。上記のような特徴に当てはまる男性には十分に注意しましょう。

DVには、肉体的暴力の他にも様々な種類のものがあります。いずれにしても、DV被害を受けた側には辛いものばかりです。

女性にも恋人である彼氏に情があるため、「私に非があるのだろう」とDVを許してしまうケースがあります。しかし、それではDV男を調子に乗らせてしまうだけなので注意しましょう。ここでは、DVのさまざまな種類とその特徴について詳しく解説していきます。

精神的暴力

精神的暴力には、無視する、暴言を吐いたり怒鳴ったりする、などの言動が伴います。いずれも、他人の目につかないところで行われる行為のため、気づかれないことが多いでしょう。

密室で行われることが多い精神的暴力は、行為がだんだんとエスカレートすることもあり、心のダメージは計り知れません。

また、暴力を働いた後には、自分の罪悪感をぬぐうために優しい態度を取るのがDV男の特徴でもあります。そんな偽物の優しさに惑わされてしまう女性も多く、それがDVを受けていることに気づきにくい要因でもあります。

社会的隔離

社会的隔離とは、彼女の行動やメールをチェックしたり、彼女が友達と遊ぶことを制限したりして、彼女を社会から隔離しようとする行為を指します。就業後に仕事関係の人と接触することすら禁止するDV男もいるので注意しましょう。

DV男が自分以外の人間との付き合いを制限し、彼女を社会的に隔離したがるのは、嫉妬心や束縛心があるからです。さらに突き詰めると、自分に自信がないためです。

つまり、彼女が自分以外の人間と付き合ったら他の人と比べられる気がしてしまい、そうなると自分が選ばれる自信がないから、彼女をつなぎとめるために社会的隔離というDVを行うのです。

性的暴力

性的暴力とは、彼女が嫌がっているにもかかわらず、セックスを強要したり避妊をせずに行為を行なったりするDVです。

セックスは欲望を満たすためだけのものではなく、コミュニケーションであり愛情表現です。しかも、女性には体調の変化などもありますし、ましてや望まない妊娠などは絶対に避けたいはずですよね。

しかし、DV男は女性の気持ちなどにはお構いなしです。恋人同士でももちろん同意は必要ですから、自分の欲望を満たすために行う性行為は、暴力以外の何物でもありません。

経済的暴力

経済的暴力とは、お金を借りても返さない、デートの費用を出さない、高価なものをねだるなど、相手に金銭的に負担をかける行為のことです。そういった経済的暴力を行うDV男は、「貸したお金を返して欲しい」と言われると「俺を信用してないのか！」と怒鳴ったり怒ったりします。これもDV男の特徴の一つです。

そんなDV男の暴言や暴力が怖くいからといって、彼氏のために借金などすることのないよう注意してくださいね。

彼氏がDV男なのか知りたい、または、これからの出会いにDV男は絶対に避けたいという人に「隠れDV男」の診断チェック方法をご紹介します。次の項目に当てはまる特徴があるかどうかチェックしてみてくださいね。

・寂しがり屋
・行動チェックが多い
・メールの返信が遅いと怒る
・車の運転が荒い
・機嫌が悪いと無視をする
・物に八つ当たりする
・店ではクレーマー
・誰に対しても批判的
・自分好みに変えようとする
・親の前では良い子

いかがでしたか？8個以上の特徴が当てはまる男性はDV男の可能性大ですので、注意してくださいね。

DV男と付き合うデメリットとリスクを知ることは、女性にとって、これからDV男を近づけないための抑止力にもなります。また、現在交際している男性がDV男なら、付き合いを断ち切るきっかけにもなるでしょう。

DV男と付き合うことで女性の身に起こる具体的なデメリットとリスクについて、詳しく解説していきます。

自分に自信がなくなっていく

DV男は、彼女を支配するために暴言を吐き、暴力を働きます。そして、絶対に相手を褒めることはなく、常に否定し続けるという特徴があります。

そんな状況が続けば、誰もが自分に自信をもてなくなってしまいますね。そして自分に自信がなくなると、気持ちのコントロールができなくなり、DV男に依存する可能性も生まれます。監禁事件が発覚すると「どうして逃げなかったんだろう？」と疑問を持つ人がいますが、暴力で支配されると肉体的にも精神的に身動きが取れなくなってしまうのです。

他の人と遮断された生活の中で否定し続けられると、相手がDV男でも「この人は私を愛してくれているんだ」と間違った認識をしてしまうので、注意しましょう。

トラウマになり恋愛ができなくなる

DV男との交際を断ち切ることができたとしても、その経験がトラウマになり次の恋愛ができなくなってしまう女性は多くいます。

素敵な男性を目の前にしても「またDV男だったりどうしよう」と不安になり、なかなか新しい恋愛に進むことができなくなってしまうことも。

恋愛でトラウマを抱えてしうと、男性不信になってしまうこともあります。せっかく好きな男性ができても、相手を信じることができないと幸せになることが難しくなってしまいます。このような形で、DV男との交際は耐え難いリスクを負うことになるのです。

友達が減る

DV男には、彼女が他の人と会うことを嫌うという特徴があります。言葉巧みに彼女が友達と付き合うことを阻止し、言いつけを守らなければ暴力で言うことを聞かせるという手段を取るため、注意が必要です。

そのため、DV男と付き合うと友達との付き合いが減り、やがて友達がいなくなってしまうことも。恋人が出来ると、友達よりも恋愛にのめりこんで彼氏を信じ切ってしまう女性は、特に危険です。

また、そのような女性は異変を感じた友達のアドバイスにも聞く耳を持たない傾向があるため、十分な注意が必要でしょう。

心から笑えなくなる

DV男と付き合うと、暴力を振るわれないためにいつもビクビクすることになります。そして、彼氏の機嫌を損なわないように、言葉や態度に細心の注意を払うことになるでしょう。

そんな環境では、心から笑うこともなくなってしまいますし、心から楽しいと感じられるはずもありません。恋人といる時間は、本来なら何よりも楽しい時間であるはずなのに、笑うこともできないなんておかしいですよね。

笑うことは、心身の健康に繋がる行為です。軽く考えていると精神的にも身体的にも病気になってしまうこともある、と理解しましょう。

付き合ってる彼氏がDV男だった…。そんな状況から一刻も早く脱するために、対処法をご紹介します。

一人で我慢したり泣き寝入りするのはやめましょう。まずは行動に移すことが一番の対処法です。恐怖を感じる気持ちはわかりますが、今のままではもっと不幸になってしまうだけです。

自分一人で無理な場合は、どうぞ人の手を借りてください。他人に頼る勇気を持つことが、DV男から離れられる第一歩となるはずです。ここでは、DV男への対処法を具体的にお伝えしていきます。ぜひ、参考にしてください。

はっきり拒否する

彼氏から嫌なことを言われたりされそうになったりしたら、はっきりと拒否して下さい。ただし、それによって暴力がエスカレートすることもありますから、二人きりのときには注意しましょう。

勇気がいることですが、DV男の中には気が弱い男性も多いため、毅然とした態度で挑んでみましょう。凛とした態度が、DV男をひるませる可能性があります。

ただし、はっきり拒絶したあとは、決して機嫌取りをしないことです。「今後一切、あなたの無理難題は聞き入れない」という強い気持ちが大切です。

別れ話は第三者を入れる

DV男には、彼女が別れをほのめかすと「死ぬ」「殺す」と逆上するという特徴があるため、厄介です。そんなDV男とは別れるのが一番です。

ただし、別れ話を切り出すときには第三者を入れましょう。呼びだす場所は密室ではなく、喫茶店や公園など一目のつく場所が安心です。また、事前にLINEや電話などで「別れたい」と伝えてしまうと、相手が呼び出しに応じない可能性があるので、まずは呼び出していきなり伝えるようにしましょう。

家族や友人に相談する

家族や友人に迷惑をかけたくないという気持ちから、DVのことを相談できないという女性も多いでしょう。しかし、本当に親身になってくれるのは、やはり家族や友人です。困っているときは、家族や友人に迷惑をかけても良いのではないでしょうか。

むしろ、あなたが黙って一人で悩んでいると知ったら、家族や友人はショックを受けるかもしれません。本気で心配してくれる家族や友人なら、全力でDV男に立ち向かってくれるでしょう。

警察や専門機関に相談する

DVは、時に命の危険を感じさせることもあります。それほど酷いDV問題を素人が解決することは難しいため、警察や専門機関への相談をおすすめします。

下手に素人が動くとDV男を刺激してしまう危険がありますし、助けようとしてくれた家族や友人にも危険が降りかかる可能性もあるでしょう。

ただし、警察や専門機関に相談するときには、DVの証拠が必要です。そのためにも、普段から彼氏にされたDV行為を日記に書きとめたり怪我の状態を画像で撮っておいたりして、証拠を残しておきましょう。

DV男とは幸せになれない！

DV男は、女性を手に入れるまではとても優しく紳士的ですが、その実態は女性を自分の物として支配しようとする卑劣な人間です。そんな男性と付き合っても決して幸せにはなれないことだけは理解しておきましょう。

DV男を事前に判断するのは難しいかもしれません。しかし、知識があればそれだけ早く気づけるのは間違いありません。そのためにも、この記事が参考になれば幸いです。