不誠実な人の特徴は?見分け方が知りたい!
不愉快な気分にさせられて消耗するのは、誰だって嫌ですよね。よって、不誠実な人とはできれば深く関わりたくないと思う人がほとんどでしょう。可能であれば、深く関わる前に不誠実な人を見分けたいところです。
実は、不誠実な人には行動や発言に特徴があります。何気ないところでその特徴は出ているので、注意深く観察していれば、深く関わる前に不誠実な人を見分けることは可能ですよ。
不誠実な人に出会ったエピソード!
不誠実な人に騙されたことがある人は、共感できることが多いはずです。今後、不誠実な人に騙されないための対策を立てるために、体験者のエピソードを確認しておきましょう。
既婚者なのに独身のフリをしていた!
「以前付き合っていた人が、既婚者なのに独身のフリをしていたんです。『結婚を考えて付き合っている』とか言っていたのに、まんまと騙されました。考えてみれば、『実家に住んでる』と言ったり『一人暮らしだ』と言ったり、発言にも怪しいところがありました」(27歳/女性/飲食店)
不誠実な人は、平気で嘘をつきます。自分に都合が良ければ、相手が傷ついても構わないと思っているのです。よって、結婚しているという重大なことも平気で隠したりします。
よほど巧妙に計算して相手を騙そうとしている場合でなければ、普段の言動にも不誠実さが表れているでしょう。少しでも怪しいと思ったら、その時点で徹底的に問いただしてみるのも深く傷つかないための対策の1つです。
真面目な話をはぐらかす友人
「真面目な話をしているのに、全然目を見て話を聞いてくれない友人がいます。リアクションも軽く、聞いているのかいないのかわからない態度です。しかも、『どう思う?』と直球で尋ねてもはぐらかされます。本当に不誠実な人だなと思いました」(21歳/女性/学生)
不誠実な人は、人の話を真剣に聞きません。基本的に自分のことしか考えていないので、相手の身になって考えるのが苦手なのです。
よって、真面目な話をされても、適当に返事をしたり笑って誤魔化したりします。こちらは真剣に話を聞いてもらいたいのにこのような態度を取られるのは、決して気分の良いものではありませんよね。
本人には言えないくせに…
「ずっと悪口ばかり言っている不誠実な同僚がいて、正直辛いです。そんな人って、絶対本人には言わないじゃないですか。本人に言えないくせに影でグチグチ言ってるのは、格好悪いし、付き合うのもしんどいです」(24歳/女性/雑貨店)
関係ない人まで巻き込んで悪口を聞いてもらおうとするのも、不誠実な人によく見られる特徴の1つです。彼ら彼女らは、陰で悪口は言うけれど、本人には何も言えません。
「不満があるなら本人に言えばよいのに」と思いますよね。しかし、物事に真剣に向き合う責任感がない、当事者と対峙する勇気がないなどの理由で、決して本人には伝えないのです。
自分の得になることしかしない彼氏
「前の彼氏は、絶対に自分の得になることしかしない人でした。困ったときに全然助けてくれなくて、『そんなことしたら俺が損する』とまで言われたんです。もちろん、これがきっかけで別れました。たとえ損するとしても、助け合いって大切なことですよね」(25歳/女性/IT関係)
自分の得にならないことは絶対にしないのも、不誠実な人の特徴です。たとえパートナーが困っていても、自分が損するからという理由で助けようとしません。パートナーは、自分に得をさせるためだけの存在だと思っている人もいます。
困ったときはお互い様とか、助け合いは大切ということを一切考えないのです。このような人と良い関係を築くのは、相当難しいでしょう。
不誠実な人の特徴
行動が自分勝手
不誠実な人の特徴としてまず最初に挙げられるのが、とにかく行動が自分勝手だということです。不誠実な人は、基本的に自分のことしか考えていません。自分にとって損か得かということが、彼ら彼女らの価値基準なのです。
よって、周囲の人が迷惑と感じても、自分だけを優先します。自分が得をするためなら、たとえ周囲の人が傷ついたとしてもかまわないのです。人生が変わるほどの大金や権力に関わることに限らず、とても些細なことでも自分だけを優先するでしょう。
このような人は、周囲からの評判は決して良くありません。周囲からは避けられる傾向にありますが、徹底して自分を優先する姿を称賛する人もいたりします。
責任感がない
責任感がないというのも、不誠実な人の特徴の1つです。不誠実な人は、真面目に物事に取り組むことを恐れています。真面目に頑張るのは恥ずかしい、格好悪いと考えているのです。何事も斜に構えた態度で取り組み、気に入らないことがあればすぐに投げ出してしまいます。
真面目にしなければいけない場面でも、斜に構えて真剣に取り組もうとはしないでしょう。グループで仕事や作業をしているときなどは特に、このような責任感のない態度は反感を買うことが多いです。恋愛も同じで、都合が悪くなるとすぐに逃げ出すでしょう。
口達者
口達者というのも、不誠実な人に良く見られる特徴です。自分さえよければそれでいいと考えているので、一切躊躇せず嘘をつきます。
整合性のないことや理不尽なこと、明らかに事実と異なることでも一切迷いなく口にするので、相手は思わず納得してしまいそうになるのです。このようなタイプの人の物怖じせず喋る姿に、リーダーシップを感じる場合もあります。
しかし、後になって冷静に考えれば、言っている内容がデタラメばかりと気がつくでしょう。その場の勢いに流されず、言っている内容が事実に沿っているか、整合性がとれているかをしっかり確認することは大切です。
浮気に抵抗がない
不誠実な人は、浮気することに抵抗がありません。既婚なのに未婚と偽るなど、ときには巧妙に嘘をついて複数の相手にアプローチをかけるでしょう。パートナーのために尽くすなんてことを、不誠実な人に期待するのは難しいです。
不誠実な人と正反対?誠実な人の特徴
他人の悪口を言わない
誠実な人は、他人の悪口を言いません。悪口を言ったところで、物事が良い方向に向かうことはないと知っているからです。また、悪口を聞かされる人を消耗させてしまうことも知っています。
悪口を言って憂さを晴らすのではなく、事態の解決に全力を注ぐでしょう。辛いことがあっても誠実な態度で事態の解決に勤しむ姿は、周囲からも高く評価されていることが多いです。
意志が強い
誠実な人は、一度決めたことはどんなことがあっても最後までやり遂げます。意志が強いので、弱音を吐くことも少ないです。どんな仕事でもきっちりと仕上げますし、プライベートでも約束を破ることはありません。
何事も一生懸命で、周囲の人にもしっかり気を配ることができます。このような誠実な態度は、職場や取引先で高く評価されていることが多いです。
相手が誰でも平等に接する
先輩や上司など、目上の人だからといって必要以上に媚びを売らないのが、誠実な人の魅力の1つです。また、後輩や部下に威圧的な態度を取ることもありません。
同時に、他人に対してとても寛容なところもあるので、たとえ失礼なことをされたとしても、感情に任せて怒るようなことはしないでしょう。
周囲から信頼されている
責任感が強く、どんな立場の人が相手でも平等に接する誠実な人は、周囲から多大な信頼を寄せられています。上司はどんどん仕事を任せますし、部下は「この人のためなら」と全力でついていくでしょう。
このように、立場を利用しなくても、多くの人がついてきてくれます。社内での評判もよく、出世も早いタイプです。
誠実な人と不誠実な人の見分け方は?
ここからは、誠実な人と不誠実な人の見分け方について詳しく見ていきます。付き合ってから後悔しないために、まずはその人が誠実な人かどうかを見極めましょう。
店員への態度で見分ける
店員に対してどんな態度をとるのかで、その人が誠実か不誠実かを見分けることができます。誠実な人は、店員も同じ人間だということを理解しているので、よほど失礼なことがない限り怒ることはないでしょう。
対する不誠実な人は、店員は客にこびへつらうものだと思っていますので、横柄な態度をとります。少しでも気に入らないことがあると、烈火のごとく怒るでしょう。
真面目な質問への返答で見分ける
真面目な質問をしたとき、誠実な人は親身になって答えを探してくれます。逆に不誠実な人は、笑って誤魔化したり、適当なことを言ってはぐらかすでしょう。
こちらの話を聞いているときの態度も、注目したいポイントです。誠実な人はしっかりと目を見て話を聞いてくれます。対する不誠実な人は、いい加減な態度です。
きょろきょろと周囲を見回したり、スマホを触ったりしています。このように、返答内容と質問を聞いているときの態度で、その人が誠実かどうかはある程度見分けることができます。
叱り方をチェックしてみよう
叱り方にも、その人の誠実さがあらわれます。真面目で誠実な人は、相手のどこがいけなかったのかを論理的に諭すでしょう。ミスを責めるのではなく、原因と対策をしっかりレクチャーしようとします。叱られた人も嫌な気分になることなく、次は叱られないようにしようと努力するでしょう。
対する不誠実な人は、怒りに任せて相手を責め立てます。相手のことなどほとんど考えず、自分の快感のためだけに叱るのです。叱られた方はただただ落ち込むだけなので、事態が解決することはないでしょう。
誠実な人と不誠実な人を見分けたい場合は、部下や後輩に対してどんな叱り方をするのかもじっくりチェックしてみてください。
仲間を大切にする
誠実な人は、職場の同僚や友人など、仲間をとても大切にします。仕事でもプライベートでも、仲間と助け合うことはとても大切なことだと知っているからです。
しかし不誠実な人は、仲間を大切にしません。周囲の人なんて、都合の良い時に利用するだけの存在だと思っているからです。また、何気ないひと言でマウントを取ろうとするなど、普段の態度にも仲間を大切に思っていない本心をあらわしますので、普段の言動もしっかりチェックしてみてください。
不誠実な人に騙されないための方法
自分自身が誠実な人間を目指す
自分自身が誠実な人間になれば、不誠実な人に騙されにくくなるでしょう。不誠実な人は、どんなことでも責任を取りたがりません。借りたものを返さないなんて当たり前です。よって、しつこく返済を求めるなど、責任感の強い誠実な人が苦手です。
借りたものを返さなくてもスルーしてくれそうな、いい加減なタイプの相手には自分から近づいていきますが、そうでない相手とは距離を置こうとするでしょう。些細なことでもしっかりと責任を追及できる誠実な人になれば、不誠実な人は自然と離れていくのです。
外見ではなく中身を見る
その人が誠実か不誠実かは、外見ではわかりません。チャラい見た目の人でも、接してみるととても誠実だと気づくことはよくあります。逆に、誠実で真面目そうな見た目なのに不誠実でいい加減な人も多いです。
よって、外見で判断するのではなく、その人の中身を見るようにしましょう。店員に対してどんな態度をとるのか、職場や友達からどのように評価されているのかをじっくりチェックしてみてください。
距離を置く
不誠実な人に騙されないために、そのような人にはなるべく近寄らないようにしましょう。職場の同僚など距離を置くのが難しい関係の場合は、できるだけプライベートなことは知られないようにしてください。
こちらから距離を置こうとすれば、相手はそれを察して近づいてこなくなる可能性があります。接することがなければ騙されることもなくなりますので、直接対峙するのが難しい場合などに、ぜひ採用してみてください。
矛盾点を探してみる
不誠実な人は、口達者で嘘をつくのがうまいです。巧妙に近づいてきて、自分の責任をこちらに押し付けたり、計算ずくで利用しようとしてくるでしょう。しかし、どれだけ巧妙でも嘘は嘘なので、必ず矛盾が生じるはずです。
矛盾点を突くのは、不誠実な人への対策としてとても有効です。相手の矛盾を追及するためには、こちらは徹底して冷静になる必要があります。いい加減なことを言っていると思って熱くならずに、冷静に話の矛盾点を集めましょう。
普段の態度で不誠実な人を見分けよう!
不誠実な人に騙されないためには、その人が誠実か不誠実かを見分けることが大切です。深く関わらなくても、店員さんに横柄な態度を取ったり、無責任な行動を繰り返すなど、普段の態度や言動からある程度判断することは可能です。
不誠実な人に騙されて消耗しないためにも、身近な人の普段の態度をしっかりと確認しておきましょう。自分自身が誠実な人間になるなど、自らが成長できる対策もありますので、ぜひこの機会に実践してみてください。
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