嘘をつく人に困った…!どう対応すべき?
裏切られたり、悲しい気持ちにさせられるので、嘘をつく人とはできるなら関わりたくないもの。しかし、プライベートならまだしも、職場だと完全に関わらないというのは難しいです。
また嘘をつく人の多くは、嘘をつくことに罪悪感がありません。それを理解した上で適切に対応していくのが無難でしょう。
今回は、嘘をつく人の心理や、人が嘘をつく時にしがちな行動などを紹介します。嘘をつく人とちょうどいい距離で付き合っていくために、ぜひ参考にしてください。
嘘をつく人の実態!あるあるエピソード
会話に混ざってきた友人の話が嘘だった
「突然会話に混ざってきた友人の話が、全部嘘だったことがあります。その時は友人を信じていたので、すごい!と思ったのですが…。どうやらただ目立ちたかったか、マウントを取りたかっただけみたいで、心底がっかりです」(21歳/男性/学生)
突然話に混ざってきて、嘘をつくという人は少なくありません。そばで聞いていて、自分の方がすごいと自慢したい時などに、思わずやってしまうという人が多いようです。
このケースは、その場では特に問題ないかもしれませんが、嘘がバレた時は信頼関係が一気に崩れてしまう可能性があります。
恋人の素性が嘘だらけでショック!
「1年くらい付き合っている彼氏の素性が全部嘘だったという、かなり衝撃的な経験をしたことがあります。過去の話が矛盾だらけだったので問い詰めてみたら、なんと卒業した学校の名前まで嘘だったんです…」(28歳/女性/百貨店)
嘘をつく人は、相手がたとえ愛する恋人であっても、嘘をつく場合があります。自分の素性に自信がなかったり、少しでも相手に気に入られようとして嘘をついてしまうのです。悪気のないケースが多いですが、嘘をつかれたら関係を続けていくのは難しくなるでしょう。
嘘を指摘してもまったく悪びれない…
「職場の同僚に、息をするように嘘をつく人がいます。すぐにバレるようなことでも、平気で嘘をつくんです。あまりにもひどいので、『嘘はつかない方が良いよ』と指摘したのですが、まったく悪びれないし、反省している様子もありません」(22歳/女性/飲食店)
世の中には、嘘をつくことが良くないことだと思っていない人も少なからずいるのです。このタイプの人はどんなことでも平気で嘘をつきますし、周囲を混乱させても平然としています。そしてこのタイプの人は、残念ながら距離を置くしか有効な対処方法がないでしょう。
嘘をつくことに罪悪感がなくて怖い
「人をおとしめるような嘘でも、平気な顔してつく人っていますよね。その嘘で相手が傷ついたらどうするんだろうと思うのですが、嘘をついている本人はまったく罪悪感がない様子。正直いって、恐ろしく感じます」(28歳/男性/美容師)
嘘をつく人でも、多くの場合は嘘をつくことに罪悪感を抱いています。しかし中には、まったく罪悪感なく嘘をつく人もいるのです。
嘘をつくことに罪悪感がない人は、たとえ嘘がバレたとしても、平然とした態度のままでしょう。嘘は良くないことだと考えている人が「価値観が違い過ぎて怖い」と感じるのも無理はありません。
嘘をつく人に多い特徴
嘘をつく人に多い特徴を把握しておくと、相手の嘘に惑わされずに済むかもしれません。では、嘘をつく人に多い特徴について詳しく見ていきます。
プライドが高い
嘘をつく人の多くは、とてもプライドが高いです。プライドが高いので、自分のちょっとした欠点も認めたくありません。よって、失敗を誤魔化すのはもちろん、過去に起こったことも改ざんしてしまうのです。
どれも自分だけで完結することならば特に問題はありません。しかし、失敗を人のせいにしたり、自分をよく見せるために他人を嘘で陥れたりする場合もあります。
自らの過ちを素直に認められるのが最も誠実で素敵な態度なのですが、プライドが邪魔してそれすらも認めたくない状態なのです。
劣等感が強い
嘘をつく人の中には、劣等感が強い人も多いです。自分は他人よりも劣っているという認識が強く、ありのままでは誰にも認められないのではないかと思ってしまっています。また、ミスをした際に必要以上に責められてしまうとも思っているのです。
そんな劣等感を隠すために、自分を大きく見せる嘘をついてしまいます。しかし、時にあり得ないような嘘をつく場合もあるので、すぐに見破られてしまうということも多いです。
このタイプの人は劣等感を払拭できれば嘘をつかなくなる可能性が高いので、周囲が優しく接してあげることをおすすめします。
承認欲求が強い
承認欲求が強いため、嘘をついてしまうという人もいます。誰かに認められたい、注目されたいという欲求が強すぎるため、あり得ないことを言い出してしまうのです。嘘でもいいから注目されたいと考える人も、このケースに当てはまります。
また、自分を大きく見せることに快感を覚えるタイプの人もいるでしょう。自分を大きく見せるためにしていないことをしたと言い、何でもないことを大げさに言ったりするのです。また、このタイプの人は嘘をつくのが上手なので、見破るのが困難という特徴があります。
損得だけで物事を考えている
嘘をつく人の中には、物事を損得だけで考えている人もいます。このタイプの人は本当のことを言うと損だと感じたら、平気で嘘をつくでしょう。そして、嘘をついた方が得だと感じた時も同じです。
損得だけで物事を考える人は、時折すごく仕事のできる人に見えることがあります。しかし、人間関係も損得だけで考えており、プライベートでも嘘をつくタイプでもあるので、本当に信頼できる友人は少ないでしょう。
そう考えると、損得だけで行動することを少し思いとどまってしまいますよね。
嘘をつく人の心理
では、嘘をつく人の心理とはいったいどのような状態なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
人から責められるのが嫌
人から責められるのが嫌なので、嘘をついてしまうという人は少なくないです。こうなってしまう原因は、自身のプライドの高さや、過去に他人から必要以上に責められてしまったトラウマなどが考えられます。
人に責められるのが嫌で嘘をつく場合、突発的についてしまうことがほとんど。ですので、すぐにつじつまが合わなくなり、バレてしまうでしょう。同時に、本人に悪気が無い場合がほとんどなので、嘘をついたことを後悔してしまう場合もあります。
人から注目されたい
嘘をつく人の中には、人から注目されるのが好きな人もいます。そのような人は、注目されたい一心で嘘をついてしまうのです。このタイプがつく嘘は、基本的には自分を大きく見せるために事実を誇張するものが多いのが特徴です。
人から注目されるのは、確かに気持ちいいですよね。しかし、嘘をついてまで注目されたいと思う人は少ないはず。とはいえ、どんな手段を使ってでも人に注目されたいと考える人も、世の中には存在するのです。
相手を傷つけたくない
本当のことを言ってしまうと相手を傷つけてしまう、そんな場面に出くわしたことがある人も多いはず。しかし事実は事実なので、本当のことを伝えないわけにはいきませんよね。しかし、相手のためを思ってあえて嘘をつくということもあります。
人が嘘をつくとき、このように相手に遠慮したり相手を気遣っている場合もあるのです。その方が相手は幸せになれるという配慮なのですが、例え傷ついたとしても本当のことを伝えて欲しいと思う人もいるでしょう。
他人を信用していない
他人を信用していないので、嘘をつくという人もいます。本当のことを言うと利用されるだけと考えてしまうのです。ですのでどんな些細なことであっても、嘘をついてはぐらかそうとするでしょう。
このようになってしまう場合の多くは、過去に対人関係でトラブルがあったことが原因といえます。本当のことを言って利用された苦い経験から、他人を信用できなくなってしまったのです。このタイプの人から本当のことを聞き出そうとするのは、かなり骨の折れる作業となるでしょう。
人が嘘をつく時にしがちな行動≪前編≫
早口になる
嘘をつく時の特徴的な行動として、普段より早口になるというものが挙げられます。これは、本人が嘘をついている自覚があるので、わざと聞き取りにくくしようとしているのが原因です。
また、嘘をついているという心理的な焦りから、早口になっているとも考えられます。早口になると同時に視線が泳いだり、手足を落ち着きなく動かしたりするので、これらも併せて観察すると相手が嘘をついているかどうか判別しやすくなるでしょう。
身振り手振りが大きくなる
身振り手振りが大きくなるというのも、嘘をつく時にあらわれやすくなる行動の1つ。嘘をつく時は当然、その嘘を見破られたくないと考えます。ですので身振り手振りを大きくし、相手の注意をそらそうとするのです。
また、大げさな身振り手振りで発言に説得力を持たせようとする狙いもあります。意図して身振り手振りを大きくしている人もいれば、嘘をつくと無意識にそうなってしまう人もいますが、どちらにせよ普段の様子と比べてみると違和感を覚えるでしょう。
すぐに話題を変えようとする
嘘をつく場合の多くは、これが嘘だとバレたくないと思います。どのような理由であれ、すぐにバレる嘘をつこうとは思いませんよね。ですので、嘘をついた後はとにかくバレないように誤魔化そうとするケースがほとんどです。
身振り手振りを大きくして集中力をそらしたり、更に嘘を重ねて話をややこしくするなどが多く見られるパターンですが、中にはすぐに話題を変えて忘れさせようとする場合もあります。
ですので、弁解するよりも話題を変えようとする場合は、高い確率で嘘をついていると考えて間違いないでしょう。
目が泳ぐ
この人は嘘をついているかもと感じた時は、相手の視線をじっくり観察してみるのがおすすめ。嘘の多くは、自分なりの確証や根拠がありませんので、自信をもって相手に伝えることができないのです。
よって、嘘をつく時はたいていの場合、目が泳いでしまいます。「目は口ほどに物を言う」という言葉もある通り、視線の動きは嘘を見抜く際にとても大切な要素です。話に力強さがなかったり、内容が矛盾していると感じたら、相手の視線をしっかり観察してみることをおすすめします。
人が嘘をつく時にしがちな行動≪後編≫
では、人が嘘をつく時にしがちな行動について、さらに詳しく紹介します。
聞かれていないことまで話す
聞かれていない話までしてしまうというのが、嘘をつく人に見られる行動の1つ。なぜ聞かれていない話までするのかというと、嘘に整合性を与えるためです。
しかし、聞かれていないのにした話すらも嘘という場合があるので、どんどん破綻していってしまうことも珍しくありません。このケースの多くには、本音を探られたくないという心理が働いています。相手は嘘に嘘を重ねているだけなので、無視してしまっても問題ない場合が多いでしょう。
可能であれば、なぜ聞かれてもいない話をしたかを問い詰めてみましょう。たいていの場合、相手は嘘を認めざるを得なくなるはずです。
突然怒り出す
嘘をつく人は、時として突然感情的になります。特に、嘘がバレそうになった時にこのような態度に出ることが多いです。これは嘘がバレたくないために意図的にそうしていることがほとんどですが、中には追い詰められて本当に感情が高ぶってしまう人もいます。
追い詰められて感情が高ぶってしまったのであれば、以後は嘘を控えるようになることが多いです。しかし、意図的に感情的に振る舞って、嘘を強引に押し通そうとする人には要注意。嘘で人を騙すことに何のためらいもない人も、世の中には存在するのです。
同じフレーズを繰り返す
何度も同じフレーズを繰り返す場合、話のどこかで嘘をついていた可能性があります。話す時に同じフレーズを繰り返すクセのある人もいるので一概には言えませんが、不自然に同じフレーズを繰り返す場合、高い確率でその人は嘘をついているでしょう。
なぜ同じフレーズを繰り返すのかというと、その言葉を何とかして信じ込ませようと考えているから。何度も同じフレーズを繰り返されると、怪しいと思いながらも信じてしまう人が多いのです。
体の一部を隠そうとするのは嘘をつく証拠?
人は嘘をつくと、体の一部を隠そうとします。隠す場所は人によってさまざまですが、多くの場合が目や口を隠すようになるでしょう。特に口を隠す仕草は、嘘をつく人の多くに見られる傾向です。
口を隠すのは、表情の変化を悟られたくないからです。また、嘘をつく時に手を頻繁に動かす人もいます。これは、手を動かして冷静になり、嘘がバレないように努めようとする心理から来ています。
他にも、嘘をつく時に手をハンカチで隠したり、急に汗をかき始めるなどの変化が見られることが多いです。
嘘をつく人への適切な対応方法は?
特に職場などでは、相手が嘘をつく人だからといって完全に関わらないというのは不可能です。ですので、嘘をつく人だと理解した上で適切に対応していく必要があります。では、嘘をつく人への適切な対応方法について詳しく見ていきましょう。
信用したり期待したりしない
嘘をつく人への適切な対応方法の1つとして、信頼したり期待したりしないようにする、ということが挙げられます。意図的にせよそうでないにせよ、嘘をつく人は嘘に嘘を重ねる傾向が非常に強いです。
ですので、基本的には嘘をつく人の言っていることのほとんどが信用できません。信用してしまうと損をしたり、自分だけでなく他の人にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
悲しいことですが、相手が嘘をつく人だとわかったのであれば、少なくとも嘘がなくなるまでは、信用したり期待したりしないようにしましょう。
許容範囲なら聞き流す
特に誰にも迷惑がかからないような嘘であれば、聞き流すというのも適切な対応方法です。例えば、過去の武勇伝を自慢する人がいるとしましょう。そして、エピソードの中にとても大げさな、明らかに嘘とわかる話を盛り込んできたとします。
しかし、そのような嘘は基本的に誰にも迷惑をかけませんよね。ですので、自分を大きく見せたいだけなんだなと思って、聞き流してあげるのも1つの手段です。
ただし、明らかに度を越えた嘘や、他人を巻き込むようなことを言い出す人も中にはいます。そのような場合は注意するか、興味のないふりをして距離を置くなどの対応方法がおすすめです。
関わりを必要最低限にする
嘘をつく人とは極力関わらないようにするというのも、適切な対応方法の1つ。嘘をつく人は多かれ少なかれ、相手を騙してやろうと考えています。どんな些細なことであれ、騙されて良い気分になる人はいませんよね。
ですので、嘘をつく人とは極力関わらないように心がけましょう。どんな些細なことであっても、あなたを騙そうとしている可能性が高いです。ですので、仕事などで必ず関わらなければならない場合はともかく、プライベートでは距離を置くことをおすすめします。
悪口にはのらない
嘘をつく人の悪口には、決して乗っかってはいけません。なぜならば、その悪口も嘘である可能性が高いからです。このような人は、嫌いな人が相手だと何をしてもかまわないと考えています。
悪口に乗るというのもあまり良いことではありませんよね。そして、それが嘘だとしたら非常にたちが悪いです。悪口を言われている人を傷つけてしまうのはもちろん、時には周囲を巻き込んで大変なトラブルを起こしてしまう可能性もあります。
ですので、嘘をついてまで誰かを陥れようとする人とは、できるだけ早く距離を置くようにしましょう。
《オマケ》嘘つきな性格を改善するコツ
そして、何とかして嘘つきな性格を改善したいと考える人もいるでしょう。ここからは、嘘つきな性格を改善するためのコツに迫っていきます。
嘘がバレるリスクを考える
その場を取り繕うために、突発的に嘘をついてしまうという人もいるでしょう。決して悪気があるわけではないのでしょうが、責められたくない、大ごとにしたくないという気持ちで嘘をついてしまうのです。
しかし、その場を丸く収めるための嘘が、後々になって大問題になるということも珍しくありません。仕事などでは、その時に本当のことを言ってくれれば取り返しがついたはずなのに、時間が経ってしまったことによってどうにもならなくなる、ということもありますよね。
ですので、その場を取り繕うために突発的に嘘をついてしまう人は、その嘘が後々にどのような影響を与えるのか、リスクをしっかり考えることをおすすめします。
嘘は周囲にバレていると考える
本人は巧妙に嘘をついたつもりでも、周囲にはバレバレになっているということは少なくありません。「昨日月に行ってきた」というレベルの、とても信じられない話を堂々とする人っていますよね。基本的に嘘はバレるので、本人だけがバレていることに気づいていない状態となります。
このようになってしまっては、仕事であれプライベートであれ、良好な人間関係を築くのは困難です。良好な人間関係を築けないと、仕事でもプライベートでも、充実した日々を過ごすのは難しくなるでしょう。
嘘は基本的にすぐバレるものと考えて、どのような人にも正直に、誠実に接するように心がけることをおすすめします。
頭の中で整理してから話す
話をまとめるのが苦手で、結果的に嘘をついてしまったという経験がある人もいるでしょう。悪気がなかったとはいえ、相手からすれば嘘をつかれたことには変わりがありません。よって、結果的に信頼を損ねてしまうということもあります。
そのような事態を防ぐためには、まず話したいことを頭の中で整理してみるのがおすすめです。そして、なるべく冷静に話をするように心がけることも大切。緊張してしまって話したいことが話せなくなってしまっては、せっかく頭の中で整理したことも無駄になってしまいます。
信用したいと思う人を見つける
基本的に人を信用できないので、嘘をつくという場合もあります。これは過去に人に裏切られたり、信用しても何も得られなかった経験が影響していることがほとんどでしょう。誰かを信用することを恐れているという場合もあります。
このような心理状態を改善するには、誰か信用できる人を見つけるのが一番。しかし、いきなり信用できる誰かを見つけろと言われても、難しいですよね。ですので、自分の周りにはどのような人がいるのかを、まずは冷静に考えてみましょう。
どんな事があっても友達でいてくれる人など、周りには素敵な人がたくさんいるはず。そんな人達と今以上に深い仲になりたいと思えれば、嘘をつく性格も改善されていきますよ。
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