そもそも「見栄っ張り」の正しい意味とは?
そこで、見栄っ張りな人の特徴や心理を知る前に、まずは言葉の意味をご紹介します。
「見栄っ張り」の意味とは
「見栄っ張り」にはいくつか意味があり、まず「周囲に自分をよく見せようと無理をすること」が挙げられます。
また「外見を偽って、実際よりも優れているように見せること」という意味もあり、この場合、外見に特徴のある人に対して用いるのが特徴です。
さらに、「実際にはできないにもかかわらず、外面的に偉ぶるさま」という意味もあります。
「見栄っ張り」は人の性格や行動、見た目を表して用いることが可能なため、結果的に意味もいくつかに分かれてくると言えるでしょう。
「見栄っ張り」の類語
「見栄っ張り」の類語は、「周囲に自分をよく見せようと無理をすること」の意味だと、「格好をつける」「いいところを見せようとする」といった言い方になります。
「外見を偽って、実際よりも優れているように見せること」の意味なら、「背伸びをする」「強がる」などが類語です。
さらに、「実際にはできないにもかかわらず、外面的に偉ぶるさま」の類語は、「虚勢を張る」「威勢だけはいい」といった言い方に。
何を意味するかによって、「見栄っ張り」の類語には使い分けが必要だということがわかりますね。
「見栄っ張り」の成り立ちは?
「見栄っ張り」は、「見える」の連用形「見え」と「張る」を組み合わせて成り立っています。
「見え」は「見た目」を指しており、「他人からどう見えるかを意識して、自分をよく見せようとする態度」という意味もあります。さらに「張る」は、「威張る」「気張る」など、強い態度を表す時に用いる言葉です。
つまり「見栄っ張り」は、上記のように「見え」と「張る」の2つの言葉を重ね合わせ、「実際よりも優れて見られることを強く意識した態度」のことを指しています。
見栄っ張りな人のイメージを調査!
そんな見栄っ張りな人は、世間からどんなイメージを持たれているのでしょうか。見栄っ張りな人のイメージについて意見をまとめました。ぜひご覧ください。
もっと自然体でいた方が楽なのでは?と思う
「見栄っ張りな人を見ていると、もっと自然体でいた方が楽なのになーと思います。外見には気を遣わないといけないし、言動も大げさになりますよね。しんどくないのかな…と思っちゃいますね」(20歳/女性/大学生)
はたから見ていると「そんなに見栄を張らなくても…」「そんなに見栄っ張りだと疲れないのかな」と感じることはよくあるもの。けれど、見栄っ張りな人にとって、周りに自分がどう見えるかは非常に大きな問題です。
そのため、本人は特に疲れるとは感じていないこともよくあります。むしろ見栄を張っていないと、逆に不安なのではないでしょうか。
正直うざいし信用できない
「見栄っ張りな人って、自分を大きく見せるためには嘘だってつきますよね。しかもその嘘は『いやいや、それ嘘だよね』って言いたくなるようなバレバレなものも少なくない。そうまでして見栄を張りたいのかと感じて、正直うざいです。それに、嘘をつく人なんて信用できないですよね」(26歳/男性/システムエンジニア)
見栄っ張りな人は、自分を大きく見せるためなら嘘をつくのもいといません。しかも、相手やシチュエーションに合わせて嘘をつくものですから、矛盾が生じることがよくあります。
見栄っ張りな人に嘘をつかれた人たちの間で「自分はこう言われたよ」「私は違う話を聞いたよ」と意見が分かれたら、「見栄っ張りの上に嘘つきか。信用できない」と思われるのも無理はありませんね。
重要人物アピールがイタイ
「見栄っ張りな人って、必ずといっていいほど『私ってすごいのよ』という話をしますよね。職場でどれほど頼りにされているかとか、いつもみんなが自分を頼ってくるとか…。でも、そういう人ほど本当はあんまり頼りにされてません。それなのに、自分で自分を重要人物アピールする姿は、見ていてイタイと感じます」(27歳/女性/経理職)
誰にでも、職場で頼りにされたい、重要だと思われたいという気持ちはありますよね。けれど、そう簡単に重要人物にはなれないのが現実です。
しかし、見栄っ張りな人は、自分が重要でないと思われるのは我慢がなりません。したがって、自ら「私は必要不可欠な人間だ!」とアピールすることになります。
気持ちはわかるけど…
「仕事をしている以上、周囲から高く評価されたいし、競争相手が周りにいれば負けたくないと思うのは人情ですよね。それに、相手になめられたくないあまり、外面に力を入れたくなる気持ちもわかります。ただ、やり過ぎは逆効果でしかない。単なる見栄っ張りと片づけられて、いい面を見てもらえなくなるのでは?」(28歳/男性/医師)
誰でも、自分がしている仕事を高く評価してほしいと思うものです。ライバルがいれば「負けたくない」と感じる負けず嫌いな人もいるでしょう。
見栄っ張りな人は嫉妬心が強く、人より上の評価を求めがち。しかし、見栄っ張りだと思われると、良い面すら見てもらえなくなる可能性が大です。
見栄っ張りな人の心理とは?
ここでは、見栄っ張りな人にありがちな心理をいくつかご紹介します。
人から「すごい」と思われたい
見栄っ張りな人には、常に「人からすごいと思われたい」という心理があります。人からすごいと思われることによって、「自分はすごいんだ!」という認識をより強固なものにできるからです。
そのためには、外見に気を配り、言動を大きくするでしょう。「すべての人にすごいと言わせたい!」という心理から、とにかくもっと自分を大きく見せることに必死。その結果、目立つ人になりがちなのも特徴です。
自分に自信がないことを隠したい
見栄っ張りな人はうぬぼれやが多いというイメージがありますが、人は誰しもコンプレックスのひとつやふたつは持っているものですよね。
見栄っ張りな人は、「自分のコンプレックスを他人に知られたくない」という心理が強いのが特徴です。そのため、自分に自信がないことを隠そうとして見栄を張ることがあります。
ただし、見栄っ張りな人の中には、自分を大きく見せようという心理からとった行動に快感を覚える人もいて、見極めが必要です。
常に注目を浴びてチヤホヤされたい
見栄っ張りな人には、「いつも自分に注目していてほしい」という心理があります。さらに、自分に注目するだけでなく、チヤホヤしてほしいと考えるのも特徴です。
自分に注目してもらいたいという心理には、「常に集団の真ん中にいたい」という意味合いもあります。そのため、何人か人が集まれば、必ず真ん中にいようとするでしょう。
また、みんなが他の人の話に夢中になっていると、自分に注目が集まらないため、ほら話をでっちあげることもあります。そこへみんなが食いついてきたら、「しめしめ」と考える心理の持ち主です。
人より優位な立場に立ちたい
見栄っ張りな人はプライドが高いことが多く、「人より優位な立場に立ちたい」という心理を持っています。
見栄っ張りな人が、特定の人に対して嫉妬心を燃やしたり、対抗心をむき出しにするのは、人よりも下に見られるのはプライドが許さないからです。
この「人より優位な立場に立ちたい」という心理は、周囲の人すべてに自分が最も優秀だと見られたいことから来ています。
見栄っ張りな人がそう思うのは自由ですが、嫉妬や対抗心の対象にされてしまうと、非常に面倒くさいことになるのではないでしょうか。
見栄っ張りな人の特徴≪外見編≫
まずは、見栄っ張りな人の外見の特徴からご覧ください。
ブランド物や高価な物を身に着ける
見栄っ張りな人は、自らをよく見せようと格の高いものを身に着けるのが特徴です。洋服をはじめ、バッグや靴などの小物に至るまで、すべて一流ブランドで固めていることも珍しくありません。
女性であれば、ネックレスにピアスやイヤリング、そして指輪などの貴金属を重ね付けしているでしょう。自分をよく見せたいという心理だけでなく、「こんなに持っているのよ」とアピールしたいからです。
男性なら、高級車を乗り回しているケースも少なくありません。けれど、その高級車が駐車されているのは、屋根なしの貸しガレージといった具合に、非常に極端なことがよくあります。
派手な服装を好む
街中で派手な服装をしている人を見たら、思わず二度見してしまう人も少なくないでしょう。見栄っ張りな人は、こうした派手な服装を好む傾向があります。
見栄っ張りな人が派手な服を着るのは、「人と同じ格好をしていると集団の中に埋もれてしまい、目立たなくなってしまう」と考えるからです。
「その他大勢の一人にならないようにとにかく目立たなくては!」という見栄っ張り特有の心理が働き、とにかく目立つ服を選びます。
結果としていでたち全体が派手になり、思わず振り返って二度見されてしまうほど、ド派手な服装の人も少なくありません。
外見の手入れに抜かりがない
見栄っ張りな人はとにかく周囲に自分を見ていてもらいたいので、外見の手入れに抜かりがないのが特徴です。ヘアスタイルにファッション、女性ならメイクも完璧。男性だってメイクをする人が少なくありません。
けれど、見栄っ張りな人にとっては、他人からどう見えるかがもっとも重要なため、見えないところはおざなりです。
例えば、財布もバッグも高級ブランドだけれど、その中は整理されておらず、ごちゃごちゃということはよくあります。
洋服にしても、見える部分は一分の隙も無いけれど、見えない下着はボロボロということも多いのが特徴です。
茶髪や金髪も…
見栄っ張りな人はとにかく自分に注目を集めたいという心理が強いので、ブランド物や高価な物を持ち、セレブないでたちで身を固めながら、茶髪や金髪ということもしばしばです。
世の中にはブランド物に全く関心がない人や、知らない人もたくさんいますよね。また、ファッションも同様に、興味がない人からは注目されません。
見栄っ張りな人にすれば「こういう物の値打ちが分からないなんて!」と舌打ちしたい気分でしょうが、何に価値を見出すかは人それぞれです。
けれど、見栄っ張りな人は自分に注目しない人がいることに我慢がなりませんので、「これならどうだ」とばかりに茶髪や金髪にします。さすがにこれには誰もが注目するでしょう。
見栄っ張りな人の特徴≪性格編≫
そこで、外見に続いて、見栄っ張りな人の性格の特徴をご紹介します。
プライドが高い
見栄っ張りな人は、「自分が優れていることを周囲に認めさせたい」という心理が強く、自分の意見や考えに絶対的自信を持っています。これが見栄っ張りな人のプライドの根源です。
見栄っ張りな人の高いプライドが厄介なのは、自分が間違っていても強引に押し通そうとするから。自分の言い分を決して曲げず、頑固にこだわります。
また、人から指摘されるとむきになったり、意地を張ったりしがちです。時には、嘘をついてでも自分の正当性を主張し、プライドを守ろうとするでしょう。
浪費家
とかく他人の目を気にする見栄っ張りな人は、高級ブランド品や貴金属を身に着けていることが多いのが特徴です。
男性の場合、女性に比べて貴金属などの身に着けられる品が限られてしまうため、高級車にお金をつぎ込む人も多くいます。高価な品物は周囲から注目を集めやすいため、自然と人が集まってくるでしょう。
けれど、この浪費家なところが原因となって、実はお金に困っている見栄っ張りな人も多いようです。
負けず嫌い
「人に負けたくない」という心理が人一倍強い見栄っ張りな人は、周囲の人にライバル意識を燃やしたり、勝手に妬んだりして、嫌がられることが少なくありません。
けれど、負けず嫌いな性格のため、誰にも言わずに勉強をしているなど、努力家な面も持ち合わせています。
一般的には、勉強をしたりといった努力をしていることを周囲に知ってほしいと考える人が大半ですよね。しかし見栄っ張りな人の場合、陰で勉強していることを知られるのはプライドが許しません。
そのため、誰にも言わずに勉強を重ねてスキルアップするなど、イメージとは異なる一面も持っているのが特徴。ただ、それを知られたくないという心理が見栄っ張りならではですね。
ナルシスト
見栄っ張りな人には、ナルシストな性格の人が少なくありません。
そもそもナルシストとは、自己愛が強すぎる人のことを言います。一般的には「自分はすごい」と確固たる自信を持っている人や、自分のことが好きすぎる人を指す場合がほとんどです。
もともと整った顔立ちに生まれてきた人に多い、見栄っ張りのタイプでしょう。「私、きれいでしょ」とか「俺はイケメンだ」というナルシスト特有の心理が、「容姿に優れた自分は高い評価を受けて当然」という考え方になります。
顔と能力は必ずしも関係ないのですが、ナルシストな見栄っ張りにとっては常にセットなのが特徴です。
見栄っ張りな人の特徴≪言動編≫
ここでは、見栄っ張りな人の言動の特徴をまとめました。
何でも人と比べる
見栄っ張りな人は、とにかく自分と人を比べて自分が優位に立っていることを確認したがります。そのため、何でも人と比べるのが特徴で、時にはお門違いなことでさえ比べずにはいられません。
例えば、同じ大卒であれば、どこの大学を出たかで優劣を付けたがりますが、高卒の人とも比べます。「あの子って高卒なんだね」といった具合です。
同じ大卒同士で大学のレベルを比べるならまだしも、高卒の人と学歴を比べれば、自分が優位になるのは明らかですよね。
けれど、見栄っ張りな人は何でも人と比べ、異なる条件であっても優位に立っているのを確認しないと気が済まないのです。
身の丈に合ってない生活を送っている
見栄っ張りな人は、周りからお金持ちだとか裕福な生活を送っていると見られたくて、身の丈に合っていない生活を送っていることがよくあります。
ブランド物で身を固め、食事をする際はグレードの高い店を選ぶのも特徴です。しかも「何でも食べていいよ」と人に気前よく奢ることも少なくありません。
実際には支出よりも収入が少ないケースが多いので、そういう場合は必然的に赤字になりますよね。けれど、気持ちよく見栄を張ることができると、身の丈に合っていない生活だとしても「この暮らしをやめたくない」となるのが見栄っ張りな人の心理です。
そのため、借金をしてでも裕福に見える生活をし続けようとする人さえいます。
自慢話や武勇伝が多い
見栄っ張りな人は、周囲に自分はすごい人物だと思われたいという心理から、自慢話や武勇伝をやたらと話したがります。
例えば「誰もが尻込みしてやりたがらない難しいプロジェクトの責任者に抜擢され、見事にやり遂げた」といった武勇伝など、話すことのほとんどが自慢話になるのが特徴です。
さらに、誰かの自慢話を聞くと「上には上がいることを思い知らせてやろう」と考え、話を実際よりも盛ることもよくあります。
こうした、相手より上だと思われるためには嘘をつくことも辞さない見栄っ張りな人は、話の内容に矛盾が生じることが少なくありません。
その結果、聞いていて「ん?何かおかしくない?」と感じる話が多いのも、見栄っ張りな人にはよく見られる特徴です。
「忙しい」を連呼する
見栄っ張りな人はとにかく周囲から注目してほしいため、何かと言うと「忙しい」を連呼する人もいます。
けれど、実際には特別たくさん仕事を抱え込んでいるというわけではなく、はたから見ると「ちっとも忙しそうに見えないんだけど…」と思うことがほとんどです。
これは「ああ、忙しい、忙しい」と連呼することによって、周囲から「大丈夫?」「何か手伝おうか」と言ってもらうのを期待している心理の表れ。
実際に声をかけられると「大丈夫。忙しいけどこれくらいはこなせるから」などと言って、有能であることをアピールします。
周囲からすれば「できるのなら忙しいと言わなければいいのに」と言いたくなる、面倒くさい特徴ですね。
見栄っ張りな人への上手な対処法とは?
そんな見栄っ張りな人には、上手に対処しましょう。ここでは、見栄っ張りな人への上手な対処法をいくつかご紹介します。
話を鵜呑みにせずに聞き流す
見栄っ張りな人の話は、たいてい盛られていると考えていいでしょう。そのため、まともに受け取るとひどい目に遭う可能性があります。
例えば、「パソコンのことなら何もかもわかるから、どんな仕事でもできるよ」と普段から言っているので、まともに受け取って急ぎの仕事をお願いしたら、実際は全く知識がなかったといった具合です。
そのため、見栄っ張りな人の話はそのまま鵜呑みにせず、聞き流すのがベスト。「何でもできるから言ってね」と言われたら、「わかりました。助けが必要な時はお願いしますね」などと言って聞き流しておきましょう。
適度に褒めて満足させてあげる
見栄っ張りな人は、かまってほしいという心理と、自分を認めてほしいという心理を持っていることが多いため、適度に褒めて満足させてあげるといいでしょう。
「すごいですね」「尊敬します」などといった褒め言葉には特に弱いので、いくつかバリエーションを用意しておくのもいいですね。
耳にタコができるほど何度も聞かされた自慢話が始まった時は、早く終わってほしいので、オーバーなくらいに褒めるのがおすすめ。「確か○○になったんですよね?覚えてますよ、すごいなあと思って」などと褒め倒しましょう。
これなら話の結末を先取りされても、見栄っ張りな人の自尊心は満たされます。忙しくて相手をしていられない時に、試してくださいね。
他の人に話を振る
見栄っ張りな人が自慢話をし始めると、とかく話が長くなりがち。「忙しいのに、そんな話聞いてられないよ」とイライラした時は、他の人に話を振るのがおすすめです。
おそらく周囲の人たちも何度も聞かされているでしょうが、あえて「この話、聞いたことある?すごいんだよ」などと言って、見栄っ張りな人の自尊心をくすぐるように話を振りましょう。
ここで「僕も知ってます」「私も聞きました」とみんなが言ってくれれば、さすがに見栄っ張りな人も話ができなくなります。とはいえ悪い気はしないので、大人しくやめてくれるでしょう。
あらかじめ周囲と連携し、みんなで対処し合うのにピッタリな対処法ですね。
否定したり、間違いを指摘しない
見栄っ張りな人は、自分の間違いに気づいていても、絶対に認めようとしません。また、人からあれこれ言われるのも我慢ならないので、見栄っ張りな人の話を否定したり、間違いを指摘するのはご法度です。
見栄っ張りな人に何を言っても、結局のところ「ああ言えばこう言う」状態で返されるのがオチ。そればかりか、逆に恨みを持たれかねません。
「間違ってるな」と気付いたら、相手には言わずにそっと直しておいてあげましょう。自分の手柄のように言われるのを聞けば面白くないでしょうが、下手に恨まれるよりよほどいいですね。
見栄っ張りな性格を直す方法はある?
そんな見栄っ張りな性格を直す方法は、いくつかあります。「見栄っ張りな性格を何とかしたいなあ」と感じるなら、できそうな方法にトライしてみてくださいね。
自分の欠点を認めて受け入れる
見栄っ張りな性格を何とかしたいと考えるということは、この性格に難があると気づいている証拠ですよね。となると、自分のどこがいけないのかについても、多少分かっているのではないでしょうか。
つい大きなことを言ってしまうのが欠点だと感じるなら、まずはこの欠点を認めて受け入れましょう。その上で、どうしたら直せるかを考えるのがおすすめです。
話す前に一拍置いたり、まずは人の話を聞くなどしているうちに、だんだん「自分が話をしないと気が済まない」という気持ちが改善されてくるでしょう。
素直になる
見栄っ張りな性格を何とかしたい人にとって、最もハードルが高いのは「素直になること」ではないかと考えられます。
そもそも、ありのままの自分を素直に見せられないのが見栄っ張りな人の特徴です。その見栄っ張りな人に、「見栄っ張りな性格を直すには素直になるといいですよ」と言っても、「簡単にできたら苦労しないよ…」となるのがオチですよね。
とはいえ、見栄を張り続けたままでは、見栄っ張りな性格を直すことはできません。そこで、まずは簡単なことから素直になりましょう。
アクセサリーを外したり、派手な服装の一部を落ち着いたものに変える方法なら、ハードルは低いはず。見た目から変えていくのは、男女共に意外と効果的です。
人の評価を気にするのをやめる
見栄っ張りな人は、とにかく人の評価を気にします。周りが自分のことをどう言っているかだけでなく、人と比べて優秀だと思われているかが気になるなど、他人との比較も気になるのではないでしょうか。
人は、他人に自分をよく見せたいとき、どうしても外見を飾ったり、大きな発言をしてしまいがち。これが見栄っ張りと呼ばれる大きな原因ですから、要はこうした行動をやめればいいのです。
人の評価を気にするのをやめ、自分自身を見つめましょう。人と競うのではなく、自分のベストを追い求めることで、だんだん人の評価が気にならなくなってくるはずです。
嘘をつかない
見栄っ張りな人の中には、人に負けたくない一心で嘘をつくことも辞さない人がいます。けれど、1つ嘘をつくと、話の帳尻を合わせるためにまた嘘をつかなければならなくなるでしょう。いわゆる「嘘の上塗り」ですね。
こうなると、「見栄っ張りなあの人の言うことは、どうせ嘘だから」と信用してもらえなくなります。そのため、つい嘘をついてしまう見栄っ張りな人は、嘘をつくのをやめることが大事です。
嘘をつくのをやめれば、本当のことを言わざるを得なくなります。必然的に素直にならざるを得なくなるので、素直になる方法と同時に行える一石二鳥の改善策ですね。
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