子どものイマジナリーフレンドはよくあること?
気になるのは、自分の子どもが普通じゃなかったらどうしよう!?ということですよね。では、イマジナリーフレンドを持つ子どもはどれくらいいるのでしょうか?
イマジナリーフレンドを作る子どもは少なくない
成長とともに消えていくイマジナリーフレンドですが、一部の特殊な子どもにだけある現象ではありません。むしろ、イマジナリーフレンドを持っている子どもはかなり多いはずです。子どもによっては、その「見えない友達」について親に教えないこともあるでしょう。そのため、イマジナリーフレンドを持つ子どもの数がどのくらいいるかは、よくは分かりません。
しかし、子育て中の人からは、「子どもが一人でブツブツ喋ってる」とか「うちの子どもが何もないところを見て笑っている」という声をよく聞きます。これはおそらくイマジナリーフレンドと話をしているのだと思って間違いないでしょう。
子どもの成長過程の一つ
子どもが独り言をブツブツ言っていると、ドキッとして心配になるかもしれません。しかし、イマジナリーフレンドは心配の種というよりも、逆に子供の成長を促してくれる重要な役割を持っているのです。子供はその見えない友達と会話をしながら、コミュニケーション能力を高めていきます。
また、イマジナリーフレンドからアドバイスをもらいながら、正しい判断能力を身につけることもできます。いずれにせよ、イマジナリーフレンドは子どもの発育においてよい影響を与えているといえるのです。
イマジナリーフレンドは一人っ子に多い
イマジナリーフレンドは、特に一人っ子が持つことが多いといわれています。兄弟がいる子どもは、見えない友達がいなくても常に話し相手や遊び相手がいますよね。つまりイマジナリーフレンドを持つ必要がないのです。しかし、一人っ子だとお友達と遊ばせても、親が相手をしても、1人で遊ばないといけない時間は必ずあります。
そんな時、まるでごっこ遊びの延長のように、イマジナリーフレンドと遊ぶのですね。1人で機嫌よく遊んでくれるので、親にとっても助かります。また、弟や妹が生まれて親がそちらにかかりきりになっているときに、長子がイマジナリーフレンドを作るケースも多いでしょう。
イマジナリーフレンドは欧米では常識
日本では、まだまだイマジナリーフレンドの概念が浸透していませんよね。しかし、欧米ではイマジナリーフレンド、またはイマジナリーコンパニオンと呼び、存在自体が当たり前のように考えられています。これは日本に比べて欧米のほうが、イマジナリーフレンドを持つ子どもが多いからです。
欧米の方がイマジナリーフレンドを持つ子どもが多いのは、小さなころから部屋を与えられ、親と別々に寝る習慣があるからだといわれています。日本では赤ちゃんは添い寝か、夫婦の寝室にベビーベッドを置いて寝かせるのが普通ですよね。それだけ一人きりになる時間が少なく、イマジナリーフレンドの出番が欧米に比べ少なくなるのです。
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