予測する力があるかどうか
勘がいい人は常に先のことを考えています。人よりも二手も三手も先のことを考えているから、普通の人が気づかないようなリスクを発見できるのです。そして、先のことを考えるために、普通の人よりも現状を観察しています。
一方、勘が鈍い人は、そもそもあまり先のことを考えていません。考えようとしても、予測に必要な情報を普段から観察によって取得していないため、うまくいかないのです。勘がいい人になるには、少しでも先のことに意識を向けましょう。
物事に対する理解力があるかどうか
たくさんの引き出しを持っているのも、勘がいい人の特徴です。どのような状況では何が起こりやすいのか、どのような人がどういう行動をとりやすいのかを理解しています。そして、それらの理解した事柄を組み合わせて物事を察知し判断します。
つまり、そもそも物事への理解がない人は、察知や判断のための材料を持っていないということです。どれほどやる気や思考力があっても、判断材料がなければ判断のしようがないため、勘は鈍くなります。
よく物事を考えているかどうか
面倒だからと、物事を考えるのを途中で放棄してしまっていませんか?たしかに、時には難しいことを考えることを止めて、とりあえず仕事に集中しなければならない場面もあります。
しかし、勘がいい人は基本的に物事をよく考えています。人が気にしないようなことも、頭の中で「なぜこんな事態になったのか」「次はどうすればいいのか」と熟考していることが少なくありません。
こうして考えて得られた意見や発想が、その後の人生に活かされます。何か迷った時には、その意見や発想をもとに決断を下せます。十分に考えてきたため、いざ決断するときには深く考える必要はありません。
他者のことを考えているかどうか
自分のことばかり考えていては、勘がいい人にはなれません。勘がいい人は「困っている人はいないか」「仕事は順調か」など、周囲の人物に配慮しています。そして、このような配慮が、他者の感情を理解するためのトレーニングになっているのです。
職場の人間関係のトラブルを回避したり、恋人の浮気を察知するには、他者の感情への理解が不可欠。そのような場面で勘を発揮する人は、普段から周りの人を見ています。逆に、周りの人に関心を持たない人は勘が磨かれません。
女性の方が男性より勘がいい?その理由とは
男性と女性は脳の作りが違う
男性と女性ではそもそも脳の作りが違うという説があります。「男性と女性は違う生き物だ」とよく言われますが、これはあながち間違いではないのかもしれません。
たとえば、一説によると、男女の脳は脳梁の太さが異なるのだそう。脳梁とは、左脳と右脳をつなげる橋のような存在。これが太いため、女性のほうが左脳と右脳の連携が得意だとされています。
左脳と右脳の連携がスムーズだと、幅広い情報を処理する力に秀でます。この能力が、膨大な情報から必要なものを選び取る能力である勘の鋭さに関わっています。
本能的に危機察知に長けている
女性は男性と違い、赤ちゃんを産み育てることができますよね。育てること自体は男性でもできますが、昔から基本的に女性が担う役割とされていました。男性が狩りに行っている間、女性は自分たちで弱い赤ちゃんを守る生活をしていたのです。
このような経緯が、女性の本能的な危機察知能力を養いました。男女で脳の構造が違うとすれば、こういった背景が関わっているとも考えられそうです。
周りへの関心が強い
女性は男性に比べて人間関係が密接。この特徴は子供の時から現れるため、実感している人も多いのではないでしょうか。たとえば、小学校や中学校では、女子のほうがグループでの関わりが強いですよね。
これも、昔から女性のほうがグループ内でのコミュニケーションを重視してきたからだと言われています。男性がいない間に子供を守るには、女性たちの間で固い結束が必要でした。そして、そういった人間関係を円滑にするには、周りの人への関心が不可欠です。
こうして養われた周囲への関心が、勘の鋭さに関係しているのでしょう。逆に、男性は周囲に配る関心が少ない分、一つの物事に集中する能力に長けているのが特徴です。
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