甘えたい心理と上手な甘え方とは？異性に甘えられない原因も解説！

不意に寂しくなったり、人肌が恋しくなるときは誰にでもあるものです。また誰かにわがままを聞いてもらったり、思いっきり可愛がってほしいと感じるときもあるでしょう。そんな甘えたい衝動は、誰にだって備わっているものといえます。

しかしすべての人が、心のままに異性に甘えられるわけではありません。中には異性に甘えることに対してプライドが許さなかったり、素直になれない人もいるでしょう。心では素直に甘えたい、可愛がってほしいと願っていても、体はその通りに動いてくれません。

異性に甘えたいという瞬間は誰にだってあるのに、どうしてそれを素直に表現できないのでしょうか。甘えたい心理や甘えられない原因を知れば、そんな悩みを解決できるかもしれませんよ。

異性に甘えたいという感情は、男性にも女性にもあるものです。しかしその心理は、男性も女性も全く同じというわけではありません。異性に甘えたい心理を、まずは女性の立場からみていきましょう。

彼氏に愛されていると感じたい

多くの女性は、彼に甘えることで「愛されている」「可愛がられている」と感じたいのです。それは、愛情に飢えていたり不満を持っている証拠ともいえるでしょう。自分の愛されたいという欲を埋めるために、彼に甘えたいという心理が働きます。

甘えることで「愛されたい」「可愛がられたい」という欲求を満たそうとするのです。そしてそれが満たされれば、甘えたいという欲求も満たされて収まります。そしてまた愛情不足に陥ると、甘えたい欲がムクムクと湧き上がってくるでしょう。

人が甘えたいと感じるのは、多くは愛情不足を感じているときです。彼の愛情不足を感じると、甘えてそれを満たそうとするでしょう。

なんとなく寂しい

愛情不足の他にも、寂しさや悲しさを抱えているときに甘えたいと願う人もいます。そばにいてほしい、包んでほしいという欲求が、甘えたい心理に繋がるのです。またその寂しさや悲しさは、程度が軽くても重くても甘えたいに繋がるでしょう。

誰だってちょっと寂しいな、満たされないなと感じているときは、誰かと遊びたくなりますよね？そばにいてほしい、話を聞いて欲しい、といった「甘えたい」衝動が湧き上がってウズウズしてしまう。なんとなく感じる程度の寂しさでも、人の心は甘えたい心理で埋め尽くされるでしょう。

好きという感情を抑えられない

寂しい、悲しい、そして愛情不足といったマイナス要素以外にも、女性は甘えたい心理を持つことがあります。それは、好きという感情を抑えられないときです。彼のことが大好き！という気持ちが暴走してしまい、甘える人もいるでしょう。

例えば、大好きだからくっついていたい、大好きだから少しでも長く一緒にいたい。そんな気持ちは女性の甘えたい心理の表れともいえます。好きだという気持ちが抑えられず、相手にめいっぱい甘えたいのです。

こうしたプラスの感情による甘えは、男性から可愛いと思われる要素になります。そのため素直に甘えられる人の方が、愛され体質といえるでしょう。

自分を肯定してほしい

女性が異性に甘えたいのは、一種の承認欲求の表れともいえます。わがままを聞いてもらうことで、自分を認めてもらいたいのです。わがままが聞き入れられるのは自分を認めている証拠、と考える人もいます。

逆にわがままが聞き入れられないと、まるで愛されていないかのように感じてしまう人もいるでしょう。自分が否定されているようで、怒りを覚える人もいます。そのため、彼に甘えてそれが失敗すると怒る人は、承認欲求を満たせなかったと心のどこかで感じてしまっているのです。

異性に甘えることで承認欲求を満たそうとする人は、少なからずいるでしょう。

異性に甘えたいと思うのは、女性だけではありませんよね。男性だって同じように、異性に甘えたい心理を持っています。今度は男性側の心理に焦点を当て、詳しくみていきましょう。

彼女が癒し系

彼女が癒し系だと、男性は大きな温もりに包まれるかのような包容力を感じ、甘えたいと感じるでしょう。

普段はクールな男性でも、彼女が癒し系だとつい素の自分を出してしまうものです。それだけ彼女に、甘えたいと思わせる魅力が備わっているともいえます。甘え方は人それぞれでも、彼女が癒し系だと甘えたい心理が湧いてくるでしょう。

包容力を感じられる相手ほど、男性は甘えたい心理を抱えるといえます。

女性の年齢が上

包容力の他にも、彼女が年上だと甘えたい心理を感じやすいのが男性です。男性は女性よりもクールな人が多いですが、やはり年上の女性には頼れるものを感じます。そして自分よりもどっしりと構えている姿に頼もしさや包容力を感じ、甘えたいと感じるでしょう。

年上にはそれだけ甘えたいと思わせる魅力があります。それは、今までに培ってきた経験に差があるからです。特につらいことがあると、年上のパートナーに甘えて慰めてもらいたい、アドバイスしてほしいと願う人も多いでしょう。

年上の女性は大人の魅力があるだけでなく、大きな包容力を感じさせるため、男性は年下の女性といるときよりも甘えたい心理を持つ傾向にあります。

疲れて癒しを求めている

女性の社会進出が進んだ現代でも、どちらかといえば男性の方が激務に追われているイメージが強いのが現状です。そんな中、疲れて癒しを求め、甘えたいと思ってしまうのも仕方がないでしょう。

そして男性は疲れを感じているときほど、女性の温もりを求め甘えたい衝動を抱えやすいです。自分を癒してほしい、満たしてほしいと、女性に甘えたい心理が働きます。単にそばにいるだけでなく、セックスで身も心も満たされたいと願う男性もいるでしょう。

誰だって疲れているときは癒しを求めるものですが、男性は他の何かではなく女性に癒しを求める人が多いかもしれません。

辛くて落ち込んでいる

仕事やプライベートで辛いことがあると、誰だって落ち込みますよね。特に男性は仕事でプライドが挫けてしまうことが多いため、落ち込んでしまうことが多いです。そしてそんなとき、異性に甘えたい心理が働きます。

自分を慰めてほしい、認めてほしいと甘えてくる男性もいるでしょう。また落ち込んでいる気分を紛らわすために、一緒に呑んだり遊んだりしてほしいと誘ってくる男性もいます。甘え方は人それぞれでも、根本は辛さや落ち込みを解消したいのです。

異性に甘えることで、自分を認めてもらい、自信をつける。これは女性と同じように、一種の承認欲求の表れともいえるでしょう。

女性が甘えたいと感じる心理が分かったところで、今度は女性が男性に甘えたいと思う瞬間についてみていきましょう。女性が男性に甘えたい、可愛がってほしいと思う瞬間には、次のようなものがあります。

酔っぱらっているとき

お酒を呑んで、酔っぱらってしまったときは、女性も緊張の糸がほぐれます。そして普段では言い出せないようなわがままも、自然と口をついてしまうものです。素の自分が不意に出てしまう瞬間でもあります。

お酒の効力によって、自制心が緩んでしまうので、普段はクールな女性でもつい甘えたい衝動に駆られてしまうでしょう。そのため普段は甘えられない女性ほど、お酒に頼ってしまう傾向にあります。

しかし程よくお酒を呑むことで、素直になれるのも事実です。上手く利用すれば、素直に甘えることができる瞬間でもありますよ。

男性から愛情表現をされたとき

彼からストレートに「愛してる」「好きだよ」など愛情表現をされたときも、女性は甘えたい衝動に駆られます。彼からの愛情表現で、より自分の好きという気持ちが大きくなるからです。彼の愛の言葉に対し、好きという気持ちが増幅します。

これによって彼と距離を縮めたい、もっと可愛がってほしいという欲が、甘えたい欲と混じり合って行動として表れるでしょう。それだけ異性からの愛情表現は、女性を嬉しい気持ちにさせるとともに、甘えたいと思わせる効果があります。

特にストレートに伝わる愛情表現ほど、女性の甘えたい欲をかき立てるでしょう。

愛情不足を感じているとき

女性は愛情表現をされたときとは逆に、愛情不足を感じているときも甘えたい欲がムクムクと湧き上がります。「彼不足」を感じているので、それを満たしてもらおうと甘えるのです。満たされない心を彼で満たそうと、愛情表現を求めるでしょう。

彼に好きといってほしい、愛していると求めてほしい。そんな愛情不足な心が、彼に甘えたい心理を働かせます。そして抱きしめてほしい、キスしてほしいと彼に甘え始めるでしょう。他にも、プレゼントなどで欲求を満たそうとする女性もいますね。

女性によって求める愛情表現は異なりますが、その根本は愛情不足を感じ、満たされない心を持て余しているからといえるでしょう。

久しぶりに会ったとき

仕事など何かしらの理由で、彼としばらく会えない場合もありますよね。そして久しぶりに会うと、それまで抑えていた感情や衝動が一気に開放され、甘えたい欲として湧き上がるでしょう。男性も同じかもしれませんね。

久しぶりに会うからこそ、彼への愛情や欲を強く感じます。そしてそれは「甘えたい」という感情に変換され、行動に移されるでしょう。もっとそばにいたい、近くにいたいと、彼と距離を縮めようとします。

久しぶりの再会に気持ちが抑えられず、めいっぱい甘えてしまう人もいるでしょう。しかし男性はそんな女性を可愛いと思うので、久しぶりに会う際は素直に甘えた方が男性も喜びますよ。

しばらく会えなくなってしまうとき

久しぶりに会う場合だけではなく、これからしばらく会えなくなってしまう場合も甘えたくなるでしょう。「離れてしまう」「会えなくなってしまう」という寂しさを抱えると、女性は甘えたい衝動に駆られます。

しばらく会えないからこそ、今は彼を感じていたい。そんな思いが甘えたい衝動を強くします。会えなくなる時間が長ければ長いほど、彼を強く感じたいと、女性のわがままやおねだりも大きくなるでしょう。

しばらく会えないという寂しさは、男女関係なく感じるものです。そしてそれを素直に口にすれば、男性は嬉しく思うでしょう。

嫌なことがあったとき

生きていれば少なからず嫌なことや壁に衝突します。しかし、どんなときでも一人で解決できるとは限りません。そんなとき、女性は愛しい彼に甘えたいと感じます。彼に甘え、嫌なことを忘れようとするのです。

また甘えることで、「仕方ないよ」「頑張っている」「無理しないで」と慰められると、自分が認められているような気持ちになります。これによって承認欲求も満たされるので、辛いときはより彼に甘えたくなるのです。

自分を認めてくれる相手がいる。そんな安心感が、甘えたい気持ちをより大きくさせるでしょう。

今度は男性が甘えたいと思う女性の特徴をみていきましょう。もちろん男性の性格にもよりますが、男性は主に次のような女性に甘えたいと感じる傾向があります。彼に甘えてほしい、異性に甘えられたいと思うなら、次のような女性になるべく行動してみましょう！

落ち着いた年上の女性

年下よりも年上の女性に対し、甘えたいと強く感じる男性が多いようです。年が上に離れるほど、自分をリードしてくれるような頼もしさを感じるからです。また女性の性格が落ち着いているほど、より強く甘えたいと感じるでしょう。

普段から落ち着いていて、冷静に問題にも対処できる。そんな女性がいれば、自分の未熟な部分を受け入れてもらえると、つい期待します。そしてそんな自分を受け入れてもらおうと、甘えてしまう男性もいるでしょう。

落ち着きのある年上の女性は、それだけで大人の魅力を兼ね備えています。特に気が弱い男性ほど、落ち着いた年上の女性を好むでしょう。

しっかりしていて頼りがいがある

例え年下であっても、しっかりしていて頼りがいがある女性だと、男性は甘えたいと感じます。自分を預けられる、素の自分を出しても安心できると思えるからです。素の自分を受け入れてくれればくれるほど、その女性に甘えたくなってしまうでしょう。

そのため例え年下の女性であっても、自分をリードしたり支えてくれる相手だと、甘えても大丈夫な女性として認識するでしょう。男性が仕事の相談や愚痴などを話してくるようなら、その人なりに甘えているつもりだといえます。

しっかりしていて頼りがいのある女性は、年上でも年下でも男性にとって魅力的に映るため、多くの人から甘えられてしまうでしょう。

包容力のある癒し系

年齢に関係なく、包容力のある癒し系も多くの男性から甘えたい対象として求められます。自分の弱さを否定せずに包んでくれる相手だと期待して、男性は包容力のある女性に甘えたくなるのです。

甘えることで癒してくれる。そんな女性がいれば、辛いことがあっても乗り越えられるため、恋人にしたいと願う男性は多いでしょう。包容力のある癒し系は、ほとんどどんな男性にも魅力的に映ります。

自分が辛いときに拠り所になってくれて、自分を大きな愛で包んでくれる女性は、男性にとって心地よい相手として強く求められるでしょう。

わがままを笑って許してくれる

例え好きな人であっても、わがままの内容によっては苛立ちやムカつきを感じることってありますよね。しかしそんなわがままを笑って許してくれる女性がいれば、男性が甘えたいと強く願ってしまうのは仕方がないでしょう。

誰だって自分のわがままを「仕方ないなぁ」「今回だけだよ」と笑って許してくれる人には、何度だって甘えたくなるものです。こんなふうに受け入れてくれる女性ほど、男性は大きな愛情や包容力を感じます。

全てのわがままが許されるわけではありませんが、それすらも笑って指摘してくれる女性だと、より強く甘えたいと願うでしょう。

多くの人が甘えたいという気持ちを抱えるなか、全ての人が素直に甘えられるわけではありません。では、どうして甘えたいのに甘えられないという、そんな矛盾が起きてしまうのでしょうか？その原因として、主に次のようなものが考えられそうです。

プライドが高すぎる

素直に甘えることができないのは、単に自分のプライドの高さのせいかもしれません。相手に甘えることで、自分が下に見られるのではないか、甘えるなんて弱い証拠ではないかと思い込んでしまっているのでしょう。

甘えたいという気持ちはあるけれど、プライドが変に邪魔をしてしまう。そんな人は少なくありませんし、男女関係なく抱える問題です。自分のプライドの高さのせいで、甘えたいときに素直に甘えられない人は多いでしょう。

「甘えたい」という簡単な言葉さえ素直に口にできないのは、変にプライドを持ってしまっているからです。

恋愛経験が少ない

恋愛経験が少ない人も、素直に甘えられない傾向にあります。恋愛経験が少ないと、どこで甘えたら良いのか、タイミングが分からないのです。また甘えることで負担になるのではないか、嫌われてしまうのではないかと恐怖します。

程よく恋愛経験があると、些細なわがままなら許されることも分かっているでしょう。しかし恋愛経験が少ないと、どこまでわがままを言って良いのか明確に分かりません。そのため相手に嫌われるのではという心配に繋がってしまうのです。

また恋愛経験が少ないと、どう甘えたら良いのかも分からないため、相手に甘えていると認識されづらいという欠点もあります。

甘えることに抵抗がある

人によっては、甘えることは迷惑をかけることだと思っているのではないでしょうか？甘えることには、単に可愛がってもらうだけでなく、わがままを聞いてもらうことも含まれます。そのため、わがままを聞いてもらうのは悪いという、間違った解釈をしてしまう人もいるでしょう。

確かにわがままを言うのはあまりよくありません。しかし、これが恋人の可愛いわがままならどうでしょうか？例えば、「抱きしめてほしい」「キスしてほしい」などのわがままなら、叶えてあげたいですよね。

甘えることに対して間違った解釈を持つと、甘えることに抵抗を感じます。恋人に甘えることは悪いことではないと理解することが大切です。

甘えたことで過去にトラウマがある

過去に誰かに甘えて、怒られたり嫌がられたりした経験を持つ人もいるかもしれませんね。こうした経験をしていると、甘えることでまた嫌がられるのではないかとトラウマになってしまいます。

また同じように嫌な思いをするのではと心配になり、素直に甘えられなくなるのです。もちろん、いつだって自分の甘えが受け入れられるわけではありません。ときには断られてしまうことだってあるでしょう。

こうした経験を過去に何度もしていると、甘えることが怖くなり、素直に甘えられない体質になってしまいがちです。

察してほしいなど、他力本願なところがある

自分の気持ちを素直に言えず、相手に察してほしいと思っているのも一つの原因です。特にプライドが高い人や口下手な人は、察してほしいという他力本願なところがあるため、なかなか「甘えたい」と口にしない人もいるでしょう。

しかし男性は、女性に比べると疎いところがあります。言葉にしなければ分からない傾向にあるため、察してほしいという他力本願な構えでいると、思うように甘えることができません。誰もが察しの良い人間とはいきませんからね。

言葉にしなくても伝わる関係は、確かに素敵なものでしょう。しかし世の中には、言葉にしないと伝わらない人も大勢います。そのため、甘えたいときは素直に言葉にする努力も必要です。

真面目すぎる

そもそもの性格が真面目すぎると、素直に甘えられないことがあります。相手に迷惑をかけるのではないか、自分で解決すべきことではないかと、つい真面目に考えてしまうのです。本来は頼っても良い部分も、自分一人で解決しようとするでしょう。

真面目なのは良いことですが、恋人が真面目すぎると付き合っている身としては寂しい部分もあります。特に男性は頼られたい人が多いので、女性が真面目すぎると「俺って頼りないのかな」「あてにされてないのかな」と自分を責めてしまうでしょう。

恋人に甘えることは悪いことではありません。真面目なのも良いですが、適度にガス抜きできるよう甘えることも覚えましょう。

異性に甘える際に覚えておきたい、NGな甘え方があります。次に挙げる甘え方は異性に嫌がられる可能性が高いので、控えるようにしましょう。次のような言動は、甘えというよりも、馴れ馴れしさや卑しさを感じさせるので気をつけてくださいね。

ぶりっこになる

甘えるときだけぶりっこになったり、極端に甘い声を出すのはやめましょう。甘えだけでなく、どこか卑しさも感じさせます。明らかにおねだりするぞ、という印象を与えてしまうので、嫌がられることも多いでしょう。

普段からそうしたキャラなら問題ないですが、急にキャラを作ったような態度をとると嫌がられる原因になります。特にねちねちと絡むようなぶりっこや甘え口調は、鬱陶しく感じてしまう人もいるでしょう。

多くの人は「ぶりっこ」に対して悪いイメージを持っています。そのためぶりっこを思わせるような言動は、かえって自分の印象を悪くするだけでしょう。

無駄にボディタッチが多い

普段はそんなにボディタッチしないのに、甘えるときだけ無駄にボディタッチが多くなるのも嫌がられます。調子の良いときだけボディタッチが多いと、卑しい印象を与えてしまうでしょう。

無駄にボディタッチしてしまうと、余計に馴れ馴れしさを感じます。人によっては触られたくない部分を触られることで、不快に思うこともあるでしょう。ボディタッチは効果的といっても、加減を知らないと単に嫌がられるだけです。

肩を預けたり抱きしめる程度なら良いですが、必要以上にべたべた触るのは単に鬱陶しいだけなのでやめましょう。

上から目線で話す

承認欲求を満たそうとして、恋人に甘える人もいますよね。しかし承認欲求を満たそうとすると、どうしても上から目線になってしまうため注意が必要です。「私、ちゃんとできてるよね？」「えらいよね？」と褒めてほしがると、相手に圧力を感じさせる原因になります。

自分では普通に話したり尋ねているつもりでも、圧力を感じるような話し方は嫌がられるのでやめましょう。また「この私が甘えてやっている」という上から目線は、相手に苛立ちを与えます。

甘える側は「甘えさせてもらっている側」ともいえるので、上から目線で話さないように注意した方が良いでしょう。

お金のかかるおねだり

多くの人が共通して嫌がる甘えは、「お金のかかるおねだり」です。例えば「あれが欲しい」「友達が持っているのをみて羨ましい」など、お金がかかるわがままは当然嫌がられるので止めましょう。

精神的に満たされたいと、ハグやキスを求める甘え方は受け入れられやすいです。しかしお金が絡む、物欲を満たすような甘えは嫌がられます。頻繁にこうしたお願いをされては、気持ちも離れてしまうでしょう。

恋人にプレゼントをしたいと思う気持ちと、恋人の金銭的なおねだりを叶えたいという気持ちは別物です。恋人なら買ってくれて当然という考えは、好きな人の気持ちを冷めさせるので捨てた方が良いでしょう。

もっと素直に甘えたい、異性に甘えてみたい。そんな気持ちを抱える人も多いでしょう。では、どうやったら上手に甘えることができるのでしょうか？そんな悩みを持つ人のために、異性への上手な甘え方を紹介します。

甘えやすいキャラになる

甘えたいときに素直に甘えるためにも、普段から甘えやすいキャラになっておく必要があります。特にプライドが高い人は、甘えやすいキャラづくりをしておくことで、素直に甘えられるようになるでしょう。

甘えやすいキャラになるためには、普段から恋人の肩に頭を預けたり、手を握るなどの行動を増やすことをおすすめします。いきなり甘えようと身構えると、プライドがそれを許しません。そのため普段から些細な甘えを増やすことで、抵抗感をなくしていきましょう。

素直に「甘えたい」と伝える

こちらが甘えたい素振りをしていても、恋人が察してくれなかったり、理解してくれないこともありますよね。そうした恋人を持つなら、素直に「甘えたい」と伝えることも大切です。口にしなければ伝わらないことがあるように、甘えたい気持ちも伝えなければ理解されません。

素直に「甘えたい」と言葉にするには勇気がいるでしょう。しかし精一杯伝えることで、相手もより強い愛情を感じられます。特に男性は女性に甘えられることで嬉しさを感じる人が多いため、どんどん言葉にして伝えていきましょう。

「甘えたい」と言葉にできないときは、他の言葉に変えてもいいですね。例えば「キスして」「ハグして」など、直接的な言葉だとより効果的でしょう。

小さなお願いをする

甘え方が分からない人は、小さなお願いをコツコツと積み重ねることをおすすめします。例えば「キスして」「ハグして」「ぎゅってして」など、叶えやすい願いをお願いすることで、だんだんと甘え方も分かってくるでしょう。

ただしお金の絡むお願いや、相手が叶えられないお願いはしてはいけません。相手が簡単に叶えられる小さなお願いをすることで、恋人も愛しさや嬉しさを感じることができます。叶えるのが難しいお願いや甘え方は、逆に嫌われる可能性があり、危険です。

自分が相手の立場になってお願いを考え、これなら自分もできるという小さなお願いをコツコツと積み重ねてみましょう。

弱音を吐いたり相談したりする

どんなものが甘えるに値するのか分からない人は、弱音を吐いたり相談を持ち掛けてみるのも良い方法です。当然これらも「甘える」行為に入るため、こうした相談から始めてみるのも良いでしょう。

自分がやりやすい甘え方を積み重ねることで、だんだんと甘え方が分かってきます。そして次のステップへと進めるので、まずは自分が困っていることや相談に乗ってほしいことを話してみましょう。

そして弱さを見せ、してほしいことを話します。寂しさや不安を感じているなら、相談と共に「ハグして」と甘えてみましょう。これを繰り返すことで、言葉にせずとも甘えられるようになっていきますよ。