「この人と結婚する」と思った経験はある?
長く付き合っている相手との結婚を意識するのは自然な流れですが、中には、相手と出会ったばかりなのに「この人と結婚するかも」と思う体験をしたことのある人もいます。まさに、運命的な出会いですね。
今回は、「この人と結婚する」と思う瞬間やきっかけ、その後の意識の変化などについて、体験談も含め解説していきます。
直感でわかる?「結婚するかも…」と思う瞬間とは
簡単には考えられない結婚を自分から意識するには、何らかのきっかけや力が必要ではないでしょうか。直感で結婚相手がわかるという人もいますが、それはどういうことなのか紐解いていきます。
結婚する人は直感でわかるって本当?
人を好きになるのに理由が必要ないことと同じように、「この人と結婚する」と思うときにも、頭であれこれ考える以前に直感が働きます。だから、直感で結婚相手がわかるという現象が起こるのです。
直感は言い換えれば「勘」でもあり、理屈で説明できるものではありません。でも、そのような直感が働くにはやはりそれなりの理由があるはずです。直感に従って行動した結果、後から理由が分かったという人も少なくありません。
結婚する予感は2パターンある
「この人と結婚するかも…」と思う現象には、大きく分けて2パターンあります。一つは、長年付き合って信頼関係を築き、自然と結婚を意識するパターン。これは直感というよりは、順調に交際を続けてきた結果といえるでしょう。
そしてもう一つが、先ほどから着目している直感で結婚を意識するパターンです。こちらの場合、付き合いが短いどころか出会ってすぐというケースもあります。相手のことをよく知らないのに直感で「結婚する」と思えるというのは、非常に不思議な現象です。
相手と気持ちが通じ合っていると感じる
結婚は気持ちが一方通行ではできません。片思いでも「結婚したい」と思うこともありますが、「結婚したい」ではなく「結婚する」という確信は、相手と気持ちが通じ合わないと生まれないでしょう。
付き合いが長くうまくいているカップルは、お互い気持ちが通じ合っているのは当然です。ところが、そうでない相手とも気持ちが通じ合っているように感じることがあります。これが、まさに「直感」なのでしょう。
「この人と結婚する」と思った瞬間
では、直感で結婚を考える瞬間とはどのようなものなのでしょうか。出会ったばかりの相手なのに「結婚する」と思えるのは希少なことで、誰もが経験できることではありません。
そこで、「この人と結婚する」と思う瞬間はどのようにして訪れるのか見ていきましょう。
なんとなく直感で
出会ったばかりの人に対して「この人と結婚する」と思うケースは、なかなか言葉で説明できるものではありません。「なんとなく」としか言いようがない直感によるものです。
「出会った瞬間ビビッときた」「心の中で鐘が鳴った」というような、相手との出会いが衝撃的なものだった場合、相手のことを詳しく知らない段階でも「結婚する」と思わずにいられないのでしょう。
出会うべくして出会った相手であり、非常に強いエネルギーで引き寄せられているのだと考えられます。
偶然が重なった
お互い示し合わせているわけでもないのに、やたら顔を合わせることや二人きりになることが多い。また、会うはずのない場所でも出会ってしまうなどの偶然が重なると、人は相手に運命を感じやすいといわれています。
付き合ってもいないし、よく知りもしない相手でも、あまりにも偶然が重なると強い縁を感じ、「この人と結婚するかも…」と思うようになることは考えられます。
共通点が多い
好きな食べ物や行きつけの店が同じ、持っている小物が同じ、好きな音楽や映画、スポーツが同じなど、共通点の多い相手に対しては、非常に親近感が湧くものです。
付き合いが浅くてもやたら自分と似ていると感じると、「出会うべくして出会った」と思いますし、「結婚するかも…」と思う気持ちが出てくるのも不思議なことではありません。
特に他の人には理解されにくい部分が共通していたりすると、より運命を感じやすくなります。
今までにないくらい恋愛感情がある
「ここまで人を好きになったことがない」と思うくらい、相手に対して強い恋愛感情がある場合も、「絶対この人と結婚する」という気持ちが早い段階で生まれやすいです。
まだ他にいい人がいるかもしれないという思いがどこかにあると、なかなか「この人と結婚する」とは思えません。「この人しかいない」という強い気持ちがあれば、付き合いの長さに関係なく、本気で結婚を意識することができるのでしょう。
「この人と結婚する」と思った瞬間《続き》
これからご紹介するのは、もう一つのパターンの「付き合いの長いカップルに見られる瞬間」にも該当するものです。こちらは、恋愛経験を重ねてきた人にもうなずけるものが多いのではないでしょうか。
波長が合う
一緒にいて落ち着く、笑いのツボが同じ、無理なく付き合えるなど、うまくいっているカップルに多いのが、「波長が合う」というものです。
付き合いが浅くても、その相手ととても波長が合うと感じると、「結婚するかも」と思う人は多いのではないでしょうか。
結婚すれば一緒に生活していくことになりますが、無理なく過ごせる相手とは先の暮らしもイメージしやすいでしょう。
自分のことを理解してくれる
相手が自分にとってよき理解者だと感じられたら、この人を失いたくないという気持ちになりやすいです。素の自分を出せる相手は一緒にいて心地よく、大切にしたいと自然と考えられるのでしょう。
例えば喧嘩をしたときに、話し合いでお互い理解し合い解決できれば、その喧嘩がきっかけで「結婚するかも」と思うようになるかもしれません。
この人は自分を認めてくれ、理解してくれていると実感できることは、「結婚するかも」という思いが芽生えるのに十分な材料となるでしょう。
つらいときに支えてくれた
病気の時に看病してもらったり、仕事や人間関係などで落ち込んでいるときに寄り添って励ましてもらったりすることも、結婚を意識する大きなエネルギーとなります。
自分が弱っているときに支えてくれる相手のことは、離したくないと思う人が多いのではないでしょうか。楽しいことを共有するだけでなく、つらいことも分かち合ってくれる人こそが、結婚相手としてイメージしやすい人物なのです。
そもそも心が弱っていると人の温もりが恋しくなりがちですので、自分が陥っている状況の影響もあって、結婚願望が一気に強まるとも考えられます。
二人の未来を想像できる
一緒にいるのが自然で、この先もずっと一緒にいるんだろうな…と違和感なく二人の未来を想像できる場合、直感というよりも強い絆を実感し、結婚が当然のものとして位置付けられます。
そのような相手との結婚生活をイメージして幸せを感じた瞬間、「この人と結婚する」と確信を持つ人も少なくありません。
付き合っていても未来を想像できない場合もあります。そう考えると、運命の相手は必ずしも恋人とは限らないのかもしれません。
結婚するかも…そう思った時の意識の変化とは?
「結婚するかも」という思いを持つことは、私たちの意識にどのような影響を与えるのでしょうか。
自分は満たされていると感じる
結婚すると思える相手がいるというだけでも、とても幸せなことです。そのように思うことができたとき、自分は満たされていると感じる人も多いでしょう。
お互いに想い合って結婚すると信じて疑わない状況では、心が満たされ幸せを実感できる日々が続き、自然と優しい気持ちになることができます。
相手を大切にしようと思う
結婚すると思わせてくれた相手を大切にしようという気持ちが膨らみます。カップルの場合は、もっと相手を幸せにできるよう行動するでしょう。付き合っていない段階の場合も、相手と幸せな時間を積み重ねたいと思うようになります。
結婚すると思えるほどの大切な相手ですので、失わないよう自分の身の振りにもそれまで以上に気を遣うようになるという人も少なくありません。
他の異性に興味がなくなる
相手を大切にしたいと思う気持ちから、他の異性との関わりを意識して断つ人もいます。また多くの場合、結婚すると決めた相手に心から一途になるため、他の異性に対する興味さえ失うようです。
人は気持ちが揺るがなくなると、まっすぐに一人の相手に向き合うようになるのかもしれません。
仕事に張り合いが出る
運命の相手に出会えた喜びは、その人自身にエネルギーを与えます。結婚すると思えるほどの相手に出会えた結果、仕事に対する意識まで変わるという人も少なくありません。
心が絶好調なため、はつらつとした生活を送れるようになり、仕事にも張り合いが出るのです。恋愛において幸せを感じられると生活全般の調子がよくなるというのは、よく見られる傾向です。
結婚についてリアルに考えるようになる
この人と結婚すると思ったけどやっぱり違った…と早々に気付くパターンもありますが、年齢を重ねている人の多くは結婚をリアルに考え始めるようです。
結婚式のことや結婚生活のことを具体的に調べたり、相手との結婚生活をプランニングしたりするようになる人も少なくありません。
実際に結婚までたどり着くかどうかは別として、運命を感じた瞬間が現実へと繋がる可能性は大いにあるのではないでしょうか。
「この人と結婚する」と思ったエピソード集!
これまで結婚を直感する瞬間について解説してきましたが、ここで他の人たちはどのような体験をしてきたのか、エピソードをご紹介していきます。
目が合った瞬間に直感でわかった
「友達の紹介で知り合った彼は、初めて出会ったときから運命の相手だと感じました。目が合った瞬間、この人と結婚するかも…って。付き合うことになってからも居心地がよくて、やっぱりあの直感は間違ってなかったんだなって思いました」(28歳/女性/保育士)
まさに出会った瞬間ビビッときたというパターンです。そして直感が当たっていたとわかったことで、さらに運命の相手で間違いなかったと確信を得られるのでしょう。
初対面なのに一緒にいて安心できた
「自分は人見知りな性格で、初対面の人とは全然話せないことも多いです。でも、妻とは初めて会ったときからなぜか緊張せず安心して話せました。不思議なんですけど、実はあの時から、この人と結婚するのかも…って思ってたんです」(34歳/男性/製造)
このように、初対面なうえ人見知りな性格なのに安心できるという希少な相手との出会いは、衝撃的なものだったと考えられます。この男性のように実際に結婚まで行きつく人ばかりではないかもしれませんが、運命を感じざるを得ない状況なのは間違いありません。
あまりに共通点が多い
「もう別れてしまったんですけど、運命を感じた相手がいます。食べ物の好き嫌いや好きなブランド、血液型や出身地をはじめ、細かいところまでやたら共通点が多かったんです。絶対結婚すると信じてたので、その人と別れてからなかなか前に進めないです」(26歳/女性/営業)
このように、偶然とは思えないほど共通点の多い相手のことを、ほとんどの人が特別な存在と感じるのではないでしょうか。別れてしまったケースではありますが、忘れられない人になることは避けられないでしょう。
一度別れてから大切さに気付いた
「結婚するという直感が働いたのは、別れてからだったんです。すれ違いが多くて別れたんですけど、ものすごく後悔したので再アタックしました。この人しかいないって本気で思ったので諦められなくて。なんとか復縁できて、来月結婚することになりました」(27歳/男性/教員)
このように、結婚するという直感はいつ訪れるかわかりません。皮肉にも別れて初めて気付くというパターンも珍しくないのです。
「結婚するかも…」という直感は大切にしよう
いずれにしても、「この人と結婚する」という直感は簡単に生まれるものではありません。たとえそれが間違っていたとしても、自分の気持ちを信じて行動すれば、後悔することはないでしょう。
付き合いの長い相手に限らず、出会ったばかりの相手に直感が働く可能性もあります。「結婚するかも」と思える相手はどこにいるかわかりません。いつでもアンテナを張って、出会いを迎えられる自分でいましょう。
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