彼氏とセックスレスになる原因
性欲が減退した
男性と女性では性欲のピークが異なると言われています。もちろん個人差はありますが、男性の場合は20代後半がピーク。早い人であれば20歳前半でピークを迎えるケースもあり、どちらにしても30歳以降は急速に減少していく傾向にあります。
一方、女性のピークはもう少し遅い時期です。早い人で30代前半、一般的には30代後半だと言われています。つまり、男性の性欲が急速に減退している真っ最中に、女性の性欲はピークを迎えるのです。そのため、彼氏の性欲が減退してセックスレスを感じる彼女は少なくありません。
仕事が忙しく時間がない
こちらは女性にも当てはまりますよね。仕事が忙しいとセックスレスに陥りがちです。特に、カップルとしての関係が一段落すると、仕事に集中したいと思う男性は多いです。そして、それが間違ったことではないからこそ、恋人はセックスレスを我慢せざるを得ず、つらい思いをすることになります。
彼氏が仕事に邁進しているのは、彼女と結婚して生活を共にする覚悟があるからかもしれません。しかし、そうして実現した生活がセックスレスで寂しいものになるかと思うと、少し気分が暗くなる女性は多いのではないでしょうか。
女性として魅力を感じなくなった
これは同棲しているカップルにありがちなセックスレスの原因です。一緒に暮らしていると、外では見なかったような点が目に付くようになりますよね。
たとえば、家ではデート中のように見た目には気を遣いません。彼女も彼氏も外見に気を遣わず家で過ごしていると、お互いを異性として意識する機会は減ってしまいます。また、お風呂やベッドなど、裸を見る機会も増えてしまうため、改めてドキドキすることがなくなるのです。
家族のような存在になった
こちらも同棲しているとありがちなケース。一緒に暮らしていると、家事を分担したりリラックスして過ごしたりと、良くも悪くもそれまでとは違った関係になります。それまではお互いのことを見てドキドキしていればよかったのですが、今度は一緒に「二人の生活」を見て取り組まなければならなくなります。
つまり、矛盾しているようですが、一緒に暮らすとその分お互いを見る機会が減るのです。実家を思い浮かべると分かりやすいかもしれませんね。一緒にいるけれど、そのことを特に強く意識することはありません。これは将来を共にするうえでは大切なことですが、セックスレスを招く点では対処が必要となるでしょう。
彼女への気持ちが冷めてしまった
人の気持ちは移りゆくもの。悲しいかもしれませんが、彼女に対しての恋愛感情が無くなっている可能性は否めません。好きという気持ちが強ければ強いほど女性とセックスしたいと思う男性なのであれば、セックスレスになってしまうでしょう。
彼女のことは好きではないけれどセックスだけするという男性もいるため、身体のみを求められているよりマシとも考えられます。しかし彼女からしてみるとかなりショックですよね。
少しでも思い当たる節があるなら正面から聞いてみるのも手です。曖昧な関係のままでいるなら次の人を早く見つけていきましょう。
毎回同じで飽きてくる
彼女の体にドキドキしていても、セックスの内容が毎回同じではセックスレスになってしまうもの。なぜなら、男性は「非日常」に興奮するからです。家族のような存在になってしまうと興奮しなくなるのも、原理的には同じこと。
毎回同じセックスをしていると、今夜もあんな感じになるのだろうなと予想がつくようになり、ドキドキしません。これはプレイの内容を変えることで改善しますが、普段の習慣を変えるのは何事でも面倒なものです。性欲が減退していると、そうまでして彼女とのセックスレスを解消したいと思わないことも。
スケジュールに難がある
たとえば、休日にも仕事の連絡が入ることはありませんか?これでは、休みの日だからと二人きりの時間を楽しんでいても、すっかり気分が冷めてしまいます。そんな興醒めを味わうくらいなら最初からセックスをしないほうが良いと考え、セックスレスに陥ることがあります。
また、二人の時間が合わないことも原因の一つです。同じ日に休みなら良いですが、そうでないこともありますよね。夜にセックスをするにしても、翌日が出勤日か休日かによって負担は大きく変わります。こういった仕事のスケジュールの都合が原因で、セックスレスになることも少なくありません。
ダメ出ししたことがある
セックスに関して彼氏にダメ出ししたことはありませんか?「早すぎ」「あんまり気持ちよくない」など、彼氏のダメな点を指摘すると、セックスレスになる可能性は高いです。
意外かもしれませんが、男性もセックスに関してはデリケートです。馬鹿にされたり笑われたり拒絶されたりすると、一気に萎えます。そして、その女性とは二度とセックスをしたいと思わなくなってしまうのです。
セックスはお互いが裸で触れ合う行為。つまり、身体的にはもちろん、心理的にも無防備な自分をさらけ出す行為といえます。そんな無防備な彼氏を一度攻撃してしまったら、その傷は簡単には癒えません。
セックスレスを指摘する
原因が何であれ、彼氏にセックスレスを指摘することはさらなるセックスレスを招きます。なぜなら、彼氏にとって大きなプレッシャーとなるからです。
好きでセックスレスに陥る彼氏はいません。本当は彼女と心から楽しみたいけれど、仕事の忙しさや性欲の減退、彼女からつけられた心の傷などによって、素直に楽しめなくなっているのです。苦悩や責任を感じているのに、さらにセックスレスを指摘されてしまうと、彼氏はプレッシャーに苛まれることになります。
もともとあまり関心がない
男性の中には、あまりセックスに関心がない人もいます。特に最近ではそういう人も多いと言われていますね。そういう男性が彼氏の場合は、そもそもセックスレスな状態が自然なことも。
付き合い始めた当初はしていたのだとしても、もしかすると彼氏はかなり頑張って対応していたのかもしれません。今は二人の関係が落ち着き、その必要がなくなったということでしょう。
この場合、彼氏は「セックスレス=愛がない」とは考えていません。そのため、彼女だけがセックスレスに悶々とすることも。話し合いで解決できる可能性が高いケースですが、どうしても解消できないなら、体の相性が悪いのだと観念するしかないでしょう。
自分で処理するほうが楽
こちらは草食系男子に多いケースです。性欲は湧きますが、彼女とセックスするより自慰で満たしたほうが気軽なため、セックスレスになります。
セックスには楽しみと同時に負担が付きまとうものです。疲れていれば体を動かすのが億劫に感じますし、自信がない男性の場合はセックスのたびにその心理的負担を味わうことになります。また、彼女を大事にしたいと思うあまり、適当なセックスをしたくないと考えることも。つまり、そのたびに気合を入れて臨まねばならず、疲れるのです。
こういう男性は、気合を入れなくても済む自慰で性欲を処理したほうが楽だと感じます。これを責めてしまうと、彼氏は余計に自信を無くし、解消不可能なセックスレスに陥ります。
出典:JBpress『なぜ男はかくも安易な妥協に走るのか』
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3209
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!