でき婚で離婚する理由とは?【環境編】
ここからは、でき婚で理由する理由を探っていきましょう。まずは【環境編】からご紹介します。
経済的に余裕がない
でき婚で離婚する理由としてまず挙げられるのが、経済的に余裕がないことです。妊娠すると検診のために病院にかかったり、赤ちゃんを迎えるための準備をしたりして、何かとお金がかかりますね。
特に女性は、妊娠や出産で仕事をやめたり休んだりすることもあるでしょう。そのため、十分な貯蓄がないと金銭的に苦しくなってしまうのです。
経済面で影響が出るのは女性だけではありません。男性も同様に、今まで自分のためだけに使えた給料を妻子のため使うことになり、多くのことを我慢する必要が出てくるでしょう。その結果、夫婦関係に亀裂が入り、離婚につながってしまうことがあるのです。
性格が合わず喧嘩が絶えない
性格の不一致が離婚の原因となることも多いです。急な妊娠、そして初めての育児となれば、お互いに気持ちの余裕がなくなってしまうのも無理はありません。夫婦によっては、喧嘩が絶えなくなってしまうこともあるでしょう。
二人で協力して乗り越えていければ良いですが、実際にはなかなか難しいもの。何度も喧嘩するうちに関係の修復が不可能となり、離婚を選んでしまうのでしょう。
生活習慣の違いや意見の相違
交際を始めてもないカップルや、たった一度のセックスで妊娠してしまったカップルは、お互いのことをよく知らないまま結婚することになります。この場合、生活習慣の違いや意見の相違が離婚理由になりやすいでしょう。
揉め事はどんな夫婦にもあるものですが、お互いを理解する間も無いまま結婚に至るでき婚は、いわば準備が整っていない状態であるといえるでしょう。そのため、生活習慣の違いや意見の相違が原因でできてしまった亀裂を修復するのが難しく、離婚につながりやすいのです。
親や親戚との関係が悪化した
先述したように、近年では「授かり婚」「ママリッジ」「マタニティウェディング」などと呼ばれマイナスのイメージが薄れつつあるでき婚ですが、世代によっては「貞操観念が無くだらしがない」と思う人がいるのも事実です。
そのため、親や親戚にそのような価値観の人がいると、嫌な思いをすることがあるでしょう。
また、若いうちは給料が安かったり十分な貯金がなかったりするため、親が同居を提案するケースもあります。しかし、相手の親との同居で気を遣い、そのうえ慣れない育児をするとなれば、気疲れする人も多いでしょう。
相手の親や親戚とのつきあいは、時に面倒なこともあります。あまりにも偏見やパートナーの無理解などで大きな苦痛を感じている場合は、離婚を選択してしまうのも無理はないでしょう。