小学生同士の恋愛が増えている理由
雑誌で恋愛特集が組まれている
おしゃれやメイクに敏感な女子小学生は、恋愛の情報を雑誌から得ることも多くあります。雑誌に登場している小学生モデルは大人顔負けのメイクやファッションを披露していることが多く、その子たちに憧れを抱く女子も多いのです。
そんなモデルたちがデート向けのコーデを紹介すれば、恋愛に対する憧れは強くなる一方でしょう。中には恋愛特集を組んだ雑誌もあり、女子小学生の「生の声」を見ることで、恋愛への興味がより一層高まるのです。
親が若く恋愛についてフランクに話せる
この場合の「若い」というのは、年齢が若いのではなく心が若いということです。「誰か好きな子はできた?」「彼氏(彼女)はいないの?」などと、子供の恋愛事情を友達のような感覚で聞き出そうとする親御さんも多いのではないでしょうか。
中には子供の前でも平気でイチャイチャする親御さんもいるので、それを見ている子供は恋愛に消極的になることは少ないのかもしれません。
また、近頃は上下関係のある親子が少なく、名前で親を呼ぶ子供もいるようです。親というよりは友達という感覚を持つ子供も多く、恋バナがしやすい環境にあるのも、小学生同士の恋愛が増えている原因の一つだと言えそうです。
インターネットやSNSで相手と知り合う
小学生同士の恋愛が増えている背景には、スマホを使う子供が増加したことも原因として挙げられるでしょう。同じ学校に魅力的な男子がいなくても、インターネットのサイトやSNSを通じて異性と知り合う小学生は、意外と多くいるようです。
メールやLINEを交換し、それらのやり取りから恋愛に発展することは珍しくありません。特にSNSの場合、写真を載せていれば好みの顔の異性と簡単に知り合うことができます。実際に会ってデートをしたわけでなくても、彼氏彼女に近い関係の相手がいるということ自体がステータスとなるのです。
小学生が恋愛することは当然という認識
今の大人たちが小学生だった頃は、好きな子がいても恥ずかしさがまさって、ちょっかいをかける程度だったでしょう。しかし、現代の小学生は好きな子を思いやる気持ちがあります。
そのため、恋愛に対して「恥ずかしい」という思いを持っている子は少なく、それどころか「小学生で恋愛をするのは当たり前のこと」という考えを持つ子も一定数いるようです。
心身の発達は一昔前と変わりなくても、恋愛に対するイメージだけは現代の小学生の方が大人びているようですね。