愛情不足な子どもが出すサイン《続き》
家の中では「いい子」
愛情不足な子どもは、家ではいい子という傾向があります。外ではまったく違う人格なのに、家族には認めてもらいたいという心理から、家では素直でいい子を演じてしまうのです。この行動には気にかけてもらいたいという心理が見て取れますが、この逆のケースになる場合もあります。
外ではとてもいい子なのに、家ではワガママ放題という逆のパターンです。どちらも、原因は愛情不足だと言えそうです。親が仕事などで忙しく、子どもと接する機会が少なかったりすると、家と外では振る舞い方が変わるということもあるでしょう。
物に当たる
愛情不足によるイライラが、物に当たるという行動になって表れることもあるでしょう。物を投げつけたり、壊したりして攻撃的な態度を示すようになってしまうのです。
このような攻撃的な行動が見られるようになると、身の回りの物を壊すことから次第にエスカレートし、物から人へ矛先が変わる危険性もあるので注意が必要です。
言葉使いが荒くなる
言葉使いが荒くなるのも、愛情不足の一つのサインと見ていいでしょう。荒々しい言葉を使って周りに虚勢を張り、寂しさを紛らわせようとしていることが考えられます。
このような様子は、幼い子供にはあまり見られません。どちらかというと、思春期くらいの子どもに多く見られる傾向といえるでしょう。
指や爪を噛む
子どもが爪を噛むという行動を見せるときは、愛情不足かストレスを感じているとき、などとよくいわれます。たしかにどちらにも当てはまるといえますが、必ずしもそうでない場合もあるので注意が必要です。
日常的に爪を噛んでいるようでしたら、愛情不足の可能性はとても高くなります。ですが、テレビを観ているときや絵本を読んでいるときなど、子どもがリラックスしている状態のときだけ爪を噛むようなら、それは単なるクセというケースも考えられます。
ですから、なんとなく気になったら、どんな場面で子供が爪を噛むのか注目しましょう。
ワガママが多くなる
親が何を言っても「嫌だ!」と返したきたり、親がして欲しいことの逆のことばかりするようなら、愛情不足のサインかもしれません。子どもがワガママをいうと、周りの人は「じゃあどうして欲しいの?」と構うことになりますよね。このとき子どもは、実はどうして欲しいなどの希望はない場合が多いのです。
ただ単に、自分に注目して欲しくてワガママをいってるに過ぎません。どこまでのワガママなら聞いてくれるのか試したい、自分に愛情を持ってくれているか知りたい、と考えているのでしょう。
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