嫌いな人への対処法って？付き合い方や気にしない方法など徹底解説

あなたには、どうしても苦手…と感じる嫌いな人はいますか？人と人には相性があるため、自分と合う、合わないと感じてしまうのは仕方のないことです。

とはいえ、合わない人とどうしても関わりを持たなければならない時ってありますよね。特に職場では、嫌いだからといって付き合いを全て断ち切る訳にはいかないため、大きな悩みとなってしまうこともあるでしょう。

では、嫌いな人とどう接していけば良いのでしょうか？今回は、人間関係の悩みが少しでも軽くなるよう、嫌いな人との関わり方や対処法をご紹介していきます。上手な関わり方を習得すれば、嫌いな感情が減ってくるかもしれません。

初めに、誰かのことを嫌いになってしまう理由を探っていきましょう。なぜ相手のことを嫌いになってしまうのか、根本的な原因を追究していきます。

上から目線に感じるから

「年齢も立場も相手は自分より上。だから上から目線なのはある程度仕方ないのかもしれないけど、それにしても言い方ってものがあると思う」（27歳/男性/会社員）

上下関係がある、ないに関わらず、相手の上から目線の言動が嫌いと思う人は多いです。仕事などで上下関係ができてしまうことは仕方ないものの、その場合であっても部下や後輩を見下すような態度をとるのはよくないですよね。

あくまで人と人は対等であり、立場上の上下関係があったとしても、相手を尊重したり気遣ったりはすべきです。明らかに上から目線の言動をされると「バカにされている」と感じるため、これが原因で相手を嫌いになる人は多いでしょう。

行動や発言に共感できないから

「自分と考え方が全く違うと共感できないことが多くて、一緒に居てもつまらないし好きになれない」（29歳/女性/金融業）

相手の言っていることや行動が自分と合わないと感じることで、相手のことを嫌いになってしまう人もいるでしょう。物の考え方や価値観がそもそも違う、というケースですね。

人はそれぞれ違った価値観を持っています。価値観は、育ってきた環境やこれまでの人間関係によって形成されたものであるため、180度考えを変えることはなかなか難しいですよね。相手の価値観が自分と相容れないものだとすれば、理解することすら困難かもしれません。

楽しい空気を壊すから

「すぐに場の空気を壊す人がいる。せっかく楽しんでいても、その人に気を遣わなければならないから嫌い」（22歳/男性/学生）

すぐに不機嫌になって、その感情を表に出す人っていますよね。まるで子供のようなタイプの人ですが、そうした人がいると機嫌を取らなければならなくなるため、周りが気疲れしてしまうでしょう。せっかくの楽しい場を思う存分楽しめなくなるため、「あの人は呼びたくない」「会いたくない」と感じてしまいます。

なんでも真似するから

「私が持ってる物や着る服、ネイルなど、ありとあらゆることを真似する友人がいて嫌いです」（25歳/女性/モデル）

人のものを羨ましく思い、つい真似をしてしまう人は、特に女性に多いでしょう。一言「可愛いから同じの買ってもいい？」とか「○○さんみたいになりたいから真似させて」などと言ってもらえれば、まだ良いのかもしれませんね。あたかも「自分の趣味です」と言わんばかりに堂々と真似されると、イラっとしてしまうのでしょう。

裏があるから

「陰でその人が私のことを悪く言っているという噂が耳に入ってきた。私の前では良い顔をするのに…。それから嫌いになった」（24歳/女性/販売）

裏表があるタイプの人は、信用できないため嫌いになってしまうでしょう。特にこの女性のように、自分の前では良い人を演じるのに、陰では悪口を言っているタイプは、何を企んでいるのかが分からず、怖いとすら感じてしまいますよね。この場合、嫌いというより関わりたくないという思いが強いはずです。

自慢話が多いから

「俺が話をしていると、上からかぶせるように自分の自慢話をしてくる人が嫌い」（28歳/男性/営業）

自分の方がもっとすごいと主張してくる人って、たしかにいますよね。「俺なんてもっと…」「俺くらいになると…」などと、相手の話を全て自分の話に変換してしまう人です。その流れで相手の自慢話を聞かされる羽目になったら、「話さなきゃ良かった」と感じてしまうでしょう。

嫌いな人とはできれば関わりたくないでしょう。できれば完全に相手をシャットアウトして無視したいと思ってしまいますよね。ただし、それによって起こる問題があるとすれば、無視は有効とは言えません。どんな問題が生じる可能性があるのかを、ここで一旦見ておきましょう。

周りの人に迷惑をかける可能性も

無視することで、あなた自身は嫌いな人との関わりを極限まで減らすことはできるでしょう。しかし、情報を共有する必要があるときや、協力しなければならない場面では、仲介役が必要となってしまいます。こういった状況の中での無視は、周りの人に迷惑をかける恐れがあるのです。

要するに、あなたが嫌いな人を無視すると、他人を巻き込んでしまう可能性があるということですね。巻き込まれた人がもしその人のことを嫌いではなかった場合、あなたに対して「面倒くさい」「大人げない」と思う可能性もあるでしょう。

関係がさらに悪化することもある

あなたが嫌いな人を無視することは、「あなたのことが嫌いですよ」と相手に伝えているのと同じです。その人が、あなたに嫌われているとハッキリ自覚したら、相手も同じような思いを持つはず。それにより、今よりも関係がさらに悪化してしまうこともあり得ます。

「嫌いな人とは関わりを持ちたくないから」という単純な理由で無視しただけだとしも、相手にとっては不快な行動です。相手の怒りを買ったり、「そこまでする？」と不快な気持ちにさせてしまうことで、より距離が生まれてしまうでしょう。

状況によっては不利になってしまうことも

嫌いな人を無視することで、あなた自身が不利になってしまうこともあるでしょう。

例えば、その嫌いな人が職場の集まりの幹事をしているとします。あなたがその人のことを無視すれば、連絡が取りづらくなって、飲み会の日程なども教えてもらえなくなるかもしれません。後日、「昨日は楽しかったよ」「なんで来なかったの？」と周りから言われて初めて知った時、自分だけ仲間外れにされた気分になりますよね。

あなたが嫌いな人を無視することで、日常の些細な嫌なことからは逃れられるかもしれません。しかし、状況によっては不利になってしまうこともあるため、完全な無視は自分の首を絞めてしまう可能性があることも覚えておくべきでしょう。

周りの人から性格が悪いと思われるかも

あなたとその嫌いな人の間に何があったか分からない人達は、あなたが相手を無視している様子を見て「性格が悪い」と感じるでしょう。あなたの中では「こんなことをされた」という嫌う理由があるのかもしれませんが、それを知らない人からは、あなたの行動は幼稚だと思われてしまいます。

周りの人達は「大人として振る舞えばいいのに」「割り切った付き合いをすればいいのに」と感じるでしょう。そして、あなたを嫌いになる人も出てくるかもしれません。嫌いな人を無視をすることで、周りから性格が悪いと思われて、あなたが嫌われる立場になってしまうこともあるのです。

嫌いな人を完全に無視することに、デメリットがあることが分かりましたよね。であれば、無視するのではなく、無関心になって気にしない方法を取り入れた方が、あなたにとっても好都合なはずです。ここからは、嫌いな人に無関心になる方法を見ていきましょう。

相手もこちらに無関心だと思っておく

相手のことを嫌いであるがために、言動一つ一つが気になってしまうこともありますよね。嫌いという感情であっても、相手のことを思っていることには変わりないため、あなたの中に相手への強い意識があるはずです。その意識を無関心に変えていかないと、つい気にしてしまう状態が続いてしまいます。

「あの人がまた周りに何か言っているんじゃないか」「何か企んでいるんじゃないか」と考えているとき、嫌いな相手もこちらを意識していると感じているはずです。それによって、さらに相手への意識が強くなってしまっているのではないでしょうか？であれば、相手は自分に無関心だと思うようにすべき。そのように意識の持ち方を変えるだけでも、相手のことを考える機会が減るでしょう。

返事や相槌を短くして会話を弾ませない

嫌いな人から話しかけられた際には、無関心であることが伝わるよう返事や相槌を短くし、会話が弾まない言葉で対応しましょう。話しかけられているのにもかかわらず無視してしまえば、相手を嫌いであることを態度で示してしまうため、相手の反感を買ってしまう恐れがあります。最低限の返事や相槌はした方が無難でしょう。

また、嫌いな人本人に関心があると思わせないこと。「それってどういうこと？」とか「私もそう思う」と、話を掘り下げたり共感しないことです。相手が関心を持たれていると感じれば、もっとあなたとの関わりや付き合いを増やそうとします。あくまで無関心であることを、対応の仕方によって示しましょう。

勝手に妄想しない

自分の思い込みによって、相手のことをもっと嫌いにならないようにすることも大事です。過去に嫌なことをされた場合、「また陰でこう言われてるかも」「こんなことされるかも」と妄想してしまうことがあるでしょう。しかし、実際に起きていないのであれば、それはあなたの勝手な被害妄想であると言えますよね。

過去に何があったとしても割り切ることも、無関心になるために必要なことです。ネガティブな妄想を膨らませるのをやめて、気持ちを切り替えることも大切でしょう。

八方美人になるのをやめる

中には、自分は相手のことを嫌いでも、相手からは好かれたいと思う人もいるでしょう。そうした人は、相手に無理して合わせたり気に入られるような対応をしてしまい、結局は自分が疲れてしまうのではないでしょうか。

嫌いな相手から嫌われることを恐れているあなたは、八方美人の状態になっています。嫌いな人となるべく関わりたくないと思うのであれば、まずは自分が八方美人になるのをやめる必要があるでしょう。嫌われたくないからと関わりを維持している限り、相手と距離を取ることはできません。

無関心になることで、相手のことを「嫌い」とまで思わなくなるケースもあるでしょう。他にも、嫌いな人に無関心になる方法はあります。続けてその方法を見ていきましょう。

嫌いな人をなるべく視界に入れない

視界に嫌いな人が入ってしまえば、気になってしまうのは当然です。あなたの視界から、嫌いな人を外してしまいましょう。

例えば、職場に嫌いな人がいる場合です。デスクが近く、常に視界にその人が入ってしまうのであれば、その方向に高さのあるデスク用の本棚などを置いてみても良いかもしれませんね。視界から消すだけでも、相手のことを考えずに済むようになります。

好きな人でも嫌いな人でも、視界に入れば相手の行動が気になってしまうもの。気になるという意識を持たなくて済むよう、対策してみると良いでしょう。

没頭できることを探す

心や時間に余裕がある場合、また他に悩みがない場合も、つい嫌いな人のことを考えてしまうことがあります。考えること、意識することが他にないために、ついつい思い出してしまうのです。

もっと他のことに意識を向けるべく、自分が没頭できるものを探すことも良い方法。目の前のことに集中し、他のことを考える余裕を無くしてしまえば、嫌いな人のことが頭をよぎることもなくなるでしょう。この機会に、新たな趣味を作ってみるのも良い方法です。

一人でいることを恐れない

特に女性に多く見られる行動ですが、気の合う人同士でグループや群れを作り、その輪の中にいることで安心する人は多いです。話を共有、共感し、「自分は認められている」と感じられるため、輪の中が居心地良く感じるのでしょう。

ただし、その中にあなたの嫌いな人がいる場合、少なからずあなたは無理をして輪の中にいるはずですよね。嫌いな人がいながらもその他の人達がいるために、自分の気持ちを押し殺してその場に居続けようとしてはいませんか？それであなた自身が不快な思いをしているのであれば、個々との付き合いに変えれば良いのです。

気の合う人と個々に付き合うことは可能ですよね。輪の中にいることが目的ではないなら、一人になることを恐れないことです。嫌いな人以外の人物が、あなたのことを大事に思ってくれているなら、輪の中にいなくても付き合いは変わらないでしょう。

嫌いな人に期待しない

もしかしたら、あなたの中に「嫌いなあの人をいつか好きになれるかも…」という思いがあるかもしれませんね。そのため、嫌いだとしても、愛想を良くしたり無関心になれずにいる人もいるでしょう。つまり、あなたは相手に期待しているのですよね。この際、その期待を捨ててしまうこともオススメです。

相手に期待してしまうと、期待に見合った行動や対応がないと、裏切れた気持ちになってしまいます。相手が嫌いな人であればなおさらです。嫌いな上に裏切られたと感じ、余計にイライラしたり不快な思いを抱くでしょう。嫌いな人には期待しないこと。それが無関心になる近道です。

無関心な状態で嫌いな人と軽く接していくうちに、徐々に気持ちに変化が訪れることもあります。「嫌いだったけど今はそうでもないかも」と思えるくらいになってきたら、これからの付き合い方を考えてみましょう。関係を良好にするために、嫌いな人との付き合い方のコツをご紹介します。

相手の良い面に目を向ける

これまでは「嫌い！」という先入観があったため、相手の良いところなんて見ていなかったでしょう。というよりも、見る余裕すらなかったはずです。気持ちに余裕が出てきた今、相手の良い面を見るよう心掛けてみましょう。

例えば職場の上司で、上から目線でものを言うという欠点がある人でも、あなたがピンチになった時には何も言わずに手助けしてくれるかもしれませんよね。実は責任感や正義感が強く、完璧にこなしたいがために部下にきつく上から目線で言ってしまう、というケースもあります。

部下が困った時やピンチの時に助けてくれるという優しい一面があるなら、それはその人の良さです。嫌いなところだけを見るのではなく、良い面にも目を向けてみると、嫌悪感が緩和され、付き合いやすくなるでしょう。

相手の行動にも理由がある

あなたの嫌う理由が相手の行動にある場合、その行動にもし意味や理由があるようなら、理解してあげることも必要でしょう。

仮に、大勢でいる中で空気を壊す人がいて、その人に対して「自己中！」「空気が読めない人」というイメージを持ち、嫌いになったとします。しかし、もしその人が他の人から「こういう集まりだよ」と言われていたのに、実際は違う雰囲気だったら、その場の空気に馴染めなくても無理はないでしょう。

例えば「カラオケに行くよ！」と言われていたのに、実際に行ってみたら居酒屋での飲み会だった、などの場合です。「聞いてた話と違う…」と戸惑っても仕方ない状況とも取れますよね。相手の行動にも理由があると分かれば、その人に対するイメージが少し変わり、理解しやすくなることもあるのです。

過去をリセットする

その人を嫌いになった瞬間や出来事が、きっと過去にあったはずです。その過去に囚われている限りは、嫌いな人といつまでも良好な付き合いはできません。頭の中で過去の認識をリセットし、新たに相手と向き合うことも大切でしょう。

「一度嫌いになったから嫌い！」と突っぱねていては、状況は変わりません。その過去の出来事が、今は既に解決されている問題ならば、あなた自身の気持ちの切り替えも必要です。

嫌いな人の嫌いなところを明確にする

あなたが思う嫌いな人の嫌いなところを、ハッキリさせることも大事でしょう。「なんとなく嫌い」と思いながら接していては、嫌いなところがちょくちょく見えてしまうのも当然です。「ここが嫌！」というポイントをハッキリさせて、その面が見られる場面を回避することで、関係を良好にすることもできるでしょう。

「噂話をするところが嫌」であれば、二人きりになる状況を作らないこと。「空気を壊すところが嫌」であれば、相手が来そうな集まりには参加しないという選択もできます。嫌いな人の嫌いなところと接する機会を無くすために、どこが嫌いかをハッキリさせましょう。

例え相手が嫌いな人であっても、人としてやってはいけない行動があります。それをしてしまえば、自分自身の価値を下げてしまいますし、相手を傷つけて後味の悪い思いをするでしょう。どんなことをしていけないのか、NG行動をしっかりと押さえて、他の方法で対処するように気を付けましょう。

共感者を集めて悪く言う

グループや群れに所属することには「共感し合える」という良さがあります。ただし、その良さは時に脅威となることがあることを覚えておきましょう。

共感し合える仲間に向かって、あなたが嫌いな人のことを悪く言えば、実際にはそれほど共感できなかったとしても、仲間意識があるため、あなたの意見に共感する姿勢を見せるでしょう。すると、それを事実だと思い込むようになり、第三者であるにもかかわらず、あなたと同じような思いを持つようになります。言うなれば、嫌悪が感染した状態です。

あなたの言った悪口で、周りの人は理由もなくその人を嫌いになってしまいます。その思いを集団で持てば、皆で避けるようになったり、あることないこと言うようになるでしょう。これはいじめによく見られる現象です。誰かのことを嫌っていても、その思いを周りと共有しようとするのはやめましょう。

嫌がらせをする

嫌いだからといって、相手に嫌がらせはしてはいけません。その行動は、相手に対するいじめになりかねませんよね。自分の気持ちを解消するために、相手を不快にさせて良いはずがありません。ましてや職場などであれば、その人が会社を辞めてしまう原因になりかねないため、嫌がらせは絶対にやめましょう。

嫌いな人を仲間外れにする

複数人で行動したり協力したりする必要がある場面で、その人だけを仲間外れにするという行動もNGです。それが仕事の場であれば、成果は上がらずチーム内の雰囲気は悪くなり、全員が損をします。相手も好んで一緒にいる訳ではありません。そうしたあからさまな態度はやめましょう。

プライベートでの場合も同じです。あなただけがその人のことを嫌いで、「関わりたくない」「会いたくない」と思うのであれば、あなたがその場を回避すれば良いのです。そこで「あの人嫌いだから呼ばないでほしい」と自分の嫌いな思いを周りに押し付けてはいけません。人は人、自分は自分という意識を持って、周りを巻き込まないようにしましょう。

嫌みを言う

嫌いな人に対して「ここが嫌」と伝えたい時は、ストレートに伝えた方が良いです。もしくは「こうしてくれると嬉しい」と、改善してもらいたい思いを伝えましょう。

稀に、相手に対して嫌みを言う人がいます。「だから嫌われちゃうんだ？」とか「ある意味すごいなって感心するー」といったように、皮肉を混ぜながら言う人です。相手をイラっとさせることになり、今よりも関係が悪化するでしょう。また、それを見ている周りの人達も良い気分にはなりません。それこそ、あなたが自ら空気を壊す人になってしまいます。

どうしても嫌いな点を直してもらいたい時は、言い方に気を付けるべきですね。

職場に嫌いな人がいたら、関わりを持たないようにしたくても、できないことも多いでしょう。嫌いな人が職場にいる場合はどう対処すべきなのかも見ていきます。

上司に相談する

嫌いな人との関わりが多く、ストレスが溜まったり我慢しきれない場合は、上司に相談してみましょう。

例えば、同じ班などにさせられている場合です。同じ班であれば、仕事を一緒にすることはもちろんのこと、もしかしたら食事や飲み会などまで共に過ごさなければならない、という状況かもしれませんね。そんな状況が毎日続くのは、あなたにとって相当な負担でしょう。

そんな時は一度、上司に相談してみると良いです。上司が考慮して、あなたを違う班に異動する可能性もあります。「仕事を辞めたい…」とまで思っているのであれば、その前に相談する価値はあるでしょう。

異動や転職を考える

仕事を変えるなど、環境をガラリと変えてしまうのも一つの方法です。その場合、慣れた職場や人間関係をリセットすることになるので、ある程度のストレスや不安は生じてしまうでしょう。しかし、このまま5年10年と居続けたとしても、嫌いな人から受けるストレスがずっと続くかもしれません。毎日しなければならない仕事だからこそ、環境は大事ですよね。

心機一転、異動や転職を考えることも選択肢のひとつです。新たな挑戦だと前向きに捉え、違う職場で働くことも検討してみましょう。

独立する

職種にもよりますが、あなたに今の仕事に対する知識や力があるならば、独立することも良いのではないでしょうか。嫌いな上司がいて、その上司に逆らえないなどという場合は、この方法もアリです。

ただし、独立をして自分で経営するとなると、これまでとは違った問題が出てくることもあります。慎重に考えデメリットを考慮した上で、選択してみると良いでしょう。

関係を克服する

これまで紹介してきた内容を試し、嫌だと思う気持ちを和らげて、関係を克服することも良い方法です。確かに、嫌いな人と毎日顔を合わせて仕事することには苦痛が伴います。また、克服するにはそれなりの時間や労力を消費するため、面倒にも感じられるでしょう。

しかし、今の仕事が好きで、その人以外との人間関係に問題がないのであれば、辞めたり転職することはもったいないとも感じるはずです。少しずつ相手への嫌悪感を取り除いていき、無関心になれたり付き合い方のコツを得られさえすれば、気持ちが楽になるのではないでしょうか。あなたの悩みとなっている「嫌い」がなくなれば、環境自体は変える必要ないでしょう。