恋愛しない男女の理由と本音を解説！恋愛しない人生はアリ？ナシ？

最近では恋愛しない男女が増えているって知っていますか？「面倒くさい」「ほかに楽しいことがある」といった気持ちが優先し、恋愛を億劫に感じる人が増えているのです。

草食系男子という言葉があるように、男性の積極性が以前よりも減ったというのはよく言われますが、この話は女性も例外ではありません。彼ら彼女らは、いったいどういう心理で恋愛をしないのでしょうか。今回は、恋愛しない男女の気持ちを掘り下げていきましょう。

どのような理由で恋愛をしなくなったのでしょうか。まずは女性の意見を見ていきましょう。

異性に興味がない

逃げているわけでも他にやりたいことがあるわけでもなく、単に異性に興味がない人もいます。「別に恋愛しなくてもいいや」と思っているのです。

理由は人によってさまざまでしょう。過去に恋愛をした結果、「自分はもういいや」と思ったのかもしれません。逆に、一度もしたことがないから、楽しいものだというイメージが湧かないのかもしれません。

また、「アロマンティック」や「アセクシュアル」と呼ばれる性質の人もいます。アロマンティックは他者に恋愛感情を抱かない人のこと、アセクシュアルは他者に性的欲求を抱かない人のことです。

単純にモテない

本当は恋愛をしたいけれど、単純にモテないから諦めているというタイプですね。最近は積極的な男性が減りましたから、その結果として女性はモテにくくなっています。

女性が自ら積極的にアクションを起こすことが求められる時代になったわけですが、自信がなければなかなかできないですよね。結果的に、男女双方からのアプローチが減って、恋愛をする機会が得られなくなってきているのです。

面倒くさい

恋愛は決して楽なことではありません。まず好きな人に出会うのが大変ですし、出会ったところでそこから親密になれるかどうかは努力次第。気を使って時間を割いてお金もかけて、相手の気を引かなければならないのです。

ただし、まだ好きな人がいないからそう感じるだけかもしれませんね。好きな人が相手なら、あまり面倒くさいとは感じないものです。たとえば、仕事関係の人とLINEをするのと、好きになった男性とLINEをするのでは、心持ちが全然違うはず。このタイプの人は、ちょっときっかけがあれば恋愛に踏み出す可能性が高いといえるでしょう。

1人でいるのが好き

どちらかというと男性に多いタイプですが、女性にも少なくありません。自分のペースで生活を保ちたいわけですね。

どこか出かけるにしても、恋人がいればその人に合わせなければなりません。しかし、恋愛をしないで一人でいれば、いつどこに行くのも自由です。相手に合わせる必要もなければ、監視されたり縛られたりする煩わしさもありません。

自信がない

これはたとえば、何らかのコンプレックスがある場合ですね。「自分はこんなだから…」と思うと、恋愛に積極的になれません。結果として、恋愛をしない生活を選ぶようになるのです。

特に現代は、女性にも積極性が求められる時代です。そして、積極的になるには自信がなければなりません。そのため、自信がない人は「自分は恋愛に向いていない」と考えてしまうわけですね。

出典：JobRainbow MAGAZINE『アセクシュアル（エイセクシュアル）とは？【恋愛はしない？】』
https://jobrainbow.jp/magazine/asexual

女性が恋愛をしない理由はまだまだあります。残り5つも見ていきましょう。

友人関係が充実している

友人関係が充実しているので、恋愛をしなくても寂しくないという意見も。たしかに、恋愛をする理由の一つは「一人だと寂しいから」ですよね。これが解消されてしまうと、恋愛をしないで良いと考えるようになるのです。

また、これは友人関係だけに限りません。家族と仲が良いと、それも恋愛をしない理由になるようです。恋愛に積極的になるには、ある程度孤独感が必要なのかもしれませんね。

理想の人がいない

理想のタイプの人がいないから恋愛しないという女性も多いです。これには、女性の意見が反映されやすい世の中になったことが影響しているかもしれません。

昔は恋愛における主導権が女性になかったので、女性が描く理想のタイプが恋愛に影響を及ぼすことは、あまりありませんでした。極端な例を挙げれば、昔は親が勧めた男性と結婚することもあったわけです。この場合、「理想のタイプと出会えない」という悩みはそもそも発生しません。

それに比べると、今は女性にとって自由に恋愛しやすい環境にあります。そして自由だからこそ「理想の相手がいないから恋愛しない」という選択もできるのです。これは良いことだと捉えることもできますね。

求めるスペックが高い

先ほど紹介した「理想のタイプの人がいない」とも関連しますが、異性に求めるスペックが高いことも恋愛しない理由になっています。先ほどのは「好みのタイプに出会えない」という問題だったわけですが、こちらは「ハイスペックな男性に出会えない」という問題です。

近年は昔と比べて、男性に高い年収を期待することが難しくなりました。いったん良い企業に就職しても、ずっとそこに勤めていられる保証もありません。このことから、女性から安心して結婚できる相手として認められるような、ハイスペックな男性が減ったのです。

恋愛をしたいのであれば理想を低くしなければなりませんが、そうするくらいなら恋愛しないと考える女性も多いようですね。

1人でも生きていける

女性は以前よりも経済力をつけています。恋愛や結婚をしないでも、ひとりで生きていけるようになったのです。

働きやすい社会とは言い難いかもしれませんが、それでも昔に比べて女性が活躍できる社会になってきています。男性より稼いでいる女性も、今では珍しくなくなりました。つまり、養ってもらう目的で男性と結婚する必要がなくなったのです。

仕事に集中したい

昔は、仕事に集中してキャリアを考えるのは男性の特権でした。しかし、今ではそうではありませんね。女性でも「今は仕事に集中したい時期だから」と思うことがあるわけです。

また、それほど本格的でなくても「今は仕事モード」という気持ちになることもあります。たとえば、直前まで彼氏がいたのであれば、しばらくは恋愛のことを忘れて、それ以外のことに力を注ぎたいと考える人は多いはず。そういう理由で恋愛しない女性も少なくありません。

ただ、このタイプの人はもともと恋愛に興味がないわけでもなければ、恋愛に対して臆病になっているわけでもありません。タイミングが合えば恋愛をする可能性は高いでしょう。

続いては、恋愛をしない理由の男性編です。男性はどういう理由で恋愛しない生活を選ぶようになったのでしょうか。

忙しくて恋愛する暇がない

現代では8時間労働が当たり前になっていますが、よく考えてみるとこれは結構長いです。平日はほとんど朝から夜まで働き、休日はその疲れを癒すのに手いっぱい。そこに残業や飲み会が入ると、恋愛に回せる時間や体力はあまり残らないのです。

これは女性でも感じている人が多いかもしれませんね。特に恋愛を面倒くさいと考えている人は「もう少し余裕があったら…」と思っているのではないでしょうか。

体力のある人なら良いですが、男性も女性もそうでない人はたくさんいます。そういう人は、諦めの気持ちで恋愛しない生活を選んでいくのです。

恋愛は2次元派

一昔前は、2次元の女の子にハマっているとオタクの烙印を押され、世間から気持ち悪がられることもありました。しかし、最近ではそれほど否定的な風潮はありません。2次元の女性を恋愛対象とする男性が珍しくなくなったのです。

相手が2次元の存在であれば、振られて傷つくこともありませんね。振り回されて嫌な思いをすることもありません。一方で、その可愛さを楽しむことができます。つまり、恋愛における悪い部分をカットして、良いところだけ楽しめるわけです。

ただし本物の恋愛と違って、一緒に何かをしたり、互いの気持ちに共感し合ったりという喜びは得られません。その喜びを求めるかどうかが、恋愛するかしないかの分岐点になりそうですね。

求められるのが辛い

ある程度の年収や学歴がないと、そもそも恋愛や結婚という市場に入れないと考えている男性は多いでしょう。そういったものを求められるのが辛いから、恋愛しない道を選ぶ男性も多いです。

誰でも、自分にないものを求められるのは苦しいこと。求められて、頑張ってもそれに応えられなくて、その結果「ダメなやつ」といわれるわけです。それなら、最初からなにも求められずに済むように、恋愛しないでおくのが一番ということになります。

ただ、男性も女性に容姿をはじめとして色々なものを求めます。要求のハードルが高いのはお互い様かもしれませんね。

自信がない

これは恋愛しない女性の心理のほうでも解説しましたね。自信がないと恋愛に踏み出せないのは、男女共通ということです。

最近では草食系男子も増えました。そして、草食系であることの根底には自信のなさがあります。否定されるのが怖いから、怯えて身動きがとれないわけです。

ましてや、恋愛はやがて自分の内側をさらけ出さなければなりません。表面上の仮面が否定されるのは平気でも、本当の自分を否定されるのはとても恐ろしいこと。そんな怖い思いをするくらいなら、恋愛しないほうが良いという考えですね。

やりたいことがある

「仕事で資格を取得したい」「いつか独立して会社を経営したい」など、やりたいことがあるために恋愛しない生活を送る男性も少なくありません。やりたいことに時間や労力を割きたいので、恋愛している余裕はないということですね。

特にこれは若い人に多いです。やりたいことがまだまだたくさんあるので、恋愛や結婚が頭にないのです。このタイプの人は、やりたいことをある程度やってしまえば、やがて恋愛のことを考え始めるようになることも少なくありません。

恋愛しない男性の本音はまだあります。続いて4つ見ていきましょう。

1人でも生きていける

「女性が恋愛しない理由」でも解説しましたが、最近では、1人で行きていける男性、女性が増えています。昔は「男性は働く」「女性は家を守る」という考えがありましたが、今ではそうする必要がなくなったということですね。

女性が男性に養ってもらう必要がなくなったのと同様に、男性は女性に家事をしてもらう必要がなくなりました。コンビニに行けばすぐに食べられるものが24時間手に入りますし、お金のある男性は家事代行サービスなどを利用する手もあるでしょう。

もちろん、パートナーがいたほうが捗ることもあるかもしれません。しかし、恋愛に伴う苦労を考えると、恋愛しないほうが効率的ということになるのです。

一人のほうが気楽

もともと男性には、一人でいるのが好きな人が多いです。ましてや、現代は一人で過ごす時間を充実させるものが身近に溢れていますよね。漫画も映画もゲームもスマートフォンさえあれば手に入りますし、これらを楽しむのに恋人は要りません。むしろ、いると邪魔になることさえあるでしょう。

そういった時間を楽しみたい人は、恋愛しない道を選ぶことになります。自分の時間を邪魔されるという大きな損失を被ってまで、恋愛したいと思わないのです。

コスパが悪い

恋愛は娯楽として考えると、コスパがよくないものです。こちらは、現代の娯楽が充実していることと関係していますね。

初めのアプローチだけでも、多くの労力や精神力を要します。ようやくアプローチが成功して付き合うところまでいっても、色んなことを負担しなければなりません。デート代を負担してオシャレに気を使い、男を磨き、さらに将来のことも真剣に考えなければなりません。それなら、別の娯楽にお金や体力を使ったほうが楽しめるのです。

もちろん、負担が大きいのは女性も同じでしょう。しかし、だからこそ「お互いにそんなに苦労するくらいなら恋愛しないほうがマシ」という結論にいたるわけですね。

トラウマがある

恋愛しない理由として、トラウマを挙げる男性も少なくありません。もちろん女性にもトラウマのせいで恋愛しない人はいるでしょうが、これは男性のほうがやや強い傾向にあります。

なぜなら、男性のほうが過去の恋愛を引きずりやすいからです。恋人と別れた後に、その悲しみを引きずっている期間は男性のほうが長いといわれています。だとすると、過去のトラウマが次の恋愛に及ぼす影響も、男性のほうが大きいということですね。

世間の人々は、恋愛しない人生に対してどんな印象を抱いているのでしょうか？男女の率直な意見を集めてみました。

そういう生き方もアリだと思う

「別に全然アリじゃないかな。というより『恋愛しないなんておかしい』っていう意見のほうが間違っていると思う。これだけ価値観の多様性とかが認められる世の中になったんだから、もっと自由で良い」(30歳/男性/SE)

最近では「○○はこうあるべき」という意見はあまり聞かなくなりましたよね。そういう意見を言えば、古い固定観念に縛られていると非難される世の中になりました。そのため、恋愛においても自由な考えを認めようという風潮が出てきています。理由は人それぞれですが、恋愛しない人にとっては比較的生きやすい時代と言えるかもしれません。

恋愛がない人生なんて考えられない！

「恋愛しない人って最近周りにも多いけど、そういう人って休みの日とか何してんだろう？って思う。家に閉じこもってゲームしたり、同性の友達とワイワイやって満足してるのかな？私にはちょっと考えられない…」(25歳/女性/アパレル関係)

もちろん、人生において恋愛に重きを置いている人も少なくありません。特に女性は、男性よりも恋愛を重視する傾向があります。そういう人が恋愛しない人を見ると、人生における重要な課題から逃げているように感じるのかもしれませんね。

恋愛しない人の気持ちも分かるが…

「恋愛しない人の気持ちも分からないではない。でもいつか後悔することになるんじゃないかと思う。こういうのは後で取り返そうとしても、その時にはもう手遅れだから」(35歳/男性/経営者)

恋愛しない人の気持ちを認めつつも、恋愛したほうがよいという意見も。確かに、今でなければできない恋愛というのも存在するでしょう。年を重ねてからでも恋愛はできますが、若い頃と同じようにはいきませんからね。恋愛するにしてもしないにしても、後悔しないためには真剣に向き合わなければならないと言えそうです。

恋愛の楽しみを知らないだけでは？

「恋愛しない人って、そもそもまともに恋愛したことないんじゃないでしょうか？したことないから『別にいいや』って思っているのでは？もしそうなら、さすがにもったいないなと思います」(29歳/女性/事務職)

『恋愛・結婚調査2019（リクルートブライダル総研調べ）』によると、20代男性の約４割は、人生で一度も異性との交際経験がないのだそう。まったく経験したことがないのに、分かったような顔をして恋愛しないのだとしたら、もったいないことだといえますね。

不健康だと思う

「恋愛したいって、自然な欲求じゃないですか？それがなければ人は生まれてこられないわけですから。その欲求を友人関係や趣味の楽しさで補ってしまうのは、なんというか、不健康な感じがします」(24歳/男性/飲食店)

恋愛は自然なことなので、それをしないのはおかしいという意見ですね。確かに異性と親密になりたいと思うのは大多数の人にとって本能ですから、それを正常な形で満たすのは大切なことなのかもしれません。

ただ、恋愛中は判断力や思考力が低下するとも言われます。つまらないことで一喜一憂して、仕事や生活に支障をきたすことも。何が健康的で何が不健康なのかは、意見が分かれそうですね。

出典：リクルートブライダル総研『恋愛・結婚調査』（2019年）
https://souken.zexy.net/research_news/love.html

自分は恋愛をしないつもりでも、周囲からアプローチされて困るケースがあります。では、そんなときどうやってアプローチを避ければ良いのでしょうか。

周囲に恋愛しない宣言をする

「『私、恋愛に興味ないんだよねー』って宣言しておきます。おおっぴらに『恋愛しない』って言ってるので、さすがに言い寄ってくる人はいなくなりますよ」(25歳/女性/化粧品メーカー)

あらかじめ恋愛しないことを周囲に宣言しておくことで、異性を寄せ付けないようにできます。ただし、中には「そんな相手だからこそ口説き落としたい！」と燃え上がる猛者もいるかもしれません。

異性にウケの悪いファッション

「誰が見てもモテなさそうなファッションってあるじゃないですか。たとえば野暮ったいやつとか年寄りくさいやつとか。そういうのを着てれば、女の子に興味持たれずに済みます」(21歳/男性/学生)

ファッションはその人の印象に大きく影響します。どんなに見目麗しい美男美女でも、ファッションが非常にダサければ一気に魅力は激減。異性からアプローチされる確率を大幅に下げられるでしょう。

相手と正反対の好みを言う

「男性から言い寄られたら、さりげなく会話の中で『あなたとは正反対の人が好みだ』って言います。面と向かって『全然好みじゃない』って言われたら、たいていの男性はそこで諦めます」(27歳/女性/営業職)

きっぱりと「付き合うつもりはない」と伝えるのはなかなか難しいもの。そのため、遠回しに相手のことを好みではないと伝えるわけですね。

二人きりにならない

「この人、私に気があるのかな…と少しでも思ったら、二人きりにならないようにします。たとえば食事に誘われても、ほかの人も誘って複数人になるようにしますね。チャンスを与えなければ、アプローチされずにすむでしょうから」(24歳/女性/金融関係)

二人きりになれなければアプローチすることはできませんよね。自然と相手に諦めさせる、上手な回避方法といえそうです。

好きな人の話題を出す

「異性によく話しかけられるようになったら、その人に『実は好きな人がいて…』って言いますね。『すでに好きな人がいるのでダメです』っていう言外の拒絶ですよ。実際に好きな人がいるわけじゃないので、深掘りされたら困るのが難点ですが…」(27歳/男性/営業職)

アプローチしてくる人に対して、ほかに好きな人がいることをほのめかすという意見も。これなら「脈なし」と考えてもらえるでしょう。

「好きな人にアプローチしているのに、まったく手ごたえがない…」という場合、もしかすると相手は恋愛しないタイプの人かもしれません。

しかし、一度好きになった以上はなんとか距離を縮めたいものですよね。では、そのための方法を見ていきましょう。

まずは友人として仲良くなる

恋愛をしない人は、自分に対して恋愛感情を持っている相手を受け入れようとはしません。先ほど見てきたように、あの手この手を使って相手を自分から遠ざけようとするでしょう。これではいつまでたっても仲良くなれませんよね。

しかし、これはあくまで恋愛感情に基づいたアプローチだから、相手が逃げてしまうのです。恋愛感情とは違った気持ちでアプローチすれば拒絶される理由はなくなります。

つまり、初めは友達として仲良くなるべきだということ。好きになった気持ちは一旦隠して、友達として親睦を深めていきましょう。

相手が恋愛する気になるまで待つ

友達になった後はどうすればよいのでしょうか。ここで焦って恋愛感情を出してしまうと、相手が逃げてしまうのは目に見えていますよね。

このときには、待つしかありません。そもそも恋愛に限らず、相手を変えることはできないのです。相手に変わってほしければ、相手が変わるのをただ待つしかありません。そして、いつまでたっても相手が変わらなければ、残念ながら諦めるしかないのです。

ただ、そうは言っても異性が親しくなったわけですから、相手がまったく恋愛感情を意識しない可能性は低いといえます。たとえば、普段は平然としているのに、別の異性とあなたが話していると面白くなさそうにするかも。こういうサインがあったらチャンスですね。

相手に依存しない

恋愛しないタイプの人の中には、自分の生活や趣味、やりたいことを大事にしている人が多いです。そのため、異性に自分の生活に入り込まれて、ペースを乱されてしまうことを大変嫌います。いわゆる「かまってちゃん」なタイプとは非常に相性が悪いといえますね。

逆に言えば、自分の生活のペースが乱されないのであれば、取り立てて相手を拒絶する必要もないということ。相手が自立した人間で、自分だけでも楽しめるタイプであれば大丈夫なのです。

つまり、恋愛しないタイプの人を好きになったら、その人に依存しないことが最低条件。お互いに、精神の自立した大人として付き合えたら理想的ですね。

ナチュラルに一緒に居られる関係を築く

恋愛しない人の多くは、異性と一緒に居たいと思っていません。その理由は、「友人関係が充実しているから」「一人でいるのが好きだから」などさまざま。これ以上、新たに人間関係を構築する必要がないと感じているのです。

むしろ、これ以上増やすと煩わしいと思っている場合もあるでしょう。そのため、そういう人を好きになった場合は、相手にとって一緒にいて苦にならない存在になることが大切。「気がついたらそばにいる」くらいが理想的です。

なんだか味気ないような気がしますが、長く連れ添うと多くの男女はそうなるのではないでしょうか。友人から始めて、あまり激しい感情のやり取りを経ることなくそういう関係になれるのが、恋愛しないタイプの理想といえるでしょう。

積極的に好意を伝える

先ほど紹介した内容と矛盾しているようですが、相手によってはこれが有効な場合もあります。どういう相手に有効かというと「モテない」「自信がない」という理由で恋愛しないタイプの人です。

そういう人は、積極的に恋愛を避ける理由を持っているわけではありません。チャンスや相手に恵まれないのが問題なのであり、興味がないのではありません。逆に言えば、それらに恵まれれば恋愛する可能性が高いということ。

ただし、こういうタイプが相手の場合でも、ガツガツ行くと拒絶されたり不審がられたりします。やはり友達関係から初めて、時間をかけて信頼関係を築くことがカギと言えるでしょう。

ドキドキより癒しを優先する

恋愛というと、好きになってデートをして告白をして…と、ドキドキするような展開をイメージする人が多いでしょう。しかし、恋愛しないタイプの人は、そのような体験を望んでいません。ドキドキしたいだけなら、身近に溢れている娯楽で満たせばいいからです。

一方で、リラックスして一緒に居られる相手がいれば、それは素敵なことだと考えています。そのため、恋愛しない人にアプローチする際は、相手が落ち着けることを優先しましょう。たとえば、デートしたいのであれば喫茶店などがおすすめ。

もちろん、デートという言葉を出すと警戒されるので、「一緒にお茶とかどう？」くらいの誘い方がベスト。こういう小さなことの積み重ねで信頼を勝ち取りましょう。