「イケボ」の意味と特徴｜イケボの出し方や言われたいセリフも紹介

福山雅治

数ある「イケボランキング」でも人気が集まるのが、福山雅治さんです。大河ドラマ「龍馬伝」では主人公に抜擢されるなど、役者としての実力をあますことなく発揮しています。

また、福山雅治さんは歌手としても活躍中です。「桜坂」や「虹」のようなしっとりとした曲に、艶のある低音がマッチしていて、ずっと聞いていたくなるような心地よさが魅力的ですよね。役者としての声はとても落ち着いているのに、歌声となると張りや艶が出る、そのギャップもたまりません。

斎藤工

魅力的な低音イケボを持つ人物として、福山雅治さんと人気を二分するのが斉藤工さんです。切れ長な瞳や厚い唇など、ルックスにもエロさを持つ彼ですが、低くて耳に残る独特の声質がとても印象的。俳優だけでなくバラエティでも活躍する斉藤工さんは、そのギャップや独特のキャラクターが人気の秘訣のようです。

彼の声質は役者の中でも非常に珍しい、胸に響かせる発声とのこと。喉や頭部ではなく胸に響かせる発声をすることで、深い響きを持つ低音ボイスを実現させています。彼はもともと舞台役者として活躍していたことから、自然と体を使って声を響かせる技術を身に着けたのかもしれませんね。

川島明

お笑い芸人にもイケボの持ち主は存在します。中でもお笑いコンビ「麒麟」の川島明さんは芸人イケボの代表格とも言えますよね。漫才冒頭の「麒麟です」のイケボぶりは素晴らしく、鉄板ネタにもなっています。

彼は渋くて印象深い低音ボイスだけでなく、早口でも聞き取れる程の活舌のよさも強みです。麒麟の漫才を見ていると、川島明さんがまくしたてるような早口で展開させていくスタイル。すべての情報をあますことなく観客に伝えられるほどの活舌や声のコントロールで、イケボ芸人の地位を確立しています。

高橋一生

低音の中にも色気や爽やかさを感じさせるのが、高橋一生さんの声の魅力です。彼は細身で中性的な顔立ちをしていて、話し方もとても丁寧で優しい印象。だからこそ、役柄に合わせた乱暴なセリフや深く響く低音ボイスがより魅力的に感じられます。

バラエティ番組などに出た時の、物腰のやわらかい話し方も彼の魅力の一つですよね。聞くだけで癒される彼の声で寝る前に「おつかれさま」と言われたら、どんな疲れも吹っ飛んでしまいそうです。

高橋一生さんは14歳の頃に、ジブリ映画「耳をすませば」の天沢聖司役も務めていました。彼の貴重な声がわり前の美声を楽しめることが、ファンの間で話題になっています。

ケンドーコバヤシ

外見は決してイケメンではないと称されがちなケンドーコバヤシさんは、低くて落ち着きのあるイケボの持ち主であることから、隠れモテ芸人ともいわれています。彼が出演しているバラエティ番組では多くの出演者がいますが、中でもケンドーコバヤシさんの声はとても聞き取りやすいですよね。

彼の魅力は声質だけでなく、焦りを感じさせない落ち着いた話し方にもあります。どんな場面でも必ず聞き取れるスピードや音量で声を発するため、「男らしい」「頼りになる」と感じさせてくれる一面も。まさにイケボでモテる男の地位を確立した芸能人です。