依存心が強い人の特徴1
まずは、依存心が強い人のうち、どちらかと言えば消極的な性格の人によく見られる特徴をご紹介していきます。
幼稚
子供っぽい人ほど、依存心が強かったりしませんか?幼稚な人は、やりたい放題なわけではなく、考えが足りないことが多いのです。それは、「誰かが何とかしてくれる」という気持ちが根底にあるから。
そして、幼稚であるために、他人に依存してしまっていることに気付きにくくもあります。当然のように依存心が強くなっていく中で、相手にどれだけ負担をかけているかも考えません。周囲から「成長していない」と呆れられることもあるでしょう。
自分で判断できない
何かを決断する時に、自分で判断することが出来ず、結果的に他人任せにしてしまう人っていますよね。要領が良くない、考えることが面倒、責任を負うことが怖いなど、様々な理由で自分で判断することを諦めます。必然的に、誰かに答を求めるようになるでしょう。
依存心が強まるきっかけは、他人がなんとかしてくれるおかげで自分が安定すること。不安な時に覚える安心感ほど、心強いものはありません。「誰かに判断してもらえばいい」という考えが、自己判断の機会を奪い、依存心をどんどん強めていくのです。
寂しがり屋
基本的に、寂しがり屋な人は、他人と過ごすことでその寂しさを埋めようとします。自分のしたくないことでも、友達に誘われたらついていくのは、寂しい時間を過ごすのが嫌なため。そして、段々と嫌な事も「イヤ」と言えなくなり、他人に見放されないために合わせるようになっていきます。
損な役を買ってしまったとしても構わないのでしょう。一人ぼっちになりたくなくて、自分を偽り、集団に馴染もうとする人は、このパターンに当てはまりそうです。その分一人の時間に寂しさと空虚を強く感じ、疲れやストレスも感じてしまっているのです。
優柔不断
一つの結論を出すのに長い時間をかけるような優柔不断な人にも、依存心が強い人は多いでしょう。自分の意見は決まっていても、それが正解かどうか自信が持てず、決断を下すことが出来ないのです。そして、他人の意見を参考にすればいいと考えるようになります。
優柔不断な人が恐れているのは、ミスをしたり他人に迷惑をかけてしまうこと。その結果、自分にかかるストレスを回避したいのです。他人が納得するものであれば、それが正しいのだと思い込み、自分の意見よりも周囲の意見を求める形で、依存心が強くなっていきます。
自立心が弱い
何でも他人任せにしていると、いつまでも自立心が育ちません。「誰かが決めてくれる」「誰かがやってくれる」と、当たり前のように他者の力を待ってしまいます。率先して何かをする姿勢も見られず、危なっかしい生活を送る可能性も。
例えば、一人暮らしをしているのに自活出来ず、見かねた誰かが掃除や食事の面倒をみてくれているとします。その誰かは良心でやってくれているのでしょうが、その良心に依存した結果、「自分でやろう」という気持ちが起きなくなるのです。