元旦那と再婚しても大丈夫？復縁する前に考えておくべき事【必見】

一度離婚した相手とまたやり直したいと思う女性は、意外と多いようです。しかし、そもそも再婚はそう簡単なことではありません。特に相手が元旦那となれば、再婚できるか不安を感じて、悩みに悩んでしまうでしょう。

一度離れてみて大切さを実感する人も多い

元旦那と別れた理由は人それぞれでも、一度離れたからこそわかる大切さは変わりありません。一緒に暮らしていた時には衝突ばかりの日々だったとしても、離れてから分かる相手のありがたみもあるでしょう。

また離れたからこそ、相手をどれだけ好きだったかと実感もできます。元旦那と再婚を望む理由は人それぞれですが、多くの場合には愛情が根本にあるから望むのです。心のどこかで相手を憎んでいたら、再婚しようとは思わないでしょう。

一度離れたからこそ、相手の大切さや偉大さに気づき、だからこそ再婚を望み、また再スタートを切ろうと志すのです。

再婚したいけど不安な気持ちも拭えない…

元旦那と再婚したいと望む女性がたとえ多いとしても、実際に再婚までに至る人は同等数とはいえません。やはり一度別れているからこそ溝もありますし、こちらが望んでも向こうが望まないケースもあるでしょう。

また向こうが再婚を望んでおり、こちらも同じ気持ちであっても、なかなか踏み出せない人もいますよね。多くの場合には「また同じことを繰り返すのではないか」と不安があるからです。一度別れているからこそ、同じことを繰り返すのではと不安になるのでしょう。

しかし、不安を抱えていても前には進めません。元旦那と本当に再婚したいと願うなら、その不安に打ち勝たなければ再婚は叶わないでしょう。

好きで結婚したのに、離婚に至ることになった理由は人それぞれです。そして同じように、また再婚したいと願う理由も人それぞれでしょう。再婚するための方法を知る前に、世の女性がどんな思いで元旦那と再婚したいのかを知っておくと、今後が違ってきますよ。

子供が父親を恋しがった

「子供が別れた父親を恋しがります。子供に辛い思いをさせるくらいなら、また再婚した方が良いのかなと」（女性/33歳/会社員）

離婚の際に頭を悩ますのは子供のことです。離婚して母親が親権者になった場合、子どもは父親といつでも自由に会えるとは限りません。父親に会えない日々が続けば、子供はいたはずの父親を恋しがることでしょう。

離婚は主に親の勝手な都合で行われます。それに巻き込まれる形となった子供には罪がないため、恋しがることで再婚を考える女性は多いでしょう。

自分のせいで離婚したのでやり直したい

「恥ずかしながら、離婚の原因は私の浮気です。私のせいで離婚したので、彼にその気があるならやり直したいです」（女性/29歳/会社員）

いつの世も不倫や浮気といった話題は尽きませんよね。不倫や浮気をするのは男性だけでなく、女性が行うケースももちろんあります。女性側の浮気のせいで離婚に至ることも多いでしょう。自分の不貞のせいで離婚に至ると、女性は「自分のせいだ」と責任を感じます。

もし元旦那が許してくれるならやり直したい、と願う女性は多いでしょう。「彼がまだ自分を思ってくれているなら…」と希望を求めてしまうのです。

離れたからこそ大切さが分かった

「離婚したからこそ、元旦那のありがたみがわかりました。あんなに頑張ってくれてたんだなって。一緒にいる時は自分のことしか考えてなくて、振り返ると恥ずかしいです」（女性/40歳/会社員）

元旦那と再婚を望むのは、やはり離れてみて相手の大切さがわかったからでしょう。一緒にいる時は近すぎて見えないことも、離れることで明確に形を帯びていきます。それこそ付き合う前よりも恋心が募ってしまう人もいるほどです。

離婚の理由が何であれ、一度離れたからこそ分かる相手のありがたさや大切さは、再婚を望むほどに恋情を色濃くするでしょう。

離婚の原因があまりにくだらなかったから

「いわゆる喧嘩別れです。当時は気に食わないことが多くて、衝動に任せて離婚しました。しかしいざ時間が経ってみると、あまりにくだらなくて。やり直せるならやり直したいです」（女性/38歳/会社員）

好きで夫婦になったからといって、必ずしも馬が合うわけではありませんよね。一緒に生活することで見えなかった部分が明確になり、衝突に発展することも多くなるでしょう。そのため喧嘩が原因で離婚に至る夫婦も少なくありません。

しかし時間が経って改めて振り返ると、その喧嘩自体がくだらないことであったと気付くでしょう。問題の本質よりも自分の感情を優先させたために、離婚を後悔する女性は多いのです。

元旦那と再婚を望む女性が意外に多いといっても、その再婚にメリットがなければ踏み込む人はいませんよね。元旦那との再婚には次のようなメリットがあるからこそ、多くの女性が復縁を望むのです。

お互いの良い点も悪い点を知っている

恋愛を経て結婚したからこそ、お互いの良い点も悪い点も理解しているのが元夫婦です。離婚に至るほどの悪い面を見ていたとしても、夫婦生活全てが悪かったわけではありませんよね。中には「この点に関しては元旦那以上の人はいない」と自信を持てる部分もあるでしょう。

他人よりも知っている部分が多いからこそ、次は上手に付き合える可能性があります。それこそ同じ失敗を犯しにくいといえるでしょう。相手の性格の良い点も悪い点も知っているからこそ、同じ失敗を繰り返す前に予測し予防できます。

そのため元旦那と再婚することで、再び離婚することを防ぐ効果もあるでしょう。新しい人との再婚よりも、再離婚率が低いのではないでしょうか。

子供にとっては両親が揃うのは良いこと

子供がいる人にとって、元旦那との再婚は子供のためになるケースが多いでしょう。以前のように両親が揃うことで子どもは安心しますし、安定もします。自分を愛してくれる両親のどちらが欠けても、子供の心には悪い影響を及ぼすでしょう。

そのため両親がふたたび揃うことで、子どもの心の不安定さが解消する可能性があります。特に離婚によって子供に与えた影響が大きければ大きいほど、問題解決に希望が持てるでしょう。

子供がいると、離婚は大人だけの問題ではありません。大人たち以上に子どもが大きな影響を受けかねないため、やり直せるなら子供のためにも再婚した方が良いでしょう。

新しい人と再婚するよりも安心感がある

再婚を望む人の中には、元旦那ではなく新しい恋人を作って再婚した方が良いのではないかと悩む人もいるでしょう。しかし新しい恋人となれば、相性が悪いのではないか、また同じことを繰り返して離婚に至るのではないかと不安もより大きくなります。

反対に相手が元旦那となれば、今までの生活から相手の性格も理解できているので、ある程度の安心感があります。新しい人と再婚するよりも、元旦那と再婚した方が気軽な生活を楽しめるでしょう。

相手をよく知っているという安心感が得られるので、心の安定のためにも元旦那との再婚を望む人が多いです。

環境を大きく変える必要があまりない

新しく恋人を作って再婚となれば、人によっては今の環境をガラリと変える必要もあるでしょう。しかし相手が元旦那となれば、近くに住んでいたりして環境を変える必要性が低いのもメリットの一つです。

元旦那の生活スタイルや環境によりますが、離婚して間もないのであれば生活がガラリと変わっている可能性は低いでしょう。そのため再婚しても仕事を変えたりやめたりする必要がなくなるのです。

また子供も、学校やバイトを変える必要もありません。その方が安定した生活を送りやすいですよね。

元旦那と再婚するのであれば、それまでに考えておくべきことがあります。なんの準備もしないで再婚してしまうと、また同じ過ちを繰り返すことになるでしょう。それを防ぐために、次のようなことをしっかりと考える必要があります。

離婚した原因を改善できるか

離婚に至った原因は人それぞれですよね。例えばある人はどちらかの浮気や不倫によって、またある人は金銭的な問題によってなど、離婚にはさまざまな原因があります。その原因を解決、改善できなければ、元旦那と再婚しても再び離婚に至るでしょう。

互いに歩み寄る心がなければ、再婚したとしてもまた別れる羽目になります。これでは再婚した意味がありませんよね。例え向こうの問題で離婚に至ったとしても、自分も歩み寄らなければ本当の解決にはならないでしょう。

離婚から再婚が叶っても、その後に歩み寄る努力をしなければまた同じことを繰り返します。原因から逃げずに二人で解決していく気がなければ、元旦那でも再婚は難しいでしょう。

子供がいるなら子供の気持ちを確認する

再婚は子供のためといっても、全ての子供が親の再婚を望んでいるわけでありません。中には母親の知らない所で暴力を受けたり、父親を嫌っている子供もいるでしょう。また幼い頃に離婚した場合には、父親の存在すら知らない子供もいますよね。

そのため子供のためになると決めつけずに、必ず子供の気持ちを確認することが大切です。離婚も再婚も、結局は親の押し付けですから、自分勝手に進めるべきではありません。子供が本当に再婚を望むのであれば、元旦那との再婚に踏み切っても良いでしょう。

しかし子供がそれを望まないのであれば、子供を説得したり再婚すべきかどうか考え直したりする必要がありますよ。

同じ過ちを繰り返さない自信があるか

無事に元旦那と再婚できても、また同じ理由で別れてしまう夫婦は実際にいるものです。そのため再度離婚しないためにも、同じ過ちを繰り返さないと堅く心に誓うことが大切でしょう。例えば自分の浮気など不貞によって離婚したのなら、当然同じことは繰り返せないですよね。

同じことを繰り返してしまえば、当然元旦那は今度こそ愛想を尽かして出て行ってしまうでしょう。前回の理由が向こうの不貞であれ何であれ、歩み寄ることをしなければ同じことを繰り返してしまいます。今度こそは！と強い意志が持てないのであれば、再婚は難しいでしょう。

金銭的な問題を互いに抱えていないか

再婚を夢見ることは簡単でも、実際に再婚するのは難しいケースもありますよね。例えばどちらかに金銭的な問題があれば、当然再婚は難しくなります。向こうが借金を抱えていて、それでも良いと思っていても、実際のところそう単純な問題ではありません。

また同様に自分が借金を抱えている場合には、元旦那から再婚を拒否されることもあるでしょう。金銭問題を解決できないまま再婚してしまうと、再び離婚する確率が高くなってしまいます。

お金は人間関係を壊す要因になります。相手が元旦那であっても同じです。そのため互いに金銭的問題を抱えていないか、よく調べておく必要があるでしょう。

元旦那と再婚したい！と思うだけで、誰でも簡単に再婚できるわけではありません。相手が元旦那であっても、再婚にはそれなりの方法が必要です。本当に元旦那と再婚したいと望む女性のために、その方法を紹介します。

元旦那と会う回数を増やす

再婚したい相手が元旦那だとしても、会っていない期間が長ければ長いほど溝が深くなっているはずです。その溝を埋めるためには、元旦那と会う回数を増やす努力が必要でしょう。例えば、数か月に一回というペースで会っていたなら、一か月に数回を目指します。

元旦那でも会わなければ疎遠になりますし、こちらを気にかけてもらうこともできません。普段からメールやLINEを取り合う仲であっても、直接顔を合わせなければ分からないこともあります。直接会うのが不安だと感じていては、再婚なんて程遠いでしょう。

また離婚の原因を解決するには、会って話さなければ先に進めません。久しぶりに会うと緊張や不安で胸がいっぱいになるでしょうが、ここで逃げないようにしましょう。

離婚の原因についてよく話し合う

再婚したいと願うなら、離婚の原因について元旦那とよく話し合っておきましょう。再婚したいという気持ちだけでは、叶うものも叶いません。離婚に至った原因を互いに解消できなければ、再婚してもまた別れることになるでしょう。

再度の離婚を防ぐためにも、離婚の原因が何であったのかよく話し合うことが大切です。また原因について話すだけでなく、あの時どうしていればよかったのかなど、今後に向けた防止策も話し合っておきましょう。会って単に世間話をするだけでは、元旦那と再婚できても同じことを繰り返してしまう可能性があります。

再婚する前に冷却時間を置く

離婚後に後悔し、すぐに再婚を望む人もいるでしょう。しかし再婚する前に冷却期間を置かないと難しいことが多いです。特に離婚した直後は、相手も気が立っていて話すら聞いてもらえないでしょう。

互いに落ち着いて話をするためにも、冷却期間を置くようにした方が再婚へと結びつきやすいです。冷却期間の長さについては、夫婦によって異なります。衝動的な喧嘩別れなら1ヶ月程度で良いかもしれませんが、浮気や金銭トラブルなら数ヶ月は必要でしょう。

再婚したくて心がはやるかもしれませんが、落ち着いて行動しなければ元旦那からの印象がさらに悪くなります。再び好きになってもらいたいなら焦らず、冷却期間中は他のことに目を向けましょう。

離婚の原因を解消する

離婚の原因について話し合うことは大切ですが、単に話し合っただけでは解決に至りませんよね。本当に離婚の原因について解決、解消したいなら行動しましょう。例えば借金を抱えているなら払い終える、男女関係がだらしないなら正すなど、できることはたくさんあります。

離婚の原因を解消しようと行動する姿を見せることで、以前とは違うことや本気度をアピールすることができるでしょう。また元旦那の心を動かすこともでき、互いに協力して原因を解消できる日も近づきます。

再婚に前向きであることをアピールする

再婚を望んでいるとしても、先に見えるのは希望ばかりではありません。中には心配なことが多くて、なかなか前向きに取り組めない人もいるでしょう。しかし暗い表情ばかり見せていては、元旦那は本気で再婚を望んでいると捉えてくれません。

元旦那に再婚を本気で願っていることをアピールするためには、明るい笑顔で会うことが大切です。再婚に前向きであるとアピールできれば、元旦那も不安を感じることなく前向きに考えてくれるでしょう。

再婚に関してネガティブなことばかり考えていては、幸せな再婚は掴めません。自分が前向きであることをアピールし、元旦那の心を動かしましょう。

自分を磨いて魅力的な姿を見せる

元旦那が自分のことを想い続けてくれる保証は、どこにもありませんよね。そのため元旦那の目が他の女性に行かないように、自分を磨き続けることも必要です。元旦那が他に目移りしている暇がないほど、きれいになっておくと良いでしょう。

「あの人と別れた自分が馬鹿だった」と思わせるくらいきれいになれば、再婚率がきっと上がるはずです。逆に離婚によって疲れ果てた姿を見せてしまうと、元旦那は隣を歩くのさえ嫌がるでしょう。

そのため元旦那と会う時だけでも、普段とは違う女らしい自分を演じましょう。魅力的な姿をみれば、旦那の心が戻ってきやすくなりますよ。

元旦那と再婚が叶う女性もいるでしょう。しかし世の中には知っておかなければいけない知識というものがあります。元旦那との再婚であっても、世間一般の常識として次のことを知っていないと痛い目に遭ってしまうかもしれません。

離婚してすぐは再婚できない場合がある

通常、再婚相手が元旦那の場合には、再婚禁止期間を待たずとも再婚できるものです。しかし、離婚後にすぐに他の交際相手ができてしまうこともありますよね。そうした場合に発生する問題といえば、女性の妊娠です。

旦那以外の人と再婚する場合には、例外を除き、再婚禁止期間100日を待たなくては再婚できないという民法があります。これは元旦那との間に子供ができている可能性があるためですが、相手が元旦那であれば適用されません。

しかし、離婚後から再婚前までに他の男性とお付き合いしていた場合は、再婚禁止期間をおく必要があるかもしれないため、すぐに再婚できるかどうかを役所などに確認した方が良いでしょう。

離婚歴は消せない

相手が元旦那であれば離婚歴が帳消しになると考える人もいるでしょう。しかし現実はそんなに甘くはありません。離婚は離婚としてカウントされるので、相手が誰であろうと離婚したという経歴は残ってしまいます。

そのため離婚歴を消したいからと再婚を望むのであれば、無理であることを理解しておきましょう。そもそもそうした理由であれば、元旦那は再婚を望まないでしょう。離婚したという事実を受け入れる覚悟がなければ、再婚は難しいです。

離婚という事実を消すことはできません。その覚悟があって再婚を望むなら、元旦那も応えてくれるでしょう。

相手が元旦那でも再婚には結婚届が必要

「相手は元旦那なのだから、結婚届は必要ないのでは？」なんて考える人もいるでしょう。しかし、離婚届を提出した時点で元旦那との婚姻関係はいったん解消しているため、再婚するなら役所に結婚届を提出する義務があります。これを怠ると、夫婦ではなく「内縁」関係になるので注意しましょう。

再婚相手が元旦那であっても、一度離婚届を出しているなら戸籍上は他人です。そのため再婚となれば、戸籍を移動させなければいけません。これには結婚届が必要で、その届け出を出さなければ夫婦とは認められません。

また結婚届には保証人が二人必要ですよね。これも確保できなければ戸籍上の再婚は難しいでしょう。

税金や助成金で気をつける点が増える

結婚届を提出すればそれで終わりとはいきません。行政手続きはまだまだ他にもあります。特に子供がいる場合には、子供の戸籍も移動させる必要があるでしょう。これには入籍届が必要となるので、同じく市区町村の役所で手続きが必要です。

また他にも、離婚によって児童扶養手当を受け取っていた人はこれが受け取れなくなります。片親に支給される助成金なので、再婚すれば当然支給が止まるのです。他にも健康保険などの手続きが必要となるため、税金面で苦労することも増えるでしょう。

扶養手当が止まっても賄えるだけのお金があれば良いですが、ない場合には再婚に慎重になった方がいいかもしれません。

出典：
Lega-Life Lab『再婚禁止期間とは？規定の目的や例外となるケースについて解説』
https://www.adire.jp/lega-life-lab/remarriage-taboo-period197/

ベリーベスト法律事務所『再婚時に知っておくべき法律や手続き』
https://rikon.vbest.jp/basic/life/lif004

厚生労働省『児童扶養手当制度の概要』
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/100526-1.html

元旦那との再婚を現実のものとして捉えるために、元旦那と再婚した女性の経験談をいくつか紹介します。すべての再婚が上手くいくとは限りません。元旦那との再婚の良い体験談だけではなく、そうでない体験談もみておきましょう。

離婚して互いの大切さに気付き絆が深まった

「元旦那との離婚によってお互いに大切さを認識し、より絆が深まったと思います」（女性/38歳/主婦）

離婚を一度経験することで、それまでに見えなかったものが見える。これは離婚を経験した男女が良く語ることです。一度離れてみたからこそ相手の良さが際立って見えるのでしょう。

お互いにかけがえのない存在だと気付けると、元旦那との再婚後も失敗することなく幸せな家庭を再び気づいていけます。逆に相手の大切さに気付けなければ、再婚後も同じ失敗を繰り返してしまうのです。

離婚原因が頭をよぎるたびに喧嘩

「離婚原因が頭をよぎるたびに心が乱れて喧嘩になります。私が落ち着けば良い話ですが、やはり許せないものは許せない」（女性/35歳/会社員）

再び結ばれたとしても、人によっては離婚の原因になった相手の行いを許せないこともあるでしょう。そしてそれが頭をよぎるたび、心がかき乱されます。イライラが募り、したくもない喧嘩をするでしょう。これによってまた離婚の危機が訪れます。

せっかく再婚できたとしても、全ての夫婦が幸せになれるわけではありません。だからこそ原因を再婚前に解消できなければ、同じことを繰り返してしまうのです。

浮気性はやはり直らなかった

「元旦那が浮気性でも、やはり好きだからと再婚しました。浮気はしないと約束してくれたものの、やはり隠れて浮気しているのを発見。一度離婚しても悪い癖は直らなかったようです」（女性/30歳/会社員）

離婚を経ても直らない性格ってありますよね。特に根っからの浮気性やギャンブル依存症はなかなか改善することができません。そのため自分が納得したうえで元旦那と再婚しても、相手のだらしなさに頭を悩ませてしまうでしょう。

好きだからという気持ちだけでは、変えられない現実があります。それをよく理解し、自分がカバーする気でいなければ、元旦那と再婚しても幸せにはなれないでしょう。

離婚を経験して譲歩し合うようになった

「離婚を経験したことで、譲歩し合うようになりました。二人とももうあんな思いをするのは嫌だと思っているので、思いやりのある夫婦になれました」（女性/40歳/会社員)

離婚は世間から良くない印象を持たれるだけではなく、自分たちの心にも影を残しますよね。辛い思いを再び抱えたくないと、離婚に学んで互いに譲歩し合う夫婦もいるでしょう。相手への思いやりが増えると、再婚後も良い関係を続けていけます。

離婚は多くの人にとって嫌なものです。過去を振り返り学んだからこそ、同じことにならないよう気をつけていけるのでしょう。

元旦那と再婚したとしても、前のように生活していれば同じことを繰り返してしまう恐れがありますよね。前とは違う生活を元旦那と送るために、再婚後に気をつけたいことや心がけることを紹介します。

離婚原因を二度と繰り返さない

再婚後に離婚を繰り返さないために、離婚の原因となったことを二度と繰り返さないようにしましょう。例えば浮気が原因なら、不貞を働いた方が気をつけるだけでなく、互いに防止するように努めることが大切です。

防止策や解決策を相手任せにしてしまうと、うやむやになりやすいために同じことを繰り返す可能性が高まります。そのため二重に防止線を引くためにも、互いに声かけをしたり、不審な点がないかチェックする時間を設けるようにしましょう。

相手が元旦那だと安心してしまって油断が増えます。しかし油断ばかりしていると、知らないうちに同じ過ちを繰り返すでしょう。

昔の話を蒸し返さない

離婚の原因が何であれ「あの時こうだったよね」「あの時ああしていれば」など、昔の話を蒸し返すのはやめましょう。責められていると分かれば、元旦那もいい気持ちはしないでしょう。

せっかく元旦那と再婚しても、自分の発言によって離婚の危機に陥ることもあるでしょう。例えムカついていても、幸せな家庭を元旦那と築きたいのであれば、昔の話は蒸し返さないことです。大人になることを覚えましょう。

しかしどうしても許せない、直してほしいと思うところがあるなら、再婚前に元旦那とよく話し合うことが大切です。再婚後まで持ち越さないようにしましょう。

譲歩しあう

元旦那と再婚後も上手くやっていきたいなら、互いに譲歩し合うことを忘れないようにしましょう。何か問題が起きたとき、相手に解決を任せたり、意見を譲らないといった姿勢は褒められたものではありません。

互いに譲り合い歩み寄ることで、問題を今まで以上に解決できるようになります。離婚前に乗り越えられなかった問題も、譲歩し合うことで乗り越えることができるでしょう。元旦那と良い関係を築いていきたいなら、互いに譲り合うよういつも思いやりの心を持って接することが大切です。

トラブルは後回しにせずすぐに解決する

再婚後も何かとトラブルが起こるでしょう。歩み寄っても発生してしまうトラブルはいくつもあります。しかしトラブルが起きても後回しにせずすぐに解決することが、元旦那と上手く過ごす秘訣です。

トラブルを後回しにしていると、後で必ずツケが回ってきます。それこそ離婚にまで発展する恐れもあるでしょう。後々の厄介ごとを作らないためにも、トラブルが起きたらすぐに解決するよう協力し合いましょう。