ふくよかな女性ほどモテる国もある!
それと同じで、体型の好みも国によって違うのです。ということで、続いては「ふくよかな女性ほどモテる国」をご紹介します!
ナウル共和国
ナウル共和国といえば、世界で3番目に小さいことで知られています。と言っても、どこにあるのかも知らない人がほとんどではないでしょうか?実は意外と近く、日本とニュージーランドの中間あたりにあります。
世界で3番目に小さいとはいえ、小さいのは国土だけ。なんと国民は肥満体型の人が多く、なんと全人口の約6割が肥満だといいます。しかも約3割が糖尿病を患っているといわれており、ふくよかというより不健康な太り方をしている人が多い国と言えるでしょう。
その理由の一つが「ふくよかな人のほうが美しい」という美的感覚があるからです。ふくよかなほうが美しいのですから、日本人のように「痩せなきゃ!」と考える人はいないのかもしれません。その結果、ほとんどの国民が肥満体型になってしまったのです。
モーリタニア
次はところ変わって、西アフリカにあるモーリタニア。この国の人も多くが肥満体型です。その理由はナウルと同様、「太っている人が美しい」という価値観があるからです。
また、かつては痩せている女性は貧しい家の出だとみなされ、娘の体型が一家の経済状況を示す目安になっていたそう。その結果、娘を太らせる習慣が広まり、女の子は牛やラクダのミルクをたくさん飲むようです。
太っている女性が美人なので、痩せている女性はモテません。そのため、モテるために食欲増進のために努力したり、運動は控えたりとなかなか大変なようです。太るにせよ痩せるにせよ、今と違う体型を目指すのは大変なことですね。
タヒチ
タヒチには「ハーポリ」と呼ばれる独特な風習があります。これは、ちゃんと太れているかどうかを族長がチェックするための儀式。太れていないということはちゃんと栄養を摂取できていないということですから、そんな事態にならないようにハーポリでチェックするのです。いわば健康診断ですね。
こんな風習があるくらいですから、やはりタヒチでも太っている女性が好まれます。ココナッツミルクを始めとして甘いものを好む国民性であることも、ふくよかな人の増加に拍車をかけているのかもしれませんね。
また、フランス領なのでフランス料理も一般的に食べられています。美味しい料理があるので余計に肥満が進むのでしょうか。
ジャマイカ
ジャマイカはアメリカの南東にある島国。先ほどまで紹介した国々もそうでしたが、どうやら赤道付近に位置している暑い国では太っている女性が好まれる傾向にあるようですね。
ジャマイカで魅力的とされるのは、下半身が大きい女性です。お尻や太ももの柔らかなラインが重要なのだといいます。この国でも、女性は太るためにみな一生懸命です。体重を増やすためにピルが人気という話も…。
アフガニスタン
アフガニスタンは中央アジアあたりに位置する国です。先ほどまでとは違って赤道付近の国ではないですが、人々は砂漠という過酷な自然環境にさらされています。
そういう過酷な環境で長らく遊牧生活を営んでいたのが、「太っている女性が美しい」という価値観につながったようです。環境が厳しくまともに食糧を確保できない場所では、「太っている=その家は有力」という考えが生まれやすいのです。
基本的に女性はヴェールで体を隠しているため、体のラインはあまり分かりません。そのため、顔立ちが丸くてぽっちゃりしているかどうかが、モテるかどうかを分けるそうです。
出典:
PIC(国際機関太平洋諸島センター)『ナウル』
https://pic.or.jp/country_information/4819/
JICA(国際協力機構)『栄養プロファイル ナウル』(2019年12月)
https://www.jica.go.jp/activities/issues/nutrition/ku57pq00001pa078-att/nutrition_profile_nauru.pdf
ヨミドクター(読売新聞)『娘に牛乳をがぶ飲みさせ「太ることは女になること」…飲食拒否すると体罰』
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170914-OYTET50026/
マイクロダイエット『肥満の女性を褒め称える国トップ10』
https://microdiet.net/diet/001059/
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