バブル時代に流行ったもの《ファッション》
ソバージュ
最近「ソバージュ」という言葉は死語になりつつありますが、バブル時代は、大人の女性の髪型といえば「ソバージュ」でした。
きつめのソバージュをかけ、前髪を大きく立たせる形のヘアスタイルが大流行していたのです。確かに、黒髪ストレートが当たり前だった日本では、かなり個性を強調させることができると言えるでしょう。
茶髪、ソバージュ、トサカの前髪で、大人の女性のセクシーさを前面に出していたのです。見ためをできるだけ派手にしたがったのは、もしかしたら、当時の日本女性の自信のなさをカバーしていたのかもしれませんね。
ボディコン
現代は幅広いファッションジャンルがあり、自分に似合うものや自分が好きなものを、好きなだけ追い求めることができます。
1980年代は、自分の好きなものよりも、流行に早く乗っかることが大事だったのです。そこで流行りだしたファッションが、「ボディコン」です。
「ボディコン」とは、バスト、ウエスト、ヒップラインがハッキリとしたファッションのことで、女性たちはボディコンで自分のセクシーさや魅力を発信していたのですね。
ボディコンを着こなせる女性は女性の目にもカッコよく映り、憧れの的となったのです。
ワンレン
今の若い世代は「ワンレン」と言われても、何のことだか分からないかもしれません。ワンレンとは「ワンレングス」の略称であり、前髪と後髪を同じ長さにそろえた状態のヘアスタイルのことを言います。
前髪を作ると、若さや可愛らしさが出てしまいますが、ワンレンだと、大人っぽくてセクシーな雰囲気が出ますね。ワンレンで髪をかき上げるしぐさが、1980年代ではセクシーだったのです。
バブル当時の女性たちが、いかに大人っぽく、セクシーに見られたかったかが分かりますね。
肩パッド
今の時代で「肩パッド」を愛用している若い女性がいたら、それこそ「おったまげー!」なほど驚いてしまうのではないでしょうか。肩パッドは、男性用スーツなど、男性用の洋服についているパーツで、肩幅を強調することで、いかついイメージを与えますね。
当時の女性たちが肩パッドをつけていたのは、「強い女性」を表現したかったからだろう、という説があります。なで肩の丸い体型だと守ってあげたくなりますが、肩パッドの入った服を着こなせるような女性には強いイメージがあって、か弱い雰囲気はありません。
セクシーさで女性を強調していながら、自立した強い女性も表現したい…。女心はいつの時代も難しいですね。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!