ボカロの失恋ソングと歌詞【すれ違い編】
「シャルル」
「さよならはあなたから言った それなのに頬を濡らしてしまうの」
「ほらね 僕等は変われない そうだろう 互いのせいで今があるのに」
カラオケでも大人気のこの失恋ソング、街中でメロディを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。遠い将来の話までしていたのに、だんだんと心の距離が離れていき、最終的に別れを決意した二人を描いています。
サビの歌詞で、いがみ合って、譲り合って、許し合ってと、別れを決意するまでの二人の関係を綴っているのも胸を苦しくさせますね。
「からくりピエロ」
「君の中できっと僕は道化師なんでしょ」
「もうやめた ここで君を待つのは 僕が壊れてしまうだけだ」
この曲は、一度は実を結んだ恋が、だんだんと壊れていっていることを認められない心情を歌った失恋ソングです。頭では理解しているのに信じたくなくて、相手を待ち続ける自分が道化師のようだと歌詞に綴られています。
好きで仕方ない相手の気持ちが自分に向いていない事実を受け入れることは、とてもつらいことですよね。
「弱虫モンブラン」
「ありったけの想いは これだけの言葉に 愛したけど重いわ」
「本当だっていいと思いながら 『嘘であって』と願うのは」
本気で愛していた相手から、重いと言われて振られてしまった女の子の気持ちを描いた失恋ソングです。聴きやすいメロディとは対照的に歌詞の内容が衝撃的で、ボカロならではのダークな心情を綴っています。
明らかに温度差のある相手を、それでも好きで、許してしまう女の子の切ない気持ちがひしひしと伝わってくるようですね。
「繰り返し一粒」
「繰り返しの一粒消耗品扱い こんなに踊らされて馬鹿みたい」
「散々遊んだその後は 捨てることすら忘れるんですか」
ボカロの失恋ソングには珍しく、ラップを含んだアップテンポな曲です。疾走感のあるメロディに綴られた歌詞には、本気で愛していた相手に弄ばれ、消耗品のように捨てられてしまった女の子の感情がセキララに描かれています。
踊らされて馬鹿みたいだと言いながらも、捨てることすら忘れるのかと嘆いている様子からは、まだ完全に未練を断ち切れていない複雑な思いが感じられますね。
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