いい奥さんってどんな女性?
ここで質問ですが、いい奥さんとはどんな女性のことを言うのでしょうか。あなたの中の「理想的な奥さん」とは、いったいどのような女性ですか。
妻として、夫からも周囲からも「いい奥さんだ」と思ってもらいたい場合、どのようなことを意識するべきなのかを一緒に考えていきましょう。
いい奥さんの特徴やいい奥さんになる方法などを探っていきますので、自分がいい奥さんなのかどうか不安な女性は、ぜひチェックしてみてください。
いい奥さんの条件とは?
夫を立てる
男性はプライドが高い人が多いです。人前で夫のことをののしったりしていませんか。夫の失敗をなじっていないでしょうか。また、夫に相談もなく物事を勝手に決めていませんか。
一緒に長い時間を過ごすと、つい悪い部分が気になってしまって、言わなくても良いことを言ってしまったり、話し合うことを避けたりしがちです。これでは夫は、自分がないがしろにされているような気になってしまうでしょう。
夫を立てるいい奥さんは、何でも夫に相談したり、言いたいことがあっても人前では避けるようにします。つまり、夫を立てるように気を使っているのです。見習っておきたい条件の一つだと言えるでしょう。
料理ができる
「男は胃袋をつかめ」などという言葉が昔からありますが、あながち間違いではありません。料理だけがいい奥さんの条件とは限りませんが、やはり美味しい料理が待っていると思うと、男性は家に帰りたくなるものなのです。
食事はこの世に生まれてから死ぬまで毎日するものですから、料理がうまいという条件は、非常に重要だと言っていいでしょう。
これからの人生、美味しい料理が毎日食べられると思うと、それだけで楽しくなりますし、栄養バランスが整っていれば健康も保てるでしょう。
家族の健康をしっかりと管理できることは、やはりいい奥さんの条件なのですね。
お金の管理がきちんとできる
いくら気立てのいい奥さんだといわれても、金銭管理がままならず、浪費してしまう奥さんだったらどう思われるでしょうか。
日本の家庭のほとんどが、妻が家計管理をしていると言って過言ではありません。節約しながら、食材や日用品の買い出しをしているのはたいてい妻ですから、家計を妻が管理するのは不思議なことではないのですね。
しかし、ケチケチした質素すぎる生活を強いられるのも、家族にとっては苦痛です。お金を管理するということは、使わないで貯め込むことではないと言えるでしょう。
使うところには使い、不要なことには使わないというようにメリハリをつけて、家計も気持ちも良いバランスで保つことが「いい奥さん」の条件なのです。
夫の考えを尊重できる
夫婦喧嘩は、夫と妻の考え方の相違から起こるものです。いくら結婚したとはいえ、夫も妻も一人ひとり別々の人間なのだということを理解していますか。
時にぶつかり合うこともあるでしょうが、譲歩できるところは譲歩できているでしょうか。自分の考えを押し付けるばかりではなく、夫の考えを尊重することも大切です。
「私はこう思うけど、今回はあなたのやり方でやってみるね」「ここの部分だけ譲れないけど、あとはあなたに任せる」など、うまく相手を立てながら妥協点を探りましょう。
こちらが少し折れることで、相手もこちらの意見に耳を傾けてくれるでしょう。面倒くさがらずに話し合うようにしてください。
いい奥さんになる女性の特徴【言動編】
いつも笑顔で接してくれる
身支度をしながら、夫の顔を見ることもなく適当に「いってらっしゃい」などと言っていませんか。忙しいときに夫から頼みごとをされて、イラっとした顔をしたことがないでしょうか。
ほとんどの女性が「やってしまっているかも…」と思っていることでしょう。新婚時代は笑顔が多かったはずなのに、家事、育児、仕事とフル活動するようになると、つい笑顔を忘れてしまいがちです。
常に笑顔の両親に育てられた子供は明るく育つと言われるように、家庭の雰囲気はとても重要だと言えるでしょう。
いつも笑顔を見せてくれる温かい奥さんがいることで、男性は安心することができるのです。今日から笑顔を心がけてみてください。
言葉遣いがきれい
最近は言葉遣いが悪い女性も珍しくありません。「てめえ」「ボケ」「クソ」「きしょい」程度ならまだしも、「死ね」と平気で言う妻もいるのだとか…。子供の教育にも良くありませんし、何より聞いていて気持ちが良いと感じる人は皆無です。
逆に、美しい言葉遣いの妻ならどうでしょうか。例えば、店員さんに対し「トイレどこですか?」とたずねたとします。これはこれで悪いわけではありませんが、「お手洗いはどちらでしょうか」と丁寧に話すと、品があって好感を持たれるのは間違いありません。
美しい言葉遣いをする妻なら、堂々と親戚や友人に会わせることもできますね。夫が自慢したくなる奥さんを目指してみましょう。美しい言葉遣いは自分のためにもなるので、習得して損はありません。
尊敬してくれている
妻に見下された態度を取られて嬉しいと感じる夫はいません。逆に、自分を常に尊敬してくれる妻がいたら、自尊心を保つことができると言えるでしょう。
古代、男性は外敵など危険なものと戦い抜き、命がけで家族を守っていました。さらに文明社会が確立されていくと、今度は集団をまとめるリーダー的存在が必要とされました。男性は常に、誰かから尊敬されることを求めるものなのかもしれません。
「パソコン操作やデジカメ、ビデオデータの扱いを一手に引き受けてくれる」「帰宅後にきちんと子供の相手をしてくれる」など、夫を尊敬する理由は些細なことでも良いのです。「あなたがいてとても助かっている」という気持ちを伝えてみましょう。
身だしなみを整えている
昔からそうですが、現代でも生活に疲れている雰囲気が漂う妻がたくさんいます。忙しすぎて、自分の身なりに構うこともできません。
朝起きて、弁当や朝食作り、身支度、子供たちを送り出すまでの準備をして、その後は仕事、仕事が終われば買い物に行って、帰宅したら夕飯作り、その後は片付けにお風呂に明日の準備…。
妻の毎日は怒涛の慌ただしさで、身だしなみになど構っていられないのが本音ですね。しかし、いい奥さんは、工夫しながらオシャレもしているものです。
2ヵ月に一度は美容院に行く、メイクは必ずする、何もしなくてもオシャレ感が出るネイルだけはするなど、少しの工夫でイメージも変わるのですから、自分にできる範囲で意識してください。
いい奥さんになる女性の特徴【性格編】
ポジティブで前向きな考えを持つ
「うちはお金がないから無理」「私は家事を完ぺきにすることはできない」「子供に手がかかって夕食の支度が間に合わない」などと、言い訳をばかりしているネガティブ思考の妻を「いい奥さんだ」と思う夫はあまりいないでしょう。
何か問題が立ちふさがった時、いい奥さんは「どうすれば解決できるだろう」とポジティブに考えます。一方で、ネガティブ思考の妻は「どう言い訳すればできなくても許されるか」を考えてしまう傾向にあるのです。
ネガティブ思考では、家庭が良い方向に向かうことはありません。ポジティブ思考で試行錯誤してくれる奥さんなら、もし結果が出なかったとしても許してあげたくなるのが男心でもあると言えるでしょう。
精神的に自立している
「面倒だからあなたがやっといて」「家計が苦しいからもっと働いてほしい」と何でも夫任せにする妻では、夫は不満が溜まってしまうでしょう。
「夫に頼る」と「夫任せにする」とでは、考え方に雲泥の差があるのです。夫婦は助け合いながら家庭を築いているものですが、これでは夫が一人で妻と子供の面倒をみていることになり、夫だけに負担がかかってしまいます。
出産や子育てで思うように身動きが取れない時期もあると思いますが、せめて気持ちの上だけでもできることは自分でするという考えを持ち、精神的に自立するようにしましょう。
思いやりがある
毎日長時間一緒に過ごしていると、つい忘れてしまうのが、相手への思いやりの気持ちです。悪いところばかりに目が行ってしまい、相手の気持ちを考えない言動をしてしまうのです。
いい奥さんは、常に夫に思いやりを持って接していると言えるでしょう。言葉一つにしても、夫を傷つけないように言葉選びをきちんとするのです。
これを言うと夫はどう思うのか、これをすると夫はどう思うのか、常に相手の気持ちを考えて行動していると、言葉にしなくても夫は感謝の気持ちを持ってくれるでしょう。
感謝の気持ちを持っている
仕事に行って生活費を稼いでくる、遠出するときの運転を一手に引き受ける、重い荷物はすべて担当するなど、夫がしてくれることにあなたは感謝しているでしょうか。やってもらっていることを当たり前だと思ってしまっていませんか。
夫婦は対等な関係であり、夫にしてもらっていることのすべては当たり前のことではありません。いい奥さんは、これをしっかりと理解しており、常に感謝の気持ちを伝えているのです。
夫も家族のために動くことそのものに不満はないはずですが、それをあたかも当たり前だというような態度を取られていたら、バカバカしくなってしまうもの無理はありません。今ある生活に感謝し、夫がいる今日という日を大事にしていきましょう。
いい奥さんと正反対!ダメ奥さんになる女性の特徴
自己中心的でわがまま
恋愛中は嫌われたくなくて、不満があっても我慢したり、相手の顔色をうかがってしまうこともあったでしょう。しかし、いざ結婚してしまうと、気が緩んでしまう女性も珍しくありません。
自分のミスは「仕方ない」で済ませるのに、夫のミスは「許せない」と小言を言ってしまう、そんな上から目線の奥さんになっていませんか。あるいは、自分の思い通りに物事が決まらないと、不機嫌になったりしていないでしょうか。
結婚生活は、対等な関係があってこそ継続できるものなのです。自己中心的でわがままになっていないか、今一度考えてみてください。
家事をしようとしない
家事や育児をしっかりこなしている妻は、「いい奥さん」だと思われる傾向にあります。不器用で、家事や育児をうまくこなせない女性はたくさんいると思いますが、うまくできるかどうかは問題ではありません。
家事をしようとする意欲があることが大事なのです。「後でやろうと思ってた」などと毎回言い訳をしながら逃げている妻は、いい奥さんとは言えません。
家事や育児が苦手なら、工夫して自分ができるやり方を編み出してもいいですし、忙しいときは手抜きして最低限のことだけこなすのでもいいでしょう。手に負えない家事や育児は、夫に担当してもらうのも方法の一つです。失敗を繰り返しながら、自分達なりの家事の方法を確立しましょう。
束縛が強い
結婚したからと言って、夫はあなたのものではありません。夫の存在を一個人だと思って尊重しているでしょうか。
「趣味に使う時間があるなら手伝ってよ!」「スマホの履歴を見せて!」などと束縛していませんか。あるいは「飲み会?私も行く!」と金魚の糞のようについてまわっていませんか。
これでは夫に自由がまったくなく、息苦しくなってしまいます。好きで結婚した夫ですから、多少の心配は仕方がありませんが、異常な束縛をするのはやめておいてくださいね。
八つ当たりする
結婚生活はいつでも笑顔でいられるわけではありません。子育てするにしても思うようにはいきませんし、気の合わない親戚付き合いも苦痛を伴います。ママ友問題も多いですし、仕事を持っている女性だと、仕事のストレスもあるでしょう。
ダメな奥さんは、他人や子供には八つ当たりしないものの、唯一わがままを言える大人である夫に向けてイライラをぶつけることが珍しくありません。
つい荒い言葉遣いになったり、くだらないことで怒ってしまったりしていませんか。いくら近所付き合いや親戚付き合いをうまくこなしていても、これでは「いい奥さん」だとは夫は思わないでしょう。
いい奥さんになる方法が知りたい!
1人の時間を楽しむ
いい奥さんになるためには、女性が自分自身を大切にしないといけません。自分の考えや気持ちを尊重できないのに、夫や家族のためにいい奥さんにはなれないのです。
夫のことを一個人として尊重するのがいい奥さんだと説明しましたが、それは妻にも言えることでしょう。「家族のために」と必死で支えるのもいい奥さんだとは思いますが、一度自分を見つめなおすためにも、1人の時間を設けることをおすすめします。
1人でカフェに行く、ショッピングに行く、エステに行く、趣味に没頭するなど、何でもいいのです。自分を大切にしていると、自然に笑顔が出るようになり、家族の笑顔も増えていくでしょう。
夫の気持ちを尊重してみる
いい奥さんというものは、何でも言いなりになる奥さんのことではありません。自分の意見を持ちながら、夫の意見にもしっかり耳を傾ける妻のことではないでしょうか。
夫にも意見があるのは当然のことであり、夫の気持ちをないがしろにしてまで、自分の意見を押し通すようでは、いい奥さんだとは思ってもらえません。
夫と意見が対立した時、相手を否定するのではなく、「自分はこうしたいのだけど、あなたはなぜそうしたいと思うの?」と対話をするようにしてください。
自分の意見がないがしろにされているわけではないと分かれば、夫も気持ちに折り合いをつけながら話し合いに応じてくれるはずです。
できることから少しずつ努力する
「料理上手で、気立てが良くて、見た目も美しい、そんないい奥さんになりたい」と思っていても、人にはできることとできないことがあるのが現実です。子供がたくさんいたり、金銭的に余裕がなかったり、人の事情はさまざまですね。
いきなり高い目標を立てても、すぐに挫折してしまいます。いい奥さんを目指したいなら、まずはできることから少しずつ始めていきましょう。
たとえば、平日は手抜きだけど休日はごちそうを作ってみる、笑顔でいることを意識する、ネイルだけはするようにするなど、自分にできそうなものを探してみてください。
小さな目標を達成するたびに、もっともっとと欲が出て、気が付いたころにはいい奥さんになっているかもしれません。
共通の趣味を作る
いい奥さんの条件として「夫の意見を聞く」「夫の気持ちを考える」というものがありました。家計を支える妻としては、趣味に時間やお金を使われてしまうとイライラすることもあるでしょう。
「釣りの何が楽しいのだか…」「テニス三昧で飽きないのかしら?」など思っていても始まりません。それならいっそ共通の趣味を作ってみてはどうでしょうか。
共通の趣味があれば、おのずと会話も増えることでしょう。さらに趣味のイベントや、グッズ・用品の買い出しなどで、一緒に行動することも増えるはずです。
夫婦で共通の趣味があると、会話がある分、分かり合えることも多く、自然にいい奥さんだと感じてもらえることも増えるでしょう。
「これはいい奥さんだ!」と感じた男の体験談
上司の愛妻弁当を見て…
「従業員食堂でランチを食べるんですが、いつも愛妻弁当持参の上司がいる。ちらっと弁当を覗いたら、色とりどりで見栄えが良くて、きっと奥さんは料理上手で、毎日美味しい料理を食べているのだろうと思った」(26歳/男性/営業職)
昨日の残り物を弁当に使用していたらいい奥さんではない、ということではありません。妻も忙しい中で弁当を作るのですから、作ってくれるだけありがたいと思っている男性も数多くいるでしょう。
とはいえ、弁当が毎日凝ったものだとしたら、やはりうらやましい気持ちになるのも男心です。美味しい弁当があるなら、仕事の合間の昼休憩が楽しみになりますし、午後からの仕事も頑張れますね。
自宅にお邪魔した時に確信した
「突然、会社帰りに自宅にお邪魔することになったのに、嫌な顔一つせず対応してくれた。うちの奥さんだったら、こんなにしてくれるだろうかと思ってしまった」(30歳/男性/土木建設業)
夫を大事にするだけでも十分いい奥さんですが、夫の周囲の人も大事にすると、夫以外の人からもいい奥さんだと思われるでしょう。予定外でやって来たお客様の方も、気を使っているのは同じです。あまり身構えずに、できる範囲のもてなしをして差し上げたいところです。
褒め上手
「『うちの夫はああいうところもあるけど、けっこう助かってるの』と、いつも夫を褒める友人の奥さん。パートナーの悪いところではなく、良いところを見つけるようにするのが大事だと教えてもらいました」(35歳/男性/鉄工所勤務)
やたら褒め殺しをされても、何だか気分が悪くなってしまいます。しかし、適度に褒めて感謝してもらえると、男性は嬉しいようですね。夫の悪いところではなく、良いところを見つけるようにする妻は、確かにいい奥さんだと言えるでしょう。
金銭管理をしっかりしている
「友人家族は、家族でアウトドアを楽しんでいる。家計に余裕あるのだろうと思っていたら、節約も頑張っているらしい。ケチってばかりではなく、家族のために使う時は使うというやり方なので尊敬する」(36歳/男性/税関)
金銭管理をしっかりしていると聞くと、節約ばかりで貯蓄一筋なのではないかと思ってしまいがちですが、はっきり言ってそれはケチなだけで、いい奥さんの条件ではありません。
締めるところは締め、使うところには使う、そんなメリハリが家族の笑顔を生むのでしょう。
いい奥さんになる方法で愛され奥さんを目指そう
あなたにできそうな方法は見つかったでしょうか。いい奥さんになって、家族の笑顔を増やしていきましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!