動じない人とスルーする人との違い
しばし動じない人とイコールな印象を持たれるスルーする人。スルーする人も確かに動じない人のように、トラブルが起きたとしても知らん顔でいることが多いため、同じようなタイプなのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、厳密に癒えば動じない人とスルーする人には違いがあり、勘違いをしてスルーする人を目指してしまうと周りから疎まれる存在になることも。そうならないためにも、動じない人とスルーする人の違いを見ていきましょう。
責任感の有無
責任感の有無によって、動じない人とスルーする人は大きく分かれると言えるでしょう。基本的に動じない人は、物事を冷静に判断し、適切な対処をしていくことが多い人物です。
しかしスルーする人の場合は、物事を冷静に判断するのではなく、物事、つまりトラブルや失敗をスルーすることで動じない自分を演出している人のことを指すのです。
当然、後者であるスルーする人の場合は責任そのものを放棄しているのがわかりますよね。トラブルが起きてミスが発覚しても、その出来事自体を自分の中ではなかったことにしてしまうため、責任放棄をしています。
何かを考えることもなく、ただ自分は関係ありませんという顔をするのですね。
状況判断が出来るか
状況判断出来るか否かも、動じない人とスルーする人の大きな違いです。
たとえば動じない人ならば、特徴や性格でも解説した通り「すぐに状況判断できるからこそ冷静になれる」ということがわかりますよね。
しかし、スルーする人の場合は「物事そのものに目を背けている」ため状況判断はできていません。たとえ状況判断をしようと思っても思考回路が上手く回らず、結局物事そのものから目を背けてしまうでしょう。
そのため、スルーする人が周りから状況判断を任されたとしても、内心では混乱しているため適当な指示を出したり、支離滅裂なことを言ってしまったりします。
表向きは動じない人のようにポーカーフェイスを気取っていても、心の中は感情が上手くコントロールできないほどぐちゃぐちゃの状態なのです。
スルーする人は自信がない
スルーする人には自信がありません。動じない人には自分の中で強い理念を持っていたり、広い視野を持っていたりしますよね。しかし、スルーする人にはそれがありません。動じない人と比べれば簡単に人に流されてしまいますし、広い視野を持っていないのです。
そんな自信のなさは、どこか不安定な言葉や行動に繋がってしまうもの。自分の中で「本当にこれでいいのだろうか」「間違っているかもしれない」という動揺を常に抱えており、最終的にトラブルを目の当たりにすると心が砕け、怖気づき、目をそらしてしまいます。
動じない人は自分の考えや言動、行動には常に自信を持っているため、一度決めたことに対して不安な気持ちを抱きません。
もしかしたら失敗に終わるかもしれないという考えはあっても、どんなことにも対処できるように柔軟な考えを持っているため、失敗やトラブルをそれほど問題視していないのです。
スルーする人は内心焦っていることが多い
ほとんどのスルーする人は、常に内心焦っていることが多いと言われています。何かに対して焦りを感じ、失敗やトラブルが起きることを恐れ、「成功させなくてはいけない」という強い強迫観念に襲われているのです。
そのため、不安や恐れが現実になってしまうと、もう心が折れてしまうのですね。自分の至らなさが原因でトラブルが起きてしまった=自分の力ではもう無理かもしれない、と心が折れて、即座にその物事から目をそらしてしまいます。
たとえ自分に責任があるものだったとしても、失敗した時点ですべてが終わりだと考えているため、今後の責任問題についてや改善について考える余裕はありません。常に焦っていてなにかに追われているからこそ、追いつかれた時には力尽きてしまうのです。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!